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家族会議
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こんにちは、アリスです!
そして、「私、悪役令嬢に転生してしまいました!?~王子様?攻略対象?私は推し一筋です!~」
のほうもぜひ読んでみてください。
よろしくお願いします(>_<)
~~~~~~
「ただいま~」
「「おかえりなさーい」」
「あのさ、お父さんとお母さんに話さなくちゃいけないことがあるのだけど。」
「そうね、、、。私たちもサクラに話さなくてはいけないことがあるわ。」
「そうだね」
「お父さんとお母さんが私の前世、鈴木さくらのお父さんとお母さんだったってこと。
それは、ホントのことなの?」
「誰から聞いたの?」
「教会で神様に聞いた。」
「そうだったの、、、。そうよ、私たちは鈴木まなと鈴木たくや、あなたの両親で間違いないわ」
「サクラには前世の記憶がまだ無いようだったから、教えなかったんだ。」
「そっか。ただいま。お父さん、お母さん。」
「「おかえりなさい。さくら」」
「ねえ、さくら。あなたは寿命を全うできたの?」
「私たちはそれだけが気がかりだったんだ。」
「それがね、18歳の時に交通事故で死んでしまったみたいなの。」
「そうなの!?あなただけは、元気で生きてくれていると思っていたの。」
「私たちは、今のサクラの小さいころから、なんだか前世の娘のさくらに似ているなって思っていたんだよ。」
「そうなの!?なんでわかったの?」
「だって、さくらは今も昔も私たちの娘だもの。わかるに決まっているわ。」
「私たちが死んだあと、さくらが気がかりでなかなか成仏しなかったせいか、
この世界がさくらがやっていた、乙女ゲームによく似ている世界だってことも気が付いたわ!」
「まさか、乙女ゲームの世界に転生するなんてな。人生何があるかわからないものだな。」
「お父さんとお母さんはいつ、記憶が戻ったの?」
「私はたくや、、いえ、アランと初めて会ったときね。舞踏会で会ったのよ。」
「私もまな、アイリーンに会った時だな。初めて会ったはずなのに懐かしい感じがして。」
「そっか!運命ってやつだね!」
「なんだか恥ずかしいけれど、そのとおりね。」
そう、何を隠そうと前世も今世も両親は万年バカップルなのだ。
常に、娘の私が恥ずかしいくらいいちゃついている。
昔は、「私もお嫁さんになってお母さんみたいになる!」って言ってたけれど
実際大人になると「私はこんなふうにはなれないな~!」と思っている。
もちろん、アレン様とだったら、万年バカップルにでもなってもいいと思う。
でも、アレン様にふさわしくなるためにとにかく自分磨きを頑張ろうと思う。
っと、この話は置いておいて、、、。
私は両親に乙女ゲームのシナリオと私の最推しアレン様について説明した。
「お母さんの言った通り、この世界は乙女ゲームの世界だよ。
でも、シナリオと違うことといえばお父さんとお母さん、私、というイレギュラーが生まれていること。
あと、勘違い系ヒロインで悪役令嬢に断罪されるはずの私が愛し子だということ。この二つだね。」
「サクラ、、、まさか愛し子になったの!?」
「実は、さっき神様とあってね。そのときに、愛し子の加護っていうのをもらったのよ。
女神様からはもふもふ、ええっと人間以外の生物の言葉がわかり、会話でき加護をもらって。
おじいさんの神様には魔法の才能をもらったよ!」
「サクラ。その能力はヤバイ。しがない男爵家がもつには大きすぎる力だ。
学園に入ったらステータスの測定を行う。それまでその能力のことは隠しておきなさい。
あと、サクラを守にはもう少し権力が必要だ。15歳、、学園に入るまで待ってくれ。
それまでの間に、伯爵になろう。」
「伯爵に!?そんなことできるの?」
「できるさ。私を何だと思っている。」
「サクラ、安心しなさい。お父さんの前世は官僚だったんだから。」
「そうだ。今まではこの状況に満足していたからこのままでいたが。サクラを守るためだ。
なんだってするさ。」
「ありがとう。お父さん。」
「あら、私も頑張るわね。」
「お母さん!?」
「私は前世はファッションデザイナーで、ブランド立ち上げたんだから。
社交界の華になることくらい、おちゃのこさいさいよ。」
「二人ともありがとう。じゃあ、私は魔法の天才になるわ!そうしたら、アレン様にも会えるし。」
「それがいいわ!がんばりなさい。家族で協力するわよ。」
「「「えいえい、おー!!」」」
「サクラには家庭教師をさがそう。」
「お願いします。それまでは、図書館で本でもよんで勉強するよ。」
「それがいい。うちにあった本は、家系図以外ほとんど売ってしまったからな。」
~~~~~~
読んでくださりありがとうございます!
お気に入り登録・感想よろしくお願いします(>_<)
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「あのさ、お父さんとお母さんに話さなくちゃいけないことがあるのだけど。」
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「そうだね」
「お父さんとお母さんが私の前世、鈴木さくらのお父さんとお母さんだったってこと。
それは、ホントのことなの?」
「誰から聞いたの?」
「教会で神様に聞いた。」
「そうだったの、、、。そうよ、私たちは鈴木まなと鈴木たくや、あなたの両親で間違いないわ」
「サクラには前世の記憶がまだ無いようだったから、教えなかったんだ。」
「そっか。ただいま。お父さん、お母さん。」
「「おかえりなさい。さくら」」
「ねえ、さくら。あなたは寿命を全うできたの?」
「私たちはそれだけが気がかりだったんだ。」
「それがね、18歳の時に交通事故で死んでしまったみたいなの。」
「そうなの!?あなただけは、元気で生きてくれていると思っていたの。」
「私たちは、今のサクラの小さいころから、なんだか前世の娘のさくらに似ているなって思っていたんだよ。」
「そうなの!?なんでわかったの?」
「だって、さくらは今も昔も私たちの娘だもの。わかるに決まっているわ。」
「私たちが死んだあと、さくらが気がかりでなかなか成仏しなかったせいか、
この世界がさくらがやっていた、乙女ゲームによく似ている世界だってことも気が付いたわ!」
「まさか、乙女ゲームの世界に転生するなんてな。人生何があるかわからないものだな。」
「お父さんとお母さんはいつ、記憶が戻ったの?」
「私はたくや、、いえ、アランと初めて会ったときね。舞踏会で会ったのよ。」
「私もまな、アイリーンに会った時だな。初めて会ったはずなのに懐かしい感じがして。」
「そっか!運命ってやつだね!」
「なんだか恥ずかしいけれど、そのとおりね。」
そう、何を隠そうと前世も今世も両親は万年バカップルなのだ。
常に、娘の私が恥ずかしいくらいいちゃついている。
昔は、「私もお嫁さんになってお母さんみたいになる!」って言ってたけれど
実際大人になると「私はこんなふうにはなれないな~!」と思っている。
もちろん、アレン様とだったら、万年バカップルにでもなってもいいと思う。
でも、アレン様にふさわしくなるためにとにかく自分磨きを頑張ろうと思う。
っと、この話は置いておいて、、、。
私は両親に乙女ゲームのシナリオと私の最推しアレン様について説明した。
「お母さんの言った通り、この世界は乙女ゲームの世界だよ。
でも、シナリオと違うことといえばお父さんとお母さん、私、というイレギュラーが生まれていること。
あと、勘違い系ヒロインで悪役令嬢に断罪されるはずの私が愛し子だということ。この二つだね。」
「サクラ、、、まさか愛し子になったの!?」
「実は、さっき神様とあってね。そのときに、愛し子の加護っていうのをもらったのよ。
女神様からはもふもふ、ええっと人間以外の生物の言葉がわかり、会話でき加護をもらって。
おじいさんの神様には魔法の才能をもらったよ!」
「サクラ。その能力はヤバイ。しがない男爵家がもつには大きすぎる力だ。
学園に入ったらステータスの測定を行う。それまでその能力のことは隠しておきなさい。
あと、サクラを守にはもう少し権力が必要だ。15歳、、学園に入るまで待ってくれ。
それまでの間に、伯爵になろう。」
「伯爵に!?そんなことできるの?」
「できるさ。私を何だと思っている。」
「サクラ、安心しなさい。お父さんの前世は官僚だったんだから。」
「そうだ。今まではこの状況に満足していたからこのままでいたが。サクラを守るためだ。
なんだってするさ。」
「ありがとう。お父さん。」
「あら、私も頑張るわね。」
「お母さん!?」
「私は前世はファッションデザイナーで、ブランド立ち上げたんだから。
社交界の華になることくらい、おちゃのこさいさいよ。」
「二人ともありがとう。じゃあ、私は魔法の天才になるわ!そうしたら、アレン様にも会えるし。」
「それがいいわ!がんばりなさい。家族で協力するわよ。」
「「「えいえい、おー!!」」」
「サクラには家庭教師をさがそう。」
「お願いします。それまでは、図書館で本でもよんで勉強するよ。」
「それがいい。うちにあった本は、家系図以外ほとんど売ってしまったからな。」
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