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205サリーの家作り2
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俺が廃材の再利用化を行っている間に、OZ、アークのメンバーが地下室と母屋との地下通路部分を掘り進めていた。
オリバー隊長に言われ、他の人は手伝わせていない。
光魔法で体力強化を行い、土魔法も使っていたので重機が無くても問題無い様だ。
「どうだ。拓ちゃんのイメージ通りになっているか。」
俺の作業を終えたのを見て、浩司が話かけて来た。
「ばっちりだよ。こんなに早く掘り進むなんて凄いね。」
「後5日位で終わると思う。こっちは任せておけ。」
その間に魔力を浸みこませた鉄に粉末状にしたミスリルを加え合金を作っておく。
鉄の塊にほんの少しのミスリルを混ぜる事で、錆びず、強度のある鉄が完成する。
俺が作業を見たアークのロウガさんが
「拓、お前は一体何をしているんだ。」
「鉄にミスリルを加えて合金にしているんですよ。こうする事で錆びない鉄になります。
ついでに耐久度も上るので、地下室の柱に使います。」
「いや、その合金は知っているが、たかが家に鉄とミスリルの合金を使うのか。」
「ミスリルは大した量を使わないので問題ないですよ。」
ロウガさんの言葉に他のメンバーが集まってくると、俺が手にしているミスリルの粉を見て唖然としていた。
「拓は錬成術でミスリルを扱えるのか。」
「いや、拓なら扱えてもおかしくないだろ。」
「しかし、家にミスリルを使うなんておかしくないか。」
「拓なら平気で使いそうだな。実際、やっているし。」
「・・・」
「「「無駄に凄いな。」」」
無駄って言うな。俺が作りたいのは100年以上もつ家。
それに、使うミスリルもたかが知れている。この匠の心が分からない人達には困ってしまう。
地下室部分を掘り終わった所で、後は俺の出番だ。
ロックウォールで穴の表面を平らに強化し、鉄筋で枠組みを完成させる。
後は土を固め、大理石で床と壁を作れば地下室と通路の完成だ。
地上の家は、外壁は煉瓦、中は壁や床を大理石で綺麗にしてある。
木の加工も錬成術に木の魔力を混ぜで自己満足できる仕上がりに。
錬成術で思い通りの家を作っていくのは本当に楽しい。
ついつい熱中してしまい、食事と睡眠以外は家作りを続けてしまった。
そして、ついに家の枠が完成した。
と言っても、内装はこれからで家として完成するのは先だ。
内装については、OZのメンバーにも力を貸してもらい細部までこだわる。
完全に完成してから皆に披露するという事で、他の人は家の中への立入は禁止。
外枠が出来た所で、後は冒険者としてギルドの依頼を受けながら暇を見つけて魔道具を作っていく。
『ついに完成じゃな。拓の技術には驚かされる。
ここまで思い通りに錬成を行えると見ていて楽しいな。』
「思い通りに作れるって楽しいよ。
材料費が殆どかからないで、これだけの物を作れるなら大満足かな。」
そして、俺のこだわりの家が完成した。
オリバー隊長に言われ、他の人は手伝わせていない。
光魔法で体力強化を行い、土魔法も使っていたので重機が無くても問題無い様だ。
「どうだ。拓ちゃんのイメージ通りになっているか。」
俺の作業を終えたのを見て、浩司が話かけて来た。
「ばっちりだよ。こんなに早く掘り進むなんて凄いね。」
「後5日位で終わると思う。こっちは任せておけ。」
その間に魔力を浸みこませた鉄に粉末状にしたミスリルを加え合金を作っておく。
鉄の塊にほんの少しのミスリルを混ぜる事で、錆びず、強度のある鉄が完成する。
俺が作業を見たアークのロウガさんが
「拓、お前は一体何をしているんだ。」
「鉄にミスリルを加えて合金にしているんですよ。こうする事で錆びない鉄になります。
ついでに耐久度も上るので、地下室の柱に使います。」
「いや、その合金は知っているが、たかが家に鉄とミスリルの合金を使うのか。」
「ミスリルは大した量を使わないので問題ないですよ。」
ロウガさんの言葉に他のメンバーが集まってくると、俺が手にしているミスリルの粉を見て唖然としていた。
「拓は錬成術でミスリルを扱えるのか。」
「いや、拓なら扱えてもおかしくないだろ。」
「しかし、家にミスリルを使うなんておかしくないか。」
「拓なら平気で使いそうだな。実際、やっているし。」
「・・・」
「「「無駄に凄いな。」」」
無駄って言うな。俺が作りたいのは100年以上もつ家。
それに、使うミスリルもたかが知れている。この匠の心が分からない人達には困ってしまう。
地下室部分を掘り終わった所で、後は俺の出番だ。
ロックウォールで穴の表面を平らに強化し、鉄筋で枠組みを完成させる。
後は土を固め、大理石で床と壁を作れば地下室と通路の完成だ。
地上の家は、外壁は煉瓦、中は壁や床を大理石で綺麗にしてある。
木の加工も錬成術に木の魔力を混ぜで自己満足できる仕上がりに。
錬成術で思い通りの家を作っていくのは本当に楽しい。
ついつい熱中してしまい、食事と睡眠以外は家作りを続けてしまった。
そして、ついに家の枠が完成した。
と言っても、内装はこれからで家として完成するのは先だ。
内装については、OZのメンバーにも力を貸してもらい細部までこだわる。
完全に完成してから皆に披露するという事で、他の人は家の中への立入は禁止。
外枠が出来た所で、後は冒険者としてギルドの依頼を受けながら暇を見つけて魔道具を作っていく。
『ついに完成じゃな。拓の技術には驚かされる。
ここまで思い通りに錬成を行えると見ていて楽しいな。』
「思い通りに作れるって楽しいよ。
材料費が殆どかからないで、これだけの物を作れるなら大満足かな。」
そして、俺のこだわりの家が完成した。
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