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ほてる

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 部屋に入るとそこは広々とした空間が広がっていた。ベッドの上には大きなぬいぐるみやら枕やらが置いてあり、まるでどこかのお姫様の部屋みたいだ。いくらするのかは想像したくない。先輩が出してくれると言っているのだから、気にしても仕方ないだろう。

「すごいですね」
「そうだね……」

 あたしと先輩は荷物を置くなり、すぐに服を脱ぎ始めた。お互い下着姿になると先輩が抱きついてくる。そのままあたしたちはベッドに倒れ込んだ。

「せんぱい、好き……」
「まっちゃん……わたしも好きだよ」

 あたしは先輩の身体に手を這わせる。柔らかな感触が心地良い。

「んっ……」
「せんぱい、可愛いです……」

 あたしはいつも通り、先輩の首筋に吸い付くようにしてキスをした。それからゆっくりと舌を這わせていく。部屋が豪華なせいか、少し落ち着かない気もする。

「まっちゃん……くすぐったいよぉ……」
「せんぱい、敏感なんですね……」
「そういうこと言わないでぇ……」
「嫌じゃないでしょう?」

 あたしは耳元で言うと、今度は胸へと手を伸ばす。

「あっ……」

 先輩が小さく声を上げた。あたしはそのまま優しく揉んでいく。

「せんぱい、好きです……」

 あたしは再び首にキスをする。すると、先輩の息遣いが荒くなったような気がした。

「まっちゃん……わたしもしたい……」

 そう言うと、逆にあたしを押し倒してくる。そして、あたしの胸に顔を埋めてきた。

「んっ……」

 乳首を舐められると、思わず変な声が出る。

「まっちゃん、感じてるの?」
「はい……」
「もっと気持ち良くしてあげる……」

 先輩はそう言うと、あたしのパンツの中に指を入れてくる。

「あん……」

 あたしは腰を浮かせてしまった。先輩はそんなことはお構いなしに、割れ目をなぞるように撫でてくる。

「せんぱぁい……」

 あたしは甘い声で言った。

「どうして欲しい?」
「意地悪しないでください……」 
「ふふっ」

 先輩は小さく笑うと、さらに激しく責め立ててきた。

「あぁ……」
「ここが良いの?」
「はい……」
「じゃあ、いっぱいいじめてあげる……」

 先輩はあたしの秘部への愛撫を続ける。

「せんぱい、ダメ……」
「何が?」
「もう……」
「もう?」
「イっちゃいます……」
「いいんだよ……」

 先輩はそう言って、クリトリスを強く摘んできた。

「ああ……」

 次の瞬間、頭の中で火花が散るような感覚に襲われる。同時に、下半身から力が抜けていった。

「はぁ……はぁ……」
「いっぱい出たね……」

 先輩は満足げに微笑んだ。でも、このままやられっぱなしというのはちょっと嫌だ。あたしが、先輩を悪い子の調教してあげないといけないのだから。

「次はせんぱいの番ですよ……」

 あたしは先輩のショーツに手をかける。

「待って……」
「待たないです……」

 あたしはそのまま一気に脱がせた。先輩のそこはすでに濡れていた。あたしはそれをまじまじと見つめる。

「せんぱいのえっち……」
「まっちゃんだって、こんなにしてるのにぃ……」
「うぅ……」

 確かに今のあたしは恥ずかしくなるくらい興奮していた。さっきまであんなに攻められていたのだ。無理もないと思う。全部先輩が悪い。


「せんぱい、こっち向いてください……」
「うん……」

 あたしは先輩の顔に自分の股間を近づける。そのまま顔を近付けさせると、あたしはゆっくりと舌を伸ばしていく。

「んっ……」
「せんぱい、美味しいですか?」
「うん……すごくおいしいよ」
「よかったです……」

 先輩はあたしのアソコを丁寧に舐めてくれる。とても気持ち良かった。でも、やっぱりあたしばかりされてるのはフェアじゃない。

「せんぱい、今度はあたしがします……」
「わかった……」

 あたしたちは攻守交替する。先輩はベッドの上で仰向けになった。

「せんぱい、足開いてください」
「こうかな……」

 先輩は素直に従ってくれる。あたしはそこに顔を寄せると、優しく舐めた。

「んっ……」
「気持ち良いですか?」
「きもちいよ……」

 先輩の声には艶っぽさが混ざっていた。あたしはそれに気を良くして、さらに続ける。

「まっちゃん……そろそろいれてぇ……」
「まだだめです……」

 あたしはさらにクンニを続けた。

「んっ……あっ……」

 先輩が身体を震わせる。その反応が可愛くて、あたしは夢中になって続けた。

「まっちゃん……もぉ……いれて……」
「わかりました」

 あたしは起き上がると、先輩の上に覆い被さった。そして、先輩とキスをする。それから、お互いの性器を擦り合わせた。


「あっ……」
「せんぱい、気持ち良いですか?」
「うん……」
「じゃあ、入れますね……」

 あたしは先輩の中にゆっくりと指を挿入していく。こんな特別な場所にいるのに、いつもの先輩と同じ感触がする。それがなんだか不思議だ。

「んっ……」
「せんぱい、痛くないですか?」
「だいじょうぶだよ……」
「動かしても大丈夫そうですか?」
「うん……」

 あたしは慎重に動かす。最初はゆっくりだったけど、だんだん速くしていった。

「あっ……」

 先輩の口から声が漏れ始める。

「せんぱい、可愛いです……」
「まっちゃん……」
「もっと気持ち良くなってくださいね……」

 あたしはさらに強く刺激した。すると、先輩の反応が大きくなる。

「あん……まっちゃん、わたし、もう……」
「いいですよ、イッちゃってください……」

 そう言うと、先輩の膣内が激しく収縮し始めた。それに合わせて、指の動きを速める。

「あぁ……」

 先輩は絶頂を迎えたようだ。それと同時に、大量の潮を吹き出した。あたしの全身にかかる。

「せんぱい、すごいですね……」
「ごめんなさい……」
「謝らなくていいんですよ。せんぱい、すごく綺麗でしたから」

 あたしはそう言いながら先輩を抱き締めた。

「せんぱい、大好きです……」
「わたしも好き……」

 先輩はそう言ってキスをしてくる。あたしはそんな先輩の頭を撫でてあげた。しばらくした後、「まっちゃん、続きしてもいいよ……」と言ってきた。あたしはそれを聞いて、先輩の耳元に口を寄せる。

「せんぱい、悪い子だね……」
「えっ……」
「後輩とホテルに来て、えっちして、挙句にお漏らしまでしちゃうなんて……」
「それは……」
「本当にどうしようもない変態さんだね……」

 あたしは囁くように言った。先輩は恥ずかしくなったのか、顔を隠すようにして抱きついてくる。その姿がまた愛おしくて、あたしは何度もキスをした。

「せんぱい、いっぱいいじめられて嬉しいですか?」
「うん……」
「ふふっ、かわいい……」

 あたしは再び指を動かす。今度はゆっくりと。

「せんぱい、気持ち良いですか?」
「うん……」
「じゃあ、次はどうしてあげようかな……」

 あたしはわざと焦らすようなことを言ってみる。でも、本当はあたしも我慢できなくなっていた。早く先輩と一つになりたい……。


「せんぱい、あたしのこと見てください」
「わかった……」

 先輩はあたしの目を見つめてくる。あたしはゆっくりと顔を近づけると、舌を出して自分の唇を舐めた。それから、先輩の首筋にキスをする。

「んっ……」
「せんぱい、ちゅーしたいです」
「うん……」

 先輩は目を瞑る。あたしは先輩にキスをしながら、指を動かし続けた。先輩のアソコはぐしょ濡れになっていた。

「せんぱい……好きです……」
「わたしも……」
「せんぱい、一緒にイキましょう」
「うん……」

 あたしたちはお互いに激しく求め合う。やがて限界が訪れた。

「んっ……」
「あっ……」

 あたしと先輩はほぼ同時に果ててしまった。それからしばらくの間、あたしは先輩と抱き合っていた。しばらくして落ち着いた後、二人でシャワーを浴びた。身体を洗っている時、後ろから抱きしめられた。

「まっちゃん……」
「なんですか?」
「まっちゃんのこと好きだよ」
「あたしもです……」

 あたしたちは裸のままバスルームを出ると、ベッドの上で横になった。先輩の腕枕が心地よい。そのまま、あたしは眠りに落ちていった。



 目が覚めた時には、すでに日が昇っていた。隣には先輩がいる。あたしはその寝顔を眺めていた。やっぱり可愛いなと思う。しばらく見ていると、瞼が開いた。

「おはようございます、せんぱい……」
「まっちゃん、起きたんだね……」
「はい……」
「昨日のこと、覚えてる?」
「もちろんですよ……」
「そっか……」

 先輩は安心したようだ。

「ねえ、まっちゃん……これからもずっとわたしの側にいてくれる?」

 あたしは迷わず答える。

「当たり前じゃないですか……」
 だって、あたしは先輩のものなんだから……。
「良かった……」

 先輩が微笑む。その笑顔が眩しかった。

「せんぱい、大好きです……」
「わたしもだよ……」

 そう言ってキスをしてくれる。あたしはそれを受け入れながら、先輩の身体に触れていく。

「せんぱい、もう一回だけいいですか?」
「いいけど……朝ごはん食べてからね……」
「わかりました……」

 あたしはもう一度、先輩と愛し合った。そして、幸せな気分に浸りつつ、服を着て部屋を出た。チェックアウトの時間が迫っていたので、急いで支度をしてホテルを後にする。

 帰り道では手を繋いで歩いた。時折、お互いの顔を見て笑い合いながら……。
 あたしは今、幸せだ。この人と一緒に居られるのなら、どんなことがあっても耐えられる気がした。

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