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第2章 ミッション・インポッシブル ミッション系お嬢様校に潜入ミッション!
エピソード11-2
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出発日前日 科学実験室――
約束の二日が過ぎ、留学作戦を明日に控えた静流。
立川カナメより約束の品が完成したとの連絡を受け、科学実験室へ。
実験室のドアを勢いよく開ける睦美。バァン!
「出来たか? カナメ!」
丸メガネのズレを直し、スカイブルーの髪をかきながら立川カナメは言った。
「おう、出来とるわ!」
「早速見せてもらおうか?」
カナメは奥から小型犬位の大きさの生物らしきものを持ってきた。
「あそこは使い魔の持ち込みOKやったな?そこでコレや!」
「うわぁ、カワイイな(ニパァ)イタチ? フェレットに近いかな?」
静流は目の前の小動物に心を奪われていた。
「使い魔型ゴーレムだ。なんとAI搭載やで?」
「む? AIとな? つまり人工知能、こいつは自律思考型ゴーレムというワケか?」
「まあAIゆっても古代魔法の応用やし、精霊を媒体にやね……」ブツブツ
「スゴいでしょ? もっと褒めなさ~い!」
小動物がしゃべった。
「わ、話せるの? スゴすぎです!カナメ先輩、アナタは天才ですか?(パァァ)」
目をキラキラさせてカナメを見る静流。
「ブフゥ。まぶしい! ま、まあよく言われるわな」
『天才』というワードに酔いしれているカナメ
静流は小動物型ゴーレムを抱き上げ、よしよしと撫でる。
「ちょっとぉ、くすぐったいよぉ」
ゴーレムは口とは裏腹に抵抗しないで撫でられている。
「名前は付けたんですか?」
「まだや。マスター登録時に静流キュンに付けてもろうた方がエエと思てな」
「僕が付けて良いんですか? うれしいな!(パァ)」
「先ずはコイツの性能を簡単に説明するな?」
カナメの説明だと、この使い魔風自律思考型ゴーレムは、不可視モードはもちろん、テレパシーでマスターとの意思疎通が可能だったり索敵機能等も装備している。
「コイツが見ている映像はココでモニター出来るんや」
パソコンの画面に静流の顔がアップで映し出される。
「まるで『スパイの七つ道具』みたいですね?」
「他にもしょーもない機能とかもいくつかあるんで、コイツに聞いてくれ」
「そっかぁ! 睦美先輩、『ひとりじゃない』ってこの子のことだったんですね?」
都合の良い方向で納得してくれた静流に、睦美たちは安堵した。まさか四六時中「女の園」をリアルタイムで覗くという暴挙に出ようとしているとは口が裂けても言えない。
「そや。コイツを媒体にしてオレたちともテレパシー通信が出来るんやで?」
「つまり、私たちはいつも静流キュンと一緒ってことだよ」
「ありがとうございます!(ニパァ)」
「う!ま、まぶしい! 封印されていた何かが…… 出てしまいそうだ」
カナメは鼻血を流しながらヨロヨロと椅子に腰かけた。
「これで駒は揃った。クククッ」
睦美はカナメに親指を立てた。と、実験室のドアが開いた。ガチャ
「ちょっといいかしらん?」
花形が部員を数人つれて科学実験室に来た。
「花形、仕上がったか?」
「もうばっちり!あれから改良を加えてさらにクオリティが上がったわ」
部長の方も「偽装」の準備が出来たようだ。
「静流クン、ちょっとイイかしらん?」
「は、はい」
静流は実験室の奥にある準備室に入った。
「先ずはコレを付けてちょうだい」
部長は例の人工皮膚を取り出した。
「あれ?透明でしたっけ?これ」
「わかる?実はあれから試行錯誤の末、『光学迷彩』を付与したの」
「え?それって透明人間になれちゃったりするんですか?」
「もちろんよ。他にはプリセットした容姿に瞬時に変わる事が出来るの」
「うはぁ、それってもはや『何でもアリ』ってヤツじゃないですか!」
「自分でもうまく行き過ぎだと思ってるわ。そうだ、ちょっと驚かしてみましょうよ♪」
部長は何やら企んでいるようだ。静流に使い方を教え、術式を展開させた。
「みんな!ちゅうもーく!」
部長が準備室から出てきた。
「じゃ、いいわね静流クン」
「はい!」
静流は勢いよく準備室から出てきた。
「やぁ貴様ら!息災か?」
すっと出てきたのは、睦美だった。
「おのれ、何奴!?」
「僕ですよ、僕」
腕時計のような操作パネルをいじると、静流の姿に戻った。
「ほぉ。『光学迷彩』かいな?」
カナメはすぐにからくりを見破った。
「ご名答。さすがはドクター立川ね」
「こんなこともできるんですよ?」
操作ボタンをいじる。瞬時に姿が変わる。静流より大人びた学生服を着ている男だった。
「僕が以前夢でみた『薫』さんです。」
「うほぉー!中々の美形ねん」
「ちょっとカッコイイかも」ざわざわ
美術部員が顔を赤くして偽装中の静流を凝視している。
「うむ。私が夢で見たのもこの男だったな」
「そして、ここぞっていうときには、静流クン?」
「はい。【復元】(シュン)」
本来の偽装肉体を展開させる。
「これで触られても大丈夫です」
井川シズムの肉体に変わり、睦美にこともあろうか胸を触らせる。ムンズ
「うひゃぁ。す、すごいな。完璧ではないか!」
「ボイチェンで声も変えられるし、潜入捜査にはうってつけってわけ♪」
「とすると、あとは『目』だな」
「それに関しては例のカラコンに今回この補助メガネを付けるわ。これで漏れ出た【魅了】を完全に止める。あと、寝るときはこのアイマスク」
「これにも不可視化が掛けられてるな?」
「何せ、開発費は校長が持つって事だったでしょ?」
「確かに。オレの方も結構好き勝手やらせてもろたしな。クックック」
部長とドクターはお互いの成果を讃え合った。
「ねえ、ちょっとぉ」
小動物がツンツンと静流をつついた。
「どうしたんだい?」
「さっきの男、もう一回見せて?」
薫に興味があるようだ。
「行くよ。(シュン)どうだ!すげーだろ?ケツ!」
夢で見たフレーズを言ってみた。
「ケツって言わないで?私は『オシリス』よ!ってあれ?何でワタシ、こんなこと知ってるんだろ?」
?マークがいっぱいになっているゴーレム。
「それは恐らく、静流キュンと『思考リンク』したんやないかな?」
「そうか。じゃあ名前は自動的に『オシリス』でいい?」
「仕方ないわね。それでいいわ。昔、そう呼ばれてたような感じがするの」
「よし、マスター登録完了っと。」
カナメは早速オシリスを再起動させた。
「よろしくね。オシリス」
「ああ、もうわかったわよ!こちらこそよろしくね? シズル」
「この場合、『イエス。マスター』じゃないの?」
静流はどっかのSF漫画を想像していたのに、予想外の返事にちょっとがっかりした。
「いいの!もう寝る!」
オシリスはシュッと細くなり、静流の首に巻きつき、不可視モードに入った。
「コイツの待機状態や。暫くすると休止モードに入る。この間もモニターしとるから、安心しとれ」
「スゴい技術ですよね?全然重さ、感じないんですよ?」
このあと光学迷彩の設定やら偽装肉体の最適化を二人の技術者の協力で終わらせた。
「これで今やっておく事は全てやった。果報は寝て待て…… か。フヒヒ」
睦美は予想以上の成果に満足げであった。
約束の二日が過ぎ、留学作戦を明日に控えた静流。
立川カナメより約束の品が完成したとの連絡を受け、科学実験室へ。
実験室のドアを勢いよく開ける睦美。バァン!
「出来たか? カナメ!」
丸メガネのズレを直し、スカイブルーの髪をかきながら立川カナメは言った。
「おう、出来とるわ!」
「早速見せてもらおうか?」
カナメは奥から小型犬位の大きさの生物らしきものを持ってきた。
「あそこは使い魔の持ち込みOKやったな?そこでコレや!」
「うわぁ、カワイイな(ニパァ)イタチ? フェレットに近いかな?」
静流は目の前の小動物に心を奪われていた。
「使い魔型ゴーレムだ。なんとAI搭載やで?」
「む? AIとな? つまり人工知能、こいつは自律思考型ゴーレムというワケか?」
「まあAIゆっても古代魔法の応用やし、精霊を媒体にやね……」ブツブツ
「スゴいでしょ? もっと褒めなさ~い!」
小動物がしゃべった。
「わ、話せるの? スゴすぎです!カナメ先輩、アナタは天才ですか?(パァァ)」
目をキラキラさせてカナメを見る静流。
「ブフゥ。まぶしい! ま、まあよく言われるわな」
『天才』というワードに酔いしれているカナメ
静流は小動物型ゴーレムを抱き上げ、よしよしと撫でる。
「ちょっとぉ、くすぐったいよぉ」
ゴーレムは口とは裏腹に抵抗しないで撫でられている。
「名前は付けたんですか?」
「まだや。マスター登録時に静流キュンに付けてもろうた方がエエと思てな」
「僕が付けて良いんですか? うれしいな!(パァ)」
「先ずはコイツの性能を簡単に説明するな?」
カナメの説明だと、この使い魔風自律思考型ゴーレムは、不可視モードはもちろん、テレパシーでマスターとの意思疎通が可能だったり索敵機能等も装備している。
「コイツが見ている映像はココでモニター出来るんや」
パソコンの画面に静流の顔がアップで映し出される。
「まるで『スパイの七つ道具』みたいですね?」
「他にもしょーもない機能とかもいくつかあるんで、コイツに聞いてくれ」
「そっかぁ! 睦美先輩、『ひとりじゃない』ってこの子のことだったんですね?」
都合の良い方向で納得してくれた静流に、睦美たちは安堵した。まさか四六時中「女の園」をリアルタイムで覗くという暴挙に出ようとしているとは口が裂けても言えない。
「そや。コイツを媒体にしてオレたちともテレパシー通信が出来るんやで?」
「つまり、私たちはいつも静流キュンと一緒ってことだよ」
「ありがとうございます!(ニパァ)」
「う!ま、まぶしい! 封印されていた何かが…… 出てしまいそうだ」
カナメは鼻血を流しながらヨロヨロと椅子に腰かけた。
「これで駒は揃った。クククッ」
睦美はカナメに親指を立てた。と、実験室のドアが開いた。ガチャ
「ちょっといいかしらん?」
花形が部員を数人つれて科学実験室に来た。
「花形、仕上がったか?」
「もうばっちり!あれから改良を加えてさらにクオリティが上がったわ」
部長の方も「偽装」の準備が出来たようだ。
「静流クン、ちょっとイイかしらん?」
「は、はい」
静流は実験室の奥にある準備室に入った。
「先ずはコレを付けてちょうだい」
部長は例の人工皮膚を取り出した。
「あれ?透明でしたっけ?これ」
「わかる?実はあれから試行錯誤の末、『光学迷彩』を付与したの」
「え?それって透明人間になれちゃったりするんですか?」
「もちろんよ。他にはプリセットした容姿に瞬時に変わる事が出来るの」
「うはぁ、それってもはや『何でもアリ』ってヤツじゃないですか!」
「自分でもうまく行き過ぎだと思ってるわ。そうだ、ちょっと驚かしてみましょうよ♪」
部長は何やら企んでいるようだ。静流に使い方を教え、術式を展開させた。
「みんな!ちゅうもーく!」
部長が準備室から出てきた。
「じゃ、いいわね静流クン」
「はい!」
静流は勢いよく準備室から出てきた。
「やぁ貴様ら!息災か?」
すっと出てきたのは、睦美だった。
「おのれ、何奴!?」
「僕ですよ、僕」
腕時計のような操作パネルをいじると、静流の姿に戻った。
「ほぉ。『光学迷彩』かいな?」
カナメはすぐにからくりを見破った。
「ご名答。さすがはドクター立川ね」
「こんなこともできるんですよ?」
操作ボタンをいじる。瞬時に姿が変わる。静流より大人びた学生服を着ている男だった。
「僕が以前夢でみた『薫』さんです。」
「うほぉー!中々の美形ねん」
「ちょっとカッコイイかも」ざわざわ
美術部員が顔を赤くして偽装中の静流を凝視している。
「うむ。私が夢で見たのもこの男だったな」
「そして、ここぞっていうときには、静流クン?」
「はい。【復元】(シュン)」
本来の偽装肉体を展開させる。
「これで触られても大丈夫です」
井川シズムの肉体に変わり、睦美にこともあろうか胸を触らせる。ムンズ
「うひゃぁ。す、すごいな。完璧ではないか!」
「ボイチェンで声も変えられるし、潜入捜査にはうってつけってわけ♪」
「とすると、あとは『目』だな」
「それに関しては例のカラコンに今回この補助メガネを付けるわ。これで漏れ出た【魅了】を完全に止める。あと、寝るときはこのアイマスク」
「これにも不可視化が掛けられてるな?」
「何せ、開発費は校長が持つって事だったでしょ?」
「確かに。オレの方も結構好き勝手やらせてもろたしな。クックック」
部長とドクターはお互いの成果を讃え合った。
「ねえ、ちょっとぉ」
小動物がツンツンと静流をつついた。
「どうしたんだい?」
「さっきの男、もう一回見せて?」
薫に興味があるようだ。
「行くよ。(シュン)どうだ!すげーだろ?ケツ!」
夢で見たフレーズを言ってみた。
「ケツって言わないで?私は『オシリス』よ!ってあれ?何でワタシ、こんなこと知ってるんだろ?」
?マークがいっぱいになっているゴーレム。
「それは恐らく、静流キュンと『思考リンク』したんやないかな?」
「そうか。じゃあ名前は自動的に『オシリス』でいい?」
「仕方ないわね。それでいいわ。昔、そう呼ばれてたような感じがするの」
「よし、マスター登録完了っと。」
カナメは早速オシリスを再起動させた。
「よろしくね。オシリス」
「ああ、もうわかったわよ!こちらこそよろしくね? シズル」
「この場合、『イエス。マスター』じゃないの?」
静流はどっかのSF漫画を想像していたのに、予想外の返事にちょっとがっかりした。
「いいの!もう寝る!」
オシリスはシュッと細くなり、静流の首に巻きつき、不可視モードに入った。
「コイツの待機状態や。暫くすると休止モードに入る。この間もモニターしとるから、安心しとれ」
「スゴい技術ですよね?全然重さ、感じないんですよ?」
このあと光学迷彩の設定やら偽装肉体の最適化を二人の技術者の協力で終わらせた。
「これで今やっておく事は全てやった。果報は寝て待て…… か。フヒヒ」
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