捨てられた聖女が月を呼ぶ聖女となるまで

公爵令嬢スカーレットは5歳の頃、政略で王太子と婚約させられるが、8歳になったとき、聖女として覚醒します。
学園の卒業式の日、聖女であったことを忘れられ、婚約破棄されてしまいます。

幼馴染の隣国の公爵閣下がすかさず、プロポーズして「ざまぁ」することができるのですが……
隣国エリオール国には、公爵閣下には、すでに婚約者がいたのです。

またもや婚約破棄されてしまう?

聖女だからと、最初は強気でいたスカーレット、次から次へと婚約破棄の災難に見舞われる。

聖女になったことは幸せへのパスポートではない。新たな幸せ探しをするというお話し予定です。
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