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溺れる人魚
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「んー」
カーテンの隙間から光が射す。それが眩しく優姫の意識が戻った。
優姫は、誰かがすぐに隣に寝ているのに気がついた。
目を静かに開ける。
薄暗い部屋に自分と誰かがいる。
「あれ?ここどこ?」
優姫はだんだん目が慣れてきた。
隣で眠るのは、綺麗な金髪。メガネは掛けてないがどう見てもジェイク。
「え?ええええええええ!!!!!」
優姫はびっくりして大声を出した。
「んー。うるせーなー」
ジェイクが寝ぼけ眼で目を開けた。優姫は裸のジェイクに再び悲鳴をあげる。しかし、自分も裸だった。
「いたっ!」
頭が割れるように痛い。
「二日酔いだ、バーカ。お前調子に乗って俺とテキーラ勝負して酔いつぶれたの。それで吐きまくり。俺の服もお前の服もくせーから捨てたぜ。以上!」
ジェイクの説明で優姫は事態が飲み込めた。そして裸だが、何もなくてホッとした。
「ごめんなさい、ジェイク。もう私お酒減らす」
辞めるとか、控えるとか言わないのでジェイクは大笑いした。
「でも良かったー。ジェイクが紳士で」
ホッとして優姫は言う。
「当たり前だろ。酒臭い女と出来るか。そこまで飢えてねーよ」
ジェイクの言葉に優姫は照れ笑いをした。
ジェイクが裸のままベッドから出た。ジェイクのそそり立つ大きな物が目に入り優姫は青ざめた。
初めて見たのがとんでもないもので愕然とした。
「なんだよ。そんなに珍しいか?」
あっけらかんとジェイクは言う。
「は、初めて、見たから」
顔を背けて優姫が言った。ジェイクはそれを聞いてビックリした。
「まさか、お前まだ。って、確か23だって言ってたよな!まだやったことなかったのかよ!」
優姫は馬鹿にされたと思って悔しかった。
「あー、悪い。言いすぎた。ごめん」
怒ってる顔を見てジェイクは謝る。
「入れてみるか?」
わざと冗談を言ってみた。
「そんな入らないよ!壊れちゃうよ!」
必死に優姫が言うとジェイクは大笑いした。
「バーカ。今まで壊れたヤツはいねーよ」
優姫はふるふる首を振った。
「無理。規格が違う、と思う。私は日本サイズでいい」
優姫が青ざめながら言う。ジェイクは面白すぎて笑いが止まらなかった。
黙ってればインテリイケメンなんだけどね。
ゲラゲラ笑うジェイクを見ながら、優姫はなんとなく思った。
でも優しくて紳士だとは認識した。
カーテンの隙間から光が射す。それが眩しく優姫の意識が戻った。
優姫は、誰かがすぐに隣に寝ているのに気がついた。
目を静かに開ける。
薄暗い部屋に自分と誰かがいる。
「あれ?ここどこ?」
優姫はだんだん目が慣れてきた。
隣で眠るのは、綺麗な金髪。メガネは掛けてないがどう見てもジェイク。
「え?ええええええええ!!!!!」
優姫はびっくりして大声を出した。
「んー。うるせーなー」
ジェイクが寝ぼけ眼で目を開けた。優姫は裸のジェイクに再び悲鳴をあげる。しかし、自分も裸だった。
「いたっ!」
頭が割れるように痛い。
「二日酔いだ、バーカ。お前調子に乗って俺とテキーラ勝負して酔いつぶれたの。それで吐きまくり。俺の服もお前の服もくせーから捨てたぜ。以上!」
ジェイクの説明で優姫は事態が飲み込めた。そして裸だが、何もなくてホッとした。
「ごめんなさい、ジェイク。もう私お酒減らす」
辞めるとか、控えるとか言わないのでジェイクは大笑いした。
「でも良かったー。ジェイクが紳士で」
ホッとして優姫は言う。
「当たり前だろ。酒臭い女と出来るか。そこまで飢えてねーよ」
ジェイクの言葉に優姫は照れ笑いをした。
ジェイクが裸のままベッドから出た。ジェイクのそそり立つ大きな物が目に入り優姫は青ざめた。
初めて見たのがとんでもないもので愕然とした。
「なんだよ。そんなに珍しいか?」
あっけらかんとジェイクは言う。
「は、初めて、見たから」
顔を背けて優姫が言った。ジェイクはそれを聞いてビックリした。
「まさか、お前まだ。って、確か23だって言ってたよな!まだやったことなかったのかよ!」
優姫は馬鹿にされたと思って悔しかった。
「あー、悪い。言いすぎた。ごめん」
怒ってる顔を見てジェイクは謝る。
「入れてみるか?」
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「そんな入らないよ!壊れちゃうよ!」
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「バーカ。今まで壊れたヤツはいねーよ」
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「無理。規格が違う、と思う。私は日本サイズでいい」
優姫が青ざめながら言う。ジェイクは面白すぎて笑いが止まらなかった。
黙ってればインテリイケメンなんだけどね。
ゲラゲラ笑うジェイクを見ながら、優姫はなんとなく思った。
でも優しくて紳士だとは認識した。
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