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「ごめんね、痛いよね」
いつの間にか涙が出ていたようで、流れた涙を拭ってくれた。
「ううん、大丈夫」
アトラスが私の中に入っている。それがとても幸せで満たされていた。
「嬉しいの・・・アトラスと本当の恋人になれた」
「ルミナ・・・」
「アト、ラス?私の中で、また、大きくなってる?」
「煽るからだよ」
「煽っ、ああ、んんっ!!」
アトラスは私の足を抱え直し、ゆっくりと動き始めたのだ。最初は浅く出入りしていたが徐々に深く入ってくるようになり、やがて奥の壁を打ち付けてきた。
「ああっ!!だめっ!!アトラス、・・・そこ・・・」
蜜壷の中を掻き回すように腰を動かし、奥の壁を叩く。その度に、私の口からは甘い吐息と喘ぎ声が漏れ出した。
そして次第に動きは激しさを増していき、肌がぶつかり合う音が響いたのだ。音、クチュクチュという水音が耳に響き渡り脳を刺激する。
私は全身でアトラスを求めている。
蜜壷から溢れる蜜がより増え、アトラスに触れられる全てが気持ちいい。
奥を突かれる度に痺れるような感覚が身体を駆け巡り、子宮が疼くのだ。
もっと、もっとと求めてしまう。
「はあん!!!そこ、いい・・・アトラス・・・アトラス」
秘部からは蜜が溢れ出し、シーツを濡らしていく。
アトラスが動く度にベッドが軋む音が聞こえる。それがより興奮し、私を大胆にさせたのかもしれない。
もっと、欲しいと思った時には自ら足を絡めてアトラスを引き寄せていた。
そして、私の両足はアトラスの腰に絡みつき離れまいとしていたのである。
そんな大胆な行動に出た私に対してアトラスからの刺激はより一層強くなり、動きが激しくなる。
くり、とアトラスが秘部を押した。
「ひうん」
その瞬間、身体が跳ね上がり大きな声を上げてしまう。アトラスが執拗にその一点を攻め始めたのだ。
「ああっ、駄目・・・そこは・・・ああん。何か、くる・・・」
「いいよ、いこう。一緒にいこう」
そう言って何度も刺激を与えてくる。その度に私はあられもない声を上げて乱れた。
「やあん!!もう・・・わたし・・・ああ!!」
もう限界だった。
「はぁん、ああっ!!アトラス・・・好き・・・大好き」
「ルミナ・・・愛してる」
アトラスの囁きを聞きながら、私達は同時に絶頂を迎えたのだ。
ドクンと熱いものがお腹の中で弾けると、私の中を満たしていった。
「ルミナ」
アトラスは私を強く抱きしめ、深い口付けをしてきた。私もそれに応えるように舌を絡ませ合ったのだ。
何だか中のものが大きくなってきた。アトラスは唇を離すと、私の頬や額に口付けした。
「アトラス、私もまだ、足りない」
身体がまだ飢えている。
疼きの余韻が引かず、満たされない。
「もっと、欲しい。アトラスが欲しい」
「いくらでもあげるよ。可愛い私の、ルミナ」
アトラスは微笑んでくれた後、再び動き出す。今度は私の両足を肩に乗せるように持ち上げた。すると、先程よりも深く入り込み、子宮口まで到達した。
その刺激に私はまた身体を震わせる。そしてアトラスが動き出すと再び快楽の海へと溺れていったのだ。
その後も何度も愛し合い続けた。
明け方私達は、オルフェ家へと帰った。アトラスがいつものにこやかで穏やかな口調で、
学園祭の後、夜遅くまで話しをしていたので、帰りが遅くなってしまったと説明してくれたが、皆空気を察したかのように暖かい微笑みを見せてくれた。
それから直ぐに私達は、正式な婚約を結ぶために王宮に書簡を送った。
いつの間にか涙が出ていたようで、流れた涙を拭ってくれた。
「ううん、大丈夫」
アトラスが私の中に入っている。それがとても幸せで満たされていた。
「嬉しいの・・・アトラスと本当の恋人になれた」
「ルミナ・・・」
「アト、ラス?私の中で、また、大きくなってる?」
「煽るからだよ」
「煽っ、ああ、んんっ!!」
アトラスは私の足を抱え直し、ゆっくりと動き始めたのだ。最初は浅く出入りしていたが徐々に深く入ってくるようになり、やがて奥の壁を打ち付けてきた。
「ああっ!!だめっ!!アトラス、・・・そこ・・・」
蜜壷の中を掻き回すように腰を動かし、奥の壁を叩く。その度に、私の口からは甘い吐息と喘ぎ声が漏れ出した。
そして次第に動きは激しさを増していき、肌がぶつかり合う音が響いたのだ。音、クチュクチュという水音が耳に響き渡り脳を刺激する。
私は全身でアトラスを求めている。
蜜壷から溢れる蜜がより増え、アトラスに触れられる全てが気持ちいい。
奥を突かれる度に痺れるような感覚が身体を駆け巡り、子宮が疼くのだ。
もっと、もっとと求めてしまう。
「はあん!!!そこ、いい・・・アトラス・・・アトラス」
秘部からは蜜が溢れ出し、シーツを濡らしていく。
アトラスが動く度にベッドが軋む音が聞こえる。それがより興奮し、私を大胆にさせたのかもしれない。
もっと、欲しいと思った時には自ら足を絡めてアトラスを引き寄せていた。
そして、私の両足はアトラスの腰に絡みつき離れまいとしていたのである。
そんな大胆な行動に出た私に対してアトラスからの刺激はより一層強くなり、動きが激しくなる。
くり、とアトラスが秘部を押した。
「ひうん」
その瞬間、身体が跳ね上がり大きな声を上げてしまう。アトラスが執拗にその一点を攻め始めたのだ。
「ああっ、駄目・・・そこは・・・ああん。何か、くる・・・」
「いいよ、いこう。一緒にいこう」
そう言って何度も刺激を与えてくる。その度に私はあられもない声を上げて乱れた。
「やあん!!もう・・・わたし・・・ああ!!」
もう限界だった。
「はぁん、ああっ!!アトラス・・・好き・・・大好き」
「ルミナ・・・愛してる」
アトラスの囁きを聞きながら、私達は同時に絶頂を迎えたのだ。
ドクンと熱いものがお腹の中で弾けると、私の中を満たしていった。
「ルミナ」
アトラスは私を強く抱きしめ、深い口付けをしてきた。私もそれに応えるように舌を絡ませ合ったのだ。
何だか中のものが大きくなってきた。アトラスは唇を離すと、私の頬や額に口付けした。
「アトラス、私もまだ、足りない」
身体がまだ飢えている。
疼きの余韻が引かず、満たされない。
「もっと、欲しい。アトラスが欲しい」
「いくらでもあげるよ。可愛い私の、ルミナ」
アトラスは微笑んでくれた後、再び動き出す。今度は私の両足を肩に乗せるように持ち上げた。すると、先程よりも深く入り込み、子宮口まで到達した。
その刺激に私はまた身体を震わせる。そしてアトラスが動き出すと再び快楽の海へと溺れていったのだ。
その後も何度も愛し合い続けた。
明け方私達は、オルフェ家へと帰った。アトラスがいつものにこやかで穏やかな口調で、
学園祭の後、夜遅くまで話しをしていたので、帰りが遅くなってしまったと説明してくれたが、皆空気を察したかのように暖かい微笑みを見せてくれた。
それから直ぐに私達は、正式な婚約を結ぶために王宮に書簡を送った。
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