二人を結ぶ花手紙~ナラとカエデの恋物語~

舞台はのんびりしたノンビ山。
思いを寄せる二人はナラの木とカエデの木。
いずれも年をとった老木で、たがいに姿を見ることができない場所に住んでいます。
二人を結ぶものは花びらに書いた「花手紙」

季節は春。

二人とも字が書けず昆虫に代筆してもらっていましたが、その春は字の練習をして自分で書くことに。
始めて交わす自筆の花手紙です。

でも……。

ノンビ山に人間が来て伐採を始めたのです。
今回狙われたのは老木たち。

二人の運命は?
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