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聖女ルルドの恋模様
デッドエンドゲームー亡国のセレナード⑤
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アリア・・・。
聞き覚えがある声、そして懐かしく胸が温かくなる名前。
確か聖ルルの中で一瞬だけ幼い姿の写真で出て来たクレトスの初恋のお姫様。
10歳の誕生日に大好きなお姫様が目の前で溺死したせいで
深く心が傷ついた設定だったような・・。
敵国として張り詰めた関係性もあって、幼少期は女神のような少女にストーカーのように付きまとっていたのに。
年ごろになった瞬間に幼馴染だった彼女を意識しすぎて素直になれずによく避けてしまっていた。
それが心残りで仕方がないってルルドに告白していたっけ。
中2病じゃなくて思春期のあるあるね・・。
「3日後には、我が同胞である4大王家皆が集はずだったアーミッシュ・アカデミアパレスの入学式だ。遂にこの日が来るんだよ。
君が生きていれば、私と一緒にここで3年間机を並べて学び、ダンスを躍り。ずっと一緒だったのに。ああ、白い肌も透き通るように美しくて・・。君が死んだなんて思えない。
この美しいアッシュブロンドはまだ伸び続けているのは女神の加護のせいなのか・・・」
くいっと髪が引っ張りあげられて地肌にピリリと痛みが走った瞬間、眉間に皺が寄った。
なんだか浸ってる所、悪いけど。寝てる女性の体に勝手に触らないで欲しい。
「・・長い。そこをどいたらどうだ。
眠る乙女の髪に触るとか・・。見てるだけで気持ち悪い」
「そうですわ。アドルファス様の仰る通りです。安らかな眠りについているアリア様の身体に勝手に
振れるなど。信じられない暴挙ですわ。私だったら死んでも嫌です」
乱暴な言葉に似合わない落ち着いた男性の声と、ハキハキした女性の声が聞こえてきて耳に神経を集中しながらも重い瞼を見開き、薄く目を見開いた。
今の女の子・・。
聞いたことのある声と喋り方だったような?
「カリーナ、死体愛好者の変態にはその言葉届かないぞ。見ろ、全然こちらの話なぞ聞かないで幸せそうに髪に触れてる。全く、いい加減にしろよ。俺たちの幼馴染に変なことするな!アリアは我々の恩人なのだ。それ以上触ると、オーガスタと戦争になるぞ」
「今度は我がイグニスは仲裁役は買いませんよ。戦火の拡大は止められませんね。アリアは大切な従妹なのでオーガスタと共闘する事になりますね」
「物騒で血の気が多いな。でも、戦争になったらグランデリアは危険になるなら我がアーリシャスにアリアの石櫃を持っていくぞ。大事な彼女は自分の側で守らないと」
「阿保か・・。開戦したら自国が一番危険だろうが。平和の象徴のアリアを戦火の火種にするな、愚弟。」
盛り上がる会話の蚊帳の外になっている状況なのに私は不思議と笑みがこぼれていた。
・・懐かしい感じがする。
「「クレトス、相変わらずね・・。
ちょっと髪に勝手に触らないでよ。
動けないからって、触り放題好き放題しないで。」」
頭の中で可憐な少女の声が聞こえた。
クレトス?
今、クレトスって聖女アリアの恋模様の攻略キャラじゃない!?
「クレトスって聖ルルに出てくる王太子!?」
さっき頭の中で聞こえてきた声と同じ鈴を転がすような愛らしい声が口から出た。
目を見開いて、身体は石の硬さから起き上がれないままで石棺の上で横たえられたまま傍にいた
人達に疑問を投げてしまった。
花で飾られた馨しい寝台を見下ろす男性4人と、女性1人が驚いたように息を飲んだ。
「・・・・・・。」
一瞬の静寂が流れた。
「「さぁ、起きて。女神に選ばれた聖女アンナ。
死んでしまった私の身体を貴方に明け渡すわ。
ルルドではなく、女神様が最後の希望を託した貴方に」」
頭の中にさっき聞こえた声が響くと、パァッと金色の光が額からあふれ出す。
えっと、ルルドではなく私って??
何だ・・。何なんだ!?
そして、今の言葉で私自身も驚きとキャパ越えの混乱の中にいた。
無意識の世界に落ちていくような不思議な感覚に包まれていく。
これまでのアリアの記憶が頭の中で、逆行催眠のように頭にビジョンとして再生されていく。
眩い光に包まれながら全身が熱い。熱を帯びて燃え尽きそうな感覚に苛まれていた。
私が眠りについたのは9歳。
私の父の前の代がアーリシャス王国に仕掛けた戦争を皮切りに殺戮の時代が大陸中に広まり悲惨な戦いが4年続いた。
世界が絶望に染まりそうになった時・・。
戦争を仕掛けたグランデリア神聖国に1000年前にこの世界を創造した建国の女神セレスティカの再来の姫が生まれた。世界中に届く透き通る美しい声が響いた。
「「我が化身・・。私の最後の希望。女神セレスティカの生まれ変わりがグランデリアに生まれました。無駄な殺戮はやめ、この世界を希望で満たす光が誕生したのです。戦争はお終いです。」」
戦火の口火を切ったグランデリアの当時の国王コービックとその一家は斬首を命じられ王妃とその子どもは処刑された。
女神セレスティカの化身と言われる王女を授かった国民の信頼も厚い優しく聡い男。
公爵として辺境を収めていた第二王子であったレドモンドが国王の座に戴いた。
この日、長く醜い遺恨を残した戦争が終わった。
グランデリア親聖国に、聖女としてアリア王女が生まれた7月10日が世界大戦の終戦記念日が定められた。
この日をグランデリアと、アーリシャスの関係を取り持ったオーガスタ王国や、イグナス王国も含めた
4大国が集う大国会議を毎年行うこととした。
憎しみが残るアーリシャスは、第一回大国会議で戦争が二度と起こされぬように
各国の王族や貴族をアーリシャスで学ばせる学園を作ることと、そこで学ばせる義務を世界に課した。
急いで人質として各国の要人を預かる場所として豪華絢爛な学び舎
「アーミッシュ・アカデミアパレス」が翌年に開設されたのだった。
女神との約束で10歳の誕生日に女神の持つ力を目覚めさせる儀式を執り行うことになっていた。
9歳の誕生日に、口にした誕生日祝いの盃を呷った次の瞬間に深い眠りについたのだった。
私は頭を駆け抜けた記憶にうんうんと頷きながら一言、「なるほど。深いわね。聖ルル」
とボソッと声を出した。
聞き覚えがある声、そして懐かしく胸が温かくなる名前。
確か聖ルルの中で一瞬だけ幼い姿の写真で出て来たクレトスの初恋のお姫様。
10歳の誕生日に大好きなお姫様が目の前で溺死したせいで
深く心が傷ついた設定だったような・・。
敵国として張り詰めた関係性もあって、幼少期は女神のような少女にストーカーのように付きまとっていたのに。
年ごろになった瞬間に幼馴染だった彼女を意識しすぎて素直になれずによく避けてしまっていた。
それが心残りで仕方がないってルルドに告白していたっけ。
中2病じゃなくて思春期のあるあるね・・。
「3日後には、我が同胞である4大王家皆が集はずだったアーミッシュ・アカデミアパレスの入学式だ。遂にこの日が来るんだよ。
君が生きていれば、私と一緒にここで3年間机を並べて学び、ダンスを躍り。ずっと一緒だったのに。ああ、白い肌も透き通るように美しくて・・。君が死んだなんて思えない。
この美しいアッシュブロンドはまだ伸び続けているのは女神の加護のせいなのか・・・」
くいっと髪が引っ張りあげられて地肌にピリリと痛みが走った瞬間、眉間に皺が寄った。
なんだか浸ってる所、悪いけど。寝てる女性の体に勝手に触らないで欲しい。
「・・長い。そこをどいたらどうだ。
眠る乙女の髪に触るとか・・。見てるだけで気持ち悪い」
「そうですわ。アドルファス様の仰る通りです。安らかな眠りについているアリア様の身体に勝手に
振れるなど。信じられない暴挙ですわ。私だったら死んでも嫌です」
乱暴な言葉に似合わない落ち着いた男性の声と、ハキハキした女性の声が聞こえてきて耳に神経を集中しながらも重い瞼を見開き、薄く目を見開いた。
今の女の子・・。
聞いたことのある声と喋り方だったような?
「カリーナ、死体愛好者の変態にはその言葉届かないぞ。見ろ、全然こちらの話なぞ聞かないで幸せそうに髪に触れてる。全く、いい加減にしろよ。俺たちの幼馴染に変なことするな!アリアは我々の恩人なのだ。それ以上触ると、オーガスタと戦争になるぞ」
「今度は我がイグニスは仲裁役は買いませんよ。戦火の拡大は止められませんね。アリアは大切な従妹なのでオーガスタと共闘する事になりますね」
「物騒で血の気が多いな。でも、戦争になったらグランデリアは危険になるなら我がアーリシャスにアリアの石櫃を持っていくぞ。大事な彼女は自分の側で守らないと」
「阿保か・・。開戦したら自国が一番危険だろうが。平和の象徴のアリアを戦火の火種にするな、愚弟。」
盛り上がる会話の蚊帳の外になっている状況なのに私は不思議と笑みがこぼれていた。
・・懐かしい感じがする。
「「クレトス、相変わらずね・・。
ちょっと髪に勝手に触らないでよ。
動けないからって、触り放題好き放題しないで。」」
頭の中で可憐な少女の声が聞こえた。
クレトス?
今、クレトスって聖女アリアの恋模様の攻略キャラじゃない!?
「クレトスって聖ルルに出てくる王太子!?」
さっき頭の中で聞こえてきた声と同じ鈴を転がすような愛らしい声が口から出た。
目を見開いて、身体は石の硬さから起き上がれないままで石棺の上で横たえられたまま傍にいた
人達に疑問を投げてしまった。
花で飾られた馨しい寝台を見下ろす男性4人と、女性1人が驚いたように息を飲んだ。
「・・・・・・。」
一瞬の静寂が流れた。
「「さぁ、起きて。女神に選ばれた聖女アンナ。
死んでしまった私の身体を貴方に明け渡すわ。
ルルドではなく、女神様が最後の希望を託した貴方に」」
頭の中にさっき聞こえた声が響くと、パァッと金色の光が額からあふれ出す。
えっと、ルルドではなく私って??
何だ・・。何なんだ!?
そして、今の言葉で私自身も驚きとキャパ越えの混乱の中にいた。
無意識の世界に落ちていくような不思議な感覚に包まれていく。
これまでのアリアの記憶が頭の中で、逆行催眠のように頭にビジョンとして再生されていく。
眩い光に包まれながら全身が熱い。熱を帯びて燃え尽きそうな感覚に苛まれていた。
私が眠りについたのは9歳。
私の父の前の代がアーリシャス王国に仕掛けた戦争を皮切りに殺戮の時代が大陸中に広まり悲惨な戦いが4年続いた。
世界が絶望に染まりそうになった時・・。
戦争を仕掛けたグランデリア神聖国に1000年前にこの世界を創造した建国の女神セレスティカの再来の姫が生まれた。世界中に届く透き通る美しい声が響いた。
「「我が化身・・。私の最後の希望。女神セレスティカの生まれ変わりがグランデリアに生まれました。無駄な殺戮はやめ、この世界を希望で満たす光が誕生したのです。戦争はお終いです。」」
戦火の口火を切ったグランデリアの当時の国王コービックとその一家は斬首を命じられ王妃とその子どもは処刑された。
女神セレスティカの化身と言われる王女を授かった国民の信頼も厚い優しく聡い男。
公爵として辺境を収めていた第二王子であったレドモンドが国王の座に戴いた。
この日、長く醜い遺恨を残した戦争が終わった。
グランデリア親聖国に、聖女としてアリア王女が生まれた7月10日が世界大戦の終戦記念日が定められた。
この日をグランデリアと、アーリシャスの関係を取り持ったオーガスタ王国や、イグナス王国も含めた
4大国が集う大国会議を毎年行うこととした。
憎しみが残るアーリシャスは、第一回大国会議で戦争が二度と起こされぬように
各国の王族や貴族をアーリシャスで学ばせる学園を作ることと、そこで学ばせる義務を世界に課した。
急いで人質として各国の要人を預かる場所として豪華絢爛な学び舎
「アーミッシュ・アカデミアパレス」が翌年に開設されたのだった。
女神との約束で10歳の誕生日に女神の持つ力を目覚めさせる儀式を執り行うことになっていた。
9歳の誕生日に、口にした誕生日祝いの盃を呷った次の瞬間に深い眠りについたのだった。
私は頭を駆け抜けた記憶にうんうんと頷きながら一言、「なるほど。深いわね。聖ルル」
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