24 / 135
1章 ロンテーヌ兄妹
57 お気に入りな私
しおりを挟む
屋敷に戻るとそのままお爺様の執務室に直行した。
「して。アーク報告を」
「実は、部屋に入り話が始まると、音声もお嬢様の姿も遮断されました。私は全く情報が収集できませんでした。おそらく室内の誰かの能力かと思われます」
アークは、諜報活動がろくに出来なかったみたい。改めてグレン様の能力ってすごいな。
「ジェシカ、その事について話せるか?」
「いいえ。誓約があります。申し訳ございません。しかし、その他の事はお話できます」
私は、王様達が私の特化の事を危惧していた事や、少しだけ異世界の話をした事を話した。
「ほぉ。それで?次は春か。。。時間は稼げた訳じゃが。。。今の所あまり警戒しなくても良さそうじゃな」
お爺様はホッとしている。
「何か不安要素があったのですか?」
「いや、何。王がジェシカ自身を保護という名の名目で、王宮に住まわせるんじゃないかとな。王には2人の王子がいるんじゃ、縁付かせるんじゃないかと危惧しておった。よかったわい」
!
息子?危な~。
「そうなんですね。そんな話は1ミリもありませんでしたよ。そうなると、万が一のことを考えて、私は婚約者を定めてしまった方が良いのでしょうか?」
しょんぼりになってしまう。あぁあ、恋愛結婚がしたかったな~。
「そうですね。。。婚約者がいれば少しは安全ですが。。。今は悪手です。新規事業が始まってしまいましたので。貴族達の『欲』が先に出て来てしまい、領にとってではなく、お嬢様にとって良い方かどうかの判断が難しくなっています。意中の男性がいれば話は別なのでしょうが。。。それも難しいでしょう?」
ロダンはリットとランドの事、知ってるもんね。
「ええ。今は。学校での出会いも、純粋なモノにならない可能性があるのね。。。残念だわ。しかし、私も公爵家の娘。お爺様のいいようにして下さい。従います」
「よいよい。そうがっかりするな。どうしてもとなるまで、ギリギリまで婚約者は定めない。それまでは青春を謳歌しろ!大丈夫じゃ」
お爺様はニッコリと笑ってくれた。いいのかな?ありがとうお爺様。
「その他はございませんでしたか?部屋から出てこられた様子が随分おかしかったのですが?」
ロダンは抜け目ないな。。。は~。
「ええ。ちょっと気に入られた?のかしら。。。なぜか王様をエド様と呼ぶようにと言われてしまったわ。。。ごめんなさい」
「「!!!」」
二人は驚愕の表情で固まってしまった。
「私は普通に話せというので、話していたのだけれど。。。でもね、お嬢様風に『ビクビク』と怯えてもみたのよ!でも通じなくて。。。『15の皮を被った曲者の大人』と、アダム様に言われてしまったわ」
「アダム様とな!宰相殿までも名前で呼ぶとは。。。」
お爺様は驚きを通り越して呆れている。ロダンはちょっとプンプンだ。
「あれ程、変な大人に気に入られるなと申しましたのに!」
ロダンにしては大きな声で怒られる。つらい。
「そんな~不可抗力よ。。。王様は、異なる世界の政治や法律が気になるみたいだから、また王宮へ行かなくちゃいけないし。。もう、エド様呼びは諦めましょう?ね?どうせ王様も、夜会や公の場で私になんか話しかけないわよ。表向きは接点は無いのだから。登城して話す時限定よ。きっとそうよ」
ね?と笑ってみせるがロダンには通じない。
「そういう所ですよ、お嬢様。その様な考えをスラスラと。。。もうしょうがないのでしょうかね~。わかりました。王様とはそういう事にしておきましょう」
一旦は納得してくれたかな?よかった~。
「では、新年の夜会もありますし、王様との会談もございます。オーダーメイドで5着ほどドレスを新調してきて下さい。今週中です。来週には領へ帰りましょう。これ以上王都にいると危険なように感じます。いいですね!」
『はい』と、しょんぼりした私は部屋へ下がっていった。
「ケイト。今週中に服を仕立てに行くわ。あと、来週は領へ帰るらしいわ」
『かしこまりました』と、ケイトはロダンの所へ向かった。
「お嬢様!またドレスが増えるのですね!私をぜひお供に連れて行ってください!」
エリは大興奮だ。
「そうね。ケイトに言っておくわ」
「お嬢。また服を仕立てるのか?何があるんだ?」
護衛として部屋のドアに立っていたリットが話してくる。
「ああ。色々あって、新年の夜会の他に、王様との謁見用のドレスが数枚必要になったのよ」
そうか。。。と、リットは考えているが、私の視線に気付き誤魔化した。
「あっ!そうだ!今日のお嬢はとても美しいなぁ。薄い黄色がよく似合うよ。お嬢の瞳にぴったりだ。本当は今朝言いたかったんだが、皆が居ただろう?遅くなったが、本当にキレイだ」
と、笑顔で褒めてくれる。
「ありがとう。私もこのお花を気に入ってるの。かわいいわよね」
私も気付かぬふりをしてお礼を言う。
「そうですね!お嬢様は大人っぽい感じより、可愛らしい淡い色がお似合いです。次のドレス作りが楽しみです!」
エリは、あの色は?こんなモチーフもある、などドレス談義になっている。
「そう言えば、お兄様は学校かしら?あのパーティーでのエイダ様の事聞きたかったのに」
私はニヤニヤ顔になってしまう。
「はい。カイ様はご夕食前にご帰宅予定です。何でも、授業が終わってから、現役の騎士の方に稽古をつけていただいているみたいです」
えっ!まだ鍛錬するの?朝も裏庭でリットと運動してたよね。それ以上マッチョになってどうするんだ?
「そうなの?騎士団員でも目指しているのかしら?」
「カイ様は強くなりたいんだろ?筋はいいからな。ご主人様のように団長まで行くかもな」
と、リットはお兄様を褒めている。珍しいな。人を褒めるなんて。
「へ~。リットにも言われるぐらいなんだ。お兄様はすごいな~。私も、早く学校へ行って何か得意なものを見つけたいわ」
何ができるのかな?私は土魔法一択だし。土でできる魔法無双!って思いつかん。
「1種類の家魔法だけで魔法科は難しいかしらね?」
「いや、お嬢なら行けるんじゃないか?魔力量がすごいんだろう?」
そうでした!そうだよ!魔力でカバーすれば何とかなるか!
「そうね!行けるかもしれない!」
希望の光が見えて来たよ~!やっふい!
「でも、お嬢。学校では特化については誰にも言うなよ。どんなに仲良くなった友人にも絶対の秘密だ」
「ええ。わかっているわ。誰にも言わない」
そんな学校の話をしていたら、ケイトが帰って来た。
「お嬢様、急ですが明日、ミシュバールへ行く事になりました。予約も取れましたので。そして、3日後には領へ帰還です。ロダン様は来週とおっしゃいましたが、事情が変わったようです」
そうなの?もう帰るの?ま~、私も早く領へ帰りたいからいいけど。
「何かあったの?聞いてもいい事?」
ケイトは一瞬躊躇したが話してくれた。
「実は、先程、お嬢様宛にハミルトン様からお茶会のお誘いが来たようです。来週の始めです。ですので、帰りを早めました」
あ~。お隣さんのハミルトン様ね。早速か。。。
「そう。わかったわ。私もハミルトン様はお断りしたいもの。では、ケイト明日の用意をお願いね。私は少し書き物をします」
と、みんなを下がらせた。
王都に来るのは次は新年よね。それまでの時間が勿体ないから、ナダルに領民の服の相談をしてみよう。服の簡単な絵を描いて渡そうっと。あとは、王都のチュロスを大量に買って、お菓子も買いたいな。明日は色々忙しくなるぞ!
カキカキと領の服を書いていく。楽しみだな~。どんなふうに出来上がるかな~。
「して。アーク報告を」
「実は、部屋に入り話が始まると、音声もお嬢様の姿も遮断されました。私は全く情報が収集できませんでした。おそらく室内の誰かの能力かと思われます」
アークは、諜報活動がろくに出来なかったみたい。改めてグレン様の能力ってすごいな。
「ジェシカ、その事について話せるか?」
「いいえ。誓約があります。申し訳ございません。しかし、その他の事はお話できます」
私は、王様達が私の特化の事を危惧していた事や、少しだけ異世界の話をした事を話した。
「ほぉ。それで?次は春か。。。時間は稼げた訳じゃが。。。今の所あまり警戒しなくても良さそうじゃな」
お爺様はホッとしている。
「何か不安要素があったのですか?」
「いや、何。王がジェシカ自身を保護という名の名目で、王宮に住まわせるんじゃないかとな。王には2人の王子がいるんじゃ、縁付かせるんじゃないかと危惧しておった。よかったわい」
!
息子?危な~。
「そうなんですね。そんな話は1ミリもありませんでしたよ。そうなると、万が一のことを考えて、私は婚約者を定めてしまった方が良いのでしょうか?」
しょんぼりになってしまう。あぁあ、恋愛結婚がしたかったな~。
「そうですね。。。婚約者がいれば少しは安全ですが。。。今は悪手です。新規事業が始まってしまいましたので。貴族達の『欲』が先に出て来てしまい、領にとってではなく、お嬢様にとって良い方かどうかの判断が難しくなっています。意中の男性がいれば話は別なのでしょうが。。。それも難しいでしょう?」
ロダンはリットとランドの事、知ってるもんね。
「ええ。今は。学校での出会いも、純粋なモノにならない可能性があるのね。。。残念だわ。しかし、私も公爵家の娘。お爺様のいいようにして下さい。従います」
「よいよい。そうがっかりするな。どうしてもとなるまで、ギリギリまで婚約者は定めない。それまでは青春を謳歌しろ!大丈夫じゃ」
お爺様はニッコリと笑ってくれた。いいのかな?ありがとうお爺様。
「その他はございませんでしたか?部屋から出てこられた様子が随分おかしかったのですが?」
ロダンは抜け目ないな。。。は~。
「ええ。ちょっと気に入られた?のかしら。。。なぜか王様をエド様と呼ぶようにと言われてしまったわ。。。ごめんなさい」
「「!!!」」
二人は驚愕の表情で固まってしまった。
「私は普通に話せというので、話していたのだけれど。。。でもね、お嬢様風に『ビクビク』と怯えてもみたのよ!でも通じなくて。。。『15の皮を被った曲者の大人』と、アダム様に言われてしまったわ」
「アダム様とな!宰相殿までも名前で呼ぶとは。。。」
お爺様は驚きを通り越して呆れている。ロダンはちょっとプンプンだ。
「あれ程、変な大人に気に入られるなと申しましたのに!」
ロダンにしては大きな声で怒られる。つらい。
「そんな~不可抗力よ。。。王様は、異なる世界の政治や法律が気になるみたいだから、また王宮へ行かなくちゃいけないし。。もう、エド様呼びは諦めましょう?ね?どうせ王様も、夜会や公の場で私になんか話しかけないわよ。表向きは接点は無いのだから。登城して話す時限定よ。きっとそうよ」
ね?と笑ってみせるがロダンには通じない。
「そういう所ですよ、お嬢様。その様な考えをスラスラと。。。もうしょうがないのでしょうかね~。わかりました。王様とはそういう事にしておきましょう」
一旦は納得してくれたかな?よかった~。
「では、新年の夜会もありますし、王様との会談もございます。オーダーメイドで5着ほどドレスを新調してきて下さい。今週中です。来週には領へ帰りましょう。これ以上王都にいると危険なように感じます。いいですね!」
『はい』と、しょんぼりした私は部屋へ下がっていった。
「ケイト。今週中に服を仕立てに行くわ。あと、来週は領へ帰るらしいわ」
『かしこまりました』と、ケイトはロダンの所へ向かった。
「お嬢様!またドレスが増えるのですね!私をぜひお供に連れて行ってください!」
エリは大興奮だ。
「そうね。ケイトに言っておくわ」
「お嬢。また服を仕立てるのか?何があるんだ?」
護衛として部屋のドアに立っていたリットが話してくる。
「ああ。色々あって、新年の夜会の他に、王様との謁見用のドレスが数枚必要になったのよ」
そうか。。。と、リットは考えているが、私の視線に気付き誤魔化した。
「あっ!そうだ!今日のお嬢はとても美しいなぁ。薄い黄色がよく似合うよ。お嬢の瞳にぴったりだ。本当は今朝言いたかったんだが、皆が居ただろう?遅くなったが、本当にキレイだ」
と、笑顔で褒めてくれる。
「ありがとう。私もこのお花を気に入ってるの。かわいいわよね」
私も気付かぬふりをしてお礼を言う。
「そうですね!お嬢様は大人っぽい感じより、可愛らしい淡い色がお似合いです。次のドレス作りが楽しみです!」
エリは、あの色は?こんなモチーフもある、などドレス談義になっている。
「そう言えば、お兄様は学校かしら?あのパーティーでのエイダ様の事聞きたかったのに」
私はニヤニヤ顔になってしまう。
「はい。カイ様はご夕食前にご帰宅予定です。何でも、授業が終わってから、現役の騎士の方に稽古をつけていただいているみたいです」
えっ!まだ鍛錬するの?朝も裏庭でリットと運動してたよね。それ以上マッチョになってどうするんだ?
「そうなの?騎士団員でも目指しているのかしら?」
「カイ様は強くなりたいんだろ?筋はいいからな。ご主人様のように団長まで行くかもな」
と、リットはお兄様を褒めている。珍しいな。人を褒めるなんて。
「へ~。リットにも言われるぐらいなんだ。お兄様はすごいな~。私も、早く学校へ行って何か得意なものを見つけたいわ」
何ができるのかな?私は土魔法一択だし。土でできる魔法無双!って思いつかん。
「1種類の家魔法だけで魔法科は難しいかしらね?」
「いや、お嬢なら行けるんじゃないか?魔力量がすごいんだろう?」
そうでした!そうだよ!魔力でカバーすれば何とかなるか!
「そうね!行けるかもしれない!」
希望の光が見えて来たよ~!やっふい!
「でも、お嬢。学校では特化については誰にも言うなよ。どんなに仲良くなった友人にも絶対の秘密だ」
「ええ。わかっているわ。誰にも言わない」
そんな学校の話をしていたら、ケイトが帰って来た。
「お嬢様、急ですが明日、ミシュバールへ行く事になりました。予約も取れましたので。そして、3日後には領へ帰還です。ロダン様は来週とおっしゃいましたが、事情が変わったようです」
そうなの?もう帰るの?ま~、私も早く領へ帰りたいからいいけど。
「何かあったの?聞いてもいい事?」
ケイトは一瞬躊躇したが話してくれた。
「実は、先程、お嬢様宛にハミルトン様からお茶会のお誘いが来たようです。来週の始めです。ですので、帰りを早めました」
あ~。お隣さんのハミルトン様ね。早速か。。。
「そう。わかったわ。私もハミルトン様はお断りしたいもの。では、ケイト明日の用意をお願いね。私は少し書き物をします」
と、みんなを下がらせた。
王都に来るのは次は新年よね。それまでの時間が勿体ないから、ナダルに領民の服の相談をしてみよう。服の簡単な絵を描いて渡そうっと。あとは、王都のチュロスを大量に買って、お菓子も買いたいな。明日は色々忙しくなるぞ!
カキカキと領の服を書いていく。楽しみだな~。どんなふうに出来上がるかな~。
40
お気に入りに追加
6,238
あなたにおすすめの小説
【完結】家族にサヨナラ。皆様ゴキゲンヨウ。
くま
恋愛
「すまない、アデライトを愛してしまった」
「ソフィア、私の事許してくれるわよね?」
いきなり婚約破棄をする婚約者と、それが当たり前だと言い張る姉。そしてその事を家族は姉達を責めない。
「病弱なアデライトに譲ってあげなさい」と……
私は昔から家族からは二番目扱いをされていた。いや、二番目どころでもなかった。私だって、兄や姉、妹達のように愛されたかった……だけど、いつも優先されるのは他のキョウダイばかり……我慢ばかりの毎日。
「マカロン家の長男であり次期当主のジェイコブをきちんと、敬い立てなさい」
「はい、お父様、お母様」
「長女のアデライトは体が弱いのですよ。ソフィア、貴女がきちんと長女の代わりに動くのですよ」
「……はい」
「妹のアメリーはまだ幼い。お前は我慢しなさい。下の子を面倒見るのは当然なのだから」
「はい、わかりました」
パーティー、私の誕生日、どれも私だけのなんてなかった。親はいつも私以外のキョウダイばかり、
兄も姉や妹ばかり構ってばかり。姉は病弱だからと言い私に八つ当たりするばかり。妹は我儘放題。
誰も私の言葉を聞いてくれない。
誰も私を見てくれない。
そして婚約者だったオスカー様もその一人だ。病弱な姉を守ってあげたいと婚約破棄してすぐに姉と婚約をした。家族は姉を祝福していた。私に一言も…慰めもせず。
ある日、熱にうなされ誰もお見舞いにきてくれなかった時、前世を思い出す。前世の私は家族と仲良くもしており、色々と明るい性格の持ち主さん。
「……なんか、馬鹿みたいだわ!」
もう、我慢もやめよう!家族の前で良い子になるのはもうやめる!
ふるゆわ設定です。
※家族という呪縛から解き放たれ自分自身を見つめ、好きな事を見つけだすソフィアを応援して下さい!
※ざまあ話とか読むのは好きだけど書くとなると難しいので…読者様が望むような結末に納得いかないかもしれません。🙇♀️でも頑張るます。それでもよければ、どうぞ!
追加文
番外編も現在進行中です。こちらはまた別な主人公です。
転生騎士団長の歩き方
Akila
ファンタジー
【第2章 完 約13万字】&【第1章 完 約12万字】
たまたま運よく掴んだ功績で第7騎士団の団長になってしまった女性騎士のラモン。そんなラモンの中身は地球から転生した『鈴木ゆり』だった。女神様に転生するに当たってギフトを授かったのだが、これがとっても役立った。ありがとう女神さま! と言う訳で、小娘団長が汗臭い騎士団をどうにか立て直す為、ドーン副団長や団員達とキレイにしたり、旨〜いしたり、キュンキュンしたりするほのぼの物語です。
【第1章 ようこそ第7騎士団へ】 騎士団の中で窓際? 島流し先? と囁かれる第7騎士団を立て直すべく、前世の知識で働き方改革を強行するモラン。 第7は改善されるのか? 副団長のドーンと共にあれこれと毎日大忙しです。
【第2章 王城と私】 第7騎士団での功績が認められて、次は第3騎士団へ行く事になったラモン。勤務地である王城では毎日誰かと何かやらかしてます。第3騎士団には馴染めるかな? って、またまた異動? 果たしてラモンの行き着く先はどこに?
※誤字脱字マジですみません。懲りずに読んで下さい。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
この度、双子の妹が私になりすまして旦那様と初夜を済ませてしまったので、 私は妹として生きる事になりました
秘密 (秘翠ミツキ)
恋愛
*レンタル配信されました。
レンタルだけの番外編ssもあるので、お読み頂けたら嬉しいです。
【伯爵令嬢のアンネリーゼは侯爵令息のオスカーと結婚をした。籍を入れたその夜、初夜を迎える筈だったが急激な睡魔に襲われて意識を手放してしまった。そして、朝目を覚ますと双子の妹であるアンナマリーが自分になり代わり旦那のオスカーと初夜を済ませてしまっていた。しかも両親は「見た目は同じなんだし、済ませてしまったなら仕方ないわ。アンネリーゼ、貴女は今日からアンナマリーとして過ごしなさい」と告げた。
そして妹として過ごす事になったアンネリーゼは妹の代わりに学院に通う事となり……更にそこで最悪な事態に見舞われて……?】
天才になるはずだった幼女は最強パパに溺愛される
雪野ゆきの
ファンタジー
記憶を失った少女は森に倒れていたところをを拾われ、特殊部隊の隊長ブレイクの娘になった。
スペックは高いけどポンコツ気味の幼女と、娘を溺愛するチートパパの話。
※誤字報告、感想などありがとうございます!
書籍はレジーナブックス様より2021年12月1日に発売されました!
電子書籍も出ました。
文庫版が2024年7月5日に発売されました!
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
実家から絶縁されたので好きに生きたいと思います
榎夜
ファンタジー
婚約者が妹に奪われた挙句、家から絶縁されました。
なので、これからは自分自身の為に生きてもいいですよね?
【ご報告】
書籍化のお話を頂きまして、31日で非公開とさせていただきますm(_ _)m
発売日等は現在調整中です。
【完結】悪役令嬢は3歳?〜断罪されていたのは、幼女でした〜
白崎りか
恋愛
魔法学園の卒業式に招かれた保護者達は、突然、王太子の始めた蛮行に驚愕した。
舞台上で、大柄な男子生徒が幼い子供を押さえつけているのだ。
王太子は、それを見下ろし、子供に向って婚約破棄を告げた。
「ヒナコのノートを汚したな!」
「ちがうもん。ミア、お絵かきしてただけだもん!」
小説家になろう様でも投稿しています。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。