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ロリっ娘にしゃぶらせてみた

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「えっと、さっきのみんなのフローラサービスが良かったからパンツで正解にしてあげたいところなんだけど、私はパンツのつもりでこのパンを持ってきたわけじゃないの」

「……思いっきりパンって言ってません?」

 ルナに指摘されて私は思わず口を押えた。失言でした。さすが優等生ルナ、鋭い。

「……パン、とも言うね!」

「ということはわたしも正解ですねやったー!」

 あからさまに喜ぶルナ。まあ可愛いからいいや。


「あのね。これはパンだけど、私はこれでいかに男とエッチすることが大変でめんどくさいことかを教えに来たの」

「……というと?」

 不思議そうなルナと、アリア、そしてノエルに私は手招きのジェスチャーをして顔を寄せるように指示した。言うとおりにして額を寄せた三人の目の前に歩いていくと、パンを見せつけながらこう告げる。

「いい? これは男のオチンチンよ!」


「――!?」

 三者三様に驚いたような表情をする三人。まず声を上げたのはむっつりのノエルだった。

「そんなに大きいのですか……」

「ええ、男のオチンチンは興奮するとこれくらいの太さになるのよ!」

 もちろん嘘。私も男と――というかノエルちゃん以外誰ともセックスしたことないから分からないけど、さすがに男のブツが勃起してもこんなに太くはならないだろう。だけど、大袈裟なくらいの方がインパクトがあって良い。

「ボク、実物見たことあるけど、その十分の一もないくらいの大きさでしたよ? どういう仕組みで大きくなるんですか?」

 ほう、アリアはブツを見たことがあるのか。なかなか隅に置けないやつだな。

「うーん、私にもよく分からないけど、多分血流の関係で膨らむんだと思う。まあそんなことはいいのよ、だってあなたたちはもう男とセックスすることはないのだから」

「――確かにそこまで大きいとちょっと……」


 呆れ顔のノエルはパンと自分の股間を交互に見ている。「そんなのが自分のアソコに入るわけない」と思っているに違いない。

「それだけじゃないのよ。男どもはこれを舐めろと言ってくるの」

「舐める!?」

「そうよ。――ルナ、ちょっと口開けてみて?」


「はい! ――あーん……んぐぅっ!?」

 ロリっ子の口に容赦なくフランスパンの先端をぶち込んだ。他の二人は息を飲む。

「おらおら、しゃぶれしゃぶれ! ふへへへっ」

「んんんぅぅっ……んーっ! ……うぅぅぅっ!?」

 私はクズ男になりきって、ルナのお口にグリグリとパンを押し込んでいく。たちまちお口いっぱいにパンを頬張ったルナの瞳が潤み始め、今にも泣きそうになった。さすがに可哀想なのでパンを抜いてあげる。

「……ぷはぁっ……し、死ぬかと思いました」

「でしょ? 男ってこういうことをしてくるの。嫌でしょ?」

「確かに、あまり気分のいいものではありませんね」

 よしよし、ルナちゃんいい子いい子。私がロリっ子の頭を撫でてあげると、彼女はえへへっと可愛らしい声を上げたので、めちゃくちゃ撫でてあげた。
 が、その様子を見たノエルがふくれっ面になった。どうしたの嫉妬? 昨日までは男とのセックスにしか興味がなかったノエルちゃんが?

「……あーん」

 口を開けるノエル。私にいじめられると撫でてもらえると思っているのだろう?……仕方ないなぁ。

「ノエルちゃんもオチンチン欲しいのね。いいわよ!」

 私はノエルの口に、ルナの唾液に塗れたフランスパンを突っ込んだ。図らずも二人は間接キスをした。めでたしめでたし。もう結婚したら?

「……んんぅ」

 だが、為す術もなかったルナに対し、ノエルはなんと口に入れられたパンを噛み切ってもぐもぐとやり始めた。うはは! チンコ噛み切られてやんのざまあみやがれ! 私はフランスパンほどのブツをお持ちの想定クズ男の末路を笑ってやった。
 そうこうしているうちにも、ノエルはバキュームカーのようにフランスパンを吸い込んでいき、ついに完食してしまった。――アーメン!

「……んっ……ごくっ」


 パンを食べきって撫で待ちの体勢に入るノエル。クズ男を撃退した功績は大きいので、私はノエルの頭をくしゃくしゃと撫でてやった。もうこの子はどんな男に捕まってもなびくことなく相手を撃退できるだろう。世界平和へまた一歩近づいた。

「――とまあこういう感じで、男とセックスしても痛いし苦しいし、辛いだけなのです。だけど、レズセックスの場合はそうではありません。ぶっといオチンチンを無理やり口に入れられることも、アソコに入れられることもありません。――どちらがいいかは、賢い皆さんなら分かりますよね?」

 こくこくと頷くルナとノエル。この二人はほんとにいい子だ。
 もう一人の生徒、アリアはスッと手を挙げた。

「アリアちゃん、どうしましたか?」

「先生、ボクは今までずっと男として育てられてきて、周りはほとんど男だらけだったんですけど、どうしても先生が言っているようなイメージを男の人に抱くことができなくて……」

「それはアリアちゃんの周りの男が皆青臭いガキだったからじゃないの? 彼らもあと五年もすれば私の言うとおり、でっかいオチンチンを振り回しながら女の子を襲うケダモノになるのよ」

「うーん……」

 ポニーテールの頭を抱えてしまうアリア。この子ももしかしたらノエルちゃんのように男に毒されて……? 調教か? 調教案件か?

 やがて彼女は意を決したように口にした言葉に、私たち全員が驚愕した。

「……先生、ボク、!」

「「えぇーっ!?」」

 ちょっと、というかだいぶ言ってる意味が分からなかった。なぜこの子は天使から悪魔に転生しようとしているのだろう! 能ある鷹が翼を捨てる……猿が川に飛び込む……カッパの皿で回転寿司をするようなものだ。うん、自分でもなんのことか分からないけど!


「ど、どうしてそんな恐ろしい――いや、突拍子もないことを言い出すの!?」

 すっかり動転して悲鳴を上げるように絞り出した言葉。アリアは少し照れくさそうにしながら答える。

「ボクの両親には息子がいなくて、ボクは男の子として育てられたんですけど、男の子って強くてかっこよくて、ずっと憧れてたんです。ボクも男の子になれたら両親はもっと喜んでくれるんじゃないかなって……」

「いやいや、そんなことないよ! 男の子になったらご両親に殺されちゃうよ!」

 ※多分さすがに殺されることはありません

「両親はわざわざ他の貴族から養子をとって、その子に後を継がせようとしています。……最近では愛情も実の子供のボクよりも、その子に行ってしまっているようで……ボクは……」

「……」

 なんか複雑な家庭事情があるようで、アリアの決意は固いようだ。しかし、男の子が女の子になるならともかく、逆は絶対に許されない。何故なら女の子が減って男が増えてしまうから! 以上! 証明完了!

 それなら、望みどおりしてあげようじゃない!

「アリアちゃん、補習です! 後で私の部屋に来るように!」

「えっ!?」

 驚くアリア。そんなアリアに、ノエルが羨ましそうな視線を送った。――ダメだよ? ノエルちゃんは昨日したでしょ?

「いい? わかった?」

 私が念を押すと、渋々といった感じでアリアは頷いた。


「わかりました」

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