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第6章 時の過ぎゆくままに
エピソード39-4
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睦美の部屋――
睦美の部屋では、当然の事ながら、静流の『完全密着ライブ中継』を見ていた。
「そうか。今度の土曜にアノ学園の生徒がね……これは好機ね」
「何をするつもり? 睦美?」
オシリスは睦美が預かる事になったようだ。『乙女モード』の睦美にオシリスは聞いた。
「何って、私たちの方が静流キュンに関して、イニシアチブを握っている事を認識してもらうのよ! フフフフ」
「アナタ、どうやら本気みたいね。静流をモノにするって言うの」
「本気も本気。でも私は一夫多妻制でも構わないわよ?」
「放任とは殊勝な心掛けね。束縛のケがあるように思ったけど?」
「彼を留めておくのは無理よ。『側室』は許容範囲ね」
「だったら、今やってる牽制って?」
「許容はするけど、無限、とはいかないでしょ?」
「なるほどね。でも、ヨーコは筋金入りの『静流スキスキ魔人』よ」
「モニターしてたからわかるわよ。他の子とは違う、ギラギラした眼をしてたわ」
「薫子たちだって、黙って見てるだけってわけないわよ? 絶対乱入して来るわ」
「しまった……この中継って、お姉様たちも見てるわね……厄介だわ」
自立思考型ゴーレムが、ため息をついた。
「ふう。先が思いやられるわね」
「そうか。アナタは目の当たりにしてるんだったわね。『黄昏の君』の苦悩を」
かつてオシリスが精霊だった頃、従事していた主人は、五十嵐ワタルの第二夫人だった精霊族長老の娘、シルフィードであった。
「シルフィ様はいつも明るかったわ。でも、アノ事件以来、作り笑いしかしなくなったの」
事件とは、のちにハーレム体系の崩壊を招いた発端の事であろう。
「轍を踏まない為にも、何かアドバイスは無いの?」
「静流は先代とは違う。きっと最善のルートを選ぶわよ」
「そうね。今回は何しろ『女神様』がバックに付いているものね」
「アナタ、どこまで気付いてるの?」
「さぁ? どこまでかなぁ?」
オシリスが怪訝そうに聞くが、睦美ははぐらかした。
◆ ◆ ◆ ◆
生徒会室―― 次の日
次の日の放課後、静流は生徒会室に行った。当然真琴を連れて。
この生徒会室にも、固定カメラは付いている。
睦美にとって、『完全密着ライブ中継』は、諸刃の剣であると言える。
コンコン「失礼します」ガラ
(今だ、ダミー映像オン!)ポチ
静流が来た事を察知した睦美は、すかさず机の下にあるボタンを押した。
静流が入って来ると、いつものように睦美は「あのポーズ」で静流を迎えた。
「やぁ静流キュン、何か進展はあったかい?」
「夕べ、軍の知り合いに聞いたんです、『ドラゴン・フライ』の件を」
「早速問い合わせてくれたんだね。ありがとう!」
「それでですね。いろいろわかったんですけど、ちょっと面倒な方らしくて」
「まぁ、そう簡単にはいかないか……」
静流の話を聞いて、振り出しに戻ったかのような落胆ぶりだったが、
「根回しが必要だから少し時間をくれって、あちらでセッティングしてもらえるらしいですよ」
「何だって!? スゴいじゃないか!」
がばっと立ち上がり、両手を静流の肩に置く睦美。若干オーバーなリアクションであった。
「って言う事の報告だけなんですけどね」
「何かオーバーアクションでしたね? ホントはもう知ってた、とか?」
真琴がジト目で睦美を見た。
「う、そんなワケないじゃないか。今聞いたばかりさ」
「イイじゃないさ、そんな事。ね、静流」
睦美の首で休止モードになっていたオシリスが、不可視化を解いて静流の首に巻き付いた。
「オシリス、夕べは睦美先輩が面倒見てくれたんですか?」
「いやいや、こちらこそお世話になってしまってね。ムフゥ」
睦美はニヤついた顔を押さえるのに必死だった。
「大丈夫よ静流。あなたの尊厳は死守したから」
「一体何があったんです? 先輩?」
真琴がさらにジト目で睦美を見ている。
「い、いやだなぁ、オシリス君、冗談が過ぎるぞ?」
「そう言う事にしといてあげる」
話題は次の土曜日の件になった。
「それで、今度の土曜なんですけど」
「うぇ? 何で言っちゃうのよ、静流?」
「どうせバレる事だから、先に言っとこうと思ってね」
「殊勝な心掛けだね。で、何だい?」ニコ
(私には隠し事しないんだ。キャー、嬉しい)
静流が包み隠さず打ち明けてくれているのを、睦美は大いに喜んだ。
「『塔』でメンテナンスをするんで、一日立入禁止にするので悪しからず、という事です」
「何だって? それじゃあ……そうか、わかったよ」
(くぅぅ、ぬか喜びだったかぁ)
睦美は弱々しく返事をした。そして、
「こりゃあ一本取られたな! わかってるさ、お姉様たちにはそう言っておくよ」
静流は、睦美が姉たちと繋がっている事を利用しようとしたのだ。
「わかってくれたんですね。よかったぁ」
「静流キュン、で、本当は何をするのかなぁ?」
静流が睦美からのカウンターを食らった。
「やっぱ睦美先輩には隠し事は無理でしたね。エヘヘ」パァ
照れながらそう言う静流は、眩しかった。
「ひゃうぅ。そんなに大事な用なのかい?」
「アノ学園で世話になった、ルームメイト四人と先生二人を『塔』に招待したんです」
「何だ、そんな事だったのか。旧友と会うのに、いちいち隠す必要はなかろう?」
「つまらない衝突があるといけないと思いまして……」
「旧友って、ついこの間知り合ったばかりですよね?」
数か月前に知り合った友人を旧友呼ばわりする睦美に、真琴は思わず突っ込む。
「それで、1マネの真琴クンはどうするのかね? 知ってしまった以上は、何かしら策を講じているんだろう?」
「特に何も。ただ個人的に気になるので、勝手に同席しますけど」
「そんな事、あってイイのかい? 静流キュン?」
「コイツ、こうと決めたら石みたいに硬いんで、放っておくしかないんですよ。美千留も来るみたいですし……」
「何と、妹君もかい? それは何と言ってイイかわからんな」
「ですよね? なので、これ以上騒ぎを大きくしたくないんですよ」
「だから立入禁止に? お姉様たちと、あとは軍、かな?」
「はい。そうなんです。そこが厄介な所で……」
「お姉様たちは私に任せてくれるかい? その代わりと言っては何だが……」
「まさか、睦美先輩も来たい、とか?」
「2マネとして挨拶がてら、ね。ダメかい?」
睦美は、もみ手をしながら、静流を上目遣い気味に懇願した。
「わかりました。それでお願いします」
「了解した。全力を尽くすよ」ニコ
睦美のネゴスキルで、コロッと誘導されている静流。
「最初っからこうすればよかったです」
「うむ。静流キュンは存分に旧交を温めてくれたまえ」
「ですから、たった数カ月ぶりですよ?」
真琴は思わず再び突っ込む。
「じゃあ、そう言う事で。失礼します」
「気を付けて帰りたまえよ」
静流と真琴は生徒会室を去った。
「ふう。これはかなりマズいな。『完全密着』があだとなったか……」
睦美は思考を巡らす際にやる、親指の爪を噛む仕草をしていた。
「静流キュンを失望させない為にも、何か策を練らねばな……」
睦美はダミー映像の再生を停めた。数分後に意外な生徒が現れた。
「やあ先生、何かね?」
沖田であった。睦美は再びダミー映像を再生する。
「書記長、貴様、何を考えている?」
「ご挨拶だな。何、とは?」
「誤魔化されんぞ! ライブ映像に細工をしたな?」
「さすがだな沖田。初手で見破るとは」
「何で細工したと聞いている!」
「そんな事か。見られては困る事もあるのでな」
睦美は一拍置いて手をポンと打った。
「そうか。貴様の部屋からは静流キュンが丸見えだったな。ふう、 危ない所だった。不覚」
「貴様、お姉様たちを騙すつもりか?」
「あの方たちを欺くのは、至難の業だろう。ちょっとした情報操作に過ぎんよ」
「……何をするつもりだ?」
「静流キュンがアノ学園の先生と生徒を『ワタルの塔』に招き、旧交を温めるのだ」
「それは知っている。私も見ていたのだからな」
「それならばわかるであろう? お姉様たちには時期尚早である事を」
「確かに。ブチ切れて何をするかわからんな。特にリナお姉様は」
沖田は想像して「うわぁ」な顔をした。
「アノ学園と親交を深めるチャンスなのでな。『シズルカ』の案件とも関わる事だ。慎重に構えたい」
「貴様の思惑はわかった。が、そう上手く運ぶかな?」
「策はある。そう簡単には失策せんよ」
睦美は、裏のパスコードを記したメモを、沖田に渡した。
「貴様はコレで、高みの見物でもしていろ」
「無論、そうさせてもらう」
睦美の部屋では、当然の事ながら、静流の『完全密着ライブ中継』を見ていた。
「そうか。今度の土曜にアノ学園の生徒がね……これは好機ね」
「何をするつもり? 睦美?」
オシリスは睦美が預かる事になったようだ。『乙女モード』の睦美にオシリスは聞いた。
「何って、私たちの方が静流キュンに関して、イニシアチブを握っている事を認識してもらうのよ! フフフフ」
「アナタ、どうやら本気みたいね。静流をモノにするって言うの」
「本気も本気。でも私は一夫多妻制でも構わないわよ?」
「放任とは殊勝な心掛けね。束縛のケがあるように思ったけど?」
「彼を留めておくのは無理よ。『側室』は許容範囲ね」
「だったら、今やってる牽制って?」
「許容はするけど、無限、とはいかないでしょ?」
「なるほどね。でも、ヨーコは筋金入りの『静流スキスキ魔人』よ」
「モニターしてたからわかるわよ。他の子とは違う、ギラギラした眼をしてたわ」
「薫子たちだって、黙って見てるだけってわけないわよ? 絶対乱入して来るわ」
「しまった……この中継って、お姉様たちも見てるわね……厄介だわ」
自立思考型ゴーレムが、ため息をついた。
「ふう。先が思いやられるわね」
「そうか。アナタは目の当たりにしてるんだったわね。『黄昏の君』の苦悩を」
かつてオシリスが精霊だった頃、従事していた主人は、五十嵐ワタルの第二夫人だった精霊族長老の娘、シルフィードであった。
「シルフィ様はいつも明るかったわ。でも、アノ事件以来、作り笑いしかしなくなったの」
事件とは、のちにハーレム体系の崩壊を招いた発端の事であろう。
「轍を踏まない為にも、何かアドバイスは無いの?」
「静流は先代とは違う。きっと最善のルートを選ぶわよ」
「そうね。今回は何しろ『女神様』がバックに付いているものね」
「アナタ、どこまで気付いてるの?」
「さぁ? どこまでかなぁ?」
オシリスが怪訝そうに聞くが、睦美ははぐらかした。
◆ ◆ ◆ ◆
生徒会室―― 次の日
次の日の放課後、静流は生徒会室に行った。当然真琴を連れて。
この生徒会室にも、固定カメラは付いている。
睦美にとって、『完全密着ライブ中継』は、諸刃の剣であると言える。
コンコン「失礼します」ガラ
(今だ、ダミー映像オン!)ポチ
静流が来た事を察知した睦美は、すかさず机の下にあるボタンを押した。
静流が入って来ると、いつものように睦美は「あのポーズ」で静流を迎えた。
「やぁ静流キュン、何か進展はあったかい?」
「夕べ、軍の知り合いに聞いたんです、『ドラゴン・フライ』の件を」
「早速問い合わせてくれたんだね。ありがとう!」
「それでですね。いろいろわかったんですけど、ちょっと面倒な方らしくて」
「まぁ、そう簡単にはいかないか……」
静流の話を聞いて、振り出しに戻ったかのような落胆ぶりだったが、
「根回しが必要だから少し時間をくれって、あちらでセッティングしてもらえるらしいですよ」
「何だって!? スゴいじゃないか!」
がばっと立ち上がり、両手を静流の肩に置く睦美。若干オーバーなリアクションであった。
「って言う事の報告だけなんですけどね」
「何かオーバーアクションでしたね? ホントはもう知ってた、とか?」
真琴がジト目で睦美を見た。
「う、そんなワケないじゃないか。今聞いたばかりさ」
「イイじゃないさ、そんな事。ね、静流」
睦美の首で休止モードになっていたオシリスが、不可視化を解いて静流の首に巻き付いた。
「オシリス、夕べは睦美先輩が面倒見てくれたんですか?」
「いやいや、こちらこそお世話になってしまってね。ムフゥ」
睦美はニヤついた顔を押さえるのに必死だった。
「大丈夫よ静流。あなたの尊厳は死守したから」
「一体何があったんです? 先輩?」
真琴がさらにジト目で睦美を見ている。
「い、いやだなぁ、オシリス君、冗談が過ぎるぞ?」
「そう言う事にしといてあげる」
話題は次の土曜日の件になった。
「それで、今度の土曜なんですけど」
「うぇ? 何で言っちゃうのよ、静流?」
「どうせバレる事だから、先に言っとこうと思ってね」
「殊勝な心掛けだね。で、何だい?」ニコ
(私には隠し事しないんだ。キャー、嬉しい)
静流が包み隠さず打ち明けてくれているのを、睦美は大いに喜んだ。
「『塔』でメンテナンスをするんで、一日立入禁止にするので悪しからず、という事です」
「何だって? それじゃあ……そうか、わかったよ」
(くぅぅ、ぬか喜びだったかぁ)
睦美は弱々しく返事をした。そして、
「こりゃあ一本取られたな! わかってるさ、お姉様たちにはそう言っておくよ」
静流は、睦美が姉たちと繋がっている事を利用しようとしたのだ。
「わかってくれたんですね。よかったぁ」
「静流キュン、で、本当は何をするのかなぁ?」
静流が睦美からのカウンターを食らった。
「やっぱ睦美先輩には隠し事は無理でしたね。エヘヘ」パァ
照れながらそう言う静流は、眩しかった。
「ひゃうぅ。そんなに大事な用なのかい?」
「アノ学園で世話になった、ルームメイト四人と先生二人を『塔』に招待したんです」
「何だ、そんな事だったのか。旧友と会うのに、いちいち隠す必要はなかろう?」
「つまらない衝突があるといけないと思いまして……」
「旧友って、ついこの間知り合ったばかりですよね?」
数か月前に知り合った友人を旧友呼ばわりする睦美に、真琴は思わず突っ込む。
「それで、1マネの真琴クンはどうするのかね? 知ってしまった以上は、何かしら策を講じているんだろう?」
「特に何も。ただ個人的に気になるので、勝手に同席しますけど」
「そんな事、あってイイのかい? 静流キュン?」
「コイツ、こうと決めたら石みたいに硬いんで、放っておくしかないんですよ。美千留も来るみたいですし……」
「何と、妹君もかい? それは何と言ってイイかわからんな」
「ですよね? なので、これ以上騒ぎを大きくしたくないんですよ」
「だから立入禁止に? お姉様たちと、あとは軍、かな?」
「はい。そうなんです。そこが厄介な所で……」
「お姉様たちは私に任せてくれるかい? その代わりと言っては何だが……」
「まさか、睦美先輩も来たい、とか?」
「2マネとして挨拶がてら、ね。ダメかい?」
睦美は、もみ手をしながら、静流を上目遣い気味に懇願した。
「わかりました。それでお願いします」
「了解した。全力を尽くすよ」ニコ
睦美のネゴスキルで、コロッと誘導されている静流。
「最初っからこうすればよかったです」
「うむ。静流キュンは存分に旧交を温めてくれたまえ」
「ですから、たった数カ月ぶりですよ?」
真琴は思わず再び突っ込む。
「じゃあ、そう言う事で。失礼します」
「気を付けて帰りたまえよ」
静流と真琴は生徒会室を去った。
「ふう。これはかなりマズいな。『完全密着』があだとなったか……」
睦美は思考を巡らす際にやる、親指の爪を噛む仕草をしていた。
「静流キュンを失望させない為にも、何か策を練らねばな……」
睦美はダミー映像の再生を停めた。数分後に意外な生徒が現れた。
「やあ先生、何かね?」
沖田であった。睦美は再びダミー映像を再生する。
「書記長、貴様、何を考えている?」
「ご挨拶だな。何、とは?」
「誤魔化されんぞ! ライブ映像に細工をしたな?」
「さすがだな沖田。初手で見破るとは」
「何で細工したと聞いている!」
「そんな事か。見られては困る事もあるのでな」
睦美は一拍置いて手をポンと打った。
「そうか。貴様の部屋からは静流キュンが丸見えだったな。ふう、 危ない所だった。不覚」
「貴様、お姉様たちを騙すつもりか?」
「あの方たちを欺くのは、至難の業だろう。ちょっとした情報操作に過ぎんよ」
「……何をするつもりだ?」
「静流キュンがアノ学園の先生と生徒を『ワタルの塔』に招き、旧交を温めるのだ」
「それは知っている。私も見ていたのだからな」
「それならばわかるであろう? お姉様たちには時期尚早である事を」
「確かに。ブチ切れて何をするかわからんな。特にリナお姉様は」
沖田は想像して「うわぁ」な顔をした。
「アノ学園と親交を深めるチャンスなのでな。『シズルカ』の案件とも関わる事だ。慎重に構えたい」
「貴様の思惑はわかった。が、そう上手く運ぶかな?」
「策はある。そう簡単には失策せんよ」
睦美は、裏のパスコードを記したメモを、沖田に渡した。
「貴様はコレで、高みの見物でもしていろ」
「無論、そうさせてもらう」
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