バッドエンド予定の亡国公女は幼馴染の騎士様と王子様に困惑する。

亡国の公女となったアイリスは幼馴染で婚約者でもあった
シオフィン王子に17歳の誕生日に捨てられる。
新たに平民から聖女となったセアラを選んだシオフィン王子
は、結婚式に元婚約者のアイリスに参列を促す手紙を送っていた。
渋々、登城した際に王家の一室でアイリスは毒殺されてしまう。
目を覚ますと母国のセレンダート王国が存在し、自分の価値も下がる前の
13歳(7年前)の王城にタイムリープを遂げていた。

自国の城で隣国から訪れていた
シオフィンと、もう一人の幼馴染カイエンと再会する。
アイリスが毒殺される前、カイエンはセレンダートを侵略した国
ロンバビルス帝国に留学中であった為、再会することは叶わなかった。
何故か、再会したカイエンとシオフィンは昔とは変わっていた。

前回の人生で味わった苦痛から「亡国」になることを阻止するために
シオフィン王子との婚約よりも、アイリスは当時一度断ってしまった
ロンバビルス帝国からの婚約を受けることに決め、自国を守る術を学ぶ
ため、学術都市「マジェスタ」に進学を決める。
そんなアイリスについてくる幼馴染2人、何故か聖女となる予定のセアラが現れる。

運命を変えたいのに何故か金魚の糞のように付いてくるカイエンとシオフィン。
何故か他国の学園に現れたセアラの目的は??

「亡国」回避のために13歳の皇女は自ら学び、戦う道を選択する。
入学した学園には、原因不明の生徒の暴走と魔物の出現が起こっていて・・。

母国の存命と平和を愛するアイリスはつき纏う幼馴染2人から逃げながら
亡国になった祖国を守る力を身に着け、自分の毒殺事件の真実を見つけていく
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