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第8章 冬が来る前に
エピソード46-8
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静流はまだ、夢の中にいた。
昼休みに保健室に来るよう、先生に言われている。
「参ったな、とっとと顔を出して教室に帰ろうっと」
弁当を食べ終わり、仕方なく保健室に向かう静流。
保健室に着き、ドアをノックして中に入る。
「失礼しまぁす。あれ? 先生?」
「ここよ。こっちにいらっしゃい」
カーテンが引かれているベッドの中から、先生の声がした。
静流はベッドの方に歩いて行く。
「先生、補習の件ですけど、って先生?」
カーテンをめくると、先生は下着姿であった。
「ンフ。来てくれたのね? さぁ、補習を始めましょう♡」ガバッ
「うわっ」
先生は黒を基調にした、何ともけしからん下着姿で静流を招き入れ、優しく抱きしめた。
「午後の授業は具合が悪くなった事にして休みましょう。 ここでじっくり女体の神秘について講義するから♡」
「むぐぅ、せ、先生、止めて下さい」
必死の抵抗も空しく、あっさりとマウントポジションを奪われる静流。
「ムフゥ。以前からアナタとこうなりたかったの。さあ、先生に全てを委ねなさぁい♡」
先生はそう言うと、静流の首筋に手を添え、少しずつ下に向けて軌道を描いていく。
「先生、マズいですって、こんな事……」
「私に任せなさい。直ぐに済みますから♡ さぁ、第一関門の山を越えた後は、第二関門、ブラックホールよぉ♡」
「ひいっ、先生、くすぐったいです」
要するに、先生の手が静流の胸を通過し、へその辺りに差し掛かろうとしているのだろう。
静流の声などガン無視で、先生の手は次第に『最終関門』へ向かっていく。
「先生! それ以上やったら、怒りますよ!」
「怒った顔も素敵よぉ。さぁ、ゴールはもうすぐ♡」
(ヤバい、なんとかしなきゃ……そうだ、試してみるか?)
静流は出来るだけ凄んでみたが、先生を煽るきっかけになってしまった。
先生は静流のトランクスを少しずつズリ降ろし始めた。
「んふぅ。まぁ♡ やっぱり『下の毛』もピンクなのね……実際に見ると、感動しちゃうわぁ♡」
「先生! すいません!」
「ひゃっ、なに?」
静流は先生のオデコに手をあて、魔力を流し込んだ。
「気持ちよくなぁ~れ」ポゥ
静流の手に霧が掛かる。しかしその色は桃色では無く、紫色であった。
「あっ、うぐっ、イ、イグゥゥゥ♡♡」シュゥゥゥ
先生は大きくのけ反り、そのまま仰向けに倒れ、ヨガのポーズのような恰好で気絶している。
「ふぅ。危なかった……」
静流は、額の汗を袖で拭い、ため息をついた。
するといきなり保健室のドアが蹴破られ、誰かが入って来た。バァン!
「静流!? 無事なの? ひっ!」
「忍ちゃん! ち、違うよ、これは先生が……」
「このエロ教師がぁ……」
惨状を見た忍は、顔を真っ赤にして、ワナワナと小刻みに震えている。
「わかってる。どうせこのエロ教師に襲われそうになってたんでしょ?」
「う、うん。そうなんだ。でも何とか無力化出来たよ」
静流は乱れた服を直し、そおっと先生から離れ、痛々しい格好の先生を楽な姿勢にしてベッドに寝かせた。
「静流? どうやってこのケダモノを黙らせたの?」
「んと、ちょっとイイ? さっきの一割でイイか」
忍にそう聞かれたので、静流は先ほどの要領でオデコに手を置いた。
「気持ちよくなぁーれ」ポゥ
静流は先ほど先生に使った魔力の一割で忍に魔力を送った。
「あっ、くぅん……静流、ダメ、溢れちゃうぅ……」シュゥ
忍の顔は紅潮し、立っている事が出来ず、ぺたんとそのまま座り込んでしまう。
それを見て静流は、オデコから手を離し、魔力を送るのを止めた。
「えと、こんな感じ?」
「え? もう、終わり……なの?」
自分に起こった事が理解できずに、混乱している忍。
「うん。先生に掛けたやつの一割くらいに絞ったから」
「もっと、気持ちよくなりたい。ねぇ、お願ぁい、静流ぅ」ハァハァ
忍は、虚ろなまなざしで静流を見て、おねだりした。
「でも、午後の授業に支障が出たらマズいよ。ほら、教室に帰ろう?」
「イヤ。イカせてくれないなら、教室には帰らない」
いつもツンケンしているイメージの忍と違い、やけに甘えん坊なイメージの忍に静流は困惑した。
「わかったよ。じゃあそこに寝て」
静流は、先生がノビているベッドとは別のベッドに、忍を寝かせた。
「ちょっと待って……コレでイイ」
忍は目にも止まらぬ速さでスルリをパンティを脱ぎ、スカートのポケットにしまった。
そして静流に促されるまま、ベッドに横になった。
「早くぅ、お願ぁい♡」
「じゃあ、行くよ?」
静流が忍のオデコに触るかという時、保健室のドアが勢いよく開いた。ガチャ
「静流様ぁ、こちらにいらっしゃったんですか、って黒田先輩?」
「ルリさん?」
「チッ、邪魔が入ったか」
保健室に入って来たのは、ルリだった。忍はゆっくりと上体を起こした。
「アナタ、何で邪魔するの? 今イイ所だったのに……」
「そんな事より静流様、この状況は一体、何があったのですか?」
仕方なくこれまでの状況をルリに説明する。
「な、何ですって? 手をオデコに置くだけでイカせる事が出来るんですか?」
「う、うん。そうみたい」
ルリは、半信半疑でノビている先生の顔を見ると、先生は満足げに恍惚の表情を浮かべていた。
ルリの顔がみるみる内に赤くなっていく。
「この先生のイキっぷりを見るに、相当な波動だったのでしょうね?」
「私がエロ教師が受けた分の一割を受けたら、一瞬で……少し濡れた」ポォォ
忍はそう言って、股間に手を持って行く。
「それで、黒田先輩はこの後、どうするつもりだったのですか?」
「当然、イカせてもらおうと思ってた」
「午後の授業に差し支えるって言ったんだけど、聞いてくれなくて……」
静流が困り果てた顔でそう言うと、ルリは興奮しながら言った。
「静流様! 私もお願いしますっ!」
「えっ!? ルリさんも?」
「そんな貴重な体験、見過ごす事は出来ません」ハァハァ
「わかったよ。じゃあ二人共、そこに寝て」
「ルリ、パンツ脱いだ方がイイ。替えがあるなら別だけど」
「脱ぎます脱ぎます、ヌフゥン」
観念した静流は、二人をベッドに寝かせた。
「じゃあ、行きますよ?」
「早くぅ、来てぇ……」ハァハァ
「お願い……します」ハァハァ
二人が寝ているベッドの、頭側に立った静流は、二人のオデコに手をそっと乗せ、魔力を送る。
「さっきの三割増し位でイイかな? 忍ちゃん?」
「くぅん。それでお願ぁい♡」
「ひゃん、流れ込んできますぅ、静流様の、アレが……」
魔力量が決まったので、静流は念じた。
「気持ちよくなぁ~れ」ポゥ
静流の手に紫色の霧が掛かった。
「「ぱぱぱ、ぱっひょーん♡♡」」
忍とルリの身体が大きく跳ねたあと、ベッドに沈む。
静流は二人のオデコからゆっくりと手を離すと、二人の顔を覗き込んだ。
「どう、だった?」
二人は気を失ってはいなかったが、いわゆるトランス状態であった。
「スッゴォい。最高、だった……こんなの、初めて」ポォォ
「これが本当のエクスタシー……ひとりでする時には、こんな感覚、ありませんでした」
夢うつつの二人を見て、静流は困惑した。
(相当ヤバい技だな……あまり使わない方がイイか)
やがて二人の意識がはっきりしてきた。
「ふぅ。異世界にトリップしてたみたい」
「急速に興奮が冷めていく……これがいわゆる『賢者タイム』なのですか? 女子にもあったんですね……」
先ほどまでの、官能的な仕草や言動は薄れ、冷静な意見を述べる二人。
「どう? 午後の授業、受けられそう?」
「問題……無いと思う」
「右に……同じです」
静流が心配そうにそう聞くと、顔を少し赤くしながら、二人は言った。
「大丈夫。静流、早く教室に戻って」
「あ、私たちの事は、気にしなくてイイですから。ささ、お早く」
「うん。じゃあ先に戻るよ」
二人は静流を半ば強制的に追い出すと、ため息をついて今までの出来事を振り返った。
「ねぇルリ? アノ感覚、どう思う?」
「それは……『イッた』としか思えませんが」
そう言って二人は、ほぼ同時に股間を確認する。
「うへぇ。ぐっしょり濡れてる」
「静流様のアノ技、危険すぎますね……」
「むやみに使わせない様に、私たちで何とかしないと……」
二人がそんな事を話していると、先生の意識が戻った。
「う、うぅん。あれ? 私ってば何してるのかしら? ひゃ、何て格好……」
「先生、静流と何があったの? 返答次第じゃ、容赦しない」
「私たちがこちらに顔を出したら、先生が気絶してたんですよ?」
肝心の所をぼやかして、先生に説明する二人。
「……おかしいわね、確か五十嵐クンをココに呼んだ所までは覚えてるんだケド…… 」
「そんな恰好で、静流に何をしようとしてたの?」
「バ、バカ言いなさい、何もしてないわよ? 私ったら、寝る時脱いじゃう癖、あるのよねぇ……」
先生は顔を赤くしながら、手をバタバタさせて必死に弁明している。
「そんな事言って、先生のココが、真実を語ってますよ?」
ルリは自分の大事な所を指さした。
「ひぃっ!? 大洪水じゃないの……」
先生は自分の股間を確認すると、ぶるっと身震いした。
「……放課後に、五十嵐クンを連れて来なさい。確かめたい事があります」
昼休みに保健室に来るよう、先生に言われている。
「参ったな、とっとと顔を出して教室に帰ろうっと」
弁当を食べ終わり、仕方なく保健室に向かう静流。
保健室に着き、ドアをノックして中に入る。
「失礼しまぁす。あれ? 先生?」
「ここよ。こっちにいらっしゃい」
カーテンが引かれているベッドの中から、先生の声がした。
静流はベッドの方に歩いて行く。
「先生、補習の件ですけど、って先生?」
カーテンをめくると、先生は下着姿であった。
「ンフ。来てくれたのね? さぁ、補習を始めましょう♡」ガバッ
「うわっ」
先生は黒を基調にした、何ともけしからん下着姿で静流を招き入れ、優しく抱きしめた。
「午後の授業は具合が悪くなった事にして休みましょう。 ここでじっくり女体の神秘について講義するから♡」
「むぐぅ、せ、先生、止めて下さい」
必死の抵抗も空しく、あっさりとマウントポジションを奪われる静流。
「ムフゥ。以前からアナタとこうなりたかったの。さあ、先生に全てを委ねなさぁい♡」
先生はそう言うと、静流の首筋に手を添え、少しずつ下に向けて軌道を描いていく。
「先生、マズいですって、こんな事……」
「私に任せなさい。直ぐに済みますから♡ さぁ、第一関門の山を越えた後は、第二関門、ブラックホールよぉ♡」
「ひいっ、先生、くすぐったいです」
要するに、先生の手が静流の胸を通過し、へその辺りに差し掛かろうとしているのだろう。
静流の声などガン無視で、先生の手は次第に『最終関門』へ向かっていく。
「先生! それ以上やったら、怒りますよ!」
「怒った顔も素敵よぉ。さぁ、ゴールはもうすぐ♡」
(ヤバい、なんとかしなきゃ……そうだ、試してみるか?)
静流は出来るだけ凄んでみたが、先生を煽るきっかけになってしまった。
先生は静流のトランクスを少しずつズリ降ろし始めた。
「んふぅ。まぁ♡ やっぱり『下の毛』もピンクなのね……実際に見ると、感動しちゃうわぁ♡」
「先生! すいません!」
「ひゃっ、なに?」
静流は先生のオデコに手をあて、魔力を流し込んだ。
「気持ちよくなぁ~れ」ポゥ
静流の手に霧が掛かる。しかしその色は桃色では無く、紫色であった。
「あっ、うぐっ、イ、イグゥゥゥ♡♡」シュゥゥゥ
先生は大きくのけ反り、そのまま仰向けに倒れ、ヨガのポーズのような恰好で気絶している。
「ふぅ。危なかった……」
静流は、額の汗を袖で拭い、ため息をついた。
するといきなり保健室のドアが蹴破られ、誰かが入って来た。バァン!
「静流!? 無事なの? ひっ!」
「忍ちゃん! ち、違うよ、これは先生が……」
「このエロ教師がぁ……」
惨状を見た忍は、顔を真っ赤にして、ワナワナと小刻みに震えている。
「わかってる。どうせこのエロ教師に襲われそうになってたんでしょ?」
「う、うん。そうなんだ。でも何とか無力化出来たよ」
静流は乱れた服を直し、そおっと先生から離れ、痛々しい格好の先生を楽な姿勢にしてベッドに寝かせた。
「静流? どうやってこのケダモノを黙らせたの?」
「んと、ちょっとイイ? さっきの一割でイイか」
忍にそう聞かれたので、静流は先ほどの要領でオデコに手を置いた。
「気持ちよくなぁーれ」ポゥ
静流は先ほど先生に使った魔力の一割で忍に魔力を送った。
「あっ、くぅん……静流、ダメ、溢れちゃうぅ……」シュゥ
忍の顔は紅潮し、立っている事が出来ず、ぺたんとそのまま座り込んでしまう。
それを見て静流は、オデコから手を離し、魔力を送るのを止めた。
「えと、こんな感じ?」
「え? もう、終わり……なの?」
自分に起こった事が理解できずに、混乱している忍。
「うん。先生に掛けたやつの一割くらいに絞ったから」
「もっと、気持ちよくなりたい。ねぇ、お願ぁい、静流ぅ」ハァハァ
忍は、虚ろなまなざしで静流を見て、おねだりした。
「でも、午後の授業に支障が出たらマズいよ。ほら、教室に帰ろう?」
「イヤ。イカせてくれないなら、教室には帰らない」
いつもツンケンしているイメージの忍と違い、やけに甘えん坊なイメージの忍に静流は困惑した。
「わかったよ。じゃあそこに寝て」
静流は、先生がノビているベッドとは別のベッドに、忍を寝かせた。
「ちょっと待って……コレでイイ」
忍は目にも止まらぬ速さでスルリをパンティを脱ぎ、スカートのポケットにしまった。
そして静流に促されるまま、ベッドに横になった。
「早くぅ、お願ぁい♡」
「じゃあ、行くよ?」
静流が忍のオデコに触るかという時、保健室のドアが勢いよく開いた。ガチャ
「静流様ぁ、こちらにいらっしゃったんですか、って黒田先輩?」
「ルリさん?」
「チッ、邪魔が入ったか」
保健室に入って来たのは、ルリだった。忍はゆっくりと上体を起こした。
「アナタ、何で邪魔するの? 今イイ所だったのに……」
「そんな事より静流様、この状況は一体、何があったのですか?」
仕方なくこれまでの状況をルリに説明する。
「な、何ですって? 手をオデコに置くだけでイカせる事が出来るんですか?」
「う、うん。そうみたい」
ルリは、半信半疑でノビている先生の顔を見ると、先生は満足げに恍惚の表情を浮かべていた。
ルリの顔がみるみる内に赤くなっていく。
「この先生のイキっぷりを見るに、相当な波動だったのでしょうね?」
「私がエロ教師が受けた分の一割を受けたら、一瞬で……少し濡れた」ポォォ
忍はそう言って、股間に手を持って行く。
「それで、黒田先輩はこの後、どうするつもりだったのですか?」
「当然、イカせてもらおうと思ってた」
「午後の授業に差し支えるって言ったんだけど、聞いてくれなくて……」
静流が困り果てた顔でそう言うと、ルリは興奮しながら言った。
「静流様! 私もお願いしますっ!」
「えっ!? ルリさんも?」
「そんな貴重な体験、見過ごす事は出来ません」ハァハァ
「わかったよ。じゃあ二人共、そこに寝て」
「ルリ、パンツ脱いだ方がイイ。替えがあるなら別だけど」
「脱ぎます脱ぎます、ヌフゥン」
観念した静流は、二人をベッドに寝かせた。
「じゃあ、行きますよ?」
「早くぅ、来てぇ……」ハァハァ
「お願い……します」ハァハァ
二人が寝ているベッドの、頭側に立った静流は、二人のオデコに手をそっと乗せ、魔力を送る。
「さっきの三割増し位でイイかな? 忍ちゃん?」
「くぅん。それでお願ぁい♡」
「ひゃん、流れ込んできますぅ、静流様の、アレが……」
魔力量が決まったので、静流は念じた。
「気持ちよくなぁ~れ」ポゥ
静流の手に紫色の霧が掛かった。
「「ぱぱぱ、ぱっひょーん♡♡」」
忍とルリの身体が大きく跳ねたあと、ベッドに沈む。
静流は二人のオデコからゆっくりと手を離すと、二人の顔を覗き込んだ。
「どう、だった?」
二人は気を失ってはいなかったが、いわゆるトランス状態であった。
「スッゴォい。最高、だった……こんなの、初めて」ポォォ
「これが本当のエクスタシー……ひとりでする時には、こんな感覚、ありませんでした」
夢うつつの二人を見て、静流は困惑した。
(相当ヤバい技だな……あまり使わない方がイイか)
やがて二人の意識がはっきりしてきた。
「ふぅ。異世界にトリップしてたみたい」
「急速に興奮が冷めていく……これがいわゆる『賢者タイム』なのですか? 女子にもあったんですね……」
先ほどまでの、官能的な仕草や言動は薄れ、冷静な意見を述べる二人。
「どう? 午後の授業、受けられそう?」
「問題……無いと思う」
「右に……同じです」
静流が心配そうにそう聞くと、顔を少し赤くしながら、二人は言った。
「大丈夫。静流、早く教室に戻って」
「あ、私たちの事は、気にしなくてイイですから。ささ、お早く」
「うん。じゃあ先に戻るよ」
二人は静流を半ば強制的に追い出すと、ため息をついて今までの出来事を振り返った。
「ねぇルリ? アノ感覚、どう思う?」
「それは……『イッた』としか思えませんが」
そう言って二人は、ほぼ同時に股間を確認する。
「うへぇ。ぐっしょり濡れてる」
「静流様のアノ技、危険すぎますね……」
「むやみに使わせない様に、私たちで何とかしないと……」
二人がそんな事を話していると、先生の意識が戻った。
「う、うぅん。あれ? 私ってば何してるのかしら? ひゃ、何て格好……」
「先生、静流と何があったの? 返答次第じゃ、容赦しない」
「私たちがこちらに顔を出したら、先生が気絶してたんですよ?」
肝心の所をぼやかして、先生に説明する二人。
「……おかしいわね、確か五十嵐クンをココに呼んだ所までは覚えてるんだケド…… 」
「そんな恰好で、静流に何をしようとしてたの?」
「バ、バカ言いなさい、何もしてないわよ? 私ったら、寝る時脱いじゃう癖、あるのよねぇ……」
先生は顔を赤くしながら、手をバタバタさせて必死に弁明している。
「そんな事言って、先生のココが、真実を語ってますよ?」
ルリは自分の大事な所を指さした。
「ひぃっ!? 大洪水じゃないの……」
先生は自分の股間を確認すると、ぶるっと身震いした。
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