転生人魚姫はごはんが食べたい!
人魚姫のエスティーナ(転生者)には深刻な悩みがあった。
「肉が食べたい。野菜が食べたい。魚が食べたーい!!」
転生人魚姫はごはんが食べたかったのである。そんな想いを拗らせること十七年、エスティーナは海の平和を守るため人間相手に取引を迫る。ところが交渉相手のラージェスにはいきなり抱きしめられて大混乱。昔助けた人間らしいのだが、よくあることなので覚えてはおらず……。王子でもあるラージェスは取引の見届け人としてエスティーナに妻にならないかと提案。仲間たちは大反対するが、元人間のエスティーナは大喜びで即答するのだった。
「美味しい物、たくさん食べさせて下さいね。旦那様」
ごはんが食べたい人魚姫、初恋相手に忘れられてもめげない王子様。優しいお城での暮らし、美味しい物を食べる日々、そして二人の恋と事件のお話。
「肉が食べたい。野菜が食べたい。魚が食べたーい!!」
転生人魚姫はごはんが食べたかったのである。そんな想いを拗らせること十七年、エスティーナは海の平和を守るため人間相手に取引を迫る。ところが交渉相手のラージェスにはいきなり抱きしめられて大混乱。昔助けた人間らしいのだが、よくあることなので覚えてはおらず……。王子でもあるラージェスは取引の見届け人としてエスティーナに妻にならないかと提案。仲間たちは大反対するが、元人間のエスティーナは大喜びで即答するのだった。
「美味しい物、たくさん食べさせて下さいね。旦那様」
ごはんが食べたい人魚姫、初恋相手に忘れられてもめげない王子様。優しいお城での暮らし、美味しい物を食べる日々、そして二人の恋と事件のお話。
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質問よろしいですか( 'ω')/ ハイ!
いつでも人間になれたり人魚になれたりするのに、なぜ人間の寿命で主人公は死んでしまうのですか???教えて欲しいです!
読んで下さってありがとうございます!!
しかもこんなに嬉しい感想をいただけるなんて感激です。続きもお楽しみいただけましたら幸いです!
はい! では質問の答えですが、二つの種族はもとは同じであり、海と陸、どちらを選ぶかは個人の自由でした。
自由でありながらも海の女神は自分(海)を選んでほしかった。人間の姿をとる=自分(海)から離れるため、自分への裏切りだと女神は判断します。よって自分(女神)が与えた特別な力の最たるもの、寿命を取り上げてしまう……といった女神の意志が働いています。
ふむふむ、人魚さんたちは生き物というより精霊に近い存在なのかな。食べ物を必要とせず長い時を生きる。
これ、狩られた人魚の同胞さんたちまだ生きているのでは。
読んで下さってありがとうございます!!
この物語での人魚は、人とは違うという位置付けにありますので、精霊に近しい部分もあるかと思われます。気に掛けていただきました同胞たちにつきましても、引き続きお楽しみいただけましたら幸いです!
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