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第12話 私が本気出したらまた森を燃やしちゃうかもしれないし?
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☆
その後、村に戻った私たちは村に唯一ある料理店に集まって話をすることになった。料理は村の女性たちが作ったものだ。とても美味しい。
「……まずはわたしを助けてくれたこと、礼を言いたい。あのままではこの村ごと葬り去られていただろう」
レティシアが私とリサちゃんに頭を下げる。彼女は緑髪をポニーテールにまとめた美人で、鎧のせいで体格がよく見えるが、鎧を脱ぐとむしろ華奢だということがわかって、これもこれで脳みそが破壊されそうになった。
リサちゃんが答える。
「いえ、そんな……。困っている人を助けるのは当然のことですよ。それに、リサたちはヘレナさんに頼まれてレティシアさんを助けに来たんです」
「マスターどのが?」
「はい。それで、一体どうしてあんな状況になっていたのか教えていただけませんか?」
「ああ、そうだな。実は──」
私はレティシアの話を聞いて驚愕した。
なんでも、あのゴブリンの大群は、元々この辺りの山に生息していたものではなく、ここ最近になって急に現れたものだったらしい。そして、ゴブリンたちは数日前からこの近辺を荒らし回っていたらしく、周辺の村や街では大きな被害が出ていたという。
「どうやら、洞窟の主の魔力のせいで、様々な魔物がこの辺りに集まってきているようなのだ。……それが、洞窟の魔物の退治に苦戦している原因でもあるのだがな」
「じゃあ、やっぱりあそこでゴブリンたちを操ってたヤツがいるってわけね?」
私がそう言うと、レティシアは真剣な顔で私を見つめながら言った。
「わたしたちが戦ったゴブリンはただのゴブリンではなかっただろう? あれはホブゴブリンといって、ゴブリンの上位種なのだ。……つまり、ゴブリンが洞窟の主の魔力で強化された姿だとも言えるな」
「なるほどね……」
確かに、あの強さは普通のゴブリンとは桁違いだった。かなり腕が立つであろうレティシアとリサでも少し手こずっていたのだから。
「じゃあ、その洞窟の主を倒せば解決するんじゃないの?」
「洞窟の近くはもっと強い魔物がうろついていて、近づくことすら適わないぞ。例え洞窟に入れたとしても、主を倒せるかは分からない」
「んー、まあ私とリサちゃんがいればなんとかなるでしょ? ……ね、リサちゃん?」
「そうですね。多分大丈夫です」
リサちゃんも自信たっぷりに頷く。さすが、うちのギルドで一番腕がたつ女! そして私の相棒!
「いや、お前たちだけで行くつもりなのか? いくら何でも危険すぎる!」
「大丈夫大丈夫。すぐ終わらせてくるから、レティシアさんは店で酒でも飲んで待っててよ」
「ふざけるな。……死ぬかもしれないんだぞ」
「大丈夫よ。さっきも言ったけど、私は魔法学校首席だし、リサはギルド最強のメイドさんだし」
「はい、任せてください」
レティシアは心配そうな表情を浮かべていたが、それ以上は何も言わなかった。彼女なりに思うところがあるのだろう。
「で、洞窟の主をどうやって倒すの?」
リサちゃんは満足げな顔でコクリと首肯した。
「そうですね。洞窟の中は暗いでしょうし、リサたちは明かりを持っていく必要がありますね」
そういうことを聞いているんじゃない。……やっぱりこいつ、ポンコツなのか?
「でも、こっそり侵入するなら大丈夫よね? 私の魔法で照らしてもいいし」
「それはそうですが……」
リサちゃんは少し考え込むような仕草を見せた。すると、横からレティシアが口を挟む。
「わたしも同行しよう。人手も多い方がいいだろう?」
それを聞いてリサちゃんの顔色がパッと明るくなった。
「本当ですか? 助かります!」
「元々わたしが1人でこなさなければいけなかった任務だし、助けてもらった恩もあるしな」
「はい! 一緒に頑張りましょう!」
こうして私たちは、洞窟の主を倒すために3人で出かけることになった。
☆
レティシアが村で借りていた部屋で夜を明かした私たちは、村を出てから森へと向かった。森の中には魔物や動物などが多数生息しているらしく、危険な地域だと言われているようだ。
しばらく歩くと開けた場所に出た。そこには大きな川が流れており、向こう岸までかなりの距離がある。そして何よりも特徴的なのは、巨大な木が立ち並ぶ深い森林の中にポツンと、この場だけ綺麗に切り取られたかのように円形に広がる平地があったことだ。その中心にはとても巨大な岩山がそびえ立っているのが見える。
「ここが目的の洞窟だ。気をつけろよ、周囲には強力な魔物がうろついているぞ」
「ふぅん……。ま、どんな魔物だろうと私とリサがいれば楽勝よ。じゃあさっさと行こう!」
「もう少し慎重になれアニータ、急に襲われたらどうする?」
「心配無用よ! ほら、行くわよ!」
私は二人の手を取って駆け出した。レティシアに「まったくお前は子供みたいだな」と言われるが、今はそんなことを気にしている場合ではない。早く洞窟の主を倒して、ヘレナからたんまりと報酬を貰ってお母さんにいい薬でも買ってあげないと。
こうして私たちは洞窟へと接近したのだが、洞窟の周りには案の定かなり強そうな魔物がいた。体格のいい人型の魔物であるオーガとか、小型のドラゴンのワイバーンとか、ホブゴブリンなんかとは比べ物にならないような厄介な魔物たちがうようよしている。
「……ねぇ、どうするあれ?」
「リサと二人で行けば余裕じゃなかったのか?」
「まあ、確かに余裕だと思うけど、できれば無駄な戦闘は避けたいじゃん?」
呆れるように肩をすくめるレティシアに、私はそう聞き返した。やってやれない相手ではないと思うけれど、正直かなりめんどくさい。また考えなしにぶっぱなしてリサちゃんに小言を言われてもたまらないし。
「ま、まあ私が本気出したらまた森を燃やしちゃうかもしれないし?」
「確かに、それは困るな……」
「どうしましょう? リサが道を拓きましょうか?」
「いや、リサちゃんはまだ体力を温存しておいて。私がやる」
私は2人の前に進み出ると魔法を唱える。
「──【フレイム・ウォール】!」
私の右手からほとばしった炎が魔物たちとの間に壁を築いた。いきなり出現した炎を魔物たちは恐れているようでこちらに襲ってくる気配はない。やはり、洞窟を守っているわけではなく、ただ単に魔力に惹かれて寄ってきただけのようだ。物わかりのいい魔物たちで助かります。
「さあ今よ!」
「はいっ!」
私たちはその隙に洞窟の中に駆け込んだ。
洞窟の中は外に比べて少し薄暗かった。壁が淡く光っているので、視界が奪われるというほどでもないが、やはりどこか気味の悪い雰囲気を感じる。
しばらく進むと突然リサちゃんが立ち止まった。進もうとする私たちを制して周囲に目を配っている。何かいるのだろうか。
「……リサちゃん?」
「しーっ! おかしいです。風の流れが変わりました。……これは!」
次の瞬間、目の前の暗闇から何者かが現れた。黒い毛並みを持つ狼のような生き物だ。その目は赤く爛々と輝き、私たちの姿を捉えた瞬間に襲いかかってきた。
リサちゃんはその攻撃をナイフで器用に弾くと、すぐさま後ろに跳んで間合いを取った。レティシアも武器を構え、私は魔法を唱える準備をする。
「こいつはワーウルフだな。この辺では見かけないが……」
「レティシアさん、油断しない方がいいですよ? 気配から考えてこのワーウルフは主ではありません。ということはもっと大量に……」
「……ああ、おいでなすったようだな」
奥の方からも次々と魔物が現れる。それらは一様に黒く濁った目をしていて、全身に闇を纏っていた。どう見ても友好的な種族とは思えない。
その見た目からはまるで知性を感じられず、ただ獲物を狩るためだけに動いているように思えた。
「ちょっとヤバいんじゃない? これ」
「大丈夫です。みんなで力を合わせれば倒せます!」
「そうだな。だが、まずは奴らを分断させるぞ!」
「はい! わかりました」
そう言うなり、二人は同時に動き出す。レティシアは右に、リサちゃんは左に回り込むようにして敵の意識を誘導する。私はそれに合わせて魔法の詠唱を始めた。
魔物たちが私を狙って飛びかかってくる。しかしその時にはすでに呪文は完成していた。
「──炎の渦よ、敵を焼き尽くせ【ファイヤー・サークル】」
その後、村に戻った私たちは村に唯一ある料理店に集まって話をすることになった。料理は村の女性たちが作ったものだ。とても美味しい。
「……まずはわたしを助けてくれたこと、礼を言いたい。あのままではこの村ごと葬り去られていただろう」
レティシアが私とリサちゃんに頭を下げる。彼女は緑髪をポニーテールにまとめた美人で、鎧のせいで体格がよく見えるが、鎧を脱ぐとむしろ華奢だということがわかって、これもこれで脳みそが破壊されそうになった。
リサちゃんが答える。
「いえ、そんな……。困っている人を助けるのは当然のことですよ。それに、リサたちはヘレナさんに頼まれてレティシアさんを助けに来たんです」
「マスターどのが?」
「はい。それで、一体どうしてあんな状況になっていたのか教えていただけませんか?」
「ああ、そうだな。実は──」
私はレティシアの話を聞いて驚愕した。
なんでも、あのゴブリンの大群は、元々この辺りの山に生息していたものではなく、ここ最近になって急に現れたものだったらしい。そして、ゴブリンたちは数日前からこの近辺を荒らし回っていたらしく、周辺の村や街では大きな被害が出ていたという。
「どうやら、洞窟の主の魔力のせいで、様々な魔物がこの辺りに集まってきているようなのだ。……それが、洞窟の魔物の退治に苦戦している原因でもあるのだがな」
「じゃあ、やっぱりあそこでゴブリンたちを操ってたヤツがいるってわけね?」
私がそう言うと、レティシアは真剣な顔で私を見つめながら言った。
「わたしたちが戦ったゴブリンはただのゴブリンではなかっただろう? あれはホブゴブリンといって、ゴブリンの上位種なのだ。……つまり、ゴブリンが洞窟の主の魔力で強化された姿だとも言えるな」
「なるほどね……」
確かに、あの強さは普通のゴブリンとは桁違いだった。かなり腕が立つであろうレティシアとリサでも少し手こずっていたのだから。
「じゃあ、その洞窟の主を倒せば解決するんじゃないの?」
「洞窟の近くはもっと強い魔物がうろついていて、近づくことすら適わないぞ。例え洞窟に入れたとしても、主を倒せるかは分からない」
「んー、まあ私とリサちゃんがいればなんとかなるでしょ? ……ね、リサちゃん?」
「そうですね。多分大丈夫です」
リサちゃんも自信たっぷりに頷く。さすが、うちのギルドで一番腕がたつ女! そして私の相棒!
「いや、お前たちだけで行くつもりなのか? いくら何でも危険すぎる!」
「大丈夫大丈夫。すぐ終わらせてくるから、レティシアさんは店で酒でも飲んで待っててよ」
「ふざけるな。……死ぬかもしれないんだぞ」
「大丈夫よ。さっきも言ったけど、私は魔法学校首席だし、リサはギルド最強のメイドさんだし」
「はい、任せてください」
レティシアは心配そうな表情を浮かべていたが、それ以上は何も言わなかった。彼女なりに思うところがあるのだろう。
「で、洞窟の主をどうやって倒すの?」
リサちゃんは満足げな顔でコクリと首肯した。
「そうですね。洞窟の中は暗いでしょうし、リサたちは明かりを持っていく必要がありますね」
そういうことを聞いているんじゃない。……やっぱりこいつ、ポンコツなのか?
「でも、こっそり侵入するなら大丈夫よね? 私の魔法で照らしてもいいし」
「それはそうですが……」
リサちゃんは少し考え込むような仕草を見せた。すると、横からレティシアが口を挟む。
「わたしも同行しよう。人手も多い方がいいだろう?」
それを聞いてリサちゃんの顔色がパッと明るくなった。
「本当ですか? 助かります!」
「元々わたしが1人でこなさなければいけなかった任務だし、助けてもらった恩もあるしな」
「はい! 一緒に頑張りましょう!」
こうして私たちは、洞窟の主を倒すために3人で出かけることになった。
☆
レティシアが村で借りていた部屋で夜を明かした私たちは、村を出てから森へと向かった。森の中には魔物や動物などが多数生息しているらしく、危険な地域だと言われているようだ。
しばらく歩くと開けた場所に出た。そこには大きな川が流れており、向こう岸までかなりの距離がある。そして何よりも特徴的なのは、巨大な木が立ち並ぶ深い森林の中にポツンと、この場だけ綺麗に切り取られたかのように円形に広がる平地があったことだ。その中心にはとても巨大な岩山がそびえ立っているのが見える。
「ここが目的の洞窟だ。気をつけろよ、周囲には強力な魔物がうろついているぞ」
「ふぅん……。ま、どんな魔物だろうと私とリサがいれば楽勝よ。じゃあさっさと行こう!」
「もう少し慎重になれアニータ、急に襲われたらどうする?」
「心配無用よ! ほら、行くわよ!」
私は二人の手を取って駆け出した。レティシアに「まったくお前は子供みたいだな」と言われるが、今はそんなことを気にしている場合ではない。早く洞窟の主を倒して、ヘレナからたんまりと報酬を貰ってお母さんにいい薬でも買ってあげないと。
こうして私たちは洞窟へと接近したのだが、洞窟の周りには案の定かなり強そうな魔物がいた。体格のいい人型の魔物であるオーガとか、小型のドラゴンのワイバーンとか、ホブゴブリンなんかとは比べ物にならないような厄介な魔物たちがうようよしている。
「……ねぇ、どうするあれ?」
「リサと二人で行けば余裕じゃなかったのか?」
「まあ、確かに余裕だと思うけど、できれば無駄な戦闘は避けたいじゃん?」
呆れるように肩をすくめるレティシアに、私はそう聞き返した。やってやれない相手ではないと思うけれど、正直かなりめんどくさい。また考えなしにぶっぱなしてリサちゃんに小言を言われてもたまらないし。
「ま、まあ私が本気出したらまた森を燃やしちゃうかもしれないし?」
「確かに、それは困るな……」
「どうしましょう? リサが道を拓きましょうか?」
「いや、リサちゃんはまだ体力を温存しておいて。私がやる」
私は2人の前に進み出ると魔法を唱える。
「──【フレイム・ウォール】!」
私の右手からほとばしった炎が魔物たちとの間に壁を築いた。いきなり出現した炎を魔物たちは恐れているようでこちらに襲ってくる気配はない。やはり、洞窟を守っているわけではなく、ただ単に魔力に惹かれて寄ってきただけのようだ。物わかりのいい魔物たちで助かります。
「さあ今よ!」
「はいっ!」
私たちはその隙に洞窟の中に駆け込んだ。
洞窟の中は外に比べて少し薄暗かった。壁が淡く光っているので、視界が奪われるというほどでもないが、やはりどこか気味の悪い雰囲気を感じる。
しばらく進むと突然リサちゃんが立ち止まった。進もうとする私たちを制して周囲に目を配っている。何かいるのだろうか。
「……リサちゃん?」
「しーっ! おかしいです。風の流れが変わりました。……これは!」
次の瞬間、目の前の暗闇から何者かが現れた。黒い毛並みを持つ狼のような生き物だ。その目は赤く爛々と輝き、私たちの姿を捉えた瞬間に襲いかかってきた。
リサちゃんはその攻撃をナイフで器用に弾くと、すぐさま後ろに跳んで間合いを取った。レティシアも武器を構え、私は魔法を唱える準備をする。
「こいつはワーウルフだな。この辺では見かけないが……」
「レティシアさん、油断しない方がいいですよ? 気配から考えてこのワーウルフは主ではありません。ということはもっと大量に……」
「……ああ、おいでなすったようだな」
奥の方からも次々と魔物が現れる。それらは一様に黒く濁った目をしていて、全身に闇を纏っていた。どう見ても友好的な種族とは思えない。
その見た目からはまるで知性を感じられず、ただ獲物を狩るためだけに動いているように思えた。
「ちょっとヤバいんじゃない? これ」
「大丈夫です。みんなで力を合わせれば倒せます!」
「そうだな。だが、まずは奴らを分断させるぞ!」
「はい! わかりました」
そう言うなり、二人は同時に動き出す。レティシアは右に、リサちゃんは左に回り込むようにして敵の意識を誘導する。私はそれに合わせて魔法の詠唱を始めた。
魔物たちが私を狙って飛びかかってくる。しかしその時にはすでに呪文は完成していた。
「──炎の渦よ、敵を焼き尽くせ【ファイヤー・サークル】」
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