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386構想
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ワンガ達の様子だが、ワンガへの呪いはほぼ解くことが出来た。
過敏な反応は無くなったが、精力は強いままでゴルゴとサブ相手に毎晩しないと我慢できないでいる。
サブはまんざらでも無いみたいだが、ゴルゴはサブがワンガにのめり込まないか心配みたいだ。
そして、ワンガの仲間はクリームと金狼が徹底的に扱きあげていた。
「状態はどうですか?」
「たった1ヶ月だからな。パーティとして戦える程度には鍛えられるって所だな。」
ジークが拓に話すが、その冒険者達は既に半死の状態の様に見えるが気にするのは止める。
「金狼の皆さんもありがとうございます。王都に来たばかりでこんな事を頼んでしまい申し訳ないです。」
「何を言っている。この位の事は何でもない。
逆に俺達がOZの役に立てて嬉しいと思っているよ。」
ロウガが笑って応えてくれる。
「国から依頼が出る事が決まったそうです。宜しくお願いします。」
「その事なんだが、クリームと金狼が一時的にこいつらに属する訳にはいかないか?」
「国の仕事なので対応者の名前が登録され、貴族達も閲覧可能になります。
ですので、彼等の成果とする為には彼等だけで対応した方が良いかと。」
「そうか・・・なら、もっと鍛えるしかないな。」
ジークとロウガはワンガの仲間達の方を見ると
「お前等、特訓を続けるぞ。」
「良いか、努力を無駄にするな。お前達を見てくれている奴等に恩を返せよ。」
「「「おう」」」
仰向けで休んでいた冒険者達が立ち上がり剣を構える。
OZはバラン将軍、ヨギ魔導士と打ち合わせのため登城する。
「OZの皆さん、お待ちしておりました。」
城の門に着くとオリバー隊長だけでなく、バラン将軍とヨギ魔導士まで待っていた・・・いや、待ち構えていた。
直ぐに会議室に案内されると、何人かの兵士が話し合っていた。
バラン将軍の姿を見ると直ぐに立ち上がり敬礼をする。
机の上には詳細な地図を広げられ、既に壁と安全地帯の図が描き込まれていた。
場所は大森林の手前にある草原の中央。壁を作るのなら丁度良いだろう。
「どうじゃ、出来そうか?」
「まぁ、何とかなると思います。しかし思った以上に壁の範囲が広いですね。」
「瘴気の吹き溜まりが合わさった時の為の対策だ。
前回以上の魔獣の移動が起きれば、対処が出来なくなるからな。」
幾つか質問をすると、部屋に居た兵士が答えてくれる。
どうやら、彼等は参謀の様な立ち位置で今回の壁を考えたみたいだ。
1ヶ月以内に兵士達による魔獣討伐が行われるので、作るとなるとその後になる。
それなら、ワンガ達の護衛でも安全を確保できるかもしれない。
「護衛の件なんだが、我々第3騎士団から兵を派遣する話が上がっている。」
「ありがとうございます。ですが、今回の件はOZとワンガ達冒険者だけで行わせてもらいます。」
「その話は聞いているが、我々騎士団が手伝っても実績になると思うが?」
「普通の実績では他の貴族が納得しないでしょう。この先を考えたらインパクトは大きい方が良いですから。」
「そうか。分かった。」
その後は詳細について詰め、次の魔獣討伐の際にはOZも同行し状況を把握することにした。
方針も決まった所で、その日の内にエチゴ屋によると
「OZの皆さん、丁度良かった。休憩所の新規と改造の依頼が来ました。」
エチゴの方でも話が進んでいた。
エチゴに見せられた紙には、全ての休憩所の改造と、当初予定していた残りの新規休憩所の依頼が書かれていた。
価格については一律となっており当初こちらで考えたいたより高い金額が記載されている。
門、トイレの準備とトイレの設置は領主が対応し、数については休憩所によって異なっている。
門については、エチゴの商隊として動き易いように王都や格町で受け取れるように配慮されていた。
「思ったより早い対応ですね。」
「地方の貴族が王都に集まっている間に決められたのでしょう。
皆さん、休憩所の重要性は理解されていますし、事前に改造した休憩所を見せた効果も有ったと思います。」
そして、日程案を提示される。
「春先からですね。調整ありがとうございます。」
「こちらこそ、宜しくお願いします。
所で、ワンガさん達の対応は大丈夫ですか?」
拓が地図を取り出し、今日決まったことを説明する。
「想像以上に大掛かりですね。拓さんでも2,30日と言った所でしょうか。
OZとワンガさん達だけで行うそうですが、食料供給位の手伝いは任せてもらえますよね。」
拓が礼を言うと
「退治した魔獣については、引き取らせて頂けると助かります。」
商人としてもしっかりと活動するみたいだった。
過敏な反応は無くなったが、精力は強いままでゴルゴとサブ相手に毎晩しないと我慢できないでいる。
サブはまんざらでも無いみたいだが、ゴルゴはサブがワンガにのめり込まないか心配みたいだ。
そして、ワンガの仲間はクリームと金狼が徹底的に扱きあげていた。
「状態はどうですか?」
「たった1ヶ月だからな。パーティとして戦える程度には鍛えられるって所だな。」
ジークが拓に話すが、その冒険者達は既に半死の状態の様に見えるが気にするのは止める。
「金狼の皆さんもありがとうございます。王都に来たばかりでこんな事を頼んでしまい申し訳ないです。」
「何を言っている。この位の事は何でもない。
逆に俺達がOZの役に立てて嬉しいと思っているよ。」
ロウガが笑って応えてくれる。
「国から依頼が出る事が決まったそうです。宜しくお願いします。」
「その事なんだが、クリームと金狼が一時的にこいつらに属する訳にはいかないか?」
「国の仕事なので対応者の名前が登録され、貴族達も閲覧可能になります。
ですので、彼等の成果とする為には彼等だけで対応した方が良いかと。」
「そうか・・・なら、もっと鍛えるしかないな。」
ジークとロウガはワンガの仲間達の方を見ると
「お前等、特訓を続けるぞ。」
「良いか、努力を無駄にするな。お前達を見てくれている奴等に恩を返せよ。」
「「「おう」」」
仰向けで休んでいた冒険者達が立ち上がり剣を構える。
OZはバラン将軍、ヨギ魔導士と打ち合わせのため登城する。
「OZの皆さん、お待ちしておりました。」
城の門に着くとオリバー隊長だけでなく、バラン将軍とヨギ魔導士まで待っていた・・・いや、待ち構えていた。
直ぐに会議室に案内されると、何人かの兵士が話し合っていた。
バラン将軍の姿を見ると直ぐに立ち上がり敬礼をする。
机の上には詳細な地図を広げられ、既に壁と安全地帯の図が描き込まれていた。
場所は大森林の手前にある草原の中央。壁を作るのなら丁度良いだろう。
「どうじゃ、出来そうか?」
「まぁ、何とかなると思います。しかし思った以上に壁の範囲が広いですね。」
「瘴気の吹き溜まりが合わさった時の為の対策だ。
前回以上の魔獣の移動が起きれば、対処が出来なくなるからな。」
幾つか質問をすると、部屋に居た兵士が答えてくれる。
どうやら、彼等は参謀の様な立ち位置で今回の壁を考えたみたいだ。
1ヶ月以内に兵士達による魔獣討伐が行われるので、作るとなるとその後になる。
それなら、ワンガ達の護衛でも安全を確保できるかもしれない。
「護衛の件なんだが、我々第3騎士団から兵を派遣する話が上がっている。」
「ありがとうございます。ですが、今回の件はOZとワンガ達冒険者だけで行わせてもらいます。」
「その話は聞いているが、我々騎士団が手伝っても実績になると思うが?」
「普通の実績では他の貴族が納得しないでしょう。この先を考えたらインパクトは大きい方が良いですから。」
「そうか。分かった。」
その後は詳細について詰め、次の魔獣討伐の際にはOZも同行し状況を把握することにした。
方針も決まった所で、その日の内にエチゴ屋によると
「OZの皆さん、丁度良かった。休憩所の新規と改造の依頼が来ました。」
エチゴの方でも話が進んでいた。
エチゴに見せられた紙には、全ての休憩所の改造と、当初予定していた残りの新規休憩所の依頼が書かれていた。
価格については一律となっており当初こちらで考えたいたより高い金額が記載されている。
門、トイレの準備とトイレの設置は領主が対応し、数については休憩所によって異なっている。
門については、エチゴの商隊として動き易いように王都や格町で受け取れるように配慮されていた。
「思ったより早い対応ですね。」
「地方の貴族が王都に集まっている間に決められたのでしょう。
皆さん、休憩所の重要性は理解されていますし、事前に改造した休憩所を見せた効果も有ったと思います。」
そして、日程案を提示される。
「春先からですね。調整ありがとうございます。」
「こちらこそ、宜しくお願いします。
所で、ワンガさん達の対応は大丈夫ですか?」
拓が地図を取り出し、今日決まったことを説明する。
「想像以上に大掛かりですね。拓さんでも2,30日と言った所でしょうか。
OZとワンガさん達だけで行うそうですが、食料供給位の手伝いは任せてもらえますよね。」
拓が礼を言うと
「退治した魔獣については、引き取らせて頂けると助かります。」
商人としてもしっかりと活動するみたいだった。
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