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第一部 運命の出逢い。それは――。
十四発目 強敵、現る――色々と間違っちゃいませんか?【前編】
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道中、幾度となく魔物らとの予期しない遭遇戦を乳無双で退けつつ、エロトークやエロトーク、偶にエロトークを挟んでエロトーク――。
エロトークばっかじゃねーか!
そんな危機感ナッシング、それ美味しいの的に違う意味での右往左往を経て、普通は命からがら難儀してやっとこさ辿り着く最奥の場所へと、遠足に向かう園児と保護者ら的なゆる~い感じの余裕綽々で、無事に辿り着いたのだった――。
もうさ、俺以外は勇者認定で良くね?
いや、まぢで。
そして辿り着いた最奥のここがおそらく、この迷宮の最後の終着点であり、俺達が突破しなければならない危険が潜む場所。
所謂、ボス部屋。或いは宝物庫。
目の前で行手を阻む巨大で重々しい両開きの扉が、そう物語っていた――。
◇◇◇
「――割と時間が掛かっちゃったわね?」
「そりゃ未踏の迷宮だからね? チェリー君のようにパッとハメてパッとイっちゃうなんてのは無理」
「いやいや、儂的には随分と早く着いたと思うけど? 大して良い汁も掻かずにここまで来れたのだから」
「あふぅ……ねむいにょ――の、なの」
「もうちょっと頑張ろうね、ナイチチちゃん。もうちょっと、あとちょっとだから」
「「その台詞、なんかいやらしく聴こえる」」
「なーんーでーでーすーかー!」
実際、規格外な変態御三方が巫山戯ず真面目に対処してくれてたら、もっと早くもっと余裕で着いていたなぁと、終始、遠い目をして思いに耽っていたとしても、空気が読める俺はあえて追求はしないでおくのだった――まる。
◇◇◇
「扉に……鍵穴があるわね?」
罠探知を終えたアの女王は、扉に聴き耳を立てて中の様子を窺っていた。
「穴から覗くって……変態ぽくて儂は好きだ」
俺の後ろから囁く程度の小声で何か呟くゲイデさん。
「穴に入れるか入れられるの間違いじゃなくて、ゲイデ?」
聴き耳を立てるアの女王の反対の耳に、自分の長い耳を押し当てて、そんなことを仰るキズナさん。
想像したらぞわぞわと鳥肌が立ち、慌てて尻を隠す俺だったり。
「どうも中から微かに声? ……もするわね。鍵は……開いてるわよ?」
「ホント。複数人居るっぽいわね」
絶賛、おかしな行動継続中のキズナさんには全く意を介さず、真面目に皆にそう告げるアの女王。
そんなで聴こえるキズナさんはなまら凄ぇよ。
それにツッコまないアの女王はもっと凄ぇよ。
「――あける、なの?」
何故か俺にピチッとしがみつき聴き耳を立てている、なんとも可愛いらしいナイチチちゃん。
アの女王とキズナさんの仕草を真似てるのかな?
微笑ましいなぁ……。
だがしかし。
しがみつく所為で押し潰された凶悪な感触が、まぢ柔っこくてテラヤバい。
更に、美幼女の目線にきてる俺の恥ずかしい場所が、更に恥ずかしい状態になっちゃいそうでテラヤバい。
ただ……無碍に引き離すのにも少し気が引ける。
ちょっだけ位置をズラしてくれると嬉しいんだけど……。
「――待って。敵か、或いは味方か……。こんな場所で出会す者だし、対応を間違えたら大惨事になるわよ?」
野太い女性言葉で真面目に告げたゲイデさん。
悪巫山戯も大概にしろよ? 某ドワルフ。
警戒していたにも関わらず、ナイチチちゃんに気を取られた僅かな隙を突かれ、俺の尻に聴き耳を立てて真面目に答えると言う、離れ技を披露してくれちゃってます。
俺の尻に注目ばかりしてないで、ちっとは真面目に対処する気概はないんかい!
「ちょっとちょっと、ゲイデさん、大概にしないと流石の俺も怒りますよ? くっさい屁をぶちかましてやりますよ?」
この際なので、足掻いてみた。
だがしかし。
「屁の突っ張りは要らんですよ」
言葉の意味は良く解らんが、凄い自信で返された。
「俺の尻に聴き耳っつー意味不明なことは止めて下さいって――のわぁ⁉︎」
無駄な抵抗は止めて大人しくしろと言わんばかりに尻をむんずと掴まれた挙句に捏ねくり回しやがる某ドワルフ。
「――うむ、弾力も申し分なし。実に良い尻。安産型だな」
そして満足そうに手をワキワキさせての謎の白い歯をキラリのやり切った感増し増しなイケメンスマイルで、そう言いつつやっと離れてくれた。
誰が安産型だよ!
うんちぶち撒けたろか――喜ぶだけだな。
変態然とした態度さえなければ、女性から『その仕草、男前につき。そこに痺れるぅ、憧れるぅ』って黄色い声が聴こえてくるほどには凄いイケメンなのに……。
そんなだったら俺にしても、遠慮なく兄貴って呼んでやってもやぶさかでもない。
ただ、あっち系の意味で兄貴と呼ぶくらいなら、俺は甘んじて死を選ぶ――。
「えっと、中の様子は探れないかしら? 儂は脳筋だからこういう時は役立たずなんでね?」
「私の隠密技能でなんとかできるから、先行して潜っても大丈夫。そこな二人にナイチチちゃんも気配は消せるし待機はできるわよね……問題はタダヒトか」
すいませんね……気配の消し方なんて全く知りません。
初等級に上がりたての俺に、そんな凄い技能を求められても、当然、無理です。
「だったら私が衣服を脱いで肌を晒すわ。沈黙と気配遮断、それに透明化を重ねて皆に使うわ。ただ……皆が皆、互いに認識できなくなるってデメリットあるけど? どーする?」
「キズナさん、ひと肌脱いでって至極普通に言えないんですか?」
「森の守護者、森人の狩りに使うアレか……確かに確実かもよ」
「儂も噂には聴いているけど、そんな凄いんだ? なら風呂とか着替えも覗き放題、夜這いかけ放題……良いね。今はタダちゃんの尻触り放題になるねぇ……く、こりゃ堪らん」
悪人がするようなエゲツない薄ら笑いは、イケメンだけに妙に似合ってて洒落になんないんで止めて下さい。
「巫山戯てる場合ですか! でも……俺も足手纏いがごめんですから……お願いします」
一応、叱責しておく。
たぶん無駄な足掻きなんだろうけど。
それとは別に真摯な気持ちで、キズナさんには頭を下げてお願いする。
ここまで来て、足手纏いだけは御免被る。
「おっけ。痛くしないから大丈夫。最初は怖いだろうから優しくしてあげるわよ? 他ならぬタダちゃんの為なら、見たこともない良いところを見せつけてあげる。ぺろぺろとかくんかくんかしても良いわよ?」
真摯にお願いした俺の気持ちを返して頂いていいですか?
「――キズナさん、どうあっても至極普通に言えないんですか?」
「酷い言われようね? まるで私が変態痴女とでも?」
それ以外の何だと仰るのか。
まさか自覚がないってことはないよな?
「――冗談よ。そのくらいの気持ちってだけ」
そのくらいが何処を指すのか、皆目、見当もつきません。
気持ちも全くもって解りません。
「キズナ、エロい漫才やっつけてないで早よ。儂も人のことをとやかく言えないけど、気付かれるかしたら非常にマズくね?」
「ハイハイ。せっかちと早い漢は嫌われるわよ? いつも強引に迫る阿呆はこれだから」
「なん……だと? ことが始まる前からだらしなくヒィヒィ言って、釣られたお相手をドン引きにさせて逃すキズナにだけは言われたかないわ!」
「見たんか⁉︎」「お前もなー!」
だから……こんな状況下でアンタらはなんの話しで喧嘩してんですか?
ボス部屋? ま、そんな場所の真ん前と違うん?
こんな時、どんな顔をすれば良いんだ?
――って、華麗にスルーしておけば問題なしか。
下手に構うと標的が俺に移るし……放っとこ。
その時だった――。
「お前ら……大概に――」
アの女王がゆらりと立ち上がり、蝶柄マスカレイドマスクから覗く瞳に狂気が宿り、悍ましく幻視する焔がゆらりと揺れた。
蔑む絶対零度の視線と殺気が、漏れ出してきたり。
「す、直ぐします! 直ぐ入れます! ――イ、イクわよ」
焦り切った声で返事をし、錫杖を速攻で地面に突き立て、怯えてカクカクする変な動きで纏わりつくように踊ると言うか、そうなったと言うかなキズナさん。
――直後、皆が消えた。
体温、息遣い、臭い。
それらそこに居ると言う、ありとあらゆる全ての気配の一切が遮断された。
全く感知できない。
本当に居るのか居たのか解らないくらい――完璧に存在が消失している。
ゲイデさんが言った不埒なこと、普段やらかさないだけの自制心、或いは理性は残ってたんだな、キズナさん。
そんなすっごい魔法か魔術か別の何かで気配を消された――否、存在そのものが消えちゃったくらいの俺は、扉をほんの少しだけ開けて、その隙間から中の様子を覗き見てみるのだった――。
そして扉をほんの少しだけ開けて覗き見た中の様子に、俺は絶句した――。
――――――――――
覗き見てビックリはお約束?
大惨事、なんて恐ろしい響きっ⁉︎ ∑(゚Д゚)
エロトークばっかじゃねーか!
そんな危機感ナッシング、それ美味しいの的に違う意味での右往左往を経て、普通は命からがら難儀してやっとこさ辿り着く最奥の場所へと、遠足に向かう園児と保護者ら的なゆる~い感じの余裕綽々で、無事に辿り着いたのだった――。
もうさ、俺以外は勇者認定で良くね?
いや、まぢで。
そして辿り着いた最奥のここがおそらく、この迷宮の最後の終着点であり、俺達が突破しなければならない危険が潜む場所。
所謂、ボス部屋。或いは宝物庫。
目の前で行手を阻む巨大で重々しい両開きの扉が、そう物語っていた――。
◇◇◇
「――割と時間が掛かっちゃったわね?」
「そりゃ未踏の迷宮だからね? チェリー君のようにパッとハメてパッとイっちゃうなんてのは無理」
「いやいや、儂的には随分と早く着いたと思うけど? 大して良い汁も掻かずにここまで来れたのだから」
「あふぅ……ねむいにょ――の、なの」
「もうちょっと頑張ろうね、ナイチチちゃん。もうちょっと、あとちょっとだから」
「「その台詞、なんかいやらしく聴こえる」」
「なーんーでーでーすーかー!」
実際、規格外な変態御三方が巫山戯ず真面目に対処してくれてたら、もっと早くもっと余裕で着いていたなぁと、終始、遠い目をして思いに耽っていたとしても、空気が読める俺はあえて追求はしないでおくのだった――まる。
◇◇◇
「扉に……鍵穴があるわね?」
罠探知を終えたアの女王は、扉に聴き耳を立てて中の様子を窺っていた。
「穴から覗くって……変態ぽくて儂は好きだ」
俺の後ろから囁く程度の小声で何か呟くゲイデさん。
「穴に入れるか入れられるの間違いじゃなくて、ゲイデ?」
聴き耳を立てるアの女王の反対の耳に、自分の長い耳を押し当てて、そんなことを仰るキズナさん。
想像したらぞわぞわと鳥肌が立ち、慌てて尻を隠す俺だったり。
「どうも中から微かに声? ……もするわね。鍵は……開いてるわよ?」
「ホント。複数人居るっぽいわね」
絶賛、おかしな行動継続中のキズナさんには全く意を介さず、真面目に皆にそう告げるアの女王。
そんなで聴こえるキズナさんはなまら凄ぇよ。
それにツッコまないアの女王はもっと凄ぇよ。
「――あける、なの?」
何故か俺にピチッとしがみつき聴き耳を立てている、なんとも可愛いらしいナイチチちゃん。
アの女王とキズナさんの仕草を真似てるのかな?
微笑ましいなぁ……。
だがしかし。
しがみつく所為で押し潰された凶悪な感触が、まぢ柔っこくてテラヤバい。
更に、美幼女の目線にきてる俺の恥ずかしい場所が、更に恥ずかしい状態になっちゃいそうでテラヤバい。
ただ……無碍に引き離すのにも少し気が引ける。
ちょっだけ位置をズラしてくれると嬉しいんだけど……。
「――待って。敵か、或いは味方か……。こんな場所で出会す者だし、対応を間違えたら大惨事になるわよ?」
野太い女性言葉で真面目に告げたゲイデさん。
悪巫山戯も大概にしろよ? 某ドワルフ。
警戒していたにも関わらず、ナイチチちゃんに気を取られた僅かな隙を突かれ、俺の尻に聴き耳を立てて真面目に答えると言う、離れ技を披露してくれちゃってます。
俺の尻に注目ばかりしてないで、ちっとは真面目に対処する気概はないんかい!
「ちょっとちょっと、ゲイデさん、大概にしないと流石の俺も怒りますよ? くっさい屁をぶちかましてやりますよ?」
この際なので、足掻いてみた。
だがしかし。
「屁の突っ張りは要らんですよ」
言葉の意味は良く解らんが、凄い自信で返された。
「俺の尻に聴き耳っつー意味不明なことは止めて下さいって――のわぁ⁉︎」
無駄な抵抗は止めて大人しくしろと言わんばかりに尻をむんずと掴まれた挙句に捏ねくり回しやがる某ドワルフ。
「――うむ、弾力も申し分なし。実に良い尻。安産型だな」
そして満足そうに手をワキワキさせての謎の白い歯をキラリのやり切った感増し増しなイケメンスマイルで、そう言いつつやっと離れてくれた。
誰が安産型だよ!
うんちぶち撒けたろか――喜ぶだけだな。
変態然とした態度さえなければ、女性から『その仕草、男前につき。そこに痺れるぅ、憧れるぅ』って黄色い声が聴こえてくるほどには凄いイケメンなのに……。
そんなだったら俺にしても、遠慮なく兄貴って呼んでやってもやぶさかでもない。
ただ、あっち系の意味で兄貴と呼ぶくらいなら、俺は甘んじて死を選ぶ――。
「えっと、中の様子は探れないかしら? 儂は脳筋だからこういう時は役立たずなんでね?」
「私の隠密技能でなんとかできるから、先行して潜っても大丈夫。そこな二人にナイチチちゃんも気配は消せるし待機はできるわよね……問題はタダヒトか」
すいませんね……気配の消し方なんて全く知りません。
初等級に上がりたての俺に、そんな凄い技能を求められても、当然、無理です。
「だったら私が衣服を脱いで肌を晒すわ。沈黙と気配遮断、それに透明化を重ねて皆に使うわ。ただ……皆が皆、互いに認識できなくなるってデメリットあるけど? どーする?」
「キズナさん、ひと肌脱いでって至極普通に言えないんですか?」
「森の守護者、森人の狩りに使うアレか……確かに確実かもよ」
「儂も噂には聴いているけど、そんな凄いんだ? なら風呂とか着替えも覗き放題、夜這いかけ放題……良いね。今はタダちゃんの尻触り放題になるねぇ……く、こりゃ堪らん」
悪人がするようなエゲツない薄ら笑いは、イケメンだけに妙に似合ってて洒落になんないんで止めて下さい。
「巫山戯てる場合ですか! でも……俺も足手纏いがごめんですから……お願いします」
一応、叱責しておく。
たぶん無駄な足掻きなんだろうけど。
それとは別に真摯な気持ちで、キズナさんには頭を下げてお願いする。
ここまで来て、足手纏いだけは御免被る。
「おっけ。痛くしないから大丈夫。最初は怖いだろうから優しくしてあげるわよ? 他ならぬタダちゃんの為なら、見たこともない良いところを見せつけてあげる。ぺろぺろとかくんかくんかしても良いわよ?」
真摯にお願いした俺の気持ちを返して頂いていいですか?
「――キズナさん、どうあっても至極普通に言えないんですか?」
「酷い言われようね? まるで私が変態痴女とでも?」
それ以外の何だと仰るのか。
まさか自覚がないってことはないよな?
「――冗談よ。そのくらいの気持ちってだけ」
そのくらいが何処を指すのか、皆目、見当もつきません。
気持ちも全くもって解りません。
「キズナ、エロい漫才やっつけてないで早よ。儂も人のことをとやかく言えないけど、気付かれるかしたら非常にマズくね?」
「ハイハイ。せっかちと早い漢は嫌われるわよ? いつも強引に迫る阿呆はこれだから」
「なん……だと? ことが始まる前からだらしなくヒィヒィ言って、釣られたお相手をドン引きにさせて逃すキズナにだけは言われたかないわ!」
「見たんか⁉︎」「お前もなー!」
だから……こんな状況下でアンタらはなんの話しで喧嘩してんですか?
ボス部屋? ま、そんな場所の真ん前と違うん?
こんな時、どんな顔をすれば良いんだ?
――って、華麗にスルーしておけば問題なしか。
下手に構うと標的が俺に移るし……放っとこ。
その時だった――。
「お前ら……大概に――」
アの女王がゆらりと立ち上がり、蝶柄マスカレイドマスクから覗く瞳に狂気が宿り、悍ましく幻視する焔がゆらりと揺れた。
蔑む絶対零度の視線と殺気が、漏れ出してきたり。
「す、直ぐします! 直ぐ入れます! ――イ、イクわよ」
焦り切った声で返事をし、錫杖を速攻で地面に突き立て、怯えてカクカクする変な動きで纏わりつくように踊ると言うか、そうなったと言うかなキズナさん。
――直後、皆が消えた。
体温、息遣い、臭い。
それらそこに居ると言う、ありとあらゆる全ての気配の一切が遮断された。
全く感知できない。
本当に居るのか居たのか解らないくらい――完璧に存在が消失している。
ゲイデさんが言った不埒なこと、普段やらかさないだけの自制心、或いは理性は残ってたんだな、キズナさん。
そんなすっごい魔法か魔術か別の何かで気配を消された――否、存在そのものが消えちゃったくらいの俺は、扉をほんの少しだけ開けて、その隙間から中の様子を覗き見てみるのだった――。
そして扉をほんの少しだけ開けて覗き見た中の様子に、俺は絶句した――。
――――――――――
覗き見てビックリはお約束?
大惨事、なんて恐ろしい響きっ⁉︎ ∑(゚Д゚)
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