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061オリバー隊長のマッサージ

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「甘い恋心か。青春だね~。」

王女が離れるとニヤついた拓が浩司に話しかける。
それと同時に、自分が肉欲にまみれている気もしていたが・・・

「そんなんじゃないですから。拓さんだって綺麗な人だと思ったでしょ?」
「えっ?」
「えっ?」

拓の反応に、浩司は対応に困ってしまった。

「そうだね。綺麗なお姫様だった。正直リアル姫様なんて初めてだったから、そっちの方に気を取られてね。」

確かに綺麗な姫様だった。会話も楽しかったのだが、人形の様な感じがした。
女の子が無理して女性を演じている様な違和感が・・・
拓としては綺麗だろうと興味は全く無く、それなら周囲の警備をしている逞しい兵士の方がずっと良い。

貴族との挨拶で殆どの時間を使い、最後に改めて国王と会話を行い無事にパーティは終了した。



「あぁ、。オリバーさん、凄く気持ち良いです。」

服を脱いでベットにうつ伏せになった拓の上にオリバー隊長が乗って攻めている。


パーティで疲れた拓を見て、部屋に戻るとオリバー隊長がマッサージを施してくれていた。
服を脱いだと言っても、パンツは履いている。

「それにしても、拓殿の肌はキメ細やかですね。」
「怪我をしても直ぐに治癒魔法で治していますし、それほど日焼けもしていませんから。」

肩から背中、腰、腕、そして今は足を行ってくれ、絶妙な力加減に拓の全身の力が抜けていく。
なによりもマッサージをしているのが、オリバー隊長という漢となれば拓としては全てを委ねても良い。
むしろ全てを委ねたい。

オリバー隊長は全身を行った後、妙に腰や太股の付け根、尻タブを撫で回す様にマッサージを続けている。

「オリバーさん、その辺ばかりマッサージをされると・・・」

オリバー隊長の手付きがやらしく、思わず反応してしまう。

「拓さんなら、このマッサージを気に入ってくれると思いますよ。
 パウロとヨーゼフが酔って何をしでかしたのかは、予想は付いています。それに部屋で3人で何をしたのかも。
 今夜は部下の代わりに私が相手をさせてもらおうと思いますが如何ですか。」

いつの間にか服を脱いでいたオリバー隊長の大きな体は、分厚い筋肉で覆われ漢の色気を放っていた。
オリバー隊長は太い腕で軽々と拓を上向きにさせると、その大きな体で抱きしめてくる。
拓に優しく微笑むと、顔を近づけ軽くキスをし唇を舐め舌を口の中に差し込み口の中を侵す。
首筋、胸へと舌を這わせ乳首を甘噛みする。「あぁ、オリバーさん」拓はオリバー隊長の頭を掴み刺激を求めた。
オリバー隊長の舌は更に下に降り、拓の硬くなった肉棒を美味そうに舐めるが、ポイントをずらして焦らしてくる。

「オリバーさん、お願いします。」
「拓さん、私に何をお願いするのですか?」
「逝かせてください。」

オリバー隊長がやらしく拓を見ると、亀頭を咥え肉棒を扱き始めた。
「あぁ、気持ち良い。」オリバーは鈴口を舌先で刺激を与えながら肉棒を扱くスピードを上げる。
オリバー隊長の巧みな攻めに拓は悶え、我慢の限界が・・・

ウトウトしていた拓の妄想はオリバー隊長に肩を叩かれて終わった。

「拓殿、マッサージはこの位で終わりにしましょうか。やり過ぎると、揉み返しが来ますからね。」

オリバー隊長はベットを降りると、拓の腰に布団を掛けてくれた。
拓が顔を真っ赤にし下半身を布団で隠したまま礼を言うと、

「ゆっくりとお休みください。」

オリバー隊長はにっこりと微笑んで部屋を出て行った。
あぁ、早くガラとレオと抱き合って、空になるまでむさぼり合いたい。


もう少しで、テントの内装が完了する。
この生活が終わりかと思うと少し残念に思うが、拓としては冒険者として活動した方が自分には合っていると思っていた。
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