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思い出は美しすぎて
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長坂知英は祖母ゆいの一周忌の法事を終え、家族と一緒に家に戻ってきた。
寝室で喪服を脱ぎハンガーにかけると、ベッドに寝転んでふとスマホを見つめた。
スカイツリーの前で、とびきりの笑顔のゆいの画像。
生前ゆいを連れて、スカイツリーに行った事を思い出した。
この画像は、ある男性がスカイツリーでゆいを撮った物だった。
そっか。
もうあれから、1年以上経ったんだな。
孝太郎さんだったっけ。
元気かな。
知英はふと、ゆいが若き日に恋した男性の孫の孝太郎と、スカイツリーで会ったことを思い出した。
寝室で喪服を脱ぎハンガーにかけると、ベッドに寝転んでふとスマホを見つめた。
スカイツリーの前で、とびきりの笑顔のゆいの画像。
生前ゆいを連れて、スカイツリーに行った事を思い出した。
この画像は、ある男性がスカイツリーでゆいを撮った物だった。
そっか。
もうあれから、1年以上経ったんだな。
孝太郎さんだったっけ。
元気かな。
知英はふと、ゆいが若き日に恋した男性の孫の孝太郎と、スカイツリーで会ったことを思い出した。
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