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480小島
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昨夜はたっぷりと楽しみ、拓の腰は軽い。
しかし、あれだけやったというのにガラやレオの身体を思い出すと、思わず股間が反応しそうになってしまう。
今日は魚介類を購入する予定。
朝食の後ブルが合流して市場へ向かう。
前回買って美味しかった魚を伝えると
「その辺は季節的にズレているな。今なら別のお勧めがあるぞ。」
代わりの魚を提案してくれる。
ブルの口利きで味見をすると美味い。
「これは、目が黒くて背中がふっくらしているのが油が載ってお勧めだ。この辺のが良いな。」
目利きもしっかりしていて良い魚を大量に購入することが出来た。
「ありがとうございます。ブルさんのお陰で良い買い物が出来ました。」
「船長の代わりになれて良かったよ。」
拓が礼を言うと、ブルは少し照れていた。
買い物が終わり、海の幸満載の昼食を満喫。
食後にブルの方から、また船でダイビングスポットに案内すると誘ってくれる。
全員が喜んだところで、拓がポトリ教授が調べていた宗教団体がこの港町で何をしていたのか知っているか聞いてみる。
「俺も良くは知らないが、龍神の伝承に付いて調べたり、小島に有る遺跡の調査に来ていたらしい。」
「小島に遺跡が有るのですか?」
「あぁ、遺跡というか、小さな祠みたいな感じだな。」
拓が連れて行ってもらえないかと願うが、ブルは少し困った顔をする。
「小島の周りは岩礁になっていて、波が荒くて近づくのが大変なんだ。小型船で1人を連れて行くのが限界だ。」
拓は少し考え、自分だけでも連れて行って欲しいと話す。
状況を確認できれば、後は空を飛んで自由に行くことが出来る。
「それは良いが、他のメンバーは良いのか?」
ブルはドレイク船長から拓は貴族にも一目置かれる存在だと聞いていたので、1人で危険な場所に向かわせるのは問題だと思っていたのだが
「ダイフクは海に落ちたら大変だろうから俺達の方で預かっておこうか。」「迷惑を掛けるなよ。」
ガラとレオは心配する様子もなく、他のメンバーも「気を付けて行って来いよ。」と気楽に送り出す。
拓がポトリ教授の事を気にしていたので丁度良いと思っていた。
ブルが念のため危険だと説明すると、拓が胸を叩いて得意げに話す。
「これでも水魔法も使えますし魔獣と戦うことも出来るので、少しは安心して下さい。」
他のメンバーは魔導士としての拓の実力は知っているので、誰も心配していない。
それに、周辺の海も波が激しいだけで魔獣を心配する必要な無いらしい。
ブルも自分の腕なら怪我をさせずに連れて行けると考えているので、明日は拓を小島に連れて行ってもらい、明後日にダイビングをする事にした。
拓が小島に行っている間、皆はビーチでのバカンスを楽しむみたいだ。
次の日の朝、拓は小舟に乗ってブルに小島へと出発した。
島自体は周囲1キロも無い小さな島だが、周りは波が荒い上に、拓が探索魔法で海中を調べると海面の下にも岩礁が有った。
ブルは小舟を巧みに操り岩礁を避け、無事に小島に上陸する事が出来た。
しかし、あれだけやったというのにガラやレオの身体を思い出すと、思わず股間が反応しそうになってしまう。
今日は魚介類を購入する予定。
朝食の後ブルが合流して市場へ向かう。
前回買って美味しかった魚を伝えると
「その辺は季節的にズレているな。今なら別のお勧めがあるぞ。」
代わりの魚を提案してくれる。
ブルの口利きで味見をすると美味い。
「これは、目が黒くて背中がふっくらしているのが油が載ってお勧めだ。この辺のが良いな。」
目利きもしっかりしていて良い魚を大量に購入することが出来た。
「ありがとうございます。ブルさんのお陰で良い買い物が出来ました。」
「船長の代わりになれて良かったよ。」
拓が礼を言うと、ブルは少し照れていた。
買い物が終わり、海の幸満載の昼食を満喫。
食後にブルの方から、また船でダイビングスポットに案内すると誘ってくれる。
全員が喜んだところで、拓がポトリ教授が調べていた宗教団体がこの港町で何をしていたのか知っているか聞いてみる。
「俺も良くは知らないが、龍神の伝承に付いて調べたり、小島に有る遺跡の調査に来ていたらしい。」
「小島に遺跡が有るのですか?」
「あぁ、遺跡というか、小さな祠みたいな感じだな。」
拓が連れて行ってもらえないかと願うが、ブルは少し困った顔をする。
「小島の周りは岩礁になっていて、波が荒くて近づくのが大変なんだ。小型船で1人を連れて行くのが限界だ。」
拓は少し考え、自分だけでも連れて行って欲しいと話す。
状況を確認できれば、後は空を飛んで自由に行くことが出来る。
「それは良いが、他のメンバーは良いのか?」
ブルはドレイク船長から拓は貴族にも一目置かれる存在だと聞いていたので、1人で危険な場所に向かわせるのは問題だと思っていたのだが
「ダイフクは海に落ちたら大変だろうから俺達の方で預かっておこうか。」「迷惑を掛けるなよ。」
ガラとレオは心配する様子もなく、他のメンバーも「気を付けて行って来いよ。」と気楽に送り出す。
拓がポトリ教授の事を気にしていたので丁度良いと思っていた。
ブルが念のため危険だと説明すると、拓が胸を叩いて得意げに話す。
「これでも水魔法も使えますし魔獣と戦うことも出来るので、少しは安心して下さい。」
他のメンバーは魔導士としての拓の実力は知っているので、誰も心配していない。
それに、周辺の海も波が激しいだけで魔獣を心配する必要な無いらしい。
ブルも自分の腕なら怪我をさせずに連れて行けると考えているので、明日は拓を小島に連れて行ってもらい、明後日にダイビングをする事にした。
拓が小島に行っている間、皆はビーチでのバカンスを楽しむみたいだ。
次の日の朝、拓は小舟に乗ってブルに小島へと出発した。
島自体は周囲1キロも無い小さな島だが、周りは波が荒い上に、拓が探索魔法で海中を調べると海面の下にも岩礁が有った。
ブルは小舟を巧みに操り岩礁を避け、無事に小島に上陸する事が出来た。
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