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4、八千代17歳、菊華22歳─夏
24.笑顔の挑戦者②
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菊華の一言で、アゲハと名乗った女の子はカッと一気に顔を赤らめた。
……ということは、自分が八千代と付き合いたいから、別れろと言いに来たのだ。鈍い菊華はようやく理解した。同時に、アゲハの勢いと情熱を、共学の女子高生っぽくてすごいなぁ! などとおかしな方向に感心している。
菊華の年下の子を見るフィルターは、非常に設定がゆるい。孫を溺愛する祖父母並にゆるゆるだ。
「そ、そうゆうことなんで、あたし、斎賀くんを奪ってみせますから!」
「奪うって……物じゃないんだし」
だぁん! とテーブルを強く叩いたアゲハは、菊華を睨みつけた。周囲の客の視線が自分たちに集まったのに菊華は身を縮めたが、アゲハは気にせず菊華に目を据えている。
「あたしの方が斎賀くんが好きなんだからっ」
「……告白したの?」
「オバサンにはカンケーないでしょ。……あ、斎賀くん」
プイっと横を向いたアゲハから八千代が見えたのだ。怒っていた少女は、頬を上気させはにかみ笑う。彼女も恋する女の子なのだと――ここは感心している場合じゃない。
「キッカ、お待たせ」
夏の蒸し暑さを飛ばす爽やかな笑顔でテーブルに来た八千代は、菊華のアイスラテに口をつけた。こんな笑顔は十七歳の少年らしくて微笑ましい。
アゲハが恋する女の子の甘い顔で八千代を見上げた。
「斎賀くん、どこか行くの?」
「あれ? アゲハさん、いたんだ」
しっかり隣にいるのに、八千代には菊華しか視界に入ってなかったようで、菊華は首を捻った。
やっくんって、こんなに視野がせまかったかな? 集中力はすごいけど、1つの物に情熱を傾けるような気質じゃないし。……なんでアゲハさんが見えなかったんだろ?
そんな菊華をよそに、アゲハは八千代を上目使いで覗く。
「お姉さんとごはん行くの? いいなぁ、あたしも行きたいなぁ」
アゲハの声のトーンがさっきと違って高い。女子高生と言えど女なのだ。と、アゲハの変わり身の早さに、菊華は何度目かの感心した。
だけど、それはそれ、これはこれ。久々の待ち合わせデートなんだし、ふたりきりがいいと八千代を見上げた。
「姉じゃないカノジョだよ。カノジョといる時はふたりでいたいから、ごめんね」
「えー。でも、カノジョさん、あたしを誘ってくれたよ?」
いつ誘ったんだっけ? 菊華の頭の中にはクエスチョンマークがたくさん浮かんでいる。
「キッカが他人を誘うわけないよ。アゲハさんの思いこみか勘違いじゃないかな?」
菊華の小説を自分のバッグに入れた八千代が、菊華の手を取り立ち上がるのを促す。それを目の当たりにしたアゲハは、あからさまにムッとしている。
けれども、アゲハはすぐに切り替えて八千代にだけ笑顔を向けた。彼女も一筋縄ではいかないタイプのようだ。
「斎賀くん、今度、あたしとご飯食べよ? じゃあね、また学校で」
その後のエスニック料理店で、八千代からアゲハは名前ではなく揚葉という苗字だということ、中学から同じで今期は生徒会が一緒だということ、クラスは違うが予備校も同じであることを聞き出した。
「じゃあ、ごはんも一緒に食べるの?」そう菊華が聞くと、
「昼休みはみんな同じタイミングだろ」素っ気なく八千代が答える。
普段は聡いのに、自分に向けられる好意には鈍感なのだろうか。それとも、揚葉がうまく好意を隠してそばにいるのか。
考えながら菊華は、取り分けたガパオライスにパクチーを載せた。それ見て八千代の片眉が下がった。
好き嫌いがあっても『ちゃんと食べないとオトナになれないよ』小さな頃からそう目の前の六歳年上の恋人に言われ続けていたのだ。パクチーだろうとグリンピースだろうと、文句を言わずに食べるようになった。顔に『食べたくない』と出ているのは微笑ましいと、菊華はパクチーをどっさり載せた。
「苦手克服だよ、やっくん」
嫌がらせかよ――と思いながら、八千代はその挑戦状を口に運ぶ。
その後で、夏バテ知らずの八千代がカオマンガイをぺろりと食べてしまい、タレをたっぷり絡めてエビの刺身のクンチェーナンプラーを口にばくばく運ぶ。
「あまり辛くないからキッカも食べてみたら?」と八千代に勧めたられたので、菊華も苦手なものにチャレンジしてみたが、辛すぎてひとりビールがすすんでしまったのだった。
揚葉に八千代がなびくなんて、まったく思っていない。八千代が自分から離れるわけないのだ。
だけど、同級生で同じ時間を過ごしているのが羨ましい。ブレザー男子の隣はブレザースカート女子が良く似合う。
今の菊華がブレザーミニスカを着たところで、完全にコスプレだ。想像して落ち込んでしまう。
仕事中にも考え事が止まらずに、小さな入力ミスと引き出しにネイルを引っ掛けてしまうドジもやらかした。月曜日はなんだか憂鬱だ。
高校生なら休みの日にしかネイルなんか塗らなくていいのに。
ああ、早く夏休みにならないかな。
十日しかない社会人初の夏休みは、八千代の夏期講習とブッキングしていて、一日中一緒にいれるのはたった五日間だけ。その短い日にちも来年は遊べないからと、二家族合同で国内より近くてお値打ちのグアムで過ごす予定になっている。
新しい水着は何回着れるだろうか。夏には似つかわない溜め息ばかりが零れる午後だった。
……ということは、自分が八千代と付き合いたいから、別れろと言いに来たのだ。鈍い菊華はようやく理解した。同時に、アゲハの勢いと情熱を、共学の女子高生っぽくてすごいなぁ! などとおかしな方向に感心している。
菊華の年下の子を見るフィルターは、非常に設定がゆるい。孫を溺愛する祖父母並にゆるゆるだ。
「そ、そうゆうことなんで、あたし、斎賀くんを奪ってみせますから!」
「奪うって……物じゃないんだし」
だぁん! とテーブルを強く叩いたアゲハは、菊華を睨みつけた。周囲の客の視線が自分たちに集まったのに菊華は身を縮めたが、アゲハは気にせず菊華に目を据えている。
「あたしの方が斎賀くんが好きなんだからっ」
「……告白したの?」
「オバサンにはカンケーないでしょ。……あ、斎賀くん」
プイっと横を向いたアゲハから八千代が見えたのだ。怒っていた少女は、頬を上気させはにかみ笑う。彼女も恋する女の子なのだと――ここは感心している場合じゃない。
「キッカ、お待たせ」
夏の蒸し暑さを飛ばす爽やかな笑顔でテーブルに来た八千代は、菊華のアイスラテに口をつけた。こんな笑顔は十七歳の少年らしくて微笑ましい。
アゲハが恋する女の子の甘い顔で八千代を見上げた。
「斎賀くん、どこか行くの?」
「あれ? アゲハさん、いたんだ」
しっかり隣にいるのに、八千代には菊華しか視界に入ってなかったようで、菊華は首を捻った。
やっくんって、こんなに視野がせまかったかな? 集中力はすごいけど、1つの物に情熱を傾けるような気質じゃないし。……なんでアゲハさんが見えなかったんだろ?
そんな菊華をよそに、アゲハは八千代を上目使いで覗く。
「お姉さんとごはん行くの? いいなぁ、あたしも行きたいなぁ」
アゲハの声のトーンがさっきと違って高い。女子高生と言えど女なのだ。と、アゲハの変わり身の早さに、菊華は何度目かの感心した。
だけど、それはそれ、これはこれ。久々の待ち合わせデートなんだし、ふたりきりがいいと八千代を見上げた。
「姉じゃないカノジョだよ。カノジョといる時はふたりでいたいから、ごめんね」
「えー。でも、カノジョさん、あたしを誘ってくれたよ?」
いつ誘ったんだっけ? 菊華の頭の中にはクエスチョンマークがたくさん浮かんでいる。
「キッカが他人を誘うわけないよ。アゲハさんの思いこみか勘違いじゃないかな?」
菊華の小説を自分のバッグに入れた八千代が、菊華の手を取り立ち上がるのを促す。それを目の当たりにしたアゲハは、あからさまにムッとしている。
けれども、アゲハはすぐに切り替えて八千代にだけ笑顔を向けた。彼女も一筋縄ではいかないタイプのようだ。
「斎賀くん、今度、あたしとご飯食べよ? じゃあね、また学校で」
その後のエスニック料理店で、八千代からアゲハは名前ではなく揚葉という苗字だということ、中学から同じで今期は生徒会が一緒だということ、クラスは違うが予備校も同じであることを聞き出した。
「じゃあ、ごはんも一緒に食べるの?」そう菊華が聞くと、
「昼休みはみんな同じタイミングだろ」素っ気なく八千代が答える。
普段は聡いのに、自分に向けられる好意には鈍感なのだろうか。それとも、揚葉がうまく好意を隠してそばにいるのか。
考えながら菊華は、取り分けたガパオライスにパクチーを載せた。それ見て八千代の片眉が下がった。
好き嫌いがあっても『ちゃんと食べないとオトナになれないよ』小さな頃からそう目の前の六歳年上の恋人に言われ続けていたのだ。パクチーだろうとグリンピースだろうと、文句を言わずに食べるようになった。顔に『食べたくない』と出ているのは微笑ましいと、菊華はパクチーをどっさり載せた。
「苦手克服だよ、やっくん」
嫌がらせかよ――と思いながら、八千代はその挑戦状を口に運ぶ。
その後で、夏バテ知らずの八千代がカオマンガイをぺろりと食べてしまい、タレをたっぷり絡めてエビの刺身のクンチェーナンプラーを口にばくばく運ぶ。
「あまり辛くないからキッカも食べてみたら?」と八千代に勧めたられたので、菊華も苦手なものにチャレンジしてみたが、辛すぎてひとりビールがすすんでしまったのだった。
揚葉に八千代がなびくなんて、まったく思っていない。八千代が自分から離れるわけないのだ。
だけど、同級生で同じ時間を過ごしているのが羨ましい。ブレザー男子の隣はブレザースカート女子が良く似合う。
今の菊華がブレザーミニスカを着たところで、完全にコスプレだ。想像して落ち込んでしまう。
仕事中にも考え事が止まらずに、小さな入力ミスと引き出しにネイルを引っ掛けてしまうドジもやらかした。月曜日はなんだか憂鬱だ。
高校生なら休みの日にしかネイルなんか塗らなくていいのに。
ああ、早く夏休みにならないかな。
十日しかない社会人初の夏休みは、八千代の夏期講習とブッキングしていて、一日中一緒にいれるのはたった五日間だけ。その短い日にちも来年は遊べないからと、二家族合同で国内より近くてお値打ちのグアムで過ごす予定になっている。
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