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12.刻印
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「1707番、これから貴様には奴隷紋を施す。これは焼印ではなく、特殊な薬品で刻印を行う。本当に肌を焼く訳ではないが、この薬品を肌につけると化学反応で肌の色が変わり、別の特殊な薬品で洗浄しないと消すことはできない。化学反応で肌が変色する際、本当に肌を焼くのと同じような痛みがある。奴隷の刻印であると同時に罪を犯した者の証でもある」
先程、陰毛を剃られた台に再び拘束される。胸の上と、おへその下の辺りのお腹にまず刻印が入れられた。激痛で気を失いそうになった。
「ううう…」
とても痛かった。でも、その二箇所だけで終わりではないようで、同じ刻印がさらに入れられる。
「痛い!痛い!やめてっ!」
右手首の内側にも激痛が走る。痛みに耐えきれず暴れまわったが拘束は厳重で逃げることはできない。
看守はそんな私を無視してどんどん刻印をする。おでこにも刻印がされた。印が肌に押されるたびに激痛が走り顔がゆがむ。
「うつ伏せになりなさい」
一度拘束が外されるが、すぐに体を逆にされ、うつ伏せに拘束された。体の向きを変えた際、右手首の奴隷紋が見えた。黒い文字で「奴隷:1707」と書かれていてバーコードが入れられている。
「もうやめて!許して!」
うつ伏せにされたまま叫んで許しを請うたけど、どうにもならなかった。
「犯罪者への刻印だ。少しくらい痛みを感じるのは当たり前だろう」
「好き勝手喋っているが、この収容所ではそんなこと許されないからな。すぐに防声具で塞いでやる。楽しみにしていろ」
抵抗は諦めて大人しく従うしかなかった。その後、今度はうなじ、背中、右のお尻にも激痛が走った。そこにも刻印が入れられたのだろう。
看守が私のおでこのバーコードに機械をかざした。顔にまで奴隷の印章が入れられてとてもショックだった。バーコードが読み取られる。近くのモニターに私が逮捕されたときに撮られた囚人服姿の写真や先程撮られた全裸の全身写真が映った。私の罪状や住所、さっき測られた体の情報なども表示された。写真の私は髪の毛が男の子のように短くなっていて悲しくなった。
「刻印に問題はないようだな」
「はぁっ…はぁっ…」
全身7ヶ所に奴隷紋が入れられた。痛みに耐えたことで息が上がる。拘束が一度解かれたけれど、また、すぐに仰向けに拘束された。お腹や胸の奴隷紋も見えた。同じように印字されているようだ。
看守が金属製の拘束具を持ってきた。
「これから、貞操帯の取り付けと膣挿入棒の取り付けを行う」
看守が言った。言われたことの意味がわからないまま、棒状のものが膣に挿れられてしまう。すこし感じてしまった。恥ずかしい。
「ううっ…」
何かが挿入された。そのことの理解が追いつかないまま、すぐさま貞操帯が私につけられる。金属製のパンツのようなもので金属の覆いで膣が隠され、外から触れなくなった。肛門の排便用の穴と排尿用の小さな穴は空いていて排泄はできるようだ。一方で覆いの内側にある先程の棒状の物は挿れられた状態で外せなくなってしまった。その状態で貞操帯に鍵がかけられ固定された。体は正直で、挿れられたままの物体に反応し下半身に変な力が入る。屈辱的な感覚だった。
「ああっ!」
突然膣に刺激が入り変な声が出てしまった。
「1707番、挿入棒動作確認」
看守がタブレッドの操作をすると先程挿入された棒状の物が震え、私の膣に刺激を与える。
「ああん」
刺激はすぐに止まったが、とんでもない機械だった。拘束が解かれ台から降ろされる。先程の刺激のせいで腰に力が入らない。立って見ると腰と両足の付け根にしっかりと金属製のベルトで貞操帯が固定され外すのは不可能だった。私の体にしっかりと密着し隙間はまったくない。かといって、金属が肌に当たって擦れたりすることもない。私の体のサイズにしっかりと調節されたのだろう。
「奴隷服だ」
奴隷服は服と言うには怪しいボロ雑巾のような1枚の布だった。首を通す用の丸い紐と腰紐が付いていて形はエプロンに近い。胸の部分には私の奴隷番号が縫われていた。茶色に汚れていたが、元々はもっと薄い色だったのだろうと想像できた。
看守から奴隷服を受け取って着る。広げると小さくサイズ表が縫い付けられていて”奴隷服 メス 165cm”と書かれていてなんとも言えない気持ちになった。紐を頭から通し、首にかける。かび臭くて本当に雑巾のような匂いがした。前の着用者が着た後、洗濯はされていなさそうだ。全体的に小さめに作られていて正面から見ると胸は隠れるけれど脇から見ると乳房が見えてしまう。そのまま布を前に垂らすと長さは、お臍の下あたりまでで、股間は隠れない。そこは貞操帯をつけているから問題ないという判断なのだろうか。
「その腰紐を体に巻きつけて前で結びなさい」
言われたとおり紐を背中に回し腰を一周させてから臍のあたりで結んだ。
当然体の後ろには僅かな紐の部分を除いて布がない。背中やお尻などは露出したままだ。これが私達奴隷の服なのかと思うと暗澹たる気持ちになる。移送時に懲罰で鞭打ち刑を受けたとき、看守が言っていたことが本当なら、単純に肌の露出面積を増やすだけでなく、鞭打ち刑の苦痛を増す意味があるのだろう。この服であれば着衣をしたままでも背中やお尻の肌に直接、鞭を打ち込むことができる。
奴隷服を着るとこれまでと同じように後ろ手に手錠を付けられ足枷も付けられた。今回は追加で足枷には短い鎖で鉄球が付けられた。陸上競技経験者の私は男子の砲丸投の砲丸よりは重そうだなあと感じた。8kgほどだろう。そして奴隷服姿の写真撮影が行われる。先程のデータベースに追加されるのだろう。壁際に立たされ、為されるがままに何枚も写真が撮られる。
「防声具を付けるぞ。口を開きなさい」
その後は、さっき看守が言っていた防声具が顔につけられた。革製のマスクのようなもので頭の後ろの2本のベルトで固定される。マスクの内側にはボールギャグがついていて口が開いたまま固定された。これは、楓ちゃんとのプレイで使ったことがあり知っていた。発語ができなくなり、よだれが垂れ流しになるのでとても不快なのだ。同じように収監手続きをされているのかなあと楓ちゃんの顔が浮かんだ。防声具をつけられ、私は話すこともできなくなった。
最後に貞操帯の股間の下に小さな鈴がつけられる。最初は意味がわからなかったが、私が動くとチリンチリンと鈴がなった。家畜みたいだなあと思った。
先程、陰毛を剃られた台に再び拘束される。胸の上と、おへその下の辺りのお腹にまず刻印が入れられた。激痛で気を失いそうになった。
「ううう…」
とても痛かった。でも、その二箇所だけで終わりではないようで、同じ刻印がさらに入れられる。
「痛い!痛い!やめてっ!」
右手首の内側にも激痛が走る。痛みに耐えきれず暴れまわったが拘束は厳重で逃げることはできない。
看守はそんな私を無視してどんどん刻印をする。おでこにも刻印がされた。印が肌に押されるたびに激痛が走り顔がゆがむ。
「うつ伏せになりなさい」
一度拘束が外されるが、すぐに体を逆にされ、うつ伏せに拘束された。体の向きを変えた際、右手首の奴隷紋が見えた。黒い文字で「奴隷:1707」と書かれていてバーコードが入れられている。
「もうやめて!許して!」
うつ伏せにされたまま叫んで許しを請うたけど、どうにもならなかった。
「犯罪者への刻印だ。少しくらい痛みを感じるのは当たり前だろう」
「好き勝手喋っているが、この収容所ではそんなこと許されないからな。すぐに防声具で塞いでやる。楽しみにしていろ」
抵抗は諦めて大人しく従うしかなかった。その後、今度はうなじ、背中、右のお尻にも激痛が走った。そこにも刻印が入れられたのだろう。
看守が私のおでこのバーコードに機械をかざした。顔にまで奴隷の印章が入れられてとてもショックだった。バーコードが読み取られる。近くのモニターに私が逮捕されたときに撮られた囚人服姿の写真や先程撮られた全裸の全身写真が映った。私の罪状や住所、さっき測られた体の情報なども表示された。写真の私は髪の毛が男の子のように短くなっていて悲しくなった。
「刻印に問題はないようだな」
「はぁっ…はぁっ…」
全身7ヶ所に奴隷紋が入れられた。痛みに耐えたことで息が上がる。拘束が一度解かれたけれど、また、すぐに仰向けに拘束された。お腹や胸の奴隷紋も見えた。同じように印字されているようだ。
看守が金属製の拘束具を持ってきた。
「これから、貞操帯の取り付けと膣挿入棒の取り付けを行う」
看守が言った。言われたことの意味がわからないまま、棒状のものが膣に挿れられてしまう。すこし感じてしまった。恥ずかしい。
「ううっ…」
何かが挿入された。そのことの理解が追いつかないまま、すぐさま貞操帯が私につけられる。金属製のパンツのようなもので金属の覆いで膣が隠され、外から触れなくなった。肛門の排便用の穴と排尿用の小さな穴は空いていて排泄はできるようだ。一方で覆いの内側にある先程の棒状の物は挿れられた状態で外せなくなってしまった。その状態で貞操帯に鍵がかけられ固定された。体は正直で、挿れられたままの物体に反応し下半身に変な力が入る。屈辱的な感覚だった。
「ああっ!」
突然膣に刺激が入り変な声が出てしまった。
「1707番、挿入棒動作確認」
看守がタブレッドの操作をすると先程挿入された棒状の物が震え、私の膣に刺激を与える。
「ああん」
刺激はすぐに止まったが、とんでもない機械だった。拘束が解かれ台から降ろされる。先程の刺激のせいで腰に力が入らない。立って見ると腰と両足の付け根にしっかりと金属製のベルトで貞操帯が固定され外すのは不可能だった。私の体にしっかりと密着し隙間はまったくない。かといって、金属が肌に当たって擦れたりすることもない。私の体のサイズにしっかりと調節されたのだろう。
「奴隷服だ」
奴隷服は服と言うには怪しいボロ雑巾のような1枚の布だった。首を通す用の丸い紐と腰紐が付いていて形はエプロンに近い。胸の部分には私の奴隷番号が縫われていた。茶色に汚れていたが、元々はもっと薄い色だったのだろうと想像できた。
看守から奴隷服を受け取って着る。広げると小さくサイズ表が縫い付けられていて”奴隷服 メス 165cm”と書かれていてなんとも言えない気持ちになった。紐を頭から通し、首にかける。かび臭くて本当に雑巾のような匂いがした。前の着用者が着た後、洗濯はされていなさそうだ。全体的に小さめに作られていて正面から見ると胸は隠れるけれど脇から見ると乳房が見えてしまう。そのまま布を前に垂らすと長さは、お臍の下あたりまでで、股間は隠れない。そこは貞操帯をつけているから問題ないという判断なのだろうか。
「その腰紐を体に巻きつけて前で結びなさい」
言われたとおり紐を背中に回し腰を一周させてから臍のあたりで結んだ。
当然体の後ろには僅かな紐の部分を除いて布がない。背中やお尻などは露出したままだ。これが私達奴隷の服なのかと思うと暗澹たる気持ちになる。移送時に懲罰で鞭打ち刑を受けたとき、看守が言っていたことが本当なら、単純に肌の露出面積を増やすだけでなく、鞭打ち刑の苦痛を増す意味があるのだろう。この服であれば着衣をしたままでも背中やお尻の肌に直接、鞭を打ち込むことができる。
奴隷服を着るとこれまでと同じように後ろ手に手錠を付けられ足枷も付けられた。今回は追加で足枷には短い鎖で鉄球が付けられた。陸上競技経験者の私は男子の砲丸投の砲丸よりは重そうだなあと感じた。8kgほどだろう。そして奴隷服姿の写真撮影が行われる。先程のデータベースに追加されるのだろう。壁際に立たされ、為されるがままに何枚も写真が撮られる。
「防声具を付けるぞ。口を開きなさい」
その後は、さっき看守が言っていた防声具が顔につけられた。革製のマスクのようなもので頭の後ろの2本のベルトで固定される。マスクの内側にはボールギャグがついていて口が開いたまま固定された。これは、楓ちゃんとのプレイで使ったことがあり知っていた。発語ができなくなり、よだれが垂れ流しになるのでとても不快なのだ。同じように収監手続きをされているのかなあと楓ちゃんの顔が浮かんだ。防声具をつけられ、私は話すこともできなくなった。
最後に貞操帯の股間の下に小さな鈴がつけられる。最初は意味がわからなかったが、私が動くとチリンチリンと鈴がなった。家畜みたいだなあと思った。
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