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第8章 冬が来る前に
エピソード47-30
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ワタルの塔 4階 作戦室 早朝――
パァァァァ!!
作戦室のスクリーンが、物凄い光量で光った。
スクリーンを見ていた者たちに視力が戻るまで、数分かかった。
「う、うう~ん、目がどうにかなっちゃうかと思った……」
「ちょっと姉さん! しっかりして!」
「くぅぅ……何? 作戦は成功なの!?」
首を振ったりして、意識を取り戻しつつある一同。すると、
「シズベール……私のモノになれ……ふにゅう」
カプセルからココナの声が聞こえた。
みんなの目が回復して、一同はカプセルを覗いた。
ココナは穏やかな顔で眠っている。
「ちょっと、大丈夫なの? シズルーは?」
一方シズルーは、ココナの胸に抱かれ、顔が見えない状態だった。
「ブラムさん、機材のチェックを」
「はぁい。うん。問題無し♪」
「よし、覚醒!」
「ほい!」ポチ
ブゥゥーン、パシュゥゥ
カプセルの蓋が開き、本体が手前にせり上がって来て、60度くらいで停止した。
みんなが覗き込むと、ココナに抱かれていたのは、瓶底メガネを掛けた、素の静流だった。
「瞳、この子はあのポスターの?」
「えっ!?……間違いない! この方は五十嵐静流様、です!」
「ん? あれ? 神様クンだ!」
部下たちが騒いでいるのを見て、アマンダとカチュアは溜息をつき、『オーマイガー』のポーズをとった。
「バレちゃったか。ま、しょうがないよね?」
「気を失って【化装術】が解けたか、操作パネルを無意識にいじったか……」
そうこうしているうちに、ココナの目が開いた。
「姫……さま?」
「う、ううん……夏樹?……おはよう」
「「「姫様ぁ~!!」」」
部下たちが万歳をしながら叫んだ。
「なぁに? みんな揃って……もう。 ん?」
ココナは違和感を覚え、胸元を見た。
抱き枕の様になっている静流を肉眼で捉えた。
「ひゃ、誰ですか? この少年は!?」
慌てて静流を追いやるココナ。すると、
「う、うう~ん。メルク……状況は? ん? メルク? じゃない?」
静流はココナを凝視した。
「その髪の色、き、キミはもしや……」
「そう。こ奴は五十嵐静流だ!」
両手で口を押え、驚いているココナにそう言ったのは、郁だった。
「郁、ちゃん? どうして、ココに?」
「私もいるわよぉ? ココナちゃん!」
「ルリちゃんまで!?」
突然目の前に現れた郁やルリに、キョトンとしているココナ。
そんなココナに、郁は溜息をつき、ゆっくりと口を開いた。
「お前を助ける為にチームを組んだのだ! 状況を把握しろ!」
「へ? 私を!? ココは……ドコ?」
まだ状況がわかっていないココナは、部下たちを見た。
「そうですよ姫様。危ない所をシズルー様、いえ、静流様が救って下さったのです!」
◆ ◆ ◆ ◆
ワタルの塔 2階 応接室――
覚醒したココナを落ち着かせるため、部屋着に着替えさせ、応接室に連れて行く。
部下たちがコーヒーを淹れ、みんなに配った。
「さぁて、ドコから説明するかな……」
アマンダは、途中部下たちの補足を交えながら、今までの経緯をココナに説明した。
「そうですか。メルクリアとナノマシンが生命維持を……」
「それで色々調べていくうちに、アナタがどうも『エターナル症候群』を発症しているとの見解だったの」
カチュアが病状の概要を説明した。
「私が? その面妖なメンタル系の病気にかかった、と言うのですか?」
「どうもそうらしいわね。心当たり、あるかしら?」
「それは、その……」
「ひっ、ど、どうも……」
カチュアに聞かれ、チラッと隅っこにいる静流を見たココナ。
目が合った静流は、照れくさそうに後頭部を搔いた。
目線の先の静流を見て、ケイが立ち上がり、静流を指さした。
「あっ! そうだ! 何で大尉が神様クンになっちゃったの?」
「どういう事か、私たちにも説明して頂きたいです」ズイ
部下たちは、真っ直ぐに静流を見た。
「アマンダさん、どうします?」
「もうイイんじゃないかしら? バラしちゃっても」
「……そうですね。わかりました」
静流は一度頷き、ゆっくりと席を立った。
部下たちに向かって、不敵な笑みを浮かべて。
「僕が誰って? 教えてあげましょう」
シズルーは腕の操作パネルに手をかけ、シズルーの姿に変身した。シュン
「ある時は某PMCの傭兵。
またある時は可憐な女子高生。シュン
またある時は片目のサムライ。シュン
しかしてその実体は……ただの高校生、五十嵐静流です!!シュン」
独自の決めポーズをとったあと、後頭部を搔きながら頭を下げた。
「へへへ。そう言う事なんです。今まで隠しててすいませんでした」ペコ
少しの沈黙ののち、部下たちは席を立った。
「ブラボー! 素晴らしい!」パチパチ
「光学迷彩? それとも魔法? 素敵です」パチパチ
「カッコよかったよ。神様クン!」パチパチ
思わぬ所で絶賛された静流。
「いけない! みのりに知らせなきゃ」パタパタ
ケイが急に騒ぎ出した。
「あ、ケイさん、みのりさんにはこの間、説明しましたよ」
「え? そうなの?」
「みのりさん、薄木に転属したでしょう? その時に」
「そっかぁ。それならオッケーだね♪」
静流は改めてケイに謝った。
「ケイさん、本当にすいませんでした。僕の方が年下なのに、まるで子供を相手にしてるみたいな態度で……」
「え? イイよそんなの。だって私の方が精神年齢低そうだし。それにキミは私の恩人でもあるんだからね、 神様クン♪」
ケイはそう言って笑顔を見せた。
「静流、でお願いします。僕は神様ではありませんし……」
「わかったよ。静流、コレでイイ?」
言われるままに、静流を呼び捨てで呼んだケイ。すると、
「ケェイ? アンタって子はぁ!?」グリグリ
「痛い、痛いよぉ」
「静流様、でしょう? ケイ?」グリグリ
「アグッ、助けて静流、さま」
夏樹と瞳に可愛がられているケイ。すると、
「五十嵐、静流殿。今回は助かった。ありがとう」
ココナが立ち上がり、そう言って静流に最敬礼した。
いつの間にか、将校特有の口調になっていた。
「僕だけの手柄じゃありません。こうして集まったチームの方々ですし、一番活躍したのはメルクですよ」
「この義足がか? 信じられん」
ココナは改めて自分の義足を見て、撫でてやりながら言った。
「しかし、キミがいたから、こうして有能なチームが組めたのだろう? 感謝する」
「そ、そんなかしこまらないで下さい。仕事ですから」
「仕事? そうなのか? 郁」
「ああ。ソイツはPMCの傭兵だ」
「この少年が? まだ高校生だと聞いたが?」
「色々、ワケアリでして……」
「その年で傭兵を?……不憫だ! 不憫すぎる!」
そう言ってココナは、静流に近付き、抱きしめた。
「こ、ココナ、さん!?」
「済まない。いたいけな少年に私は……一生償わせてくれ!」
「え? どう言う事、ですか?」
「私は、キミをキズモノにした……責任は全て私が負う。心配ない。 キミを不自由なく養える程の蓄えはある!」
「ちょっと、ココナちゃん!?」
「必要ならば軍を出る! キミが希望する場所に家を建てよう!」
「血迷ったか!? ココナ!」
「家事は殆ど出来ないが、キミが高校を卒業する頃までには完璧に習得する! そうだ! メイドを雇う事も視野に入れよう!」
「何なの? それってまさか、プロポーズ?」
みんなからのツッコミをまるっきり無視し、ココナは早口でまくしたてた。
静流から一旦離れ、ココナは潤んだ瞳で真っ直ぐに静流を見つめ、最終奥義を繰り出した。
「私と……結婚してくれ!」
「「「「はぁ~っ!?!?!?」」」」
パァァァァ!!
作戦室のスクリーンが、物凄い光量で光った。
スクリーンを見ていた者たちに視力が戻るまで、数分かかった。
「う、うう~ん、目がどうにかなっちゃうかと思った……」
「ちょっと姉さん! しっかりして!」
「くぅぅ……何? 作戦は成功なの!?」
首を振ったりして、意識を取り戻しつつある一同。すると、
「シズベール……私のモノになれ……ふにゅう」
カプセルからココナの声が聞こえた。
みんなの目が回復して、一同はカプセルを覗いた。
ココナは穏やかな顔で眠っている。
「ちょっと、大丈夫なの? シズルーは?」
一方シズルーは、ココナの胸に抱かれ、顔が見えない状態だった。
「ブラムさん、機材のチェックを」
「はぁい。うん。問題無し♪」
「よし、覚醒!」
「ほい!」ポチ
ブゥゥーン、パシュゥゥ
カプセルの蓋が開き、本体が手前にせり上がって来て、60度くらいで停止した。
みんなが覗き込むと、ココナに抱かれていたのは、瓶底メガネを掛けた、素の静流だった。
「瞳、この子はあのポスターの?」
「えっ!?……間違いない! この方は五十嵐静流様、です!」
「ん? あれ? 神様クンだ!」
部下たちが騒いでいるのを見て、アマンダとカチュアは溜息をつき、『オーマイガー』のポーズをとった。
「バレちゃったか。ま、しょうがないよね?」
「気を失って【化装術】が解けたか、操作パネルを無意識にいじったか……」
そうこうしているうちに、ココナの目が開いた。
「姫……さま?」
「う、ううん……夏樹?……おはよう」
「「「姫様ぁ~!!」」」
部下たちが万歳をしながら叫んだ。
「なぁに? みんな揃って……もう。 ん?」
ココナは違和感を覚え、胸元を見た。
抱き枕の様になっている静流を肉眼で捉えた。
「ひゃ、誰ですか? この少年は!?」
慌てて静流を追いやるココナ。すると、
「う、うう~ん。メルク……状況は? ん? メルク? じゃない?」
静流はココナを凝視した。
「その髪の色、き、キミはもしや……」
「そう。こ奴は五十嵐静流だ!」
両手で口を押え、驚いているココナにそう言ったのは、郁だった。
「郁、ちゃん? どうして、ココに?」
「私もいるわよぉ? ココナちゃん!」
「ルリちゃんまで!?」
突然目の前に現れた郁やルリに、キョトンとしているココナ。
そんなココナに、郁は溜息をつき、ゆっくりと口を開いた。
「お前を助ける為にチームを組んだのだ! 状況を把握しろ!」
「へ? 私を!? ココは……ドコ?」
まだ状況がわかっていないココナは、部下たちを見た。
「そうですよ姫様。危ない所をシズルー様、いえ、静流様が救って下さったのです!」
◆ ◆ ◆ ◆
ワタルの塔 2階 応接室――
覚醒したココナを落ち着かせるため、部屋着に着替えさせ、応接室に連れて行く。
部下たちがコーヒーを淹れ、みんなに配った。
「さぁて、ドコから説明するかな……」
アマンダは、途中部下たちの補足を交えながら、今までの経緯をココナに説明した。
「そうですか。メルクリアとナノマシンが生命維持を……」
「それで色々調べていくうちに、アナタがどうも『エターナル症候群』を発症しているとの見解だったの」
カチュアが病状の概要を説明した。
「私が? その面妖なメンタル系の病気にかかった、と言うのですか?」
「どうもそうらしいわね。心当たり、あるかしら?」
「それは、その……」
「ひっ、ど、どうも……」
カチュアに聞かれ、チラッと隅っこにいる静流を見たココナ。
目が合った静流は、照れくさそうに後頭部を搔いた。
目線の先の静流を見て、ケイが立ち上がり、静流を指さした。
「あっ! そうだ! 何で大尉が神様クンになっちゃったの?」
「どういう事か、私たちにも説明して頂きたいです」ズイ
部下たちは、真っ直ぐに静流を見た。
「アマンダさん、どうします?」
「もうイイんじゃないかしら? バラしちゃっても」
「……そうですね。わかりました」
静流は一度頷き、ゆっくりと席を立った。
部下たちに向かって、不敵な笑みを浮かべて。
「僕が誰って? 教えてあげましょう」
シズルーは腕の操作パネルに手をかけ、シズルーの姿に変身した。シュン
「ある時は某PMCの傭兵。
またある時は可憐な女子高生。シュン
またある時は片目のサムライ。シュン
しかしてその実体は……ただの高校生、五十嵐静流です!!シュン」
独自の決めポーズをとったあと、後頭部を搔きながら頭を下げた。
「へへへ。そう言う事なんです。今まで隠しててすいませんでした」ペコ
少しの沈黙ののち、部下たちは席を立った。
「ブラボー! 素晴らしい!」パチパチ
「光学迷彩? それとも魔法? 素敵です」パチパチ
「カッコよかったよ。神様クン!」パチパチ
思わぬ所で絶賛された静流。
「いけない! みのりに知らせなきゃ」パタパタ
ケイが急に騒ぎ出した。
「あ、ケイさん、みのりさんにはこの間、説明しましたよ」
「え? そうなの?」
「みのりさん、薄木に転属したでしょう? その時に」
「そっかぁ。それならオッケーだね♪」
静流は改めてケイに謝った。
「ケイさん、本当にすいませんでした。僕の方が年下なのに、まるで子供を相手にしてるみたいな態度で……」
「え? イイよそんなの。だって私の方が精神年齢低そうだし。それにキミは私の恩人でもあるんだからね、 神様クン♪」
ケイはそう言って笑顔を見せた。
「静流、でお願いします。僕は神様ではありませんし……」
「わかったよ。静流、コレでイイ?」
言われるままに、静流を呼び捨てで呼んだケイ。すると、
「ケェイ? アンタって子はぁ!?」グリグリ
「痛い、痛いよぉ」
「静流様、でしょう? ケイ?」グリグリ
「アグッ、助けて静流、さま」
夏樹と瞳に可愛がられているケイ。すると、
「五十嵐、静流殿。今回は助かった。ありがとう」
ココナが立ち上がり、そう言って静流に最敬礼した。
いつの間にか、将校特有の口調になっていた。
「僕だけの手柄じゃありません。こうして集まったチームの方々ですし、一番活躍したのはメルクですよ」
「この義足がか? 信じられん」
ココナは改めて自分の義足を見て、撫でてやりながら言った。
「しかし、キミがいたから、こうして有能なチームが組めたのだろう? 感謝する」
「そ、そんなかしこまらないで下さい。仕事ですから」
「仕事? そうなのか? 郁」
「ああ。ソイツはPMCの傭兵だ」
「この少年が? まだ高校生だと聞いたが?」
「色々、ワケアリでして……」
「その年で傭兵を?……不憫だ! 不憫すぎる!」
そう言ってココナは、静流に近付き、抱きしめた。
「こ、ココナ、さん!?」
「済まない。いたいけな少年に私は……一生償わせてくれ!」
「え? どう言う事、ですか?」
「私は、キミをキズモノにした……責任は全て私が負う。心配ない。 キミを不自由なく養える程の蓄えはある!」
「ちょっと、ココナちゃん!?」
「必要ならば軍を出る! キミが希望する場所に家を建てよう!」
「血迷ったか!? ココナ!」
「家事は殆ど出来ないが、キミが高校を卒業する頃までには完璧に習得する! そうだ! メイドを雇う事も視野に入れよう!」
「何なの? それってまさか、プロポーズ?」
みんなからのツッコミをまるっきり無視し、ココナは早口でまくしたてた。
静流から一旦離れ、ココナは潤んだ瞳で真っ直ぐに静流を見つめ、最終奥義を繰り出した。
「私と……結婚してくれ!」
「「「「はぁ~っ!?!?!?」」」」
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