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第3章 失われた時を求めて 転移魔法、完成……か?
エピソード18-3
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魔導研究所内 魔導測定室―― 午後
③の検査が終わり、残すところ④の「魔法発動条件の検証」となった。
「よし、最後の検査よ静流クン、頑張って!」
「は、はい、頑張ります」
ボロボロの運動着を付け、顔中キスマークが付いた静流は、疲労困憊であった。
「先ず、素のままでそこのおじいさんに【弱キュア】を使ってみて?」
「はい。【弱キュア】ポッ」
静流は、両手に淡い桃色の霧をまとい、腰が曲がっているおじいさんの腰を触った。
「ほおお」シュゥゥゥ
桃色のオーラが体内に吸収されていく。
「どれ、少し楽になったかのう」
劇的な変化は認められない。
「続いて、女神モードよ!」
「はい! セタップ!」カチッ
パァァァァ! 桃色のオーラに包まれ、最終形態となる。シュゥゥゥゥ。
「ちょっと失礼【弱キュア】ポッ」
静流は、両手に淡い桃色の霧をまとい、おじいさんの腰を触った。
「ぬっふぅぅぅん」シュゥゥゥ
おじいさんは大きくのけ反った。桃色のオーラが体内に吸収されていく。
やがて、施術の効果が現れはじめた。
「あり?ヘルニアが治っとる!」
曲がっていた腰骨が、まっすぐになっている。
「真っ直ぐ歩いとる! 奇跡じゃあ!」
さっきまでヘコヘコ歩きだった老人は、スタスタと歩いている。
「ふぅむ。やはり、メンタルなのかしら? 次、攻撃魔法の検証よ!」
「はい、わかりました」
約50m先に的を設置し、魔法を飛ばす。
「先ずは放出系魔法を放ってみて?」
静流は手のひらを的に向け、【ファイヤーボール】を放った。ボゥ
火の玉は真っ直ぐに飛行し、的に当たった。
「結構。次に『指鉄砲』の構えでそれをやってみて?」
「こうですか? これって冥界探偵? まさか」キィィン
「行くぞ!【地縛レイ・ガン】!」パシュゥン!
指先に収束された光の玉は、恐ろしく低速で飛行し、的に当たった。
「で、出た。でもショボいな」
(ふむ。イメージ力に欠けるか。自分には出来ないと思い込んでるのね?)
それならと少佐はアレを使うことにした。
「佳乃さん、アレ、持ってるわね?」
「あれって、ベビーナンブですか?」
「そう。持って来てちょうだい」
「は!了解したであります!」
次の検証は、ベビーナンブを使った発砲実験だった。
「先ずはコレを見てちょうだい。火炎弾、撃て!」パァン、パァン
少佐の合図で隊員たちが拳銃を抜き、火炎弾を発砲し始めた。隊員の魔弾はカートリッジに魔力を込めるタイプである。
「次、氷結弾!」
隊員は弾倉を氷結弾に換え、発砲する。パァン、パァン
「はいやめ。静流クン、発砲のイメージは掴んだ?」
「はい、大丈夫です」
「では、ソレを使って、イメージで作った魔弾を射出するのよ」
「僕、コレ使った事ないんですよね」
「だからよ。私の仮説が正しければ、結果はおのずと表れるわ」
静流は技術者にアドバイスをもらっている。
「ここを強く握るの。そう、それで発射OKよ」
「先ずは通常の【火炎弾】を打ち出してみて?」
「イメージするんだ。行くぞ! 【火炎弾】!」シュバ………カン!
心なしか頼りない乾いた発射音がして、小さい火の玉が的に向かって射出された。
「で、出た! やったぁ」
いきなり成功したので、静流は喜んだ。
「結構。次、【氷結弾】!」
「つまり、【アイスジャベリン】か……そうだ、コレで行こう!」
「行くぞ! 【ダイアモンド・ダストシュート】!」パァン!………パキィ
やはり頼りない乾いた発射音がして、氷の玉が的に当たった瞬間、的が凍った。
「静流クン? 今のはどんなものをイメージしたのかしら?」
「えと、あるマンガにあるんですけど、空気中の水分を凍らせて目標にぶつけるんです」
「なるほど。するとこうなるワケだ。そこのアナタ! 的にちょっと衝撃を与えてみて?」
「了解! コンッ」
少佐に命じられた兵士は、的に手で衝撃を与えた。すると、
パキィィィン!
半径数mが凍り付いた。
「少佐殿! 足が凍り付いて動けません!」
「フム。なるほど。過冷却ね。フルパワーだとどうなるのかしら?」
凍り付いた兵士を他の兵士に救出させた後、少佐は考え込む。
「わかりません、やってみますか?」
「その前に、体調はどうかしら?」
「そうですね、ちょっとダルい……かもです」
「そう、わかったわ。じゃあ、最後にアナタが考える『必殺技』をやってみて?」
「必殺技? もしかしてアレも出来るのかな? やってみるか?」
目を閉じた静流。全身を赤いオーラが包む。
「待って! 静流クン、出力を絞って!」
「【ゲッター光線】!!」ズォォォ…………グニャァァ
赤い熱線は凍り付いた的を瞬時に蒸発させ、さらに奥の建物の壁を溶かしてしまった。
「わ!しまった。すいません、調子に乗りました」ハァハァ
「良いのよ。これで証明された。あなたの魔法発動条件は、『確固たるイメージ』よ」
「つまり、イメージ力が強ければ強い程、強力な魔法を打ち出せるという事でありますか?」
傍で見ていた佳乃は、先ほどの技を冷静に分析した。
「そうね。ただし、その対価である『魔力』の消費が凄まじいわ」
「確かにどっと疲れが出ました。うへぇ、気持ち悪う」
「よし、実験終了よ! お疲れ様。結果は数日後には出すから、それまでは基地で休んでてちょうだい」
「ふぅ、本当に、終わったんですね? 疲れたぁ」バタッ
静流はもう立っているのが限界であった。終わりと聞いて、緊張の糸が切れたようだ。
「静流様! お疲れ様でありました」
佳乃はボロボロになっている静流を「お姫様抱っこ」して詰所まで運んだ。
駐屯地 客員用詰所―― 夜
疲れ果てた静流は、詰所で爆睡していた。
「イメージ、イメージしなきゃ! うわぁぁ」パチッ
静流は自分の寝言で起きてしまった。
「ハァハァ、夢……かぁ」ホッ
夢とわかって安堵する静流。
「怖い夢を見たのね? 可哀そうに……」
布団に誰かいる。
「うわぁ、仁奈さん!? 何してるんですか?」
「静流クンの寝顔が見たくて……来ちゃった」
「あれ? いつの間にルームウェアに?」
「実験が終わった後、アナタは魔力切れで倒れてしまったの。ここまで連れてきて着替えさせたのは佳乃よ。」
「佳乃さん!?……見られたかな?」
「さあ? どうかしらね? フフッ」
静流の顔は真っ赤になっている。息がかかるほどの超近距離で見つめ合っている二人。とそこに、
「静流様はまだ寝てるでありますか? 寝起きドッキリを仕掛けちゃうでありますよ?」
佳乃が飲み物などを起こさないように静かに運んできたところだった。
「静流様……」チラ
佳乃が布団を静かにめくると、
「キャッホゥ♪ お邪魔してまーす。佳乃?」
仁奈が顔を火照らせながら挨拶してきた。
「な、何やってるんすか!? 仁奈先輩!」
「何? って静流クンの看病。ここアスガルドの夜は冷えるから、こうして肌を合わせて温め合うのよ」
「なぜその役を先輩が? その、当たり前のような振る舞いはどうかと思います!」
「あら? 『雑兵モード』じゃないの? 珍しいわね」
「今はそんな事言ってる場合じゃないんすよ! どいてください! 静流様も困っていらっしゃ……静流、様?」
「あ、えと、僕もさっき起きたばっかりで、状況がよくわからないんです」
「うわぁぁぁん! 静流様が仁奈先輩に寝取られたでありますぅぅぅ!」
佳乃は顔を真っ赤にして号泣している。
「ち、ちょっと佳乃? 私はそんなコト、してないわよ? ちゃんと着てるし」
佳乃は二人の服装をチェックし、着ている事を確認した。
「ひぐっ、本当? でありますか?」
「本当も何も、私は寝ている所を無理やりとかは趣味じゃないの!」
「良かったであります! 紛らわしいでありますよ! 澪殿に何て詫びればイイか考えてしまったではありませんか!」
「何でそこに澪が出て来るのよ?」
「それは、静流様が澪殿の初恋のお相手だからであります」
「たまに出てくる澪さんって……もしかして、『ミオ姉』のことかなぁ? 永井さん?でしたっけ」
「そうであります! 『永井澪軍曹』であります!」
「ミオ姉って、軍に入ったんだ。それで佳乃さんと同じ部隊に?」
「ちなみに澪と佳乃は私の後輩よ」
「そっかぁ、僕が中1の時、引っ越したんだっけ?」
「思い出してくれたでありますか! 澪殿もさぞかしお喜びかと」
「ちょっと待って? さっき、『初恋』って、僕にぃ?」
「しまった! ノーカンであります。今のは聞かなかったことにして欲しいであります!」
佳乃は顔の前で手を組み、涙目で懇願する。
「ミオ姉が? まさか。年下のガキにそれは無いと思うよ? 多分」
「そ、そうでありますね、自分の早とちりでありました!」
(危うく澪殿に殺される所でありました。ホッ)
静流の鈍感さに助けられた佳乃であった。
③の検査が終わり、残すところ④の「魔法発動条件の検証」となった。
「よし、最後の検査よ静流クン、頑張って!」
「は、はい、頑張ります」
ボロボロの運動着を付け、顔中キスマークが付いた静流は、疲労困憊であった。
「先ず、素のままでそこのおじいさんに【弱キュア】を使ってみて?」
「はい。【弱キュア】ポッ」
静流は、両手に淡い桃色の霧をまとい、腰が曲がっているおじいさんの腰を触った。
「ほおお」シュゥゥゥ
桃色のオーラが体内に吸収されていく。
「どれ、少し楽になったかのう」
劇的な変化は認められない。
「続いて、女神モードよ!」
「はい! セタップ!」カチッ
パァァァァ! 桃色のオーラに包まれ、最終形態となる。シュゥゥゥゥ。
「ちょっと失礼【弱キュア】ポッ」
静流は、両手に淡い桃色の霧をまとい、おじいさんの腰を触った。
「ぬっふぅぅぅん」シュゥゥゥ
おじいさんは大きくのけ反った。桃色のオーラが体内に吸収されていく。
やがて、施術の効果が現れはじめた。
「あり?ヘルニアが治っとる!」
曲がっていた腰骨が、まっすぐになっている。
「真っ直ぐ歩いとる! 奇跡じゃあ!」
さっきまでヘコヘコ歩きだった老人は、スタスタと歩いている。
「ふぅむ。やはり、メンタルなのかしら? 次、攻撃魔法の検証よ!」
「はい、わかりました」
約50m先に的を設置し、魔法を飛ばす。
「先ずは放出系魔法を放ってみて?」
静流は手のひらを的に向け、【ファイヤーボール】を放った。ボゥ
火の玉は真っ直ぐに飛行し、的に当たった。
「結構。次に『指鉄砲』の構えでそれをやってみて?」
「こうですか? これって冥界探偵? まさか」キィィン
「行くぞ!【地縛レイ・ガン】!」パシュゥン!
指先に収束された光の玉は、恐ろしく低速で飛行し、的に当たった。
「で、出た。でもショボいな」
(ふむ。イメージ力に欠けるか。自分には出来ないと思い込んでるのね?)
それならと少佐はアレを使うことにした。
「佳乃さん、アレ、持ってるわね?」
「あれって、ベビーナンブですか?」
「そう。持って来てちょうだい」
「は!了解したであります!」
次の検証は、ベビーナンブを使った発砲実験だった。
「先ずはコレを見てちょうだい。火炎弾、撃て!」パァン、パァン
少佐の合図で隊員たちが拳銃を抜き、火炎弾を発砲し始めた。隊員の魔弾はカートリッジに魔力を込めるタイプである。
「次、氷結弾!」
隊員は弾倉を氷結弾に換え、発砲する。パァン、パァン
「はいやめ。静流クン、発砲のイメージは掴んだ?」
「はい、大丈夫です」
「では、ソレを使って、イメージで作った魔弾を射出するのよ」
「僕、コレ使った事ないんですよね」
「だからよ。私の仮説が正しければ、結果はおのずと表れるわ」
静流は技術者にアドバイスをもらっている。
「ここを強く握るの。そう、それで発射OKよ」
「先ずは通常の【火炎弾】を打ち出してみて?」
「イメージするんだ。行くぞ! 【火炎弾】!」シュバ………カン!
心なしか頼りない乾いた発射音がして、小さい火の玉が的に向かって射出された。
「で、出た! やったぁ」
いきなり成功したので、静流は喜んだ。
「結構。次、【氷結弾】!」
「つまり、【アイスジャベリン】か……そうだ、コレで行こう!」
「行くぞ! 【ダイアモンド・ダストシュート】!」パァン!………パキィ
やはり頼りない乾いた発射音がして、氷の玉が的に当たった瞬間、的が凍った。
「静流クン? 今のはどんなものをイメージしたのかしら?」
「えと、あるマンガにあるんですけど、空気中の水分を凍らせて目標にぶつけるんです」
「なるほど。するとこうなるワケだ。そこのアナタ! 的にちょっと衝撃を与えてみて?」
「了解! コンッ」
少佐に命じられた兵士は、的に手で衝撃を与えた。すると、
パキィィィン!
半径数mが凍り付いた。
「少佐殿! 足が凍り付いて動けません!」
「フム。なるほど。過冷却ね。フルパワーだとどうなるのかしら?」
凍り付いた兵士を他の兵士に救出させた後、少佐は考え込む。
「わかりません、やってみますか?」
「その前に、体調はどうかしら?」
「そうですね、ちょっとダルい……かもです」
「そう、わかったわ。じゃあ、最後にアナタが考える『必殺技』をやってみて?」
「必殺技? もしかしてアレも出来るのかな? やってみるか?」
目を閉じた静流。全身を赤いオーラが包む。
「待って! 静流クン、出力を絞って!」
「【ゲッター光線】!!」ズォォォ…………グニャァァ
赤い熱線は凍り付いた的を瞬時に蒸発させ、さらに奥の建物の壁を溶かしてしまった。
「わ!しまった。すいません、調子に乗りました」ハァハァ
「良いのよ。これで証明された。あなたの魔法発動条件は、『確固たるイメージ』よ」
「つまり、イメージ力が強ければ強い程、強力な魔法を打ち出せるという事でありますか?」
傍で見ていた佳乃は、先ほどの技を冷静に分析した。
「そうね。ただし、その対価である『魔力』の消費が凄まじいわ」
「確かにどっと疲れが出ました。うへぇ、気持ち悪う」
「よし、実験終了よ! お疲れ様。結果は数日後には出すから、それまでは基地で休んでてちょうだい」
「ふぅ、本当に、終わったんですね? 疲れたぁ」バタッ
静流はもう立っているのが限界であった。終わりと聞いて、緊張の糸が切れたようだ。
「静流様! お疲れ様でありました」
佳乃はボロボロになっている静流を「お姫様抱っこ」して詰所まで運んだ。
駐屯地 客員用詰所―― 夜
疲れ果てた静流は、詰所で爆睡していた。
「イメージ、イメージしなきゃ! うわぁぁ」パチッ
静流は自分の寝言で起きてしまった。
「ハァハァ、夢……かぁ」ホッ
夢とわかって安堵する静流。
「怖い夢を見たのね? 可哀そうに……」
布団に誰かいる。
「うわぁ、仁奈さん!? 何してるんですか?」
「静流クンの寝顔が見たくて……来ちゃった」
「あれ? いつの間にルームウェアに?」
「実験が終わった後、アナタは魔力切れで倒れてしまったの。ここまで連れてきて着替えさせたのは佳乃よ。」
「佳乃さん!?……見られたかな?」
「さあ? どうかしらね? フフッ」
静流の顔は真っ赤になっている。息がかかるほどの超近距離で見つめ合っている二人。とそこに、
「静流様はまだ寝てるでありますか? 寝起きドッキリを仕掛けちゃうでありますよ?」
佳乃が飲み物などを起こさないように静かに運んできたところだった。
「静流様……」チラ
佳乃が布団を静かにめくると、
「キャッホゥ♪ お邪魔してまーす。佳乃?」
仁奈が顔を火照らせながら挨拶してきた。
「な、何やってるんすか!? 仁奈先輩!」
「何? って静流クンの看病。ここアスガルドの夜は冷えるから、こうして肌を合わせて温め合うのよ」
「なぜその役を先輩が? その、当たり前のような振る舞いはどうかと思います!」
「あら? 『雑兵モード』じゃないの? 珍しいわね」
「今はそんな事言ってる場合じゃないんすよ! どいてください! 静流様も困っていらっしゃ……静流、様?」
「あ、えと、僕もさっき起きたばっかりで、状況がよくわからないんです」
「うわぁぁぁん! 静流様が仁奈先輩に寝取られたでありますぅぅぅ!」
佳乃は顔を真っ赤にして号泣している。
「ち、ちょっと佳乃? 私はそんなコト、してないわよ? ちゃんと着てるし」
佳乃は二人の服装をチェックし、着ている事を確認した。
「ひぐっ、本当? でありますか?」
「本当も何も、私は寝ている所を無理やりとかは趣味じゃないの!」
「良かったであります! 紛らわしいでありますよ! 澪殿に何て詫びればイイか考えてしまったではありませんか!」
「何でそこに澪が出て来るのよ?」
「それは、静流様が澪殿の初恋のお相手だからであります」
「たまに出てくる澪さんって……もしかして、『ミオ姉』のことかなぁ? 永井さん?でしたっけ」
「そうであります! 『永井澪軍曹』であります!」
「ミオ姉って、軍に入ったんだ。それで佳乃さんと同じ部隊に?」
「ちなみに澪と佳乃は私の後輩よ」
「そっかぁ、僕が中1の時、引っ越したんだっけ?」
「思い出してくれたでありますか! 澪殿もさぞかしお喜びかと」
「ちょっと待って? さっき、『初恋』って、僕にぃ?」
「しまった! ノーカンであります。今のは聞かなかったことにして欲しいであります!」
佳乃は顔の前で手を組み、涙目で懇願する。
「ミオ姉が? まさか。年下のガキにそれは無いと思うよ? 多分」
「そ、そうでありますね、自分の早とちりでありました!」
(危うく澪殿に殺される所でありました。ホッ)
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