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第十二話
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一哉のベッドの中で、一哉に腕枕をされて微睡む臨。
「大丈夫?疲れた?」
一哉が尋ねると、頬を上気させて一哉の胸に顔を埋めている臨は、恥ずかしそうに首を振る。
「さっきは嬉しかったなぁ。臨が俺のサポート役なりたいって言ってくれて。正直、先のこと考えると不安だったから」
「だって、本当にそう思ってるから。僕、一哉のそばにずっといたいもん」
パッと顔を上げて一哉を見る臨。可愛い顔でそう言われては、一哉も悶絶してしまう。
「はぁ。もう、めっちゃ好き。可愛すぎて、マジ離したくない」
「うん。離さないで」
そう言って臨は一哉にギュッと抱きつく。
「……………本当はね、すっごく不安なんだ。今はそばにいられるけど、大学生になったら、どうしても女の子が常にそばにいるでしょ。一哉を取られたくない」
臨の不安が一哉にもよく分かる。
自分も絢斗と前にそんな事を少し話したからだ。
大学生になって、周りに女の子がいるようになったら……………。
「大丈夫だよ。俺は臨しかいらないよ。臨がいてくれれば、それだけで満足だし」
「一哉……………。嬉しいよぉ」
一哉の言葉に臨の不安も少しだけ消えていく。
大事にされてるのもよく分かっているから。
それでも大学を卒業して、一哉が外交官になったら、どうしても今のようには会えなくなってしまう。
今の臨には、一哉をどうやって、ずっとずっと繋ぎ止めれば良いのか分からない。
「……………増やしても、良いよぉ」
臨はそう言って、一哉の人差し指と中指を握って一哉を見つめる。
その瞳は潤んでいて、蕩けるように熱を帯びている。
「臨。もう……………可愛すぎで、歯止め効かなくなる」
一哉は臨にキスをしながらその2本の指を、優しく臨の開発途中へと進めていく。
「か………ず、やぁ。す………きぃ」
「臨……………好きだよ。こんなに大事で、愛おしいの、臨が初めてだよ」
一哉の言葉に臨は嬉しくて泣きそうになる。一哉に優しく蕩かされながら臨は幸せに浸った。
「大丈夫?疲れた?」
一哉が尋ねると、頬を上気させて一哉の胸に顔を埋めている臨は、恥ずかしそうに首を振る。
「さっきは嬉しかったなぁ。臨が俺のサポート役なりたいって言ってくれて。正直、先のこと考えると不安だったから」
「だって、本当にそう思ってるから。僕、一哉のそばにずっといたいもん」
パッと顔を上げて一哉を見る臨。可愛い顔でそう言われては、一哉も悶絶してしまう。
「はぁ。もう、めっちゃ好き。可愛すぎて、マジ離したくない」
「うん。離さないで」
そう言って臨は一哉にギュッと抱きつく。
「……………本当はね、すっごく不安なんだ。今はそばにいられるけど、大学生になったら、どうしても女の子が常にそばにいるでしょ。一哉を取られたくない」
臨の不安が一哉にもよく分かる。
自分も絢斗と前にそんな事を少し話したからだ。
大学生になって、周りに女の子がいるようになったら……………。
「大丈夫だよ。俺は臨しかいらないよ。臨がいてくれれば、それだけで満足だし」
「一哉……………。嬉しいよぉ」
一哉の言葉に臨の不安も少しだけ消えていく。
大事にされてるのもよく分かっているから。
それでも大学を卒業して、一哉が外交官になったら、どうしても今のようには会えなくなってしまう。
今の臨には、一哉をどうやって、ずっとずっと繋ぎ止めれば良いのか分からない。
「……………増やしても、良いよぉ」
臨はそう言って、一哉の人差し指と中指を握って一哉を見つめる。
その瞳は潤んでいて、蕩けるように熱を帯びている。
「臨。もう……………可愛すぎで、歯止め効かなくなる」
一哉は臨にキスをしながらその2本の指を、優しく臨の開発途中へと進めていく。
「か………ず、やぁ。す………きぃ」
「臨……………好きだよ。こんなに大事で、愛おしいの、臨が初めてだよ」
一哉の言葉に臨は嬉しくて泣きそうになる。一哉に優しく蕩かされながら臨は幸せに浸った。
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