上 下
276 / 535

277焼餅

しおりを挟む
ゴルゴ達は家に帰ると、サブが飲み水を用意しながら嬉しそうに話す。

「兄貴、拓って何で冒険者をしてんすかね。」
「さあな。性に合うんじゃないか。」
「やっぱり、秘密諜報部員というのを隠すためなんじゃねぇっすか。」
「未だその設定を信じているのか。何かあるだろうが、詮索するなよな。」
「分かってますって。国家機密っすから。」
「・・・」

何も分かっていないみたいだが、ゴルゴにとってサブのこの素直さが可愛くて仕方がない。
少し心配になるが、あの拓が相手なら問題ないだろう。
かと言って、サブが拓の影響を受けてばかりいるのも少し気に入らない。

ゴルゴはサブを抱き寄せ唇を合わせると、一度離してサブの顔を見つめる。
サブのホホに手を当て再びキスをし、舌を口の中に差し込み舐め回す。
直ぐにサブも応え、舌が絡め合う。
ゴルゴはサブを裸にすると手首を後ろで縛る。

「兄貴、何をするんすか。」

サブはそう言いながらも、抵抗する訳でもなく期待を込めた目でゴルゴを見ていた。
ゴルゴは自分も服を脱いでパンツだけになると、ゴルゴの前に立つ。

「サブ、しゃぶれ。」

サブは背中にゾクッとする感じがし、しゃがむとパンツの上から肉棒を甘噛みし始めた。
直ぐに肉棒が硬くなり、口だけでなんとかパンツを下ろすと「ブルン」とそそり立つ肉棒が現れる。

「兄貴、すげぇ硬くなっている。」

サブは裏筋をなめる様に舌を這わせエラの張った亀頭を咥えようとすると、ゴルゴはワザと「ビクン、ビクン」肉棒を動かす。

「ほら、しっかりと咥えてくれよ。」
「そんな、兄貴。」

サブが情けなさそうな顔をしてゴルゴを見上げるが、ゴルゴは肉棒でサブのほほを叩いて咥えるのを促す。
ゴルゴは少し遊んでからサブに咥えさせたのだが、いつも以上にねっとりと舌を絡めてくる。
ゴルゴがサブの肉棒を軽く踏みつけると、ゴルゴの肉棒を咥えた口から喘ぎ声が漏れてくる。

「何だサブ、何時もより興奮しているじゃないか。」

ゴルゴが肉棒を足で扱く様に動かすと、鈴口から先走りが垂れてくる。
サブは肉棒を咥えたままゴルゴを見上げる。顔は赤く染まり興奮しているのが分かる。
そんなサブを見て、ゴルゴも我慢できなくなった。

「ほら、たっぷりと掘ってやるから俺にケツを突き出せ。」

サブは手を縛られているため、顔を床に付けて尻を持ち上げる。
「パチン、パチン」ゴルゴがサブの大きな尻を叩くと、

「あぁ、兄貴、ケツが、ケツが熱いっす。」

赤い跡がついた尻タブを、サブは蠢かせる。
ゴルゴは赤くなった尻タブに舌を這わせ、少しづつ中心の蕾へと動かし、舌を尖らせ突く。

「あ、兄貴。気持ち良いっす。」

サブが大きな身体を振るわせてゴルゴの攻めを感じている。
ゴルゴが太い指で、じっくりと攻めていると

「兄貴、指でなく、兄貴のが欲しいっす。」
「俺の何が欲しいんだ?指ならしっかりと咥えているじゃないか。」
「兄貴の、兄貴のぶっといチンポが欲しいっす。」

サブが叫ぶよに言うとゴルゴは膝立ちになり、腹に付きそうなほどそそり立っている肉棒を押し下げ
亀頭をサブの尻穴に当てると、ゆっくりと推し進める。

「俺のケツに、兄貴のが入って来る。」
「もっと気持ち良くさせてやるからな。」

ゴルゴは肉棒を根元まで入れると、腰を動かし始めた。
サブは肉棒で突かれる度に「あぁ、あっ、あっ、」喘ぎ声を上げる。
ゴルゴはサブの身体を横向きにし、片足を抱く様に持ち上げると更に激しく腰を動かす。
尻穴を肉棒で攻めながらサブの先走りを垂れ流している肉棒を掴むと、腰の動きに合わせて扱き始めた。

「兄貴、駄目だ。逝っちまう。」
「少し我慢しろ。一緒に行くぞ。」

ゴルゴが腰の動きを速めると、サブは堪えきれずに大量のザーメンを床に放った。
サブの尻穴がゴルゴの肉棒を締め付けると、ゴルゴもサブの尻穴の奥へとザーメンを放っていた。
しおりを挟む
感想 10

あなたにおすすめの小説

転生したけど赤ちゃんの頃から運命に囲われてて鬱陶しい

翡翠飾
BL
普通に高校生として学校に通っていたはずだが、気が付いたら雨の中道端で動けなくなっていた。寒くて死にかけていたら、通りかかった馬車から降りてきた12歳くらいの美少年に拾われ、何やら大きい屋敷に連れていかれる。 それから温かいご飯食べさせてもらったり、お風呂に入れてもらったり、柔らかいベッドで寝かせてもらったり、撫でてもらったり、ボールとかもらったり、それを投げてもらったり───ん? 「え、俺何か、犬になってない?」 豹獣人の番大好き大公子(12)×ポメラニアン獣人転生者(1)の話。 ※どんどん年齢は上がっていきます。 ※設定が多く感じたのでオメガバースを無くしました。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました

SEKISUI
BL
 ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた  見た目は勝ち組  中身は社畜  斜めな思考の持ち主  なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う  そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される    

迷子の僕の異世界生活

クローナ
BL
高校を卒業と同時に長年暮らした養護施設を出て働き始めて半年。18歳の桜木冬夜は休日に買い物に出たはずなのに突然異世界へ迷い込んでしまった。 通りかかった子供に助けられついていった先は人手不足の宿屋で、衣食住を求め臨時で働く事になった。 その宿屋で出逢ったのは冒険者のクラウス。 冒険者を辞めて騎士に復帰すると言うクラウスに誘われ仕事を求め一緒に王都へ向かい今度は馴染み深い孤児院で働く事に。 神様からの啓示もなく、なぜ自分が迷い込んだのか理由もわからないまま周りの人に助けられながら異世界で幸せになるお話です。 2022,04,02 第二部を始めることに加え読みやすくなればと第一部に章を追加しました。

社畜だけど異世界では推し騎士の伴侶になってます⁈

めがねあざらし
BL
気がつくと、そこはゲーム『クレセント・ナイツ』の世界だった。 しかも俺は、推しキャラ・レイ=エヴァンスの“伴侶”になっていて……⁈ 記憶喪失の俺に課されたのは、彼と共に“世界を救う鍵”として戦う使命。 しかし、レイとの誓いに隠された真実や、迫りくる敵の陰謀が俺たちを追い詰める――。 異世界で見つけた愛〜推し騎士との奇跡の絆! 推しとの距離が近すぎる、命懸けの異世界ラブファンタジー、ここに開幕!

BL世界に転生したけど主人公の弟で悪役だったのでほっといてください

わさび
BL
前世、妹から聞いていたBL世界に転生してしまった主人公。 まだ転生したのはいいとして、何故よりにもよって悪役である弟に転生してしまったのか…!? 悪役の弟が抱えていたであろう嫉妬に抗いつつ転生生活を過ごす物語。

もう人気者とは付き合っていられません

花果唯
BL
僕の恋人は頭も良くて、顔も良くておまけに優しい。 モテるのは当然だ。でも――。 『たまには二人だけで過ごしたい』 そう願うのは、贅沢なのだろうか。 いや、そんな人を好きになった僕の方が間違っていたのだ。 「好きなのは君だ」なんて言葉に縋って耐えてきたけど、それが間違いだったってことに、ようやく気がついた。さようなら。 ちょうど生徒会の補佐をしないかと誘われたし、そっちの方に専念します。 生徒会長が格好いいから見ていて癒やされるし、一石二鳥です。 ※ライトBL学園モノ ※2024再公開・改稿中

転生して悪役になったので、愛されたくないと願っていたら愛された話

あぎ
BL
転生した男子、三上ゆうきは、親に愛されたことがない子だった 親は妹のゆうかばかり愛してた。 理由はゆうかの病気にあった。 出来損ないのゆうきと、笑顔の絶えない可愛いゆうき。どちらを愛するかなんて分かりきっていた そんな中、親のとある発言を聞いてしまい、目の前が真っ暗に。 もう愛なんて知らない、愛されたくない そう願って、目を覚ますと_ 異世界で悪役令息に転生していた 1章完結 2章完結(サブタイかえました) 3章連載

処理中です...