俺の彼女が可愛すぎるんですけど

可愛い

「天気良いし、どこか行かないか？」

洗濯物を干し終わった俺は、ベッドの中に潜っているヒナキに声をかけた。
全く。
寝顔もめちゃくちゃ可愛いんですけど。

「やだ。疲れる」

ヒナキは目を閉じたまま。
フサフサの長いまつ毛も可愛い。
男っぽい口調にショートカットでパッと見男子に見えるが、すっぴんでもめちゃくちゃ可愛い。　

「でも、部屋にいても疲れることしちゃうよ」

なかなか起きないヒナキの髪にキスしながら、Ｔシャツの中に手を入れてみる。
すべすべの肌に手を滑らせて、胸に触れると、ヒナキは「んッ」と小さく喘ぐ。

「やだッ！夜にいっぱいしただろッ！」

まん丸な大きな瞳が俺を見る。
真っ赤になっちゃってかーわいい。

「だって足りないもん。まだヒナキの初めて貰えてないし」

ヒナキが照れるのが分かっていて俺はヒナキを抱きしめて、胸の小さな突起を摘み、下に降ろした手は、ヒナキが感じちゃう場所を擦る。

「もー！年がら年中発情すなッ！」

俺の攻撃に我慢できなくなってヒナキは起き上がると、俺の頭をポカリと軽く殴る。

「じゃあ、出かけよーよ」

ヒナキの怒った顔も可愛い。

「……はちみつアイスの乗ったフレンチトーストご馳走してくれたら行くッ」

唇をムッとさせながら子供みたいなおねだりをしてくる。
甘い物、大好きだもんね。

「はいはい。他にご要望は？」

ヒナキの髪を撫でながら尋ねる。

「夕飯はハンバーグ作って」

またハンバーグ？
今週二度目だぞ。
でも、作ってあげちゃうけどね。

「了解。じゃあ出掛ける準備しよう」

やっとヒナキは動き始める。
とにかくうちの可愛いツレは、出不精で困ります。