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第9章 冬の……アナタ、どなた?
エピソード53-5
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腐中駅付近 『ダイトーステーション』――
ヤス子の先輩で、蘭子とも顔見知りのサチコが、ココでアルバイトをしている事が発覚した。
静流たちがココに来た理由である『やさぐれウォンバット』を扱っている台の場所を聞くと、サチコは和やかなムードから一転、顔を引き締め仕事モードとなった。
「コッチよ。 一応聞くけど、 メダルは充分あるの?」
「さっきちょっと使ったけど、1200枚強ある!」
「ふむ。 それだけあればなんとかなるかな……?」
歩きながらサチコは、天井の方を見ながらブツブツと何やら呟いていた。
道すがら、ヤス子がサチコに聞いた。
「それよりサチコ先輩? また育ったんじゃないスか? 一部が」
「そうなのよ。 お陰で肩が凝ってしょうがないの……」
「アタイらにはその苦痛、 わからねぇな……」
「推定G……制服のJD……おぶっ!」
達也がうわ言のように呟き、朋子にエルボーを食らった。
ふと何かを思い出し、サチコは静流に話しかけた。
「やっと静さまに会えた。 あぁ、 これも運命かなぁ? この間『コミマケ』ですっごいイベがあってね――」
「へ? 行ったんですか? 膜張メッセに?」
「行った行った♡ 大満足だったよぉ♡」
静流は蘭子と顔を見合わせた。
「後でバレるとややこしいから、 説明しておこうか?」
「時期が来ればわかるだろうから、 今は内緒にしておこうぜ」ヒソ
二人がコソコソしているのが目に入り、サチコは苛立った。
「蘭ちゃん? アナタいつの間に静さまと仲良くなったの?」
「ク、クラスメイトなんだ。 それ以上の関係じゃねぇッス」
「そうなの? イイなぁ……私もリナと一緒に国尼にしとけばよかった……」
サチコは寂しげな顔でそう言った。
やがて照明が落とされた薄暗い一角に一同は着いた。
「ココよ。 アナタたちのターゲットがあるエリアは」
「何だ? このエリアは?」
他の場所と明らかに違う雰囲気のエリアだった。
薄暗いエリアに設置してある台を見て、突然朋子の目が輝き出した。
「あー!! あ、あれは幻の『追撃の魚人』のグッズ!?」
「何だよ? それ?」
「あれは『ベルサイズの薔薇』のラスカル様!」
薄暗いエリアに設置してある台を見て、突然朋子の目が輝き出した。
朋子が次々と景品を言い当てる様に、サチコは奇異の眼差しを向けた。
「た、宝だわ。 こんな代物、ネットオークションだったら幾らの値が付くか……」
「あらアナタ、 よく知ってるわね……」
サチコは一同に向き直り、ドヤ顔で言い放った。
「ココは知る人ぞ知る『アンダーグラウンド』のコーナーよ」
「サチコ先輩、それで……例のブツは何処です? ん? あれは何だ!?」
「そう。 アレよ。 私たちはあの台を『沼』と呼んでいるわ……」
サチコは奥の方を指さし、そう呟いた。
「ん? デ、デケェ! アレがクレーンゲームなのか!?」
それを見た瞬間、蘭子たちは度肝を抜かれた。
サチコに指された先にあったのは、通常の3倍はあろうかと言う巨大クレーンゲームだった。
通常台のの高さがせいぜい1.5m程に対し、4mは余裕で超えている。
「難易度は『鬼ムズ』よ! 心して掛かりなさい!」ビシッ
サチコはそう言って腕を組み、決めポーズをとった。
「確かにデカい。 砲弾型? いや釣鐘型か? 素晴らしい……ぶごっ」
達也はサチコの一点のみを注視してブツブツ言っていたが、朋子にまたエルボーを食らい、悶絶していた。
まだ決めポーズをしているサチコに、ヤス子が聞いた。
「さっき『沼』って言ったッスね? その心は?」
「興味本位で初めても結局ボウズ。 捕れても大赤字。 ハマったら大変『底なし沼』って事」
台に一同を導きながら、サチコは続けた。
「価格設定は破格の1プレイ200円、 500円なら3プレイ。 だけど、そこが『沼』の恐ろしさなの」
台の前に立つと、ヤス子は頭を抱えた。
「しまった! 『三本爪』か!」
三本爪とは、クレーンのアームが一般的なものは左右に開く二本爪なのに対し、三本爪は三方向に開くタイプである。
しかも、二本爪のアームは幅があり、景品を掴みやすいのに対し、三本爪はアームがワイヤーのように細く、頼りない印象だ。
「迂闊だったぜ。 これでさっき披露した技の半分は使えねぇな……」
ヤス子は悔しがり、奥歯を強く噛んだ。
「二本が三本になっただけだろ? むしろ掴みやすそうだけどな」
「チッチッチ、 達ちゃん甘いなぁ。 そこが三本爪のコワい所なんだ……」
達也がのん気な顔でそう言うと、ヤス子は人差し指を立て、左右に振った。
「恐らく、 プロ泣かせの激ユルアーム地獄だろうな。 サチコ先輩、『設定』は?」
「知ってるわけ無いでしょ? 設定は上層部しか知らない。 ちなみにこの店の台は全て『魔法キャンセラー』が付いてるから、 変な小細工も効かないわよ? 悪く思わないでね?」
ヤス子たちの会話に、静流が質問した。
「師匠、『設定』って何ですか?」
「アタイも気になってたんだ。 クレゲーにもパチスロみたいな『設定』があるのか?」
静流の問いに、ヤス子は頷いて言った。
「ある。 この手の台は何回かに一回、アームのパワーが上がる時があるんだ」
「しょうがないでしょ? 常に同じユルユルだったら、『どうせ捕れない』からって、 お客さんが遊んでくれなくなるもの」
サチコは経営者側のフォローに回った。
「なかなか捕れないけど、苦労して捕れた時の脳汁の出方は、パチスロに通じるものがあると思うの」
「確かに。 さっきの高揚感は気持ちよかったなぁ……」ポォォ
そう言って静流は天井の方を見て微笑んだ。
「きゃぅん。 やっぱ本物のインパクトは違うわね……」
サチコは頬に手をあて、クネクネと左右に揺れた。
「その時のお姿、 見たかったなぁ……ヤス子の意地悪ぅ、 静さまが来てるなら、早く私を呼んでよぉ~」
「すんません。 あちきも舞い上がってたもんで……」
サチコにポコポコと叩かれるヤス子。
静流は目の前の沼台を見て言った。
「真琴、ターゲットはあの中のどれになるんだ?」
「んーっとね、確か……」
真琴が台の中を覗き込もうとした時、ここぞとばかりにサチコが静流の前に出た。
「はぁーい説明しまぁーす♡ この台の中にあるのは、知る人ぞ知るキャラクターグッズ『阿鼻叫喚シリーズ』ですっ!」
サチコがチラシを取り出して静流に渡した。
現在リリースしているキャラクターは、
・断末魔ウサギ
・怒号ライオン
・自堕落クマ
・罵声イルカ
・やさぐれウォンバット
・嗚咽フクロウ
と言ったラインナップであった。
「ご所望の『やさぐれウォンバット』は、 本店ではラストワンになりまぁ~っす!」
「うぇ!? あれが最後の一体?」
サチコが指差した先に、体色がグレーの、ネズミを大きくして太らせたようなビジュアルのぬいぐるみがあった。
大きさ的にはイルカの次位に大きく、何となく不機嫌な表情を浮かべているのが、名称の意味なのだろうか。
「ん? はぁい、只今ぁ!」
サチコのインカムに、何か連絡が来たようだ。
「んもう、 呼び出しが掛かっちゃった。 そうだ!」
サチコは沼台を鍵で開けて中に入ると、ウォンバットの位置を整えてくれた。
しかも大きく初期位置を外れている。
「ああっ! いっけなぁい、 うっかりずらして置いちゃったぁ♡」ペロ
舌を出し、わざとらしく大げさにふるまうサチコ。
「ここまでが私の出来る特別サービスよん♡」
「ありがてぇ! 恩に着るぜサチコ先輩!」
「グッジョブ! 今度何かオゴるぜ!」
ウィンクしているサチコに、二人の後輩が絶賛した。
するとサチコが、ヤス子に近付いて言った。
「静さまに会えたご褒美よ♡ その代わり……」ごにょごにょ
「がってん承知の助!」
耳打ちされたヤス子は、そう言って親指を立てた。
「頼んだわよヤス子! じゃあ、 御機嫌よぉ~♡」
「おいヤス、 先輩に何を頼まれたんだ?」
「大した事ぁねぇよ。 気にすんな」
サチコはニッコリと笑って手を振り、奥に去って行った。
「ああ、 言ってしまわれた。 聖母様……グシッ」
去って行くサチコを達也はずっと眺めていた。
次の瞬間、脇腹に激痛が走った。
ヤス子の先輩で、蘭子とも顔見知りのサチコが、ココでアルバイトをしている事が発覚した。
静流たちがココに来た理由である『やさぐれウォンバット』を扱っている台の場所を聞くと、サチコは和やかなムードから一転、顔を引き締め仕事モードとなった。
「コッチよ。 一応聞くけど、 メダルは充分あるの?」
「さっきちょっと使ったけど、1200枚強ある!」
「ふむ。 それだけあればなんとかなるかな……?」
歩きながらサチコは、天井の方を見ながらブツブツと何やら呟いていた。
道すがら、ヤス子がサチコに聞いた。
「それよりサチコ先輩? また育ったんじゃないスか? 一部が」
「そうなのよ。 お陰で肩が凝ってしょうがないの……」
「アタイらにはその苦痛、 わからねぇな……」
「推定G……制服のJD……おぶっ!」
達也がうわ言のように呟き、朋子にエルボーを食らった。
ふと何かを思い出し、サチコは静流に話しかけた。
「やっと静さまに会えた。 あぁ、 これも運命かなぁ? この間『コミマケ』ですっごいイベがあってね――」
「へ? 行ったんですか? 膜張メッセに?」
「行った行った♡ 大満足だったよぉ♡」
静流は蘭子と顔を見合わせた。
「後でバレるとややこしいから、 説明しておこうか?」
「時期が来ればわかるだろうから、 今は内緒にしておこうぜ」ヒソ
二人がコソコソしているのが目に入り、サチコは苛立った。
「蘭ちゃん? アナタいつの間に静さまと仲良くなったの?」
「ク、クラスメイトなんだ。 それ以上の関係じゃねぇッス」
「そうなの? イイなぁ……私もリナと一緒に国尼にしとけばよかった……」
サチコは寂しげな顔でそう言った。
やがて照明が落とされた薄暗い一角に一同は着いた。
「ココよ。 アナタたちのターゲットがあるエリアは」
「何だ? このエリアは?」
他の場所と明らかに違う雰囲気のエリアだった。
薄暗いエリアに設置してある台を見て、突然朋子の目が輝き出した。
「あー!! あ、あれは幻の『追撃の魚人』のグッズ!?」
「何だよ? それ?」
「あれは『ベルサイズの薔薇』のラスカル様!」
薄暗いエリアに設置してある台を見て、突然朋子の目が輝き出した。
朋子が次々と景品を言い当てる様に、サチコは奇異の眼差しを向けた。
「た、宝だわ。 こんな代物、ネットオークションだったら幾らの値が付くか……」
「あらアナタ、 よく知ってるわね……」
サチコは一同に向き直り、ドヤ顔で言い放った。
「ココは知る人ぞ知る『アンダーグラウンド』のコーナーよ」
「サチコ先輩、それで……例のブツは何処です? ん? あれは何だ!?」
「そう。 アレよ。 私たちはあの台を『沼』と呼んでいるわ……」
サチコは奥の方を指さし、そう呟いた。
「ん? デ、デケェ! アレがクレーンゲームなのか!?」
それを見た瞬間、蘭子たちは度肝を抜かれた。
サチコに指された先にあったのは、通常の3倍はあろうかと言う巨大クレーンゲームだった。
通常台のの高さがせいぜい1.5m程に対し、4mは余裕で超えている。
「難易度は『鬼ムズ』よ! 心して掛かりなさい!」ビシッ
サチコはそう言って腕を組み、決めポーズをとった。
「確かにデカい。 砲弾型? いや釣鐘型か? 素晴らしい……ぶごっ」
達也はサチコの一点のみを注視してブツブツ言っていたが、朋子にまたエルボーを食らい、悶絶していた。
まだ決めポーズをしているサチコに、ヤス子が聞いた。
「さっき『沼』って言ったッスね? その心は?」
「興味本位で初めても結局ボウズ。 捕れても大赤字。 ハマったら大変『底なし沼』って事」
台に一同を導きながら、サチコは続けた。
「価格設定は破格の1プレイ200円、 500円なら3プレイ。 だけど、そこが『沼』の恐ろしさなの」
台の前に立つと、ヤス子は頭を抱えた。
「しまった! 『三本爪』か!」
三本爪とは、クレーンのアームが一般的なものは左右に開く二本爪なのに対し、三本爪は三方向に開くタイプである。
しかも、二本爪のアームは幅があり、景品を掴みやすいのに対し、三本爪はアームがワイヤーのように細く、頼りない印象だ。
「迂闊だったぜ。 これでさっき披露した技の半分は使えねぇな……」
ヤス子は悔しがり、奥歯を強く噛んだ。
「二本が三本になっただけだろ? むしろ掴みやすそうだけどな」
「チッチッチ、 達ちゃん甘いなぁ。 そこが三本爪のコワい所なんだ……」
達也がのん気な顔でそう言うと、ヤス子は人差し指を立て、左右に振った。
「恐らく、 プロ泣かせの激ユルアーム地獄だろうな。 サチコ先輩、『設定』は?」
「知ってるわけ無いでしょ? 設定は上層部しか知らない。 ちなみにこの店の台は全て『魔法キャンセラー』が付いてるから、 変な小細工も効かないわよ? 悪く思わないでね?」
ヤス子たちの会話に、静流が質問した。
「師匠、『設定』って何ですか?」
「アタイも気になってたんだ。 クレゲーにもパチスロみたいな『設定』があるのか?」
静流の問いに、ヤス子は頷いて言った。
「ある。 この手の台は何回かに一回、アームのパワーが上がる時があるんだ」
「しょうがないでしょ? 常に同じユルユルだったら、『どうせ捕れない』からって、 お客さんが遊んでくれなくなるもの」
サチコは経営者側のフォローに回った。
「なかなか捕れないけど、苦労して捕れた時の脳汁の出方は、パチスロに通じるものがあると思うの」
「確かに。 さっきの高揚感は気持ちよかったなぁ……」ポォォ
そう言って静流は天井の方を見て微笑んだ。
「きゃぅん。 やっぱ本物のインパクトは違うわね……」
サチコは頬に手をあて、クネクネと左右に揺れた。
「その時のお姿、 見たかったなぁ……ヤス子の意地悪ぅ、 静さまが来てるなら、早く私を呼んでよぉ~」
「すんません。 あちきも舞い上がってたもんで……」
サチコにポコポコと叩かれるヤス子。
静流は目の前の沼台を見て言った。
「真琴、ターゲットはあの中のどれになるんだ?」
「んーっとね、確か……」
真琴が台の中を覗き込もうとした時、ここぞとばかりにサチコが静流の前に出た。
「はぁーい説明しまぁーす♡ この台の中にあるのは、知る人ぞ知るキャラクターグッズ『阿鼻叫喚シリーズ』ですっ!」
サチコがチラシを取り出して静流に渡した。
現在リリースしているキャラクターは、
・断末魔ウサギ
・怒号ライオン
・自堕落クマ
・罵声イルカ
・やさぐれウォンバット
・嗚咽フクロウ
と言ったラインナップであった。
「ご所望の『やさぐれウォンバット』は、 本店ではラストワンになりまぁ~っす!」
「うぇ!? あれが最後の一体?」
サチコが指差した先に、体色がグレーの、ネズミを大きくして太らせたようなビジュアルのぬいぐるみがあった。
大きさ的にはイルカの次位に大きく、何となく不機嫌な表情を浮かべているのが、名称の意味なのだろうか。
「ん? はぁい、只今ぁ!」
サチコのインカムに、何か連絡が来たようだ。
「んもう、 呼び出しが掛かっちゃった。 そうだ!」
サチコは沼台を鍵で開けて中に入ると、ウォンバットの位置を整えてくれた。
しかも大きく初期位置を外れている。
「ああっ! いっけなぁい、 うっかりずらして置いちゃったぁ♡」ペロ
舌を出し、わざとらしく大げさにふるまうサチコ。
「ここまでが私の出来る特別サービスよん♡」
「ありがてぇ! 恩に着るぜサチコ先輩!」
「グッジョブ! 今度何かオゴるぜ!」
ウィンクしているサチコに、二人の後輩が絶賛した。
するとサチコが、ヤス子に近付いて言った。
「静さまに会えたご褒美よ♡ その代わり……」ごにょごにょ
「がってん承知の助!」
耳打ちされたヤス子は、そう言って親指を立てた。
「頼んだわよヤス子! じゃあ、 御機嫌よぉ~♡」
「おいヤス、 先輩に何を頼まれたんだ?」
「大した事ぁねぇよ。 気にすんな」
サチコはニッコリと笑って手を振り、奥に去って行った。
「ああ、 言ってしまわれた。 聖母様……グシッ」
去って行くサチコを達也はずっと眺めていた。
次の瞬間、脇腹に激痛が走った。
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