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『アキラちゃんねる』の配信が始まると、すぐにコメント欄にコメントで埋まる。
◆コメント欄◆
【名無し 花子キタ――(゜∀゜)――!!】
【名無し お? 装備変えたのか?】
【名無し 盾か、今どき珍しいな】
【名無し 花子さん可愛すぎ……】
やはりマスク姿とは言え、花子の人気は凄まじい。
「さあ、今日は新装備なので……前回苦戦した、レベル10のダンジョンにもう一回挑戦しようと思います!」
アキラは鋼の剣をかかげる。
◆コメント欄◆
【名無し またレベル10かい!】
【名無し あー、あの激つよゴリラかw】
【名無し もっと強いレベルのダンジョン見てーよ!】
「それでは行ってみましょう!」
2人はレベル10の扉を開ける。
同じレベルのダンジョンでも、中に住むモンスターが違うこともあった。
しかし、扉を開けると、中にはゴリラモンスターの姿が。
今回は前と同じゴリラモンスターのダンジョンのようだ。
「お、また会ったなゴリラ!」
新アイテムを装備したアキラはゴリラに恐れることは無い。
前を進むアキラの姿を見るや襲い掛かる。
「来たな……」
ゴリラはアキラに拳を振り下ろす。
前回は必死に鉄の剣で受け止めていた拳をだ。
『キンッ!』
しかし、今日のアキラは『銀の盾』でゴリラのパンチを軽々と受け止める。
「お!? さすがレア度★★★☆☆のアイテムだ!」
防御力の上がったアキラ相手には、ゴリラのパンチは足止めにもならなかった。
アキラは襲い掛かる攻撃をさばきつつ、『鋼の剣』を握る。
「オリャー!」
鋼の剣はゴリラを斬り割く。
今までの鉄の剣より鋭い切れ味だ。
前回はアキラがゴリラの足を刺し、動きを止めて、後ろの花子の電気銃で仕留めていた。
「よし! この武器なら1人でもゴリラを倒せるぞ!」
アキラは次々とモンスターを斬り払っていく。
「アキラさんすごい!」
そんなアキラを後ろから眺める花子。
「でも……強くなったけど、これじゃ私いらなくないですか……?」
握りしめた電気銃を悲しげに見つめる花子であった……
そうして2人はあっという間にボスステージまでたどり着く。
「ふふふ、楽勝だったね! もうボスステージに来たぜ!」
「フン! 楽しそうですね!」
パワーアップを実感し、嬉しそうなアキラに対して、退屈な花子。
◆コメント欄◆
【名無し おおー新アイテム強えーな!】
【名無し おいアキラ! お前出しゃばりすぎだ】
【名無し アキラひっこめ! 花子さん出せ!】
「な、なんだと!? せっかく頑張ったのに……」
アキラの活躍ばかりで、花子ファンからクレームコメントが飛び交う。
「フフ! アキラさん、コメント欄読みましたか?
今回のボスは私1人に任せてください! 私だって新アイテムの性能を試してみたいんですよ」
花子は電気銃を構えボスステージに上がる。
◆コメント欄◆
【名無し うおぉぉお! 花子!】
【名無し 花子、初のボス戦!】
【名無し がんばって花子!★チップ2000円】
「視聴者は私を求めているみたいですね!」
「うう……分かったよ、でも無理しないで! 危なくなったら助けに行くよ」
新装備でボスゴリラと戦いたかったアキラだが、今回は花子に譲ることにした。
◆コメント欄◆
【名無し 花子キタ――(゜∀゜)――!!】
【名無し お? 装備変えたのか?】
【名無し 盾か、今どき珍しいな】
【名無し 花子さん可愛すぎ……】
やはりマスク姿とは言え、花子の人気は凄まじい。
「さあ、今日は新装備なので……前回苦戦した、レベル10のダンジョンにもう一回挑戦しようと思います!」
アキラは鋼の剣をかかげる。
◆コメント欄◆
【名無し またレベル10かい!】
【名無し あー、あの激つよゴリラかw】
【名無し もっと強いレベルのダンジョン見てーよ!】
「それでは行ってみましょう!」
2人はレベル10の扉を開ける。
同じレベルのダンジョンでも、中に住むモンスターが違うこともあった。
しかし、扉を開けると、中にはゴリラモンスターの姿が。
今回は前と同じゴリラモンスターのダンジョンのようだ。
「お、また会ったなゴリラ!」
新アイテムを装備したアキラはゴリラに恐れることは無い。
前を進むアキラの姿を見るや襲い掛かる。
「来たな……」
ゴリラはアキラに拳を振り下ろす。
前回は必死に鉄の剣で受け止めていた拳をだ。
『キンッ!』
しかし、今日のアキラは『銀の盾』でゴリラのパンチを軽々と受け止める。
「お!? さすがレア度★★★☆☆のアイテムだ!」
防御力の上がったアキラ相手には、ゴリラのパンチは足止めにもならなかった。
アキラは襲い掛かる攻撃をさばきつつ、『鋼の剣』を握る。
「オリャー!」
鋼の剣はゴリラを斬り割く。
今までの鉄の剣より鋭い切れ味だ。
前回はアキラがゴリラの足を刺し、動きを止めて、後ろの花子の電気銃で仕留めていた。
「よし! この武器なら1人でもゴリラを倒せるぞ!」
アキラは次々とモンスターを斬り払っていく。
「アキラさんすごい!」
そんなアキラを後ろから眺める花子。
「でも……強くなったけど、これじゃ私いらなくないですか……?」
握りしめた電気銃を悲しげに見つめる花子であった……
そうして2人はあっという間にボスステージまでたどり着く。
「ふふふ、楽勝だったね! もうボスステージに来たぜ!」
「フン! 楽しそうですね!」
パワーアップを実感し、嬉しそうなアキラに対して、退屈な花子。
◆コメント欄◆
【名無し おおー新アイテム強えーな!】
【名無し おいアキラ! お前出しゃばりすぎだ】
【名無し アキラひっこめ! 花子さん出せ!】
「な、なんだと!? せっかく頑張ったのに……」
アキラの活躍ばかりで、花子ファンからクレームコメントが飛び交う。
「フフ! アキラさん、コメント欄読みましたか?
今回のボスは私1人に任せてください! 私だって新アイテムの性能を試してみたいんですよ」
花子は電気銃を構えボスステージに上がる。
◆コメント欄◆
【名無し うおぉぉお! 花子!】
【名無し 花子、初のボス戦!】
【名無し がんばって花子!★チップ2000円】
「視聴者は私を求めているみたいですね!」
「うう……分かったよ、でも無理しないで! 危なくなったら助けに行くよ」
新装備でボスゴリラと戦いたかったアキラだが、今回は花子に譲ることにした。
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