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第30話 久々にちょこっと本気を出してしまいましたよ
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私たちは礼を言って席を立った。リサちゃんはフラフラと歩いている。……こりゃ大変だ。
「あー……ごちそうさまでした」
リサちゃんを引きずるように酒場を出ると、外には日が暮れかかっていた。私たちは街の中心に向かって歩いて行くことにした。
リサちゃんは私にもたれかかって何とか意識を保っているといった感じだ。……大丈夫かな、これ。
しばらく歩くうちに、繁華街を離れたからか、時間が遅いからか、次第に人通りが減ってきて、気づくと私たちだけになっていた。リサちゃんがふいに足を止める。
「どうしたの?」
私は尋ねたが、返事がない。リサちゃんの顔を見ると、なんだか緊張しているように見えた。……嫌な予感がする。こういう時の勘は意外に当たるものだ。
突然、リサちゃんが私を突き飛ばした。
「きゃっ!?」
私は地面の上に尻餅をつく。直後、目の前にいたリサちゃんの首筋目掛けて何かが飛んできた。それは剣の刃だった。彼女は身を屈めて攻撃を回避したのだ。そしてすぐに立ち上がり反撃に転じる。
目の前にはフードを目深に被った人物が剣を構えていた。リサちゃんは素早く相手の懐に飛び込むと拳を振り上げる。リサちゃんは相手の顎にアッパーカットをお見舞いする。
相手が仰け反ったところを見計らうと、今度は強烈なキックを放った。……容赦ないな、相変わらず。相手は後方に吹き飛び石畳の上を転がっていった。リサちゃんはそのまま追撃に向かう。
だが、どうやらまだ酔いは完全に醒めていないらしく足元はおぼつかない様子だ。彼女はよろめきながらもなんとか倒れないようにバランスを取る。だがそのせいで動きが制限されたところを相手は見逃さなかった。体勢を立て直した相手がリサちゃんの腹部を狙って回し蹴りを放つ。
「くあっ!!」
「リサちゃんっ!」
リサちゃんの体が軽々と宙に舞う。その衝撃で彼女は背中から地面に叩きつけられた。その痛みに耐えきれず、リサちゃんの口元から胃液のようなものが流れ出た。……まずい、かなりダメージが大きいぞ。私は慌ててリサちゃんに駆け寄ろうとした。だが、それよりも早く相手は彼女のもとに歩み寄ると喉に剣先を向けた。
「動くな! こいつが死ぬぞ!」
しまった! 人質をとるなんて卑怯者! ……なんて思っても仕方がない。こうなってしまった以上、迂闊に手出しはできないな。
下手に動けばリサちゃんの命が危ない。
私はその場で立ち止まり歯噛みした。……クソッ! このままじゃ……。
「……なぁんだ。もう終わりですか?」
「な、なんだよお前……」
「えへへ、リサですよ~」
いつの間にか立ち上がったリサちゃんが男の背後に立っていた。男は驚いて振り向こうとしたが、その前にリサちゃんは男の右腕を掴んだ。
次の瞬間、ボキィという鈍い音が響いた。リサちゃんはその腕を思い切りひねり上げた。男は苦痛の声を上げると、持っていた剣を落とした。そのままリサちゃんは男の腕をさらにひねると、勢いよく手から離させた。
「ぎぃああぁぁぁ!? いてぇ! いてぇよ!」
「リサを襲おうとした悪い奴はお仕置きです!」
リサちゃんは男の肩の関節を外すと彼の顔面に拳を叩きこむ。それから首の骨を折ろうと両手をかけた。……あぁ、この子やっぱり本気だわ。完全に酔っぱらってるし、目が完全に据わっている。
「待ってリサちゃん! 殺さずに尋問しよう?」
私は慌てて制止した。リサちゃんがハッとした顔になる。
「えへへ、そうですね」
何故か嬉しそうに笑ったリサちゃんは、男の顔を覗き込むようにしながら尋ねた。
「さて、どうしてリサたちを襲ったのか教えてくれるかな? 正直に言わないと殺しちゃいますよ?」
「い、言う! 何でも話すから命だけは助けてくれ」
「あ、ダメです。今の言葉はウソですね。殺すことにしました」
「おいっ!ちょ、ちょっと待って……」
「うふふふふふふ」
リサちゃんは狂ったような笑い声を上げながら何度も男の顔に拳を振るった。私は急いで彼女の体を抱きかかえるようにして止めに入る。
「ストーップ! そこまでだよリサちゃん!」
「しょうがないですねぇ、アニータさんに免じてこの辺で許してあげます」
ようやく落ち着きを取り戻したらしいリサちゃんは、血まみれになった拳を拭いながら笑っている。まったく、この子怖すぎ。絶対にこの子に酒を飲ませちゃいけないな。
「……それで、どうして私たちを遅ったの?」
私が尋ねると彼は恐怖に満ちた表情を浮かべた。
「そ、それは言えない。言ったら殺されちまう!」
「今ここでリサが殺してもいいんですよー?」
「はいはい、リサちゃん落ち着いて? ──で、誰に殺されるの?」
私がリサちゃんを制しながら質問すると、男は咳き込んだ。どうやら流した血が気管にでも入ったらしい。なかなか答えようとしない男を見て、リサちゃんは不機嫌そうな顔をする。
「……時間稼ぎは無駄ですよ?」
「いや、だから、その……」
言いにくそうに言葉を濁す男に、リサちゃんは鋭い視線を向ける。そして彼女はため息をつくと言った。
「実はもうだいたい予想はついていますよ。──暗殺者ギルドの手の者でしょう? リサの命を狙っているんです」
「…………」
男は押し黙ると、目を泳がせていた。どうやら図星のようだ。
「リサが学んだ技の中には暗殺者ギルドに伝わる一子相伝、門外不出のものも多い。……だから、暗殺者ギルドを離れたリサがその技を習得していることをよく思っていない人達もいるんです」
リサちゃんが私に解説してくれる。
「でも、暗殺者ギルドのボスはリサちゃんが殺したんでしょ?」
「リサが殺したのはボスだけで、残党は残っていますよ。彼らはまとまってギルドを再興させたとか」
そう言ったリサちゃんは再び男に目を向けた。
「残念ながらあなたの実力ではリサを殺すことなんて不可能です。──と、諦めるように依頼主に伝えてください」
「……」
男は俯いたまま何も言おうとしなかった。
「リサの命を狙うならそれでもいいですよ? ……ただその度に大切な部下をことになる。無駄なんですよ」
リサちゃんは男の耳元に口を寄せ囁くように言った。それから男は怯えた様子でこくりと首を縦に振った。……えぇ、この子本当に怖いんだけど。こんなに小さいのにどうしてそんなに強いんだろう。やっぱり天才なのかな。
男が去ったあと、私たちはリサちゃんを連れて宿へ向かった。
部屋に入ると、早速リサちゃんに声をかける。
「大丈夫?どこか痛むところはない?」
「ん、平気です。ちょっと頭が痛いくらいですかね。えへへ、久しぶりに思いっきり暴れたら気持ちよかったです!」
あはは……。全然平気そうだね。むしろ上機嫌みたいだし。
とりあえず私はリサちゃんに抱きついて無事を確認することにした。
「うわぁぁぁぁん! 心配したんだよぉぉぉぉっ! リサちゃんが、リサちゃんが殺されちゃうと思ってぇぇぇぇっ!」
「大袈裟ですよ。リサがあれしきの相手に殺されるなんて有り得ません」
「でも、ピンチだったんじゃない?」
「あのおじさん強かったですからねぇ~。久々にちょこっと本気を出してしまいましたよ。楽しかったです!」
あぁ、この子は戦闘になると人が変わるタイプなんだなぁ。私は苦笑しながら言った。
「それじゃあ私は寝る準備をしてるから。先にお風呂に入っちゃって」
「わかりました。……あ、それとアニータさん」
「うん? 何?」
「お風呂、一緒に入りませんか?」
……はっ? 一瞬言葉の意味が理解できなかった。しかし、すぐに我に返って反論する。
「だ、ダメに決まってんじゃない! は、はは、裸のお付き合いをするわけにはいかないから!」
私が焦りながら言うと、リサちゃんは不満げに唇を尖らせた。
「えぇ、いいじゃないですか。別に減るものでもないし」
「そういう問題じゃなくて!」
あぁ、ダメ! そんな悲しげに目を伏せないで! うぅ、私はこの子のこういう顔に弱いんだよぉ……
結局押し切られてしまった。……くそぅ、これだから酔っているリサちゃんは苦手なんだよ……
「あー……ごちそうさまでした」
リサちゃんを引きずるように酒場を出ると、外には日が暮れかかっていた。私たちは街の中心に向かって歩いて行くことにした。
リサちゃんは私にもたれかかって何とか意識を保っているといった感じだ。……大丈夫かな、これ。
しばらく歩くうちに、繁華街を離れたからか、時間が遅いからか、次第に人通りが減ってきて、気づくと私たちだけになっていた。リサちゃんがふいに足を止める。
「どうしたの?」
私は尋ねたが、返事がない。リサちゃんの顔を見ると、なんだか緊張しているように見えた。……嫌な予感がする。こういう時の勘は意外に当たるものだ。
突然、リサちゃんが私を突き飛ばした。
「きゃっ!?」
私は地面の上に尻餅をつく。直後、目の前にいたリサちゃんの首筋目掛けて何かが飛んできた。それは剣の刃だった。彼女は身を屈めて攻撃を回避したのだ。そしてすぐに立ち上がり反撃に転じる。
目の前にはフードを目深に被った人物が剣を構えていた。リサちゃんは素早く相手の懐に飛び込むと拳を振り上げる。リサちゃんは相手の顎にアッパーカットをお見舞いする。
相手が仰け反ったところを見計らうと、今度は強烈なキックを放った。……容赦ないな、相変わらず。相手は後方に吹き飛び石畳の上を転がっていった。リサちゃんはそのまま追撃に向かう。
だが、どうやらまだ酔いは完全に醒めていないらしく足元はおぼつかない様子だ。彼女はよろめきながらもなんとか倒れないようにバランスを取る。だがそのせいで動きが制限されたところを相手は見逃さなかった。体勢を立て直した相手がリサちゃんの腹部を狙って回し蹴りを放つ。
「くあっ!!」
「リサちゃんっ!」
リサちゃんの体が軽々と宙に舞う。その衝撃で彼女は背中から地面に叩きつけられた。その痛みに耐えきれず、リサちゃんの口元から胃液のようなものが流れ出た。……まずい、かなりダメージが大きいぞ。私は慌ててリサちゃんに駆け寄ろうとした。だが、それよりも早く相手は彼女のもとに歩み寄ると喉に剣先を向けた。
「動くな! こいつが死ぬぞ!」
しまった! 人質をとるなんて卑怯者! ……なんて思っても仕方がない。こうなってしまった以上、迂闊に手出しはできないな。
下手に動けばリサちゃんの命が危ない。
私はその場で立ち止まり歯噛みした。……クソッ! このままじゃ……。
「……なぁんだ。もう終わりですか?」
「な、なんだよお前……」
「えへへ、リサですよ~」
いつの間にか立ち上がったリサちゃんが男の背後に立っていた。男は驚いて振り向こうとしたが、その前にリサちゃんは男の右腕を掴んだ。
次の瞬間、ボキィという鈍い音が響いた。リサちゃんはその腕を思い切りひねり上げた。男は苦痛の声を上げると、持っていた剣を落とした。そのままリサちゃんは男の腕をさらにひねると、勢いよく手から離させた。
「ぎぃああぁぁぁ!? いてぇ! いてぇよ!」
「リサを襲おうとした悪い奴はお仕置きです!」
リサちゃんは男の肩の関節を外すと彼の顔面に拳を叩きこむ。それから首の骨を折ろうと両手をかけた。……あぁ、この子やっぱり本気だわ。完全に酔っぱらってるし、目が完全に据わっている。
「待ってリサちゃん! 殺さずに尋問しよう?」
私は慌てて制止した。リサちゃんがハッとした顔になる。
「えへへ、そうですね」
何故か嬉しそうに笑ったリサちゃんは、男の顔を覗き込むようにしながら尋ねた。
「さて、どうしてリサたちを襲ったのか教えてくれるかな? 正直に言わないと殺しちゃいますよ?」
「い、言う! 何でも話すから命だけは助けてくれ」
「あ、ダメです。今の言葉はウソですね。殺すことにしました」
「おいっ!ちょ、ちょっと待って……」
「うふふふふふふ」
リサちゃんは狂ったような笑い声を上げながら何度も男の顔に拳を振るった。私は急いで彼女の体を抱きかかえるようにして止めに入る。
「ストーップ! そこまでだよリサちゃん!」
「しょうがないですねぇ、アニータさんに免じてこの辺で許してあげます」
ようやく落ち着きを取り戻したらしいリサちゃんは、血まみれになった拳を拭いながら笑っている。まったく、この子怖すぎ。絶対にこの子に酒を飲ませちゃいけないな。
「……それで、どうして私たちを遅ったの?」
私が尋ねると彼は恐怖に満ちた表情を浮かべた。
「そ、それは言えない。言ったら殺されちまう!」
「今ここでリサが殺してもいいんですよー?」
「はいはい、リサちゃん落ち着いて? ──で、誰に殺されるの?」
私がリサちゃんを制しながら質問すると、男は咳き込んだ。どうやら流した血が気管にでも入ったらしい。なかなか答えようとしない男を見て、リサちゃんは不機嫌そうな顔をする。
「……時間稼ぎは無駄ですよ?」
「いや、だから、その……」
言いにくそうに言葉を濁す男に、リサちゃんは鋭い視線を向ける。そして彼女はため息をつくと言った。
「実はもうだいたい予想はついていますよ。──暗殺者ギルドの手の者でしょう? リサの命を狙っているんです」
「…………」
男は押し黙ると、目を泳がせていた。どうやら図星のようだ。
「リサが学んだ技の中には暗殺者ギルドに伝わる一子相伝、門外不出のものも多い。……だから、暗殺者ギルドを離れたリサがその技を習得していることをよく思っていない人達もいるんです」
リサちゃんが私に解説してくれる。
「でも、暗殺者ギルドのボスはリサちゃんが殺したんでしょ?」
「リサが殺したのはボスだけで、残党は残っていますよ。彼らはまとまってギルドを再興させたとか」
そう言ったリサちゃんは再び男に目を向けた。
「残念ながらあなたの実力ではリサを殺すことなんて不可能です。──と、諦めるように依頼主に伝えてください」
「……」
男は俯いたまま何も言おうとしなかった。
「リサの命を狙うならそれでもいいですよ? ……ただその度に大切な部下をことになる。無駄なんですよ」
リサちゃんは男の耳元に口を寄せ囁くように言った。それから男は怯えた様子でこくりと首を縦に振った。……えぇ、この子本当に怖いんだけど。こんなに小さいのにどうしてそんなに強いんだろう。やっぱり天才なのかな。
男が去ったあと、私たちはリサちゃんを連れて宿へ向かった。
部屋に入ると、早速リサちゃんに声をかける。
「大丈夫?どこか痛むところはない?」
「ん、平気です。ちょっと頭が痛いくらいですかね。えへへ、久しぶりに思いっきり暴れたら気持ちよかったです!」
あはは……。全然平気そうだね。むしろ上機嫌みたいだし。
とりあえず私はリサちゃんに抱きついて無事を確認することにした。
「うわぁぁぁぁん! 心配したんだよぉぉぉぉっ! リサちゃんが、リサちゃんが殺されちゃうと思ってぇぇぇぇっ!」
「大袈裟ですよ。リサがあれしきの相手に殺されるなんて有り得ません」
「でも、ピンチだったんじゃない?」
「あのおじさん強かったですからねぇ~。久々にちょこっと本気を出してしまいましたよ。楽しかったです!」
あぁ、この子は戦闘になると人が変わるタイプなんだなぁ。私は苦笑しながら言った。
「それじゃあ私は寝る準備をしてるから。先にお風呂に入っちゃって」
「わかりました。……あ、それとアニータさん」
「うん? 何?」
「お風呂、一緒に入りませんか?」
……はっ? 一瞬言葉の意味が理解できなかった。しかし、すぐに我に返って反論する。
「だ、ダメに決まってんじゃない! は、はは、裸のお付き合いをするわけにはいかないから!」
私が焦りながら言うと、リサちゃんは不満げに唇を尖らせた。
「えぇ、いいじゃないですか。別に減るものでもないし」
「そういう問題じゃなくて!」
あぁ、ダメ! そんな悲しげに目を伏せないで! うぅ、私はこの子のこういう顔に弱いんだよぉ……
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