騎兵隊の到着《おでまし》だぁ～！

騎兵隊言うより端から見たら奇兵隊かもだが

※実際に奇兵隊と言う集団が史実に記されてるがそれとは無関係ですので気にすんな

ディンギルが間に合った。少なくとも御当主の命が奪われる前に援軍が間に合ったと言うべきか。

ベルトにしてみれば疑問でしょう。最も遠い場所にいるはずの「マクスウェル家」の、しかも「 跡取り」が蛮族のような者達を率いているのですから。

とりあえずは暗殺を回避できましたが、裏切りの元となった身内の救出はするのでしょうか。鋼牙も動いていますし、救出しようと思えばできるでしょうが、裏切り者を再び使うことは良したほうが良いと思います。葛藤があったにせよ簡単に裏切る者は信用しきれません。

バロン先輩、生きててくれないかな…。

『バロン』が何もしなくてもとありましたが、『ベルト』が何もしなくてもですよね。三の砦にはバロン先輩は居ませんもの。

「裏切った」と言っていますが、要するに肉親と主家及び領内全ての人の生活を天秤にかけた結果、肉親の命を選んだと言うことですよね。その2人の生死も現状も分からないままで。
私にはそれを非難することは出来ません。ただ、秘密裏にでも相談など出来なかったのかと。
間者なんかも居たでしょうし、難易度が高かったのは分かりますが、考えてしまいます。何故ひとりで抱え込んだのか、と。

自分が裏切り者という自覚が有り、尚且つそれを後悔している人の話を読むのは辛いです。「何故？」「何故止まれなかった？」「何故独りで問題を抱え込んだ？」と考えてしまって。私が考えたところでどうにもならないのは分かっているのですが。

要するに西方に来ている冒険者は社会不適合者が多数だと。それなら使い捨てにしてもと言うディンギルの考えは分かります。倫理的に分かりたくはないですけど。
報酬に釣られてやってきたものの、街中で狼藉を働く輩も居るでしょうしね。

サクヤは初めては何歳ぐらいで食ったんだろう。
場合によっては、今のナームちゃんと見た目そんなに変わらなかったのでは……

身体で返すなんて言っちゃあダメですよ。
ディンギルハーレム入り決定じゃないですか。
ある意味本望でしょうけど。

ディンギルもカイロ嬢も、気付いてください。男の矜持も女の意地も死んでしまっては何の役にも立たないと言うことに。

気が付いても、引けないからこその矜持であり、引かないからこその意地でしょうけど。

男性にとってはラッキーな情景でしたね。ディンギル、おめでとう。


ナームがどれだけディンギルを待ち望んでいたか、どれだけ会いたいと思っていたか。
その感情が溢れ出してしまったのでしょうが、アラレも無い姿で飛び出してくるなんて…気持ちは分かりますが。

オボロのセリフ「陰謀は我らの得意分野」って「陰謀を暴くのは我らの得意分野」とかの方が良い気がします。

ディンギルの愛馬は黒毛でしたか。似合うと思います。いや、ディンギルの顔とか分かっていないけれど、イメージが覇気のある若き武人なので。

領都の中にまだ人が残っているのは、今まで暮らしてきた街を見捨てられない気持ちも有ると思います。
こんな人達を1人でも生かしてあげたいですね。

「女が死ぬのはベッドの上だけで充分」
非常にディンギルらしい台詞をありがとうございます。

でもナームにしてみれば、スフィンクス家に生まれた者として、スフィンクス家の一員として、助けを求め逃げるだけの存在にはなりたくないのでしょう。ディンギルにしてみたら一刻も早く逃げて助けを求めて欲しいのでしょうけど。

この辺が性差とでも言うものでしょうか。

今回の西方戦ではオボロが活躍かしら。次期頭領と言われながら、妹のサクヤに負けていた記憶が…。


以前の自分の感想で「 個人的にはナーム2割のバロン先輩6割、軍を通すことを許可しなかった王家への抗議3割であって欲しいです。」 と書きましたが、盛大な計算間違いを。2＋6＋3＝11だと何故気が付かなかった、あの時の私。

＞この暗殺や陰謀の根底に、王都での大会で群衆環視の中でスフィンクス兄に敗北した事への執念深い報復・意趣返しが有るのではないかと思い付いてしまったからかも。
　そういう可能性もあるのですか･･･。鵜呑みにできない点はあるにしても、「恐怖の軍勢」を制御できるレベルで陰謀の火消しをしないと、彼らを使って仇敵・政敵を排除しても最終的に自分に矛先が向いて自滅する羽目になると元も子もないような気がしますな。豚子爵を捨て駒にするにしても。
　ましてや、祖国が「城下の盟」になってしまえば陰謀は大失敗だし。

以前の帝国との戦いでは、戦死した兄の扱いに憤慨して政敵と内通した挙げ句、本来の味方を裏切って政敵を皇帝にしようとするも、最終的には帝国そのものの弱体化を招き、自らも憤死した悲惨な愚者がいましたが、ベナミスの言動を見ていてその愚者を思い出したのは何故でしょう。 この暗殺や陰謀の根底に、王都での大会で群衆環視の中でスフィンクス兄に敗北した事への執念深い報復・意趣返しが有るのではないかと思い付いてしまったからかも。ベミナスから提供されたロサイス公についての情報は鵜呑みにせずに確認を取って欲しいものです。

　ランペルージ王国が衰退に向かっているのは間違いないな。外敵は「恐怖の軍勢」で、内敵は中央貴族や豚子爵かな？
　某ＳＦに登場する自治領主の言葉ではないが「およそ、歴史上外敵の攻撃だけで滅亡した国家というものはない」そうで、この国もその説の実証例になりそうな気がするな。
　それにしても、私の印象ではロサイス公爵は宰相の地位にふさわしい先の見える人物だと思っていたが、意外と目先の利益を選択する近視眼の無能者なのかな？
　中央貴族にとって目障りな四方四家の勢力をそぐという点で今回の騒動に乗じるのは機を見る事敏といえなくはないが、このマキャベリズムを達成するにはあまりにもリスクが大きすぎる。下手をすれば「城下の盟」になってしまう。
　そんな状況を想像できないほど無能とは思えないんだけどなぁ。ロサイス公爵は。
　リスクを考慮する必要がない状況は、ロサイス公爵が西方の「恐怖の軍勢」を使役する術者みたいな者とつながっているケースぐらいか。「恐怖の軍勢」がただのゾンビもどき集団ではないという前提でだが。

絶対ベナミスは何かを企んでいる!!と勝手に思っています。

ナームは妹ポジションですか。その前に「俺の女」発言があったのは言い間違えただけですね。

うーん、それだとロサイス公もアホになってしまうのですが、王都の兵士って強いんですか？笑

ロサイス公を信じられなくする策略なのか。ベナミスは策士という感じですし、信じ切れないですね。
昼行灯って「役に立たない」と言ったような意味ですけど、ベナミスはなーんか信用ならないんですよね。ここに来て胡散臭さが増したというか。

ここでセイバールーンか…
ディンギルと一緒に恐怖の軍勢でも倒しにいって評価を上げて王権でも握りたいのかな？

五分五分？
違うね。ディンギルの方が優位でしょう。国を守ってやったんだから。
むしろ国はマクスウェルに感謝を捧げなければ。そうじゃなきゃ今頃帝国の変態に蹂躙されてましたよ。
衰退していくのは中央でふんぞり返ってる貴族が無能だから。幼い国王を支える周囲が無能だからだよ。
いくら優秀でもロサイス一人じゃ、国を支えるなんて出来るわけがない。精々が滅亡の時をほんの少し先延ばしにすることだけでしょう。
そしてまた今、滅亡への時計の針を進めているわけだが。
マクスウェル軍の王都通過を許可しないとか、こいつらには破滅願望でもあるのかと。
剣聖の息子も再登場だし、どう動くのか楽しみです。

剣聖って役職名なのか。剣聖の後継者ということは称号として個人に付くものじゃなく、一種のjobなのか。

ベナミスは何故ここに居た？ディンギルを単騎で西に向かうよう仕向けたのがベナミスなのか？

個人的にはベナミスって表面上まともで温和な人なんですが、何を考えているか分からない胡散臭さがあるんですよね。

お久しぶりでもない豪腕英傑。騎乗している馬にも効果が乗りますか。
もしかして他者に効果を与えるなら一部が触れていないといけないとか条件付なんじゃ。

お父様に許可を取ったとは言えやっぱり単騎で向かっちゃったディンギル。
この戦いは誰の為のものか。ナームの為か、バロン先輩の為か。個人的にはナーム2割のバロン先輩6割、軍を通すことを許可しなかった王家への抗議3割であって欲しいです。

本当に、最後のセリフが無けりゃカッコイイままだったのに。ディンギルのディンギルたる所以だから仕方ないですけどね。
ん？軍を通すことは罷り成らんといわれて、尚動くという事は単騎で向かう？

いつも面白く読ませて頂いています。

豚の支援者はもしかしてセイバールーンかな？

スフィンクス家が倒せなかった恐怖の軍団をセイバールーン家が撃退すれば中央の発言権の復活が出来ますもんね。邪魔なスフィンクス家も屠れて一石二鳥。

まだどうなるかわかりませんが、続きを楽しみにしてます！

佐々木玲様、調べて頂いたんですか？すみません。ありがとうございます。
私も調べたのですが、あそこまで詳しく載っていなくて、まぁ、「羊皮紙って言う位だからヒツジの皮の加工品なんだろうな」と、そこで終わっていました。そっかぁ、やっぱり簡単に破れるような物ではないんですね。ディンギル、すげえぇぇえぇ。

ナームからの手紙でしたが、バロン先輩の弔い合戦にディンギルが動くかと、思っていたんですが、ナームの為という動機づけが出来てしまった…。ディンギルは女性のためにしか動けないのでしょうか。
まぁ、それがディンギルクオリティなんでしょうけど。

羊皮紙について、追記。
分かりやすいところで言うと、厚めに作られたものが太鼓の皮です。バチで叩くとこ。
あれより薄いとはいえ、それを破り捨てるディンギル。すげーな。