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158お祝い2
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一応、デザートを作っていると思ってセーブしながら食べていたが、このケーキの量は多過ぎる。
等分にカットしても異常に大きい。
一応、保存できると言ってはみたが全員食べきるつもりでいるみたいだ。
その量を一度に食べると味に飽きてしまうので、口直しに揚げ餅を出しておく。
俺は少しで良い。残りは、明日にでも食べよう。
浩司もガラも少しだけ食べて終わりにしていた。たぶん摘み食いでもしていたんだろう。
それにしても皆、あれだけ料理を食べた後なのに、良く腹に入ると感心してしまう。
食べ終わった、オリバーさんとクリームのメンバーの視線がチラチラと俺達が残したケーキに。
「口をつけてしまいましたが、良ければ食べますか。」
オリバーさんとクリームのメンバー6人が飛び付いてきた。
見た目で判断して悪いが、オリバーさんとジークさんは、この中に入って欲しくなかった。
俺の中で作り上げていた、渋さと、ワイルドさが崩れて行く。それが可愛いとも思うが、何かが違う。
そして、不思議なのは女性陣。あの体の何処にこれだけの量が入っているんだ。
何か魔法でも使っているのだろうか。人体の神秘だ。
さすがに、他の人はこの量で充分満足した様子。
パーティが終わってみると、あれだけあった料理は全て腹の中に納まっていた。
そして、飲み過ぎた上に、苦しくて動けない人間が壁にもたれかかってお腹をさすっている。
エチゴさんとオリバーさんですら同様だ。レオ、ガラ、アルの3人は完全に潰れているな。
問題ないのは、俺と浩司、カイとレムだけだ。
大人より子供の方がしっかりしているとは情けない。
浩司はこうなると見越してセーブしてくれていた。
とりあえず、片付けを手伝ってもらい、カイとレムを家に送って行く。
レムもケーキを残していたが、皆の目から隠しておいたので、明日にでも食べてもらうようお土産にした。
男連中は適当で良いが、問題は女性2人だ。
このメンバーなら問題は起こさないとは思うが、放置するわけにはいかず、浩司と2人を宿まで担いで送り届ける事にした。
戻ってくると、エチゴさんとオリバーさんが食器の片付けをしてくれている。
嬉しそうな顔をして寝ている皆には毛布を掛けておく。
「今日はごちそうさまでした。本当にOZは良いチームですね。」
オリバーさんが俺に話しかけてくる。
「そう思います。OZは俺の自慢の仲間です。皆に出会えて本当に運が良かった。」
「それは違いますよ。
出会いは運かも知れませんが、この状況は拓殿の行動の結果です。
ただ気が合うだけで、こんな状態にはなれませんよ。
皆が誰かの為に動いているから心地が良い。」
「ありがとうございます。そんな風に考えた事は無かったです。
何時も、好き勝手にやって、皆に甘えて迷惑をかけてばかりです。」
「拓殿の迷惑、良いじゃないですか。
このOZの皆さんは、拓殿の言う迷惑を迷惑となんて考えていないと思いますよ。
たぶん、アークの皆さんも同じだと思います。
逆に1人で何でもやろうとする方が嫌がるのではないですか。」
オリバーさんの言葉に浩司とエチゴさんが笑って頷いている。
「ありがとうございます。でも、やり過ぎない程度のに気を付けます。
そう言えば、オリバーさんは何故、ブルネリ公爵の手伝いをしているんですか。」
「あぁ、そう言えば、まだ話していませんね。」
オリバーさんは、俺達を遺跡調査の案内人として来ていた。
俺に薬外という体質を調べさせる約束も有り、自分から志願したらしい。
本を運んだのは、そのついでだそうだ。
遺跡のある島は魔獣も確認されているため、クリームは戦力として同行する依頼を受けている。
彼等がラグテルの町に来たのは、アークのメンバーと訓練を行う為だった。
ブルネリ公爵領で手合せをしてみると、なかなか良い好敵手だったみたいだ。
遺跡に行く前に、色々と攻撃方法を試しておきたいらしい。
「そうでしたか、わざわざ、ありがとうございます。
少し動いて、お腹が落ち着いたのなら、一緒に風呂でもどうですか。なかなか好評なんですよ。」
俺と浩司、エチゴさんとオリバーさんの4人で風呂に入ることにした。
逞しい中年の体というのも、大人の色気が滲み出て良い感じだ
少し脂の乗った大人の男の体、広い風呂って素晴らしい。
こうなったら、風呂のグレードアップを目指そう。
等分にカットしても異常に大きい。
一応、保存できると言ってはみたが全員食べきるつもりでいるみたいだ。
その量を一度に食べると味に飽きてしまうので、口直しに揚げ餅を出しておく。
俺は少しで良い。残りは、明日にでも食べよう。
浩司もガラも少しだけ食べて終わりにしていた。たぶん摘み食いでもしていたんだろう。
それにしても皆、あれだけ料理を食べた後なのに、良く腹に入ると感心してしまう。
食べ終わった、オリバーさんとクリームのメンバーの視線がチラチラと俺達が残したケーキに。
「口をつけてしまいましたが、良ければ食べますか。」
オリバーさんとクリームのメンバー6人が飛び付いてきた。
見た目で判断して悪いが、オリバーさんとジークさんは、この中に入って欲しくなかった。
俺の中で作り上げていた、渋さと、ワイルドさが崩れて行く。それが可愛いとも思うが、何かが違う。
そして、不思議なのは女性陣。あの体の何処にこれだけの量が入っているんだ。
何か魔法でも使っているのだろうか。人体の神秘だ。
さすがに、他の人はこの量で充分満足した様子。
パーティが終わってみると、あれだけあった料理は全て腹の中に納まっていた。
そして、飲み過ぎた上に、苦しくて動けない人間が壁にもたれかかってお腹をさすっている。
エチゴさんとオリバーさんですら同様だ。レオ、ガラ、アルの3人は完全に潰れているな。
問題ないのは、俺と浩司、カイとレムだけだ。
大人より子供の方がしっかりしているとは情けない。
浩司はこうなると見越してセーブしてくれていた。
とりあえず、片付けを手伝ってもらい、カイとレムを家に送って行く。
レムもケーキを残していたが、皆の目から隠しておいたので、明日にでも食べてもらうようお土産にした。
男連中は適当で良いが、問題は女性2人だ。
このメンバーなら問題は起こさないとは思うが、放置するわけにはいかず、浩司と2人を宿まで担いで送り届ける事にした。
戻ってくると、エチゴさんとオリバーさんが食器の片付けをしてくれている。
嬉しそうな顔をして寝ている皆には毛布を掛けておく。
「今日はごちそうさまでした。本当にOZは良いチームですね。」
オリバーさんが俺に話しかけてくる。
「そう思います。OZは俺の自慢の仲間です。皆に出会えて本当に運が良かった。」
「それは違いますよ。
出会いは運かも知れませんが、この状況は拓殿の行動の結果です。
ただ気が合うだけで、こんな状態にはなれませんよ。
皆が誰かの為に動いているから心地が良い。」
「ありがとうございます。そんな風に考えた事は無かったです。
何時も、好き勝手にやって、皆に甘えて迷惑をかけてばかりです。」
「拓殿の迷惑、良いじゃないですか。
このOZの皆さんは、拓殿の言う迷惑を迷惑となんて考えていないと思いますよ。
たぶん、アークの皆さんも同じだと思います。
逆に1人で何でもやろうとする方が嫌がるのではないですか。」
オリバーさんの言葉に浩司とエチゴさんが笑って頷いている。
「ありがとうございます。でも、やり過ぎない程度のに気を付けます。
そう言えば、オリバーさんは何故、ブルネリ公爵の手伝いをしているんですか。」
「あぁ、そう言えば、まだ話していませんね。」
オリバーさんは、俺達を遺跡調査の案内人として来ていた。
俺に薬外という体質を調べさせる約束も有り、自分から志願したらしい。
本を運んだのは、そのついでだそうだ。
遺跡のある島は魔獣も確認されているため、クリームは戦力として同行する依頼を受けている。
彼等がラグテルの町に来たのは、アークのメンバーと訓練を行う為だった。
ブルネリ公爵領で手合せをしてみると、なかなか良い好敵手だったみたいだ。
遺跡に行く前に、色々と攻撃方法を試しておきたいらしい。
「そうでしたか、わざわざ、ありがとうございます。
少し動いて、お腹が落ち着いたのなら、一緒に風呂でもどうですか。なかなか好評なんですよ。」
俺と浩司、エチゴさんとオリバーさんの4人で風呂に入ることにした。
逞しい中年の体というのも、大人の色気が滲み出て良い感じだ
少し脂の乗った大人の男の体、広い風呂って素晴らしい。
こうなったら、風呂のグレードアップを目指そう。
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