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茉莉花・不幸の写真
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先輩と飲んだ日の既読スルーから、あたしは久利にLINするのが怖くなった。
またスルーされたら、もうあたしはなんてすがっていいか分からない。
もうだいぶお互い距離を置いた日々を過ごしていた。
なんであんなにヤキモチ妬いたんだろ。
久利から見たら、あたしはどんどん嫌な女に見えているのかもしれない。
ため息しか出ない。
何もいいアイデアが浮かばない。
仕事を終えて家に帰る途中も、考えるのは久利の事だけ。
呼吸できないの。辛過ぎて、悲しくて。
まだ間に合う?
ちゃんと仕事落ち着くまで待つから、お願い、あたしから離れて行かないで。
そう何度も自分に言い聞かせながら、あたしは気がつくと家の門まで帰っていた。
郵便ポストに封筒が覗いていた。
お母さんが家に入れ忘れたんだと、あたしはポストから出して宛名を見た。
あたし宛の封筒だった。
差出人の名前がなかった。
パソコンで打たれた宛名に、通販のお知らせかなと気に留めず家に入った。
またスルーされたら、もうあたしはなんてすがっていいか分からない。
もうだいぶお互い距離を置いた日々を過ごしていた。
なんであんなにヤキモチ妬いたんだろ。
久利から見たら、あたしはどんどん嫌な女に見えているのかもしれない。
ため息しか出ない。
何もいいアイデアが浮かばない。
仕事を終えて家に帰る途中も、考えるのは久利の事だけ。
呼吸できないの。辛過ぎて、悲しくて。
まだ間に合う?
ちゃんと仕事落ち着くまで待つから、お願い、あたしから離れて行かないで。
そう何度も自分に言い聞かせながら、あたしは気がつくと家の門まで帰っていた。
郵便ポストに封筒が覗いていた。
お母さんが家に入れ忘れたんだと、あたしはポストから出して宛名を見た。
あたし宛の封筒だった。
差出人の名前がなかった。
パソコンで打たれた宛名に、通販のお知らせかなと気に留めず家に入った。
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