4 / 6
第4話 感じる魔王様★
しおりを挟む
私たちはベッドに移動する。
やっぱりというかなんというか、ベッドはキングサイズで天蓋付きの滅茶苦茶豪華なものだった。
魔王様が黒いローブを脱いでいく。
現れたのは――鍛えられた肉体美だった。美しい筋肉……。
この人はやっぱり男性なんだな、と改めて思う。
「魔王様の身体、とっても綺麗……」
「きれい?」
「はい。魔王様の裸はとっても素敵です。触ってもいいですか?」
「ああ」
「では失礼します」
さわり。胸板に触ると、
「あっ……」
と声を上げる魔王様。
敏感だなあ、この人……。
「ふふふ。魔王様って敏感ですね」
「あ……らふぃす……」
もっと魔王様に気持ちよくなってもらいたい……。
「こことか……どうでしょう?」
と、魔王様の胸板に有る薄桜色の乳首に触れる。
指先でちろちろと弄っていると、魔王様は甘い声で喘いだ。
「あっ……、らふぃす、そ、そこは……んんっ」
「男の人でもここって感じちゃうんですね……」
「ち、ちが……くすぐったくて……」
「くすぐったいだけじゃそんな顔しないでしょ?」
「……っ」
かあぁ、とさらに顔を赤くする魔王様。その様子はまさしく乙女だ。
「ふふ。じゃあこっちはどうかな?」
私は魔王様の股間に触れた。
すでに下穿きも脱いでおり、そこにはピンと反り返った男根がある。
「おお……魔王様の魔王様……」
「や、やめろ……うぅ……」
手でさすっていると、ソレがどんどん固くなっていくのが分かった。
「すごい……。まだどんどん大きくなっていきますよ……」
「っくぅ……」
「ねえ、どうしてほしいですか?」
「え?」
「いままで魅了で堕としてきた女性たちがしてくれなかったこと、してあげますよ。だから、してほしいこと言ってください」
「……」
魔王様は少し考えるようなそぶりを見せ、やがて言った。
「く、くちで……」
「口?」
「くちでしてほしい……。くわえて、したをからめて……じゅぽじゅぽしてほしい……」
「……」
えーっと……。これってつまりアレよね。フェラしてほしいのよね。
「いいですよ。じゃあ、やりますね……」
私はベッドに肘をついて魔王様の男根を口に含む。
「あ……」
魔王様の口から艶やかな声が漏れた。
最初は舌をからめて、……とくに先端の割れ目や裏筋を丁寧に舐めていく。
「あ……あぁ……」
そして徐々に強く吸っていく。
ちゅぱ……れろ……ぐぷ……ずぞぞぞ……。
「ああぁ……」
魔王様の顔を見ると快楽に蕩けていた。
その表情はとても可愛らしくて、思わずもっと虐めたくなる。じゃなくて、もっと魔王様を悦ばせたくなる。もっと、もっと……。私は口に含んだまま頭を上下させた。
「ああ! らふぃす……だめだ、それは……!」
魔王様の声が激しくなる。魔王様は私の頭を掴み、言葉とは裏腹に腰を振り始めた。
喉の奥に当たるたびに嘔吐感に襲われるけど、それでも私は魔王様への奉仕をやめない。
「ら、らふぃす、だめ、だ……もう……イ、く……っ」
魔王様は腰を突き上げてきた。
「………………っ!」
「あ、ああ……くぅ……っは、はぁ……っああっ……!!」
勢い良く射精される精液を飲み込む……苦い。青臭い。
だけど私は、それをごくりと音を立てて全てのみこんだのだった。
「ごちそうさまです」
「あ……あ……」
魔王様がぐったりと横になる。
「大丈夫ですか? ちょっと激しくしすぎましたかね」
「あ、ああ……。だいじょうぶ……。ただ、あたまのなかがぐるぐるして……おかしくなりそうだ……」
「次は私が気持ち良くなりたいんですが……。ちょっと休んでからにします?」
「ああ……いや、それならおれも、おまえに……しないといけないな」
「ありがとうございます。では……」
私は魔王様に抱きついた。
「お、おい……」
「魔王様……好き」
「っ、いきなり、なにをいって……」
「大好き」
「あ、あの……」
「愛してます」
「やめてくれ……、そんなこといわれたら……もう……」
やっぱり。
むくむくって、モノがものすごい勢いで復活してきたわ。
魔王様って本当に女性からされるっていう経験がなかったんだなぁ。
こんなイケメンなのに、もったいない。魅了で相手をマグロにするって能力も考え物だわね。
やっぱりというかなんというか、ベッドはキングサイズで天蓋付きの滅茶苦茶豪華なものだった。
魔王様が黒いローブを脱いでいく。
現れたのは――鍛えられた肉体美だった。美しい筋肉……。
この人はやっぱり男性なんだな、と改めて思う。
「魔王様の身体、とっても綺麗……」
「きれい?」
「はい。魔王様の裸はとっても素敵です。触ってもいいですか?」
「ああ」
「では失礼します」
さわり。胸板に触ると、
「あっ……」
と声を上げる魔王様。
敏感だなあ、この人……。
「ふふふ。魔王様って敏感ですね」
「あ……らふぃす……」
もっと魔王様に気持ちよくなってもらいたい……。
「こことか……どうでしょう?」
と、魔王様の胸板に有る薄桜色の乳首に触れる。
指先でちろちろと弄っていると、魔王様は甘い声で喘いだ。
「あっ……、らふぃす、そ、そこは……んんっ」
「男の人でもここって感じちゃうんですね……」
「ち、ちが……くすぐったくて……」
「くすぐったいだけじゃそんな顔しないでしょ?」
「……っ」
かあぁ、とさらに顔を赤くする魔王様。その様子はまさしく乙女だ。
「ふふ。じゃあこっちはどうかな?」
私は魔王様の股間に触れた。
すでに下穿きも脱いでおり、そこにはピンと反り返った男根がある。
「おお……魔王様の魔王様……」
「や、やめろ……うぅ……」
手でさすっていると、ソレがどんどん固くなっていくのが分かった。
「すごい……。まだどんどん大きくなっていきますよ……」
「っくぅ……」
「ねえ、どうしてほしいですか?」
「え?」
「いままで魅了で堕としてきた女性たちがしてくれなかったこと、してあげますよ。だから、してほしいこと言ってください」
「……」
魔王様は少し考えるようなそぶりを見せ、やがて言った。
「く、くちで……」
「口?」
「くちでしてほしい……。くわえて、したをからめて……じゅぽじゅぽしてほしい……」
「……」
えーっと……。これってつまりアレよね。フェラしてほしいのよね。
「いいですよ。じゃあ、やりますね……」
私はベッドに肘をついて魔王様の男根を口に含む。
「あ……」
魔王様の口から艶やかな声が漏れた。
最初は舌をからめて、……とくに先端の割れ目や裏筋を丁寧に舐めていく。
「あ……あぁ……」
そして徐々に強く吸っていく。
ちゅぱ……れろ……ぐぷ……ずぞぞぞ……。
「ああぁ……」
魔王様の顔を見ると快楽に蕩けていた。
その表情はとても可愛らしくて、思わずもっと虐めたくなる。じゃなくて、もっと魔王様を悦ばせたくなる。もっと、もっと……。私は口に含んだまま頭を上下させた。
「ああ! らふぃす……だめだ、それは……!」
魔王様の声が激しくなる。魔王様は私の頭を掴み、言葉とは裏腹に腰を振り始めた。
喉の奥に当たるたびに嘔吐感に襲われるけど、それでも私は魔王様への奉仕をやめない。
「ら、らふぃす、だめ、だ……もう……イ、く……っ」
魔王様は腰を突き上げてきた。
「………………っ!」
「あ、ああ……くぅ……っは、はぁ……っああっ……!!」
勢い良く射精される精液を飲み込む……苦い。青臭い。
だけど私は、それをごくりと音を立てて全てのみこんだのだった。
「ごちそうさまです」
「あ……あ……」
魔王様がぐったりと横になる。
「大丈夫ですか? ちょっと激しくしすぎましたかね」
「あ、ああ……。だいじょうぶ……。ただ、あたまのなかがぐるぐるして……おかしくなりそうだ……」
「次は私が気持ち良くなりたいんですが……。ちょっと休んでからにします?」
「ああ……いや、それならおれも、おまえに……しないといけないな」
「ありがとうございます。では……」
私は魔王様に抱きついた。
「お、おい……」
「魔王様……好き」
「っ、いきなり、なにをいって……」
「大好き」
「あ、あの……」
「愛してます」
「やめてくれ……、そんなこといわれたら……もう……」
やっぱり。
むくむくって、モノがものすごい勢いで復活してきたわ。
魔王様って本当に女性からされるっていう経験がなかったんだなぁ。
こんなイケメンなのに、もったいない。魅了で相手をマグロにするって能力も考え物だわね。
0
お気に入りに追加
124
あなたにおすすめの小説
マイナー18禁乙女ゲームのヒロインになりました
東 万里央(あずま まりお)
恋愛
十六歳になったその日の朝、私は鏡の前で思い出した。この世界はなんちゃってルネサンス時代を舞台とした、18禁乙女ゲーム「愛欲のボルジア」だと言うことに……。私はそのヒロイン・ルクレツィアに転生していたのだ。
攻略対象のイケメンは五人。ヤンデレ鬼畜兄貴のチェーザレに男の娘のジョバンニ。フェロモン侍従のペドロに影の薄いアルフォンソ。大穴の変人両刀のレオナルド……。ハハッ、ロクなヤツがいやしねえ! こうなれば修道女ルートを目指してやる!
そんな感じで涙目で爆走するルクレツィアたんのお話し。
軽い気持ちで超絶美少年(ヤンデレ)に告白したら
夕立悠理
恋愛
容姿平凡、頭脳平凡、なリノアにはひとつだけ、普通とちがうところがある。
それは極度の面食いということ。
そんなリノアは冷徹と名高い公爵子息(イケメン)に嫁ぐことに。
「初夜放置? ぜーんぜん、問題ないわ!
だって旦那さまってば顔がいいもの!!!」
朝食をたまに一緒にとるだけで、満足だ。寝室別でも、他の女の香水の香りがしてもぜーんぜん平気。……なーんて、思っていたら、旦那さまの様子がおかしい?
「他の誰でもない君が! 僕がいいっていったんだ。……そうでしょ?」
あれ、旦那さまってば、どうして手錠をお持ちなのでしょうか?
それをわたしにつける??
じょ、冗談ですよね──!?!?
貧乳の魔法が切れて元の巨乳に戻ったら、男性好きと噂の上司に美味しく食べられて好きな人がいるのに種付けされてしまった。
シェルビビ
恋愛
胸が大きければ大きいほど美人という定義の国に異世界転移した結。自分の胸が大きいことがコンプレックスで、貧乳になりたいと思っていたのでお金と引き換えに小さな胸を手に入れた。
小さな胸でも優しく接してくれる騎士ギルフォードに恋心を抱いていたが、片思いのまま3年が経とうとしていた。ギルフォードの前に好きだった人は彼の上司エーベルハルトだったが、ギルフォードが好きと噂を聞いて諦めてしまった。
このまま一生独身だと老後の事を考えていたところ、おっぱいが戻ってきてしまった。元の状態で戻ってくることが条件のおっぱいだが、訳が分からず蹲っていると助けてくれたのはエーベルハルトだった。
ずっと片思いしていたと告白をされ、告白を受け入れたユイ。
伯爵令嬢のユリアは時間停止の魔法で凌辱される。【完結】
ちゃむにい
恋愛
その時ユリアは、ただ教室で座っていただけのはずだった。
「……っ!!?」
気がついた時には制服の着衣は乱れ、股から白い粘液がこぼれ落ち、体の奥に鈍く感じる違和感があった。
※ムーンライトノベルズにも投稿しています。
腹黒王子は、食べ頃を待っている
月密
恋愛
侯爵令嬢のアリシア・ヴェルネがまだ五歳の時、自国の王太子であるリーンハルトと出会った。そしてその僅か一秒後ーー彼から跪かれ結婚を申し込まれる。幼いアリシアは思わず頷いてしまい、それから十三年間彼からの溺愛ならぬ執愛が止まらない。「ハンカチを拾って頂いただけなんです!」それなのに浮気だと言われてしまいーー「悪い子にはお仕置きをしないとね」また今日も彼から淫らなお仕置きをされてーー……。
R18 優秀な騎士だけが全裸に見える私が、国を救った英雄の氷の騎士団長を着ぐるみを着て溺愛する理由。
シェルビビ
恋愛
シャルロッテは幼い時から優秀な騎士たちが全裸に見える。騎士団の凱旋を見た時に何で全裸でお馬さんに乗っているのだろうと疑問に思っていたが、月日が経つと優秀な騎士たちは全裸に見えるものだと納得した。
時は流れ18歳になると優秀な騎士を見分けられることと騎士学校のサポート学科で優秀な成績を残したことから、騎士団の事務員として採用された。給料も良くて一生独身でも生きて行けるくらい充実している就職先は最高の環境。リストラの権限も持つようになった時、国の砦を守った英雄エリオスが全裸に見えなくなる瞬間が多くなっていった。どうやら長年付き合っていた婚約者が、貢物を散々貰ったくせにダメ男の子を妊娠して婚約破棄したらしい。
国の希望であるエリオスはこのままだと騎士団を辞めないといけなくなってしまう。
シャルロッテは、騎士団のファンクラブに入ってエリオスの事を調べていた。
ところがエリオスにストーカーと勘違いされて好かれてしまった。元婚約者の婚約破棄以降、何かがおかしい。
クマのぬいぐるみが好きだと言っていたから、やる気を出させるためにクマの着ぐるみで出勤したら違う方向に元気になってしまった。溺愛することが好きだと聞いていたから、溺愛し返したらなんだか様子がおかしい。
最悪なお見合いと、執念の再会
当麻月菜
恋愛
伯爵令嬢のリシャーナ・エデュスは学生時代に、隣国の第七王子ガルドシア・フェ・エデュアーレから告白された。
しかし彼は留学期間限定の火遊び相手を求めていただけ。つまり、真剣に悩んだあの頃の自分は黒歴史。抹消したい過去だった。
それから一年後。リシャーナはお見合いをすることになった。
相手はエルディック・アラド。侯爵家の嫡男であり、かつてリシャーナに告白をしたクズ王子のお目付け役で、黒歴史を知るただ一人の人。
最低最悪なお見合い。でも、もう片方は執念の再会ーーの始まり始まり。
【R18】婚約破棄に失敗したら王子が夜這いにやってきました
ミチル
恋愛
婚約者である第一王子ルイスとの婚約破棄に晴れて失敗してしまったリリー。しばらく王宮で過ごすことになり夜眠っているリリーは、ふと違和感を覚えた。(なにかしら……何かふわふわしてて気持ちいい……) 次第に浮上する意識に、ベッドの中に誰かがいることに気づいて叫ぼうとしたけれど、口を塞がれてしまった。
リリーのベッドに忍び込んでいたのは婚約破棄しそこなったばかりのルイスだった。そしてルイスはとんでもないこと言い出す。『夜這いに来ただけさ』
R15で連載している『婚約破棄の条件は王子付きの騎士で側から離してもらえません』の【R18】番外になります。3~5話くらいで簡潔予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる