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アルフレッドの側近は、騎士団長の息子でトニー・マッカーソン、宰相の息子でマーク・ブロンソン、それに外務大臣の息子ジョニー・ライオネルがいる。
ジョニーには、ローレン国の情勢を探り、エリーゼの弱点を見つけることを命じる。トニーは、冒険者たちのまとめ役たる司令塔の役割。マークは、内通者をあぶり出し、親父さんら、国家の重鎮たちとの連絡係を命ずる。
アルフレッドは、城の抜け道を全員に教え、最短距離で敵の本拠まで攻め入ることにする。
エリーゼは、降伏してきたら、命だけは助けるつもりでいる。が、もしも抵抗してきたときは、妹の仇を討たせてもらうつもりでいる。まかりなりにも元婚約者で現王妃だから。
ただし、ローレン国の間者は皆殺しにするつもりでいる。
決行の日、夜半にアルフレッドは「えいえいおー!」と忠臣蔵のような号令をかける。いっせいに動き出す。
今回で武勲を上げたものは、冒険者でも平民であろうとも、王国に召し抱えられる。だから、平民出身の冒険者たちは、張り切っている。参加賞みたいなものなんだけどね。アルフレッドに命を預けるとは、そういうことである。
もしも今度の戦いで死んだ場合、怪我をした場合は、国家で補償する。遺族がいる場合は、遺族に年金を支給するつもりである。だから、安心して闘ってこい!と檄を飛ばす。
アルフレッドは、味方側にユニフォームを着せる。100人ほどの冒険者の顔をいちいち覚えていなくても、ユニフォームを見れば味方か敵かがわかるようにしたのだ。手袋やハチマキなどは、敵が味方の手袋を奪えば、成りすませる。そういうことを防止するため、脱ぎ着が簡単にできない上下繋がったツナギにしたのである。よく車などの整備士が着るような服と思ってもらえればいい。中に鎧を着て外側はツナギである。旗印をどうしようかと思ったが、城の内部の抜け道は狭く、旗が邪魔になる可能性がある。
トニーは、冒険者を20人ずつ、5つのグループ分けをして、それぞれに冒険者ランクの高いものを隊長として、要所ごとに送り込む作戦をしている。
深夜に行動を起こしたのだから、あっという間に制圧できた。
ミッシェルは、地下牢の壷の中に押し込められていたのだ。両手両足を切断されて、かろうじて息はあったものの、ほとんど死んでいる状態であったのだ。
よほどミッシェルに浮気されたことが腹立たしかったのか?普通は、愛人のほう、つまり公爵令嬢に対してやるような仕打ちをミッシェルにしているあたりで、うかがえる。西太后のようである。許せない!アルフレッドは、強い殺意を持つ。最初は殺さないつもりでいたが、ミッシェルの無残な姿を目の当たりにして怒り心頭である。
肝心のエリーゼは、王の間で酒を食らい、複数人の男たちを侍らかしていたような逆ハーレム状態で、酔っぱらって寝込んでいたのだ。
アルフレッドは、男どもを全員、切り殺し、最後にエリーゼをどうしようかと思ったが、すんなり殺しただけでは、はらわたが煮えくり返って、収まらない。両親と可愛い妹を殺した相手、それに弟ミッシェルの王としての命を奪った女だから、裸に剥いて、鞭打ち500回にしてやろうか?それとも冒険者どもの慰み者にしてやろうか?王都の真ん中に手枷、足枷、首枷をして、素っ裸にして放置することに決めた。民もこの女に恨みがあろう。煮るなり焼くなり、殺すなり犯すなり、好きにすればいい。3日間、まだ生きていれば、鞭打ち500回の刑にして最後は殺すことにする。
ひ弱な王女は、翌日の夜に死んだ。最後は目玉を抉られて首を切られ死んだらしい。素っ裸の王女を王都のど真ん中に放置したら、犯されるだろうと思ったのだが、意外にも犯す人間より、悪意を持って火のついた薪を王女に押し付ける者、焼けた火箸を王女の顔に持っていくもの、王女の頭をハンマーで殴る者、など暴行を加える者ばかりであったことは驚いた。
民の怒りがさせたのだろう。
アルフレッドは、新しい王となるが、王妃はもう持つつもりなどない。女など信用できないからである。側妃として、決まった女を側に置かない。
後継ぎは、念願のハーレムを持つことにしたのである。その中で夜ごと違う女を抱き、子供ができたら、その中で一番優秀な子供を後継ぎにするのである。もちろん、美女しか入れない。
ただし、俺のハーレムは純潔者が対象で、経験のある女は入れない。リリアーヌで懲りているのである。避妊薬を使っていたのに、俺の子供を孕んだと嘘を吐きやがって。
侍医に処女かどうかの判定をさせてから、ハーレムに入れる念の入れようだ。
一回抱いて、3月間子を成さなかった女は、すぐ家臣に下賜する。一回ぐらいなら、できないか?最後に抱いてから、3か月間にしよう。
こんな無茶苦茶な王のもとへ、乙女がわんさか集まる。うまくいけば、「お腹様」として、大出世できるからで、ひょっとしたら王の気が変わり妃になれるかもしれないからである。なんといってもチャランポラン王太子であったのだから、いつ気が変わるかわからない。
ハーレム希望者の面接は、トニー、マーク、ジョニーが受け持つことになり、3人の側近は、将来の自分の嫁さん候補として、女たちを物色する。3か月間で下賜されるのであるから、家柄や気立ての良しあしを見ているのである。
そして下賜された女を別に妻にせずとも、愛人でもいいわけだから味見をして気に入らなければ、元冒険者の(今は)家臣に下げ渡せばいい。という考えをしている。
国王が国王なら、やはり側近も、けっこういい加減なのだ。まぁ、いい加減な側近だから、アルフレッドと付き合えたし、ちょうど良かったのかもしれない。
ジョニーには、ローレン国の情勢を探り、エリーゼの弱点を見つけることを命じる。トニーは、冒険者たちのまとめ役たる司令塔の役割。マークは、内通者をあぶり出し、親父さんら、国家の重鎮たちとの連絡係を命ずる。
アルフレッドは、城の抜け道を全員に教え、最短距離で敵の本拠まで攻め入ることにする。
エリーゼは、降伏してきたら、命だけは助けるつもりでいる。が、もしも抵抗してきたときは、妹の仇を討たせてもらうつもりでいる。まかりなりにも元婚約者で現王妃だから。
ただし、ローレン国の間者は皆殺しにするつもりでいる。
決行の日、夜半にアルフレッドは「えいえいおー!」と忠臣蔵のような号令をかける。いっせいに動き出す。
今回で武勲を上げたものは、冒険者でも平民であろうとも、王国に召し抱えられる。だから、平民出身の冒険者たちは、張り切っている。参加賞みたいなものなんだけどね。アルフレッドに命を預けるとは、そういうことである。
もしも今度の戦いで死んだ場合、怪我をした場合は、国家で補償する。遺族がいる場合は、遺族に年金を支給するつもりである。だから、安心して闘ってこい!と檄を飛ばす。
アルフレッドは、味方側にユニフォームを着せる。100人ほどの冒険者の顔をいちいち覚えていなくても、ユニフォームを見れば味方か敵かがわかるようにしたのだ。手袋やハチマキなどは、敵が味方の手袋を奪えば、成りすませる。そういうことを防止するため、脱ぎ着が簡単にできない上下繋がったツナギにしたのである。よく車などの整備士が着るような服と思ってもらえればいい。中に鎧を着て外側はツナギである。旗印をどうしようかと思ったが、城の内部の抜け道は狭く、旗が邪魔になる可能性がある。
トニーは、冒険者を20人ずつ、5つのグループ分けをして、それぞれに冒険者ランクの高いものを隊長として、要所ごとに送り込む作戦をしている。
深夜に行動を起こしたのだから、あっという間に制圧できた。
ミッシェルは、地下牢の壷の中に押し込められていたのだ。両手両足を切断されて、かろうじて息はあったものの、ほとんど死んでいる状態であったのだ。
よほどミッシェルに浮気されたことが腹立たしかったのか?普通は、愛人のほう、つまり公爵令嬢に対してやるような仕打ちをミッシェルにしているあたりで、うかがえる。西太后のようである。許せない!アルフレッドは、強い殺意を持つ。最初は殺さないつもりでいたが、ミッシェルの無残な姿を目の当たりにして怒り心頭である。
肝心のエリーゼは、王の間で酒を食らい、複数人の男たちを侍らかしていたような逆ハーレム状態で、酔っぱらって寝込んでいたのだ。
アルフレッドは、男どもを全員、切り殺し、最後にエリーゼをどうしようかと思ったが、すんなり殺しただけでは、はらわたが煮えくり返って、収まらない。両親と可愛い妹を殺した相手、それに弟ミッシェルの王としての命を奪った女だから、裸に剥いて、鞭打ち500回にしてやろうか?それとも冒険者どもの慰み者にしてやろうか?王都の真ん中に手枷、足枷、首枷をして、素っ裸にして放置することに決めた。民もこの女に恨みがあろう。煮るなり焼くなり、殺すなり犯すなり、好きにすればいい。3日間、まだ生きていれば、鞭打ち500回の刑にして最後は殺すことにする。
ひ弱な王女は、翌日の夜に死んだ。最後は目玉を抉られて首を切られ死んだらしい。素っ裸の王女を王都のど真ん中に放置したら、犯されるだろうと思ったのだが、意外にも犯す人間より、悪意を持って火のついた薪を王女に押し付ける者、焼けた火箸を王女の顔に持っていくもの、王女の頭をハンマーで殴る者、など暴行を加える者ばかりであったことは驚いた。
民の怒りがさせたのだろう。
アルフレッドは、新しい王となるが、王妃はもう持つつもりなどない。女など信用できないからである。側妃として、決まった女を側に置かない。
後継ぎは、念願のハーレムを持つことにしたのである。その中で夜ごと違う女を抱き、子供ができたら、その中で一番優秀な子供を後継ぎにするのである。もちろん、美女しか入れない。
ただし、俺のハーレムは純潔者が対象で、経験のある女は入れない。リリアーヌで懲りているのである。避妊薬を使っていたのに、俺の子供を孕んだと嘘を吐きやがって。
侍医に処女かどうかの判定をさせてから、ハーレムに入れる念の入れようだ。
一回抱いて、3月間子を成さなかった女は、すぐ家臣に下賜する。一回ぐらいなら、できないか?最後に抱いてから、3か月間にしよう。
こんな無茶苦茶な王のもとへ、乙女がわんさか集まる。うまくいけば、「お腹様」として、大出世できるからで、ひょっとしたら王の気が変わり妃になれるかもしれないからである。なんといってもチャランポラン王太子であったのだから、いつ気が変わるかわからない。
ハーレム希望者の面接は、トニー、マーク、ジョニーが受け持つことになり、3人の側近は、将来の自分の嫁さん候補として、女たちを物色する。3か月間で下賜されるのであるから、家柄や気立ての良しあしを見ているのである。
そして下賜された女を別に妻にせずとも、愛人でもいいわけだから味見をして気に入らなければ、元冒険者の(今は)家臣に下げ渡せばいい。という考えをしている。
国王が国王なら、やはり側近も、けっこういい加減なのだ。まぁ、いい加減な側近だから、アルフレッドと付き合えたし、ちょうど良かったのかもしれない。
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