トライアングル

五嶋樒榴

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久利・約束

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ん?何も止めなくてもいいのか。と心の中で苦笑しながら、それでも茉莉花に焦らし続けた。

俺は興奮を抑えて茉莉花の体を焦らしまくる。
トロトロの熱い茉莉花の全てに念入りに舌で愛撫する。
でも敏感な場所は全て外していると、茉莉花の我慢も限界だったようだ。
潤んだ瞳で、呟くようにおねだりされて、俺は双丘の膨らみの敏感な突起の片方を口に含み、手を太ももに滑らせ、熱く熟れてビクンビクンと反応する場所を指で丹念に攻めた。

指で攻めた場所を、今度は舌で舐めていると、茉莉花はガクガクと体を震わせ、声を堪えて全身を強張らせた。間髪入れずに俺は、俺自身を茉莉花に深く捧げ、俺と茉莉花は一つになった。

真昼間から、こんなに茉莉花を求める俺に、流石の茉莉花もぐったりとして力が入らないようだった。
俺ってこんなにタフだったか?と思いながらシャワーを浴びて、茉莉花が待つ部屋に戻った。

「大丈夫?」

横になる茉莉花の肩にかかる髪に触れ撫でながら尋ねた。

「うん」

幸せそうな顔で頷く茉莉花。

ダメだ。
茉莉花を見てるだけで、また茉莉花が欲しくなる。
半年会えなかった事が、こんなにも俺に歯止めをかけられなくなっている。

「茉莉花もシャワー浴びておいで」

なるべく茉莉花の裸を見ないように、俺はリビングへ向かった。
茉莉花は俺が渡したスウェットを着るとバスルームに姿を隠した。
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