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No.1 恋するシャボン玉
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俺はうつ伏せにされ、あいつはバックから俺の尻を指で開いた。
怖いのに逃げられない。信じられなくて、パニックになっていて身体を動かせない。
「やだ、怖いよ!」
そう言ったのに、次の瞬間、俺の身体には激痛が走った。意識が遠のきそうだった。
「ああッ!痛ッ!」
力が入らなかった。
何をされてるのかも分からなくなった。
ただ無理やりねじ込まれたモノが深く入ってきて、お腹の中が苦しくて吐き気がした。
目の前がチカチカして目眩がする。
「秋が悪いんだ!秋の顔が綺麗すぎるから!俺はずっと、秋が好きだった!兄ちゃんでも!」
ああ!
ああ……。
……そうだよ。
俺、お前の兄ちゃんじゃん。
傑作。
実の弟に、ケツ掘られた。
あまりにショックで、そのことがすっぽり抜け落ちてた。
弟に俺は何をサレタンダ?
ズキズキとした痛みが、これを現実だと教えてくれた。
でも、なんで?
お前、ホモだった?
俺はなんでこんな目に遭ってる?
どうして俺が悪いの?
綺麗すぎるって意味不明。
「好きだよ、秋!ずっと欲しかった!俺のモノにしたかった!」
何を言ってる?
俺のモノって?
俺は誰のものにもならないのに。
俺は俺だよ?
激しい。
突かれるたびに激痛が走る。
痛い。
痛い。
もう、腰振るなよ。
押し付けてくるなよ。
コワレル。
「秋、気持ちいい。秋の中、めっちゃ締まってて気持ちいいよ!」
分かんない。
俺は気持ちよくないよ?
いてーよ。
裂けるよ。
ううん。
裂けてるな、きっと。
「秋!好きって言ってよ!」
激しい。
内臓が全て上がって、吐き気が止まらない。
助けて。
でも誰が助けてくれる?
両親が知ったら、きっと俺が怒られる。
不出来な俺と、優秀な弟。
「あッ!あッ!イき、そうッ!」
イくなら早くイってくれ。もう、マジ限界。
俺はこの悪夢が早く醒めればと思った。
弟が更に腰をぴったりと俺にくっつけた。
「!!」
あ、入ってくる。
ああ、何?
何が?
ナニが?
マジ?
俺の中に、精液が、弟の精液が入ってきてる。
ドクンドクンと、弟は俺の中に容赦なく射精した。
これは現実?
だよね。
めっちゃ、いてーもん。
これが夢ならリアル過ぎるだろ。
気持ち悪い。
冷や汗が出てきた。
「秋?大丈夫?」
はい?
笑える。
何が大丈夫?なの?
実の兄を犯しておいて、大丈夫?っておかしいだろう。
あはは。
参った。
無理矢理俺は弟に犯された。
でもあいつは満足気に言い放った。
「愛してるよ、秋」
俺はその言葉に固まった。
耳を疑った。
それなのに。
嫌悪感を、感じない自分に驚いた。
なぜ、こんな酷い目にあっていて、愛してると言われて、全て許せたんだろう。
怖いのに逃げられない。信じられなくて、パニックになっていて身体を動かせない。
「やだ、怖いよ!」
そう言ったのに、次の瞬間、俺の身体には激痛が走った。意識が遠のきそうだった。
「ああッ!痛ッ!」
力が入らなかった。
何をされてるのかも分からなくなった。
ただ無理やりねじ込まれたモノが深く入ってきて、お腹の中が苦しくて吐き気がした。
目の前がチカチカして目眩がする。
「秋が悪いんだ!秋の顔が綺麗すぎるから!俺はずっと、秋が好きだった!兄ちゃんでも!」
ああ!
ああ……。
……そうだよ。
俺、お前の兄ちゃんじゃん。
傑作。
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あまりにショックで、そのことがすっぽり抜け落ちてた。
弟に俺は何をサレタンダ?
ズキズキとした痛みが、これを現実だと教えてくれた。
でも、なんで?
お前、ホモだった?
俺はなんでこんな目に遭ってる?
どうして俺が悪いの?
綺麗すぎるって意味不明。
「好きだよ、秋!ずっと欲しかった!俺のモノにしたかった!」
何を言ってる?
俺のモノって?
俺は誰のものにもならないのに。
俺は俺だよ?
激しい。
突かれるたびに激痛が走る。
痛い。
痛い。
もう、腰振るなよ。
押し付けてくるなよ。
コワレル。
「秋、気持ちいい。秋の中、めっちゃ締まってて気持ちいいよ!」
分かんない。
俺は気持ちよくないよ?
いてーよ。
裂けるよ。
ううん。
裂けてるな、きっと。
「秋!好きって言ってよ!」
激しい。
内臓が全て上がって、吐き気が止まらない。
助けて。
でも誰が助けてくれる?
両親が知ったら、きっと俺が怒られる。
不出来な俺と、優秀な弟。
「あッ!あッ!イき、そうッ!」
イくなら早くイってくれ。もう、マジ限界。
俺はこの悪夢が早く醒めればと思った。
弟が更に腰をぴったりと俺にくっつけた。
「!!」
あ、入ってくる。
ああ、何?
何が?
ナニが?
マジ?
俺の中に、精液が、弟の精液が入ってきてる。
ドクンドクンと、弟は俺の中に容赦なく射精した。
これは現実?
だよね。
めっちゃ、いてーもん。
これが夢ならリアル過ぎるだろ。
気持ち悪い。
冷や汗が出てきた。
「秋?大丈夫?」
はい?
笑える。
何が大丈夫?なの?
実の兄を犯しておいて、大丈夫?っておかしいだろう。
あはは。
参った。
無理矢理俺は弟に犯された。
でもあいつは満足気に言い放った。
「愛してるよ、秋」
俺はその言葉に固まった。
耳を疑った。
それなのに。
嫌悪感を、感じない自分に驚いた。
なぜ、こんな酷い目にあっていて、愛してると言われて、全て許せたんだろう。
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