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甘露

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蓮見は真冬の唇にキスをすると、そのまま耳たぶに舌を這わした。
耳たぶを吸った後、首筋に唇を寄せると、鎖骨に唇は降りていく。
真冬のTシャツを捲し上げると、Tシャツを脱がしながら二の腕に唇を這わし、そのまま下に降りていき真冬の小さな乳首にキスをした。
「やぁッ!先生、恥ずかしいッ!」
両腕を押さえつけられて、真冬は胸にたっぷりキスをされる。
「お願い。恥ずかしいの」
震える声で真冬は言う。蓮見は乳首を舐めあげた。
「やぁッ!先生、いやぁ」
言葉とは裏腹に、真冬の乳首が尖っている。
真冬は涙目で快楽に抗う。
「お願い。先生。恥ずかしいの。辞めてぇ」
真っ赤になって真冬はイヤイヤをする。
「気持ち悪いならやめる。でも気持ちいいなら続ける。されるのが嫌なら抵抗して」
蓮見はそう言うと、ジュッと乳首を吸う。
真冬に抵抗する力はなかった。
恥ずかしいだけで、気持ち悪いとは全く思ってない。
「先生、意地悪。気持ち、いいこと、分かってるくせに」
真冬の答えに蓮見は笑う。
「俺、意地悪だよ。めちゃくちゃ意地悪だよ」
蓮見はそう言うと、興奮して勃っている真冬のモノを触る。
「やぁッ!いやぁ!お願い!ダメぇッ」
流石にそこは抵抗があるようで手で阻む。
「お願い。それ以上しないで。怖いの」
半泣きで真冬は言う。
「大丈夫。痛くしない。真冬の気持ちいいことしかしない」
蓮見の悪魔の囁きが始まった。
「真冬だって知ってるでしょ?ここの快楽」
蓮見に握られて真冬はドクンドクンと心臓が早くなる。
「お願い。そこはダメッ!恥ずかしいの。お願い」
蓮見は真冬の下半身を晒した。
曝け出されて真冬はもう動けなかった。
興奮した自分を蓮見に見せるのが嫌だった。
「いやぁ!」
真冬は震えながら、ほぼ裸の自分の身体を隠す。
もう涙目で痛々しい。
「先生、怖いの!やだよ!」
蓮見に犯されると真冬は身構えた。
「怖くない。絶対、無理矢理挿れない」
蓮見のその言葉を聞いて、ああ、やっぱり先生は自分を大事にしてくれる、と実感した。それでもやはり怖かった。
蓮見が真冬のモノを扱く。真冬は蓮見のその手を握る。
「やぁッ!先生、お願い、もう、もう!」
蓮見は真冬の恍惚の表情を見て、もうすぐ真冬が果てると思ったが指の力を抜いた。これ以上辱めるのが可哀想だった。
「今夜はここまで。ほら、痛くなかったでしょ?」
スッと蓮見が身体を離す。寸止めを食らって真冬はびっくりした顔で蓮見を見る。
「あ、先生」
真っ赤な顔で、真冬は蓮見のシャツを握る。
「ん?どうした?」
真冬は気付いてないが、蓮見ももう興奮して痛いほど勃っている。
寸止めしたのも、真冬の為だけでなく、蓮見も早く1人になりたかった。
早く果てて楽になりたかった。
「俺も、これ以上は我慢できないから」
蓮見の辛そうに笑う顔をじっと見ながら、真冬は握ったシャツの指を緩める。
「おやすみ」
蓮見はそう言うと部屋を出た。
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