長い夜、蒼い月

深い眠りからの目醒め

１２８

一夜が帰ると、優姫は話を聞きたがった。
ジェイクは由紀子が離婚すると告げた。

「それは、由紀子さんにとっていいことなのよね！一夜さんといつか幸せになるためだよね！」

心配そうに優姫は言う。

「もちろん、そのためにアンソニーも今我慢してるんだ。だからアンソニーの分まで俺たちが愛し合おう！」

ジェイクのセリフに優姫は吹き出して笑った。

「もう！ジェイクの発想サイテー」

笑う優姫をジェイクは抱きしめる。

「あいしてる」

ジェイクはそう言って優姫にキスをする。

「ダメ？」

ジェイクが囁く。

「ダメじゃない」

優姫はそう言ってジェイクに抱きつく。優姫は恥ずかしくて堪らない。そしてそんな初々しさが、ジェイクには堪らない。
優姫はお風呂に入るといつも以上に念入りに身体を洗った。
ジェイクに抱かれると思うと、まだ慣れなくて気を使って緊張した。
パジャマ姿でジェイクの前に優姫は出るとジェイクはテレビを見ていた。

「おいで」
　
ジェイクが眼鏡を外してテーブルに置く。優姫はジェイクの隣に座る。

「なんか、緊張する」

優姫が言うとジェイクは笑う。

「もう何度もしてるのに？」

「だってぇ」

ジェイクも優姫の気持ちは分かっているので、あまり無理なことはするつもりはなかった。
ただ優姫の肌に触れたかった。

「リラーックス」

ジェイクはそう言って優姫にキスをすると、優姫はジェイクの首に腕を回す。
ジェイクは優姫を抱き上げ、軽いのであっという間にベッドに運んだ。

「ジェイク……やぁッ」

ジェイクは、優姫の小さな可愛い胸の、固くなった突起に舌を這わす。それを口に含み吸い付きながら、露のあふれ出る場所に指を入れた。
優姫は両方を攻められプルプルと感じる。

「やぁん。あんッ」

優姫はビクビクと激しく身体を震わせ自然と脚を大きく開いた。
腰が動き淫らな優姫にジェイクは興奮する。

「ユーキ、可愛い。もう我慢できない」

ジェイクはいつものように優しく優姫に挿れた。