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第6章 時の過ぎゆくままに
エピソード39-14
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ワタルの塔―― 2階 娯楽室
リリィが制作した、サムライアーマー改め、サムライレンジャーの初号試写が始まった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
時は現代。突如、何者かの陰謀により街は大混乱であった!
絶体絶命のピンチを迎えたその時、特殊な鎧をまとった謎の少年が現われた!
「浪人ギア」と呼ばれる鎧をまとい、少年は今日も戦う!
『装甲武者 サムライレンジャー』
静流が首に提げた勾玉を握り、変身のキーとなるワードを唱える。
『念力招来!!』ゴォォ
静流の身体を桃色のオーラが覆い、バチバチとプラズマ現象が起こる。
オーラが消え、中から戦国時代の鎧武者を思わせるデザインの防具を付けた静流が現れる。
汎用タイプのダッシュ1『百花繚乱』である。
模擬戦用の戦闘用ゴーレムを相手に、腰にあるデッキケースから技カードを選び、スロットに挿入した。
『一刀両断!!』ザシュ
静流の斬撃に、ゴーレムは真っ二つになる。
次に静流は、腰にあるデッキケースからモードチェンジ用のカード『一球入魂』を選び、スロットに挿入した。
『チェンジ! ダッシュ2!』ビシッ
バシュゥ! と言う音と共に、弓を持ち、緑を基調とした甲冑に身を包んだ、ダッシュ2が現れた。
数百メートル離れた複数の戦闘用ゴーレムを相手に、腰にあるデッキケースから技カードを選び、スロットに挿入した。
『百発百中!!』ビシュ
一度に3本の矢を次々に放ち、ゴーレムたちは的に使う、わら人形の様になっていく。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「ピ!」と言う音と共に動画が静止画になる。
「凄いな! エフェクトも完璧で、イイじゃないですか!」
「でしょう? 結構気合入れて作ったんだもん」
「おい、業務時間外にやったんだろうな?」
「も、勿論? 多分」
「続き、見ますよ?」ピ!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
動画は、その後順調に、
ダッシュ3 『神出鬼没』 体術と幻術を使う アサシンタイプ
「来たぁ、忍者モード。やはり残して正解だったであります!」
佳乃が開発時にどうしても残して欲しいと懇願したモードである。
ダッシュ4 『大胆不敵』 火力重視 パワータイプ
ダッシュ5 『一騎当千』 広範囲に対応 オールレンジタイプ
と変身と技を披露する。
「なるほどね。パワーバランス的にはイイ線行ってるかもね」
「でもまあ、1と3を使って、後は6と7でフィニッシュ、ってパターンでしょう?」
「リリィさん、また身も蓋もない事を……」
仁奈とリリィが冷静に分析している横で、静流は図星を指されていた。
周りには、いつの間にかギャラリーが増えている。
「結構イイ感じですね。素人が作ったとは思えない出来栄えです」
萌は素直に感心した。
「ダッシュ4と5って、あまり出番なくない?」
「確かに。生ではまだお目にかかってないよね?」
工藤姉妹がそんな事を言っている。
「確かに需要ないんだよね。器用貧乏ってやつかな?」
「そんな事はイイ!、次! 次だろ? 本番は!」
静流がブツブツ言っている横で、郁が騒いでいる。
「レヴィ! もうすぐ6だよ!」
「何ですって? 今行きます!」
「私も、見よっかな」
美千留たちもひょこっと顔を出し、わらわらとギャラリーが増える。
そして、お待ちかねのシーンになる瞬間、
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「ピ!」とまた静止画になる。
「静流! 何で止めるんだ!? この先が肝心の所だろう?」
「リリィさん、この先って、大丈夫ですよね?」
「勿論! 自信作よ! 期待して!」グッ
心配そうな静流をよそに、親指を立てるリリィ。
「じゃあ、行きます」ピ!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
再生が再開した。
静流は、腰にあるデッキケースからモードチェンジ用のカード『容姿端麗』を選び、スロットに挿入した。
『チェンジ! ダッシュ6!』ビシッ
バシュゥ! 桃色を基調とした甲冑に身を包んだ、ダッシュ6が現れた。
『愛』と大きな文字があしらわれている兜からのぞく長い桃色の髪は、縦ロールが掛かっている。
和風ビキニアーマーの足元は太ももまでストッキングで覆い、ガーターベルトで吊っている。
腰にあるデッキケースから技カードを選び、スロットに挿入した。
『極楽浄土!!』パァァ
乙女のような澄んだ声で技名を叫ぶと技が発動した。
両手に刀を持ち、クロスさせてフィギュアスケートのスピンの様に回り出し、桃色のオーラを放つ。フワァァァァ
「「「お、おお、イイー」」」バタバタバタバタッ
周りを包囲していた戦闘用ゴーレムが、オールレンジで桃色のオーラを浴び、エビぞりになって、昇天した。
そして……。
「いよいよ来るんですね?」ハァハァ
『反転! 裏モード!』『眉目秀麗!!』ビシッ!
ダッシュ6は、『容姿端麗』のカードを一度抜いて、裏返してスロットに挿入した。
パシュゥ! と言う音と共に、桃色から黒に変わった鎧を付けた、ダッシュ7が現れた。
女性的な鎧から、スリムながら男性的なデザインの鎧に、両手剣を携える。
兜の『愛』の文字は残され、左目を眼帯が覆い、兜からのぞく長い桃色の髪は、サラサラのストレートである。
「「「「来たぁぁぁぁーっ!!」」」」
一同は「待っってました!」と言わんばかりに叫んだ。
他のタイプよりも、顔のアップが多く、カメラ目線なのが気になる静流。
「ムフゥ。素敵です」
「ちょっとリリィさん? 盛り過ぎじゃないですか?」
「イイのよ、コレで。これでもまだ足りない位なんだから」
ダッシュ7を取り囲む戦闘用ゴーレムが、いつの間にか女性型に変わっている。
参る!『旭日昇天!!』パァァ
ダッシュ6同様、両手に刀を持ち、クロスさせてフィギュアスケートのスピンの様に回り出し、桃色のオーラを放つ。フワァァァァ
「「「あん、ああっ、イクー」」」バタバタバタバタッ
周りを囲んでいた女性型ゴーレムは、オールレンジで桃色のオーラを浴び、散々悶えたあと、ペタンとその場にくずおれ、昇天した。
倒れている女性型ゴーレムを背に、刀をさばき、鞘に納め、ポーズをとるダッシュ7。
ダッシュ1から7までのダイジェストが入る。
風が舞う!
殺気が走る!
煌く刃が闇を裂く!
力が正義ではない! 正義が力なのだ!
サムライレンジャーここにあり!
FIN
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
動画が終わった。
少し沈黙があり、やがて、
「イイ! バッチリじゃないのリリィ!」
「うむ。悪くないぞ。よくやった!」
アマンダと郁はうんうんと頷き、
「ムハァ、静流様ぁ、これ、サイトにUPするんですか?」
「え、ええ。スゴくよく出来てますね。ちょっと恥ずかしいですけど」
佳乃に聞かれ、静流は照れながら、後頭部を搔く。
「大丈夫じゃないかな? これだけ盛ってれば、ベースが静流クンだってわからないよ」
「そうかな? ミオ姉」
「どっかのポスターよりは、全然問題無いと思うわよ?」
そう言って澪は、郁とアマンダをジト目で見た。
「リリィさん、オッケーです!」
静流は両手で大きくマルを作り、OKサインを出した。
「よし、やった! 嬉しいわぁ!」
リリィは『デストラーデポーズ』を取り、身体で喜びを表現した。
すると、睦美が瞬歩でリリィに近付く。
「どうも。静流キュンの総合マネージメントの窓口をしています、柳生睦美です」
「ああ、静流クンの先輩」
「動画をUPする際に、決めておく事があるのですが……」
睦美の言葉にピンと来たリリィ。
「ああ、そう言う事? オッケー。詰めておこう」
「ささ、こちらに」
そう言って二人はどっかに消えて行った。
リリィが制作した、サムライアーマー改め、サムライレンジャーの初号試写が始まった。
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時は現代。突如、何者かの陰謀により街は大混乱であった!
絶体絶命のピンチを迎えたその時、特殊な鎧をまとった謎の少年が現われた!
「浪人ギア」と呼ばれる鎧をまとい、少年は今日も戦う!
『装甲武者 サムライレンジャー』
静流が首に提げた勾玉を握り、変身のキーとなるワードを唱える。
『念力招来!!』ゴォォ
静流の身体を桃色のオーラが覆い、バチバチとプラズマ現象が起こる。
オーラが消え、中から戦国時代の鎧武者を思わせるデザインの防具を付けた静流が現れる。
汎用タイプのダッシュ1『百花繚乱』である。
模擬戦用の戦闘用ゴーレムを相手に、腰にあるデッキケースから技カードを選び、スロットに挿入した。
『一刀両断!!』ザシュ
静流の斬撃に、ゴーレムは真っ二つになる。
次に静流は、腰にあるデッキケースからモードチェンジ用のカード『一球入魂』を選び、スロットに挿入した。
『チェンジ! ダッシュ2!』ビシッ
バシュゥ! と言う音と共に、弓を持ち、緑を基調とした甲冑に身を包んだ、ダッシュ2が現れた。
数百メートル離れた複数の戦闘用ゴーレムを相手に、腰にあるデッキケースから技カードを選び、スロットに挿入した。
『百発百中!!』ビシュ
一度に3本の矢を次々に放ち、ゴーレムたちは的に使う、わら人形の様になっていく。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「ピ!」と言う音と共に動画が静止画になる。
「凄いな! エフェクトも完璧で、イイじゃないですか!」
「でしょう? 結構気合入れて作ったんだもん」
「おい、業務時間外にやったんだろうな?」
「も、勿論? 多分」
「続き、見ますよ?」ピ!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
動画は、その後順調に、
ダッシュ3 『神出鬼没』 体術と幻術を使う アサシンタイプ
「来たぁ、忍者モード。やはり残して正解だったであります!」
佳乃が開発時にどうしても残して欲しいと懇願したモードである。
ダッシュ4 『大胆不敵』 火力重視 パワータイプ
ダッシュ5 『一騎当千』 広範囲に対応 オールレンジタイプ
と変身と技を披露する。
「なるほどね。パワーバランス的にはイイ線行ってるかもね」
「でもまあ、1と3を使って、後は6と7でフィニッシュ、ってパターンでしょう?」
「リリィさん、また身も蓋もない事を……」
仁奈とリリィが冷静に分析している横で、静流は図星を指されていた。
周りには、いつの間にかギャラリーが増えている。
「結構イイ感じですね。素人が作ったとは思えない出来栄えです」
萌は素直に感心した。
「ダッシュ4と5って、あまり出番なくない?」
「確かに。生ではまだお目にかかってないよね?」
工藤姉妹がそんな事を言っている。
「確かに需要ないんだよね。器用貧乏ってやつかな?」
「そんな事はイイ!、次! 次だろ? 本番は!」
静流がブツブツ言っている横で、郁が騒いでいる。
「レヴィ! もうすぐ6だよ!」
「何ですって? 今行きます!」
「私も、見よっかな」
美千留たちもひょこっと顔を出し、わらわらとギャラリーが増える。
そして、お待ちかねのシーンになる瞬間、
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「ピ!」とまた静止画になる。
「静流! 何で止めるんだ!? この先が肝心の所だろう?」
「リリィさん、この先って、大丈夫ですよね?」
「勿論! 自信作よ! 期待して!」グッ
心配そうな静流をよそに、親指を立てるリリィ。
「じゃあ、行きます」ピ!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
再生が再開した。
静流は、腰にあるデッキケースからモードチェンジ用のカード『容姿端麗』を選び、スロットに挿入した。
『チェンジ! ダッシュ6!』ビシッ
バシュゥ! 桃色を基調とした甲冑に身を包んだ、ダッシュ6が現れた。
『愛』と大きな文字があしらわれている兜からのぞく長い桃色の髪は、縦ロールが掛かっている。
和風ビキニアーマーの足元は太ももまでストッキングで覆い、ガーターベルトで吊っている。
腰にあるデッキケースから技カードを選び、スロットに挿入した。
『極楽浄土!!』パァァ
乙女のような澄んだ声で技名を叫ぶと技が発動した。
両手に刀を持ち、クロスさせてフィギュアスケートのスピンの様に回り出し、桃色のオーラを放つ。フワァァァァ
「「「お、おお、イイー」」」バタバタバタバタッ
周りを包囲していた戦闘用ゴーレムが、オールレンジで桃色のオーラを浴び、エビぞりになって、昇天した。
そして……。
「いよいよ来るんですね?」ハァハァ
『反転! 裏モード!』『眉目秀麗!!』ビシッ!
ダッシュ6は、『容姿端麗』のカードを一度抜いて、裏返してスロットに挿入した。
パシュゥ! と言う音と共に、桃色から黒に変わった鎧を付けた、ダッシュ7が現れた。
女性的な鎧から、スリムながら男性的なデザインの鎧に、両手剣を携える。
兜の『愛』の文字は残され、左目を眼帯が覆い、兜からのぞく長い桃色の髪は、サラサラのストレートである。
「「「「来たぁぁぁぁーっ!!」」」」
一同は「待っってました!」と言わんばかりに叫んだ。
他のタイプよりも、顔のアップが多く、カメラ目線なのが気になる静流。
「ムフゥ。素敵です」
「ちょっとリリィさん? 盛り過ぎじゃないですか?」
「イイのよ、コレで。これでもまだ足りない位なんだから」
ダッシュ7を取り囲む戦闘用ゴーレムが、いつの間にか女性型に変わっている。
参る!『旭日昇天!!』パァァ
ダッシュ6同様、両手に刀を持ち、クロスさせてフィギュアスケートのスピンの様に回り出し、桃色のオーラを放つ。フワァァァァ
「「「あん、ああっ、イクー」」」バタバタバタバタッ
周りを囲んでいた女性型ゴーレムは、オールレンジで桃色のオーラを浴び、散々悶えたあと、ペタンとその場にくずおれ、昇天した。
倒れている女性型ゴーレムを背に、刀をさばき、鞘に納め、ポーズをとるダッシュ7。
ダッシュ1から7までのダイジェストが入る。
風が舞う!
殺気が走る!
煌く刃が闇を裂く!
力が正義ではない! 正義が力なのだ!
サムライレンジャーここにあり!
FIN
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
動画が終わった。
少し沈黙があり、やがて、
「イイ! バッチリじゃないのリリィ!」
「うむ。悪くないぞ。よくやった!」
アマンダと郁はうんうんと頷き、
「ムハァ、静流様ぁ、これ、サイトにUPするんですか?」
「え、ええ。スゴくよく出来てますね。ちょっと恥ずかしいですけど」
佳乃に聞かれ、静流は照れながら、後頭部を搔く。
「大丈夫じゃないかな? これだけ盛ってれば、ベースが静流クンだってわからないよ」
「そうかな? ミオ姉」
「どっかのポスターよりは、全然問題無いと思うわよ?」
そう言って澪は、郁とアマンダをジト目で見た。
「リリィさん、オッケーです!」
静流は両手で大きくマルを作り、OKサインを出した。
「よし、やった! 嬉しいわぁ!」
リリィは『デストラーデポーズ』を取り、身体で喜びを表現した。
すると、睦美が瞬歩でリリィに近付く。
「どうも。静流キュンの総合マネージメントの窓口をしています、柳生睦美です」
「ああ、静流クンの先輩」
「動画をUPする際に、決めておく事があるのですが……」
睦美の言葉にピンと来たリリィ。
「ああ、そう言う事? オッケー。詰めておこう」
「ささ、こちらに」
そう言って二人はどっかに消えて行った。
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