52 / 56
Chapter3
16 即落ち2コマ
しおりを挟む
モンスターとは違い、盗賊たちは死んでも黒い霧になって消えることはなかった。
蝿が喰い散らかした死体を集め、森の片隅に埋めて墓石がわりの石を積む。と言ってもほとんどの作業をしてくれたのはハオシェンと自警団の人たちなんだけど。
簡易的な墓の前で両手を合わせる俺を、自警団の人たちは遠巻きに見ていた。
罪人の死体は弔うことなく崖に捨てるというのがこの村の流儀だった。もう少し過激な地方では村の周辺に立てた柱に死体を縛り付けて見せしめにするらしい。でも村の人たちが、子供たちまでもが盗賊の死体に石を投げているのを見て、そのままにしておけなくて口出ししてしまった。
この世界の人たちの感覚では、人に危害を加えるものはモンスターと同じで、神の敵。それなのに神である俺が「墓を作ろう」などと言い出し、祈っている。村の人たちから見たら、俺の行動は納得いかないのかもしれない。
隣にいるハオシェンも、俺を不思議そうに見ていた。
「こいつらは悪しきもの共なのに、それでも祈ってやるの?」
「うん、一応。直接じゃないけど、俺は殺した側だから……」
だから、の続きが出てこない。俺自身、自分の行動に説明がついていなかった。
何かしらの信念や信仰心があってこうしているわけじゃない。正月は神社へ初詣に行ったり、お盆は寺へ墓参りに行ったり、クリスマスはケーキを食べたり。なんらかの宗教にぼんやり接している程度だ。それでも野ざらしにしたくないと思った理由は、なんだろう。
俺は盗賊たちに、明確に殺意を覚えた。
友達とふざけたり喧嘩したりして「テメーぶっ殺すぞ」って言ったことはある。嫌な奴に「こいつ死なねえかな」って思ったこともある。そういうのとは違う。
心底殺したいと思った。殺さなければならないと思った。人身売買も放火殺人も最悪だし。絶対初犯じゃないし。許せる部分がいっこもない。
アスリナさんにしたように、スマホに願ったら生き返らせることができたかもしれないのに、試しもしなかった。
それなのに墓を作って手を合わせている。
――偽善者。祈れば助けてもらえる神の奴隷。弱者を踏み潰して正義を振りかざすのは楽しいか?
盗賊が俺に投げかけた言葉が今も耳に残っている。
「……うまく言えないや。ゴメン」
はっきりと答えられない俺に、ハオシェンは「そっか」と呟いて、俺と同じように墓に向かって短く祈った。
「そろそろ村に戻ろうぜ、日も暮れてきたし。ニーナが腹を減らしてるんじゃねえかと思うと気が気じゃねえのよ俺は」
「うん……ってゆうか腹減ってんのはハオシェンの方じゃん?」
「ばれた?」
ハオシェンはにやりと笑って両手を頭の後ろで組んだ。ハオシェンなりの励ましに、俺も無理矢理にでも笑顔を作る。
よく考えたら朝飯を軽く食べただけで半日何も食べていない。
「そういえば、討伐に行く前にハオシェンが『何かあったら呼んで』って言ってくれたじゃん? おかげで何かあるかもしれないって思って警戒できたから、すごく助かった。ありがとう」
俺がお礼を言うと、ハオシェンは一瞬だけ戸惑うような顔をしたけれど、すぐに笑顔になって「おうよ」と答えた。
「あいつがなんか知ってればいいんだけどな」
そう。馬車で子供たちを連れて逃げようとした盗賊の生き残りを村で捕らえている。ハオシェンに念入りにボコられても「ヘッ! 貴様らなんぞに話すことなんかねえよ!」とイキッていた。
盗賊の本拠地に仲間が残っていて、村に報復にやってくる可能性もある。簡単に改心したりはしないだろうけれど、生き残った盗賊からなんとかして情報を聞き出さなければならない。
「申し訳ございませんでした! あっしらの悪事について、包み隠さず、全部申し上げます! だ、だから、だから、もう、許してくだしゃぃいい……!」
俺たちが村に戻ると、地下貯蔵庫に転がされていた盗賊はべそべそに泣きながら地面に頭を擦りつけていた。
小一時間前はあれだけイキリちらかしていたのに何故。
「……アルシュ、この人どうしちゃったん……?」
見張りをしてくれていたアルシュに尋ねると、俺からすっと目を逸らせて「正直になってほしいと説得した」と答えた。ほんとかな!? ほんとにそれだけかな!? 神の使徒なんだから拷問とかしてないよな……!?
非常に協力的になった盗賊の供述によるとこう。
盗賊たちは各地を移動しながら子供を誘拐して回っていた。強力なモンスターを村の近辺に出現させ、魔力を持つ有力者が退治に出払ったのを確認してから痺れ毒を拡散。手早く子供を攫い、追っ手がかからないよう放火して逃げる――という手口を繰り返していた。
誘拐した子供を売り払う先は、魔人を神と崇める謎の宗教団体。話してるとわかり辛いけど、彼らは「魔人」ではなく「魔神」と呼ぶ。
魔人を崇める教団、略して魔人教団はモンスターを封じて使役することができる「魔封筒」というアイテムを製造している。その他に痺れ毒や魔人の加護が込められた武器など、誘拐に必要なものはほとんど魔人教団に売りつけられたものだという。
「ふーん、なるほどね。その魔人を崇める悪しきもの共はどこにいるんだ?」
ヤンキー座りをしたハオシェンに凄まれて、盗賊はビビリ倒しながら答える。
「あっ、あっしは知らねえんです……! いつもあちらさんの方からあっしらに接触する決まりになってるんでさあ。今日だってあっしらがガキ共の引渡し場所に時間通り現れねえから、失敗したものとみなしてさっさと逃げてるに違えねえ」
魔人教団にとって、盗賊たちはいくらでも替えの効く手軽な捨て駒なんだろう。そう思うと少しかわいそうな気がしてくるけれど、彼らのしてきたことを思うと同情はできない。
「あのでっかい蝿のモンスターが盗賊に襲い掛かったのはなんで?」
「ああ……たまにあるんだよ、そういうことが」
盗賊は俺の問いに、吐き捨てるようにため息をついた。
あっ、俺だけ侮られてるな。もしかして俺の活躍見てなかった? 我、神なのだが? でもまあ敵に正体がばれてないならその方がいい。代わりにアルシュかハオシェンにもっと詳しく聞いてもらおうと思ったけれど、二人は既に俺のかわりにブチギレていた。
「おいおいおいお前~、まさか俺らのニーナを舐めてんの? どの舌ァ? どの舌で舐めてんのォ? 引っこ抜いてやるからちょっと口開けろや」
「すまないハオシェン、俺の説得が足りていなかったようだ。いいか下郎、こちらのお方に詳細にご説明差し上げるか、その薄汚い三枚舌に別れを告げるか、どちらかを選ばせてやる。光栄に思え」
そのセリフ神の使徒的にセーフなの!? アルシュの説得って脅迫じゃん!? あといつも無口なのに俺以外とはわりと喋るよな!?
もうツッコミが追いつかないし、盗賊の精神力もほぼゼロだ。
「あひゅん! もうしわけねえです! あのですね、封印された魔獣の力が強すぎるとですね、あっしらじゃ操れないことがたまにあるんでさ! そんな事故があって仲間が死んでも、教団の奴らは顔色一つ変えやしねえ! 金払いはいいが、あっしらの命なんか虫けら以下だと思ってやがるんですぅうう!」
盗賊はガクガク震えながら答える。ついつい同情心が顔に出てしまった俺に、盗賊は畳み掛けるように土下座した。
「ぼっちゃん、あっしも被害者なんです! あっしは下っ端で、無理矢理言うことを聞かされていただけなんすよ! 人殺しもしてません! だからどうかお助けくだせえ!」
「――ほう。まだ嘘をつくのか?」
アルシュに低い声で威圧された盗賊は、俺の足にしがみついて泣き叫んだ。
「ごめんなさい本当は数え切れないぐらい殺しましたぁあああ! あああ! あああああ! ぼっちゃん! たのんます! 二度と嘘をつかないのでこの長耳のあんちゃんをあっしから遠ざけてくだせえ! いやもういっそひとおもいにあっしをころしてくださぁあああああいああああ!」
ヒィエエ! アルシュはほんとこの盗賊になにしたん!?
ハオシェンが盗賊の首元にびしりと手刀を叩き込むと、錯乱していた盗賊は白目をむいて気絶した。
まだ謎が残っているけれど、とりあえず村への報復については心配しなくても大丈夫みたいだった。むしろ盗賊の精神がちょっとだけ心配ではあるな……。
蝿が喰い散らかした死体を集め、森の片隅に埋めて墓石がわりの石を積む。と言ってもほとんどの作業をしてくれたのはハオシェンと自警団の人たちなんだけど。
簡易的な墓の前で両手を合わせる俺を、自警団の人たちは遠巻きに見ていた。
罪人の死体は弔うことなく崖に捨てるというのがこの村の流儀だった。もう少し過激な地方では村の周辺に立てた柱に死体を縛り付けて見せしめにするらしい。でも村の人たちが、子供たちまでもが盗賊の死体に石を投げているのを見て、そのままにしておけなくて口出ししてしまった。
この世界の人たちの感覚では、人に危害を加えるものはモンスターと同じで、神の敵。それなのに神である俺が「墓を作ろう」などと言い出し、祈っている。村の人たちから見たら、俺の行動は納得いかないのかもしれない。
隣にいるハオシェンも、俺を不思議そうに見ていた。
「こいつらは悪しきもの共なのに、それでも祈ってやるの?」
「うん、一応。直接じゃないけど、俺は殺した側だから……」
だから、の続きが出てこない。俺自身、自分の行動に説明がついていなかった。
何かしらの信念や信仰心があってこうしているわけじゃない。正月は神社へ初詣に行ったり、お盆は寺へ墓参りに行ったり、クリスマスはケーキを食べたり。なんらかの宗教にぼんやり接している程度だ。それでも野ざらしにしたくないと思った理由は、なんだろう。
俺は盗賊たちに、明確に殺意を覚えた。
友達とふざけたり喧嘩したりして「テメーぶっ殺すぞ」って言ったことはある。嫌な奴に「こいつ死なねえかな」って思ったこともある。そういうのとは違う。
心底殺したいと思った。殺さなければならないと思った。人身売買も放火殺人も最悪だし。絶対初犯じゃないし。許せる部分がいっこもない。
アスリナさんにしたように、スマホに願ったら生き返らせることができたかもしれないのに、試しもしなかった。
それなのに墓を作って手を合わせている。
――偽善者。祈れば助けてもらえる神の奴隷。弱者を踏み潰して正義を振りかざすのは楽しいか?
盗賊が俺に投げかけた言葉が今も耳に残っている。
「……うまく言えないや。ゴメン」
はっきりと答えられない俺に、ハオシェンは「そっか」と呟いて、俺と同じように墓に向かって短く祈った。
「そろそろ村に戻ろうぜ、日も暮れてきたし。ニーナが腹を減らしてるんじゃねえかと思うと気が気じゃねえのよ俺は」
「うん……ってゆうか腹減ってんのはハオシェンの方じゃん?」
「ばれた?」
ハオシェンはにやりと笑って両手を頭の後ろで組んだ。ハオシェンなりの励ましに、俺も無理矢理にでも笑顔を作る。
よく考えたら朝飯を軽く食べただけで半日何も食べていない。
「そういえば、討伐に行く前にハオシェンが『何かあったら呼んで』って言ってくれたじゃん? おかげで何かあるかもしれないって思って警戒できたから、すごく助かった。ありがとう」
俺がお礼を言うと、ハオシェンは一瞬だけ戸惑うような顔をしたけれど、すぐに笑顔になって「おうよ」と答えた。
「あいつがなんか知ってればいいんだけどな」
そう。馬車で子供たちを連れて逃げようとした盗賊の生き残りを村で捕らえている。ハオシェンに念入りにボコられても「ヘッ! 貴様らなんぞに話すことなんかねえよ!」とイキッていた。
盗賊の本拠地に仲間が残っていて、村に報復にやってくる可能性もある。簡単に改心したりはしないだろうけれど、生き残った盗賊からなんとかして情報を聞き出さなければならない。
「申し訳ございませんでした! あっしらの悪事について、包み隠さず、全部申し上げます! だ、だから、だから、もう、許してくだしゃぃいい……!」
俺たちが村に戻ると、地下貯蔵庫に転がされていた盗賊はべそべそに泣きながら地面に頭を擦りつけていた。
小一時間前はあれだけイキリちらかしていたのに何故。
「……アルシュ、この人どうしちゃったん……?」
見張りをしてくれていたアルシュに尋ねると、俺からすっと目を逸らせて「正直になってほしいと説得した」と答えた。ほんとかな!? ほんとにそれだけかな!? 神の使徒なんだから拷問とかしてないよな……!?
非常に協力的になった盗賊の供述によるとこう。
盗賊たちは各地を移動しながら子供を誘拐して回っていた。強力なモンスターを村の近辺に出現させ、魔力を持つ有力者が退治に出払ったのを確認してから痺れ毒を拡散。手早く子供を攫い、追っ手がかからないよう放火して逃げる――という手口を繰り返していた。
誘拐した子供を売り払う先は、魔人を神と崇める謎の宗教団体。話してるとわかり辛いけど、彼らは「魔人」ではなく「魔神」と呼ぶ。
魔人を崇める教団、略して魔人教団はモンスターを封じて使役することができる「魔封筒」というアイテムを製造している。その他に痺れ毒や魔人の加護が込められた武器など、誘拐に必要なものはほとんど魔人教団に売りつけられたものだという。
「ふーん、なるほどね。その魔人を崇める悪しきもの共はどこにいるんだ?」
ヤンキー座りをしたハオシェンに凄まれて、盗賊はビビリ倒しながら答える。
「あっ、あっしは知らねえんです……! いつもあちらさんの方からあっしらに接触する決まりになってるんでさあ。今日だってあっしらがガキ共の引渡し場所に時間通り現れねえから、失敗したものとみなしてさっさと逃げてるに違えねえ」
魔人教団にとって、盗賊たちはいくらでも替えの効く手軽な捨て駒なんだろう。そう思うと少しかわいそうな気がしてくるけれど、彼らのしてきたことを思うと同情はできない。
「あのでっかい蝿のモンスターが盗賊に襲い掛かったのはなんで?」
「ああ……たまにあるんだよ、そういうことが」
盗賊は俺の問いに、吐き捨てるようにため息をついた。
あっ、俺だけ侮られてるな。もしかして俺の活躍見てなかった? 我、神なのだが? でもまあ敵に正体がばれてないならその方がいい。代わりにアルシュかハオシェンにもっと詳しく聞いてもらおうと思ったけれど、二人は既に俺のかわりにブチギレていた。
「おいおいおいお前~、まさか俺らのニーナを舐めてんの? どの舌ァ? どの舌で舐めてんのォ? 引っこ抜いてやるからちょっと口開けろや」
「すまないハオシェン、俺の説得が足りていなかったようだ。いいか下郎、こちらのお方に詳細にご説明差し上げるか、その薄汚い三枚舌に別れを告げるか、どちらかを選ばせてやる。光栄に思え」
そのセリフ神の使徒的にセーフなの!? アルシュの説得って脅迫じゃん!? あといつも無口なのに俺以外とはわりと喋るよな!?
もうツッコミが追いつかないし、盗賊の精神力もほぼゼロだ。
「あひゅん! もうしわけねえです! あのですね、封印された魔獣の力が強すぎるとですね、あっしらじゃ操れないことがたまにあるんでさ! そんな事故があって仲間が死んでも、教団の奴らは顔色一つ変えやしねえ! 金払いはいいが、あっしらの命なんか虫けら以下だと思ってやがるんですぅうう!」
盗賊はガクガク震えながら答える。ついつい同情心が顔に出てしまった俺に、盗賊は畳み掛けるように土下座した。
「ぼっちゃん、あっしも被害者なんです! あっしは下っ端で、無理矢理言うことを聞かされていただけなんすよ! 人殺しもしてません! だからどうかお助けくだせえ!」
「――ほう。まだ嘘をつくのか?」
アルシュに低い声で威圧された盗賊は、俺の足にしがみついて泣き叫んだ。
「ごめんなさい本当は数え切れないぐらい殺しましたぁあああ! あああ! あああああ! ぼっちゃん! たのんます! 二度と嘘をつかないのでこの長耳のあんちゃんをあっしから遠ざけてくだせえ! いやもういっそひとおもいにあっしをころしてくださぁあああああいああああ!」
ヒィエエ! アルシュはほんとこの盗賊になにしたん!?
ハオシェンが盗賊の首元にびしりと手刀を叩き込むと、錯乱していた盗賊は白目をむいて気絶した。
まだ謎が残っているけれど、とりあえず村への報復については心配しなくても大丈夫みたいだった。むしろ盗賊の精神がちょっとだけ心配ではあるな……。
0
お気に入りに追加
42
あなたにおすすめの小説
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
よろしくお願いいたします。
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
25歳のオタク女子は、異世界でスローライフを送りたい
こばやん2号
ファンタジー
とある会社に勤める25歳のOL重御寺姫(じゅうおんじひめ)は、漫画やアニメが大好きなオタク女子である。
社員旅行の最中謎の光を発見した姫は、気付けば異世界に来てしまっていた。
頭の中で妄想していたことが現実に起こってしまったことに最初は戸惑う姫だったが、自身の知識と持ち前の性格でなんとか異世界を生きていこうと奮闘する。
オタク女子による異世界生活が今ここに始まる。
※この小説は【アルファポリス】及び【小説家になろう】の同時配信で投稿しています。
退屈な人生を歩んでいたおっさんが異世界に飛ばされるも無自覚チートで無双しながらネットショッピングしたり奴隷を買ったりする話
菊池 快晴
ファンタジー
無難に生きて、真面目に勉強して、最悪なブラック企業に就職した男、君内志賀(45歳)。
そんな人生を歩んできたおっさんだったが、異世界に転生してチートを授かる。
超成熟、四大魔法、召喚術、剣術、魔力、どれをとっても異世界最高峰。
極めつけは異世界にいながら元の世界の『ネットショッピング』まで。
生真面目で不器用、そんなおっさんが、奴隷幼女を即購入!?
これは、無自覚チートで無双する真面目なおっさんが、元の世界のネットショッピングを楽しみつつ、奴隷少女と異世界をマイペースに旅するほんわか物語です。
異世界楽々通販サバイバル
shinko
ファンタジー
最近ハマりだしたソロキャンプ。
近くの山にあるキャンプ場で泊っていたはずの伊田和司 51歳はテントから出た瞬間にとてつもない違和感を感じた。
そう、見上げた空には大きく輝く2つの月。
そして山に居たはずの自分の前に広がっているのはなぜか海。
しばらくボーゼンとしていた和司だったが、軽くストレッチした後にこうつぶやいた。
「ついに俺の番が来たか、ステータスオープン!」
【完結】元ヤンナース異世界生活
川原源明
ファンタジー
回復魔法の存在しない世界で医療知識を活かした異世界生活
交通事故で、子どもを庇って命を落とした。元ヤンキーの看護師、進藤 茜
創造神の態度に納得いかずにクレームをつける!すると先輩の神と名乗る女性が現れ一緒に謝罪
謝罪を受け取ったと思ったら…話も終わってないのに…異世界に飛ばされる…あのくそ女神!
そんな思いをしながら、始まる元ヤンナース茜の異世界生活
創造神と異界の女神から貰ったチート能力を活かした
治療魔法を使って時には不治の病を治し、時には、相手を殺す…
どんなときも、周りに流されないで自分の行きたい道を!
様々な経験を積むうちに内なる力に目覚めていく…その力とは…
奴隷商で大けがしてる奴隷を買って治療魔法で回復させ、大けがをさせた元凶討伐をしたり、
王国で黒死病治療に関わったり
お隣の帝国の後継者争いに巻き込まれていく…
本人は、平穏な生活を望むが、周囲がそうさせてくれない…
種族【半神】な俺は異世界でも普通に暮らしたい
穂高稲穂
ファンタジー
旧題:異世界転移して持っていたスマホがチートアイテムだった
スマホでラノベを読みながら呟いた何気ない一言が西園寺玲真の人生を一変させた。
そこは夢にまで見た世界。
持っているのはスマホだけ。
そして俺は……デミゴッド!?
スマホを中心に俺は異世界を生きていく。
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
外れギフト魔石抜き取りの奇跡!〜スライムからの黄金ルート!婚約破棄されましたのでもうお貴族様は嫌です〜
KeyBow
ファンタジー
この世界では、数千年前に突如現れた魔物が人々の生活に脅威をもたらしている。中世を舞台にした典型的なファンタジー世界で、冒険者たちは剣と魔法を駆使してこれらの魔物と戦い、生計を立てている。
人々は15歳の誕生日に神々から加護を授かり、特別なギフトを受け取る。しかし、主人公ロイは【魔石操作】という、死んだ魔物から魔石を抜き取るという外れギフトを授かる。このギフトのために、彼は婚約者に見放され、父親に家を追放される。
運命に翻弄されながらも、ロイは冒険者ギルドの解体所部門で働き始める。そこで彼は、生きている魔物から魔石を抜き取る能力を発見し、これまでの外れギフトが実は隠された力を秘めていたことを知る。
ロイはこの新たな力を使い、自分の運命を切り開くことができるのか?外れギフトを当りギフトに変え、チートスキルを手に入れた彼の物語が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる