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第9章 冬の……アナタ、どなた?
エピソード56-68
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会議室 ジン回想――
突然の招集にご機嫌斜めの朔也。
担当官の綾瀬ハルヒに『生写真付きサイン色紙』をせがまれ、朔也はついにブチ切れた。
綾瀬の代わりに部屋に入って来た女性は、朔也の顔を見るなりよろめいた。
「ア、 アナタ様はもしや……」
「正真正銘、 七本木ジンこと荻原朔也、 デス♪」キラーン
「ふぁぅ♡ ジン様ぁ~♡」
ジンのキメポーズを生で見た女性は、再びエビぞった。
「ねぇ、 ハルちゃん出てっちゃったけど、 やっぱやるの? コレ……」
朔也は机の上にうず高く積まれた色紙を指し、女性に聞いた。
「すいませんねぇ。 綾瀬先輩には私も困ってまして……あ、 私は小柳ミモザですぅ♪」
「そりゃどうも……」
ミモザは綾瀬同様ダーク系のスーツに、編み込んだ薄い水色の髪をしたメガネ女子だった。
「では、 始めましょうか? ジン様?」
ミモザは長机に色紙をドサッと置き、ニコッと愛想笑いを浮かべた。
「ああもうっ! サインはオフィシャルな場合だけ仕方なく書いてるんだよ?」
ブツブツ文句を言いつつ、朔也はリストを見ながら色紙にサインを書いていく。
「書き終わったら、 こちらに向かってスマイルお願いしまぁーす♪」
そう言ってミモザは、ポラロイド念写カメラを構えた。
「書けたよ……こうかい?」キラーン
書いた色紙を顔の横に掲げ、とびっきりの笑顔を見せた朔也。
「はぶっ! ナイスです! と、 撮りまぁす!」パシャ
ミモザは鼻を押さえながらシャッターを切った。
ベェーッ
カメラから即座にプリントされた写真が出て来た。
写真の出来をチェックしたミモザは、朔也に親指を立てた。
「ムフ……バッチリです! 証拠として申し分ないですっ!」
「証拠って……疑り深いファンたちだなぁ……」
複雑な表情を浮かべる朔也に、ミモザは興奮気味に言った。
「さぁ! この調子でジャンジャン行きますよぉーっ♪」
「ふぅ……わかりましたよぉ……」
淡々と作業を進めながら、朔也はミモザに聞いた。
「ねぇミモちゃん? ボクの本当のミッションってハルちゃんから聞いてる?」
「それが教えてくれないんですよぉ。 『極秘任務だからなっ!』ってドヤ顔ではぐらかすんですぅ……」
ミモザは撮った写真を色紙に貼りながら、ふてくされ気味に言った。
「そんなに重要なミッションなのかなぁ? ボク、 今度の休みは予定が入ってるんだけど……」
「むぅ? 『予定』ですか? 聞き捨てなりませんねぇ?」ジロ
ミモザはあるワードに敏感に反応した。
「極めて個人的な予定だよ? キミが今想像している様なスキャンダラスなものじゃないから……」
「全否定ですかぁ? ますます怪しいですねぇ……」
ミモザにジト目で見られ、朔也は軽くキレた。
「ボクにだってプライベートな予定くらいあるよ!」
「ほらほら、 手が止まってますよぉ?」
ミモザはニヤつきながら朔也に言った。
「あ! からかったなぁ!?」
朔也は頬を膨らませてむくれた。
「むはぁ……不貞腐れているジン様カワイイ~♡ 隙ありっ!」パシャ
「あ! ズルいぞ!? 今の無し!」
ベェーッ
カメラから即座にプリントされた写真が出て来た。
「やりましたっ! 奇跡の一枚、 ゲットですぅっ!」
出来上がった写真を見て小躍りするミモザ。
それを冷ややかな目で見ている朔也。
「はぁぁ……コレあと、 どのくらいあるの?」
「そうですねぇ……ざっとあと350枚くらい? ですかね?」
「げぇぇ……」
朔也はげんなりした顔でうなだれた。
◇ ◇ ◇ ◇
地下格納庫 ジン回想――
ハルヒは上機嫌で開閉ボタンを押し、格納庫の扉を開けた。
ブゥゥーン……
厳重な大きい扉が開き、地下とは思えない広大な空間がハルヒの眼前に広がった。
「朔也の奴、 コレを見たら驚いて腰を抜かすんじゃないか? フヒヒヒ……」
正面に安置されている巨大な人工物を見て、ハルヒはほくそ笑んだ。
◇ ◇ ◇ ◇
会議室 ジン回想――
作業は順調に進み、長机にうずたかく積んであった色紙はもう残り少なくなっていた。
「はひぃ……もう少しです、 頑張りましょう」
「もう、 手の感覚が無いよ……」
ヘトヘトになりながら色紙にサインを書きなぐる朔也。
「はぁい、 写真撮りまぁす……ジン様ぁ? 真面目にやってくださーい」
ミモザは気持ち表情が固い朔也を注意した。
「そんな事言っても、 顔面神経がショート寸前なんだよね……」
「全国のファンの為ですっ! 気合入れて行きましょう!」
ミモザは必死に朔也を鼓舞し、モチベ―ションの維持に努めた。
「あれ? インクが無くなって来た?」
「はい新品ですっ!」
「喉が渇いたなぁ……」
「はいドカビタCですっ!」
ミモザは朔也の集中力を切らさない為に頑張った。
すると朔也が顔を青くしながらミモザに言った。
「ちょっと、お花を摘みに行きたいんだけど……」
「はい緊急簡易トイレですっ!」
目の前に置かれた物をジト目で見た朔也。
次の瞬間、朔也はとうとうキレた。
「おいっ! トイレ位行かせてくれよぉ!」
「はっ! 失礼しました……」
結局5分間の休憩をはさみ、作業を再開した朔也。
やがて、色紙は最後の一枚となった。
「これでラストですっ! はいっ♡」
「よしっ! ええと宛名は小柳……え? ミモちゃん!?」
リストの最後には、ミモザの名前がちゃっかり書いてあった。
「へへ。 ラスボスは、わ・た・しっ♡」ニコ
「何でもイイ。 早く終わらせよう……」
ミモザはサインの他、ツーショット写真までねだる始末だった。
「はいオッケーですっ! お疲れっしたぁー!」
「どはぁ……やっと終わった……」
サインと写真撮影を終え、長机に突っ伏す朔也。
そんな朔也にミモザは容赦なく声を掛けた。
「では、 格納庫にご案内しまぁーっす♡」
「ちょっと……休ませてくれないか……」
「ジン様のお願いなら仕方ないですね。 では3分程♡」ニコ
「鬼ぃぃ、 悪魔ぁぁ……」
涼しげな顔でそう言うミモザを、朔也は睨みつけた。
◇ ◇ ◇ ◇
地下格納庫 ジン回想――
「はぁい。 ココが格納庫でぇーっす」
ミモザが朔也を連れて、格納庫の開閉ボタンを押した。
ブゥゥーン……
厳重な大きい扉が開き、地下とは思えない広大な空間が眼前に広がった。
「何だココは? 無駄に広くない?」
朔也がそう呟いたと同時に、ミモザは前方に駆けだした。
「あ! せんぱぁーい! ジン様をお連れしましたぁー!」パタタタ
「おお! ご苦労!」
ミモザの走っていく先に、ハルヒが後ろに手を組んで胸を張っていた。
ミモザの後をトボトボと付いていく朔也。
「やっと終わったか? 随分かかったな?」
「アンタねぇ……」
ハルヒの言い草に、朔也はキレかかっていた。
するとハルヒとミモザは朔也と距離を取り、ヒソヒソ話を始めた。
「お喜び下さい先輩。 出来は上々、 バッチリですよ!」グッ
「そうかそうか。 多めに発注しておいて正解だったな♪ 余ったものは『まんじゃらけ』で売り飛ばせば――」
ハルヒが言い終わる直前、背後に顔を真っ赤にした朔也がいた。
「ぬわにぃぃぃぃ!? アンタねぇ……」
「じ、 冗談に決まっておろう? 真に受けるでない!」
「そ、そうですよぉ。 やだなぁジン様……」
ズイと詰め寄った朔也をやんわりといなし、ハルヒとミモザは朔也をなだめた。
落ち着きを取り戻した朔也は、大きなため息をついた。
「はぁ……もうイイから早く本題に入ってくれない?」
「そうだったな。 おい、この線から前に出るなよ?」
「何が始まるんだ?」
「イイから離れろ」
ハルヒは床に引いてある線から二人をおいやった。
「うむ。 ではお見せしよう。 コレだ!」カチ
ハルヒは持っていたリモコンを押すと、振動と共に床が真っ二つに割れ、下から何かがせり上がって来た。
「うわっ!? 床が割れた!?」
「ひぇぇぇぇ! な、 何ですかコレ先輩!?」
床からせりあがって来た物体は、全長が20mほど、高さが5mほどの大きさの、ガンメタリックの物体だった。
目の前の物体に、朔也は勿論、ミモザまで呆気に取られていた。
「ミモザ……お前もコイツを見るのは初めてだったな」
「何ですかコレ? 潜水艦?」
ミモザは腕を組み、首を傾げた。
「聞いて驚け? これはな……『宇宙船』だっ!」
ハルヒはドヤ顔で二人に言い放った。
突然の招集にご機嫌斜めの朔也。
担当官の綾瀬ハルヒに『生写真付きサイン色紙』をせがまれ、朔也はついにブチ切れた。
綾瀬の代わりに部屋に入って来た女性は、朔也の顔を見るなりよろめいた。
「ア、 アナタ様はもしや……」
「正真正銘、 七本木ジンこと荻原朔也、 デス♪」キラーン
「ふぁぅ♡ ジン様ぁ~♡」
ジンのキメポーズを生で見た女性は、再びエビぞった。
「ねぇ、 ハルちゃん出てっちゃったけど、 やっぱやるの? コレ……」
朔也は机の上にうず高く積まれた色紙を指し、女性に聞いた。
「すいませんねぇ。 綾瀬先輩には私も困ってまして……あ、 私は小柳ミモザですぅ♪」
「そりゃどうも……」
ミモザは綾瀬同様ダーク系のスーツに、編み込んだ薄い水色の髪をしたメガネ女子だった。
「では、 始めましょうか? ジン様?」
ミモザは長机に色紙をドサッと置き、ニコッと愛想笑いを浮かべた。
「ああもうっ! サインはオフィシャルな場合だけ仕方なく書いてるんだよ?」
ブツブツ文句を言いつつ、朔也はリストを見ながら色紙にサインを書いていく。
「書き終わったら、 こちらに向かってスマイルお願いしまぁーす♪」
そう言ってミモザは、ポラロイド念写カメラを構えた。
「書けたよ……こうかい?」キラーン
書いた色紙を顔の横に掲げ、とびっきりの笑顔を見せた朔也。
「はぶっ! ナイスです! と、 撮りまぁす!」パシャ
ミモザは鼻を押さえながらシャッターを切った。
ベェーッ
カメラから即座にプリントされた写真が出て来た。
写真の出来をチェックしたミモザは、朔也に親指を立てた。
「ムフ……バッチリです! 証拠として申し分ないですっ!」
「証拠って……疑り深いファンたちだなぁ……」
複雑な表情を浮かべる朔也に、ミモザは興奮気味に言った。
「さぁ! この調子でジャンジャン行きますよぉーっ♪」
「ふぅ……わかりましたよぉ……」
淡々と作業を進めながら、朔也はミモザに聞いた。
「ねぇミモちゃん? ボクの本当のミッションってハルちゃんから聞いてる?」
「それが教えてくれないんですよぉ。 『極秘任務だからなっ!』ってドヤ顔ではぐらかすんですぅ……」
ミモザは撮った写真を色紙に貼りながら、ふてくされ気味に言った。
「そんなに重要なミッションなのかなぁ? ボク、 今度の休みは予定が入ってるんだけど……」
「むぅ? 『予定』ですか? 聞き捨てなりませんねぇ?」ジロ
ミモザはあるワードに敏感に反応した。
「極めて個人的な予定だよ? キミが今想像している様なスキャンダラスなものじゃないから……」
「全否定ですかぁ? ますます怪しいですねぇ……」
ミモザにジト目で見られ、朔也は軽くキレた。
「ボクにだってプライベートな予定くらいあるよ!」
「ほらほら、 手が止まってますよぉ?」
ミモザはニヤつきながら朔也に言った。
「あ! からかったなぁ!?」
朔也は頬を膨らませてむくれた。
「むはぁ……不貞腐れているジン様カワイイ~♡ 隙ありっ!」パシャ
「あ! ズルいぞ!? 今の無し!」
ベェーッ
カメラから即座にプリントされた写真が出て来た。
「やりましたっ! 奇跡の一枚、 ゲットですぅっ!」
出来上がった写真を見て小躍りするミモザ。
それを冷ややかな目で見ている朔也。
「はぁぁ……コレあと、 どのくらいあるの?」
「そうですねぇ……ざっとあと350枚くらい? ですかね?」
「げぇぇ……」
朔也はげんなりした顔でうなだれた。
◇ ◇ ◇ ◇
地下格納庫 ジン回想――
ハルヒは上機嫌で開閉ボタンを押し、格納庫の扉を開けた。
ブゥゥーン……
厳重な大きい扉が開き、地下とは思えない広大な空間がハルヒの眼前に広がった。
「朔也の奴、 コレを見たら驚いて腰を抜かすんじゃないか? フヒヒヒ……」
正面に安置されている巨大な人工物を見て、ハルヒはほくそ笑んだ。
◇ ◇ ◇ ◇
会議室 ジン回想――
作業は順調に進み、長机にうずたかく積んであった色紙はもう残り少なくなっていた。
「はひぃ……もう少しです、 頑張りましょう」
「もう、 手の感覚が無いよ……」
ヘトヘトになりながら色紙にサインを書きなぐる朔也。
「はぁい、 写真撮りまぁす……ジン様ぁ? 真面目にやってくださーい」
ミモザは気持ち表情が固い朔也を注意した。
「そんな事言っても、 顔面神経がショート寸前なんだよね……」
「全国のファンの為ですっ! 気合入れて行きましょう!」
ミモザは必死に朔也を鼓舞し、モチベ―ションの維持に努めた。
「あれ? インクが無くなって来た?」
「はい新品ですっ!」
「喉が渇いたなぁ……」
「はいドカビタCですっ!」
ミモザは朔也の集中力を切らさない為に頑張った。
すると朔也が顔を青くしながらミモザに言った。
「ちょっと、お花を摘みに行きたいんだけど……」
「はい緊急簡易トイレですっ!」
目の前に置かれた物をジト目で見た朔也。
次の瞬間、朔也はとうとうキレた。
「おいっ! トイレ位行かせてくれよぉ!」
「はっ! 失礼しました……」
結局5分間の休憩をはさみ、作業を再開した朔也。
やがて、色紙は最後の一枚となった。
「これでラストですっ! はいっ♡」
「よしっ! ええと宛名は小柳……え? ミモちゃん!?」
リストの最後には、ミモザの名前がちゃっかり書いてあった。
「へへ。 ラスボスは、わ・た・しっ♡」ニコ
「何でもイイ。 早く終わらせよう……」
ミモザはサインの他、ツーショット写真までねだる始末だった。
「はいオッケーですっ! お疲れっしたぁー!」
「どはぁ……やっと終わった……」
サインと写真撮影を終え、長机に突っ伏す朔也。
そんな朔也にミモザは容赦なく声を掛けた。
「では、 格納庫にご案内しまぁーっす♡」
「ちょっと……休ませてくれないか……」
「ジン様のお願いなら仕方ないですね。 では3分程♡」ニコ
「鬼ぃぃ、 悪魔ぁぁ……」
涼しげな顔でそう言うミモザを、朔也は睨みつけた。
◇ ◇ ◇ ◇
地下格納庫 ジン回想――
「はぁい。 ココが格納庫でぇーっす」
ミモザが朔也を連れて、格納庫の開閉ボタンを押した。
ブゥゥーン……
厳重な大きい扉が開き、地下とは思えない広大な空間が眼前に広がった。
「何だココは? 無駄に広くない?」
朔也がそう呟いたと同時に、ミモザは前方に駆けだした。
「あ! せんぱぁーい! ジン様をお連れしましたぁー!」パタタタ
「おお! ご苦労!」
ミモザの走っていく先に、ハルヒが後ろに手を組んで胸を張っていた。
ミモザの後をトボトボと付いていく朔也。
「やっと終わったか? 随分かかったな?」
「アンタねぇ……」
ハルヒの言い草に、朔也はキレかかっていた。
するとハルヒとミモザは朔也と距離を取り、ヒソヒソ話を始めた。
「お喜び下さい先輩。 出来は上々、 バッチリですよ!」グッ
「そうかそうか。 多めに発注しておいて正解だったな♪ 余ったものは『まんじゃらけ』で売り飛ばせば――」
ハルヒが言い終わる直前、背後に顔を真っ赤にした朔也がいた。
「ぬわにぃぃぃぃ!? アンタねぇ……」
「じ、 冗談に決まっておろう? 真に受けるでない!」
「そ、そうですよぉ。 やだなぁジン様……」
ズイと詰め寄った朔也をやんわりといなし、ハルヒとミモザは朔也をなだめた。
落ち着きを取り戻した朔也は、大きなため息をついた。
「はぁ……もうイイから早く本題に入ってくれない?」
「そうだったな。 おい、この線から前に出るなよ?」
「何が始まるんだ?」
「イイから離れろ」
ハルヒは床に引いてある線から二人をおいやった。
「うむ。 ではお見せしよう。 コレだ!」カチ
ハルヒは持っていたリモコンを押すと、振動と共に床が真っ二つに割れ、下から何かがせり上がって来た。
「うわっ!? 床が割れた!?」
「ひぇぇぇぇ! な、 何ですかコレ先輩!?」
床からせりあがって来た物体は、全長が20mほど、高さが5mほどの大きさの、ガンメタリックの物体だった。
目の前の物体に、朔也は勿論、ミモザまで呆気に取られていた。
「ミモザ……お前もコイツを見るのは初めてだったな」
「何ですかコレ? 潜水艦?」
ミモザは腕を組み、首を傾げた。
「聞いて驚け? これはな……『宇宙船』だっ!」
ハルヒはドヤ顔で二人に言い放った。
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