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恥ずかしがり屋さん

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真っ赤になりながら、俺からチョコアイスを食べるヒナキ。
めっちゃ可愛すぎて困る。
ようやく今では、恥ずかしがりながらも俺のする事に応えてくれる。

「こう言うの恥ずかしくないのか?」

初めてのデートの時に、ヒナキから言われた言葉。

「うん。俺、ヒナキしか見えてないから」

俺は別にそれを恥ずかしいとも何とも思ってない。
だから、他人の目を気にすることなくヒナキを甘やかせてしまう。
側から見たら、めっちゃバカップルに見えるのかなー。

「誰にでもこう言う事して来たんだ」

あ、ヤキモチ?
全く、そういう所も可愛すぎるーッ!可愛すぎかッ!
ヒナキが好きすぎて、可愛いが俺の中で大渋滞を起こしてるから。

「最近、私もこの流れに慣れて来て怖いんだけど」

俺からアイスを食べさせて貰って、恥ずかしそうに真っ赤になった頬を両手で隠す。
おいおい。
その仕草、可愛すぎるぞ。
あまり人前で俺を刺激するな。

「良いじゃん。ここにいる人達は、二度と会うことないだろうしさ」

「もう、どんだけ自分に自信があるんだよ。強いよね、ナオカズはさ」

ん?
そうなのか?
確かに、強いかもね。
大好きな可愛いヒナキが側にいてくれるからさ。
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