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会議

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「ルークくん、うちのアリスが大変お世話になったようで。
(うちの純粋なアリスちゃんをよくも誑かしてくれたな?)」

「いえいえ。むしろ、僕に結界をはってくれたり僕の方がお世話になったので。
(僕のことを心配してくれたんだよ~ティアはね。)」

「、、、。(アリスはまだ嫁にやらんぞ)」

「フフフッ(あっそうですか。それだったら駆け落ちするよ?)」

「ッチ(駆け落ち?ふざけんな!?それだけは絶対に阻止するぞ)」

「フフッ(止められるもんなら止めてみれば?)」


こんな調子でアリス父とルークが副音声付きの会話を繰り広げているうちに、
騎士団の皆さんがクズどもを拘束していった。

「ロッテンシュタイン公爵。誘拐犯の身柄確保が終わりました。」

「そうか。よくやった。」



「おかえりなさいませ、お嬢様。」

「みんな、ただいま。」

こうして、私達は無事にお屋敷に帰ることができた。

もう夜遅いので、私達の結婚騒動については明日ルーのお父様も含めての話し合いになった。

ほんの数時間の冒険だったが、お屋敷が懐かしく感じた。

私はベッドに倒れこむように寝てしまった。



--------翌日----------

「お嬢様、朝ですよ!」

「アン、おはよ~」

「おはようございますお嬢様。」

「今日はうちにルーが来るんだよね!?嬉しいな!(*´▽`*)」

「噂通り、お嬢様はソレイシス家の次男にベタ惚れだそうで。」

「そんなうわさがあるの!?うわ~恥ずかしい(*ノωノ)」

「否定しないってことは事実だったんですね!」

「ま、まあそうだけど。っそそんな目で見ないでよ!ルーがかっこいいのが悪いのよ!?」

「いや、、あのお嬢様に好きな人ができるなんて。いったいどんな人なんでしょうね?」

「ルーは渡さないわよ!?」

「お嬢様、、、私がそんなことするわけないでしょ!」

「それはわかってるんだけど、なんか心配で。」

「はぁ~(これはお嬢様がベタ惚れなのね。いい人そうでよかった。)」


ーー会議---(メンバー アリス・ルーク・アリス両親・ルーク両親)


アリス母  「アリスちゃんはルーク君と結婚したい。ルーク君もアリスちゃんと結婚したい。
       これであってるかしら?」

アリス   「はい。お母様それであっていますわ!」

ルーク   「僕もそれであっています」

アリス母  「そうなのね。わかったわ。」

アリス父  「でも、アリスが婚約するにはまだ早いぞ。」

アリス母  「たしかにそれもそうね。将来、まだアリスちゃんとルーク君が結婚したかったらでもいいかしら?」

アリス   「えー!私は今すぐにでも婚約したいですわ!」

アリス母  「それはそうかもしれないけれど、本当に好きなんだったらちょっとくらい待っても大丈夫でしょ?」


アリス父  「でも、アリスに婚約はまだ早い!!」

アリス母  「じゃあ、13歳になってもまだお互いのことが好きだったら、婚約するというのは
       どうかしら。」

ルーク父・母「私たちは公爵様方の決めたことに従います。」

アリス父  「ではリリアナの提案にしよう。
       13歳になってもまだお互いのことが好きだったら婚約するで決定だ。」

ルーク父・母「了解しました。」


アリス・ルーク「、、、。」

アリス母   「とりあえず、13歳になったら婚約できるのだからよかったじゃないの!」

アリス    「確かにそうですが。」

ルーク    「ま、婚約できるんだからよかったねぇ~」

アリス    「うん。ルーがそういうなら、、、。」

アリス母   「これの話はこれでおしまい!13歳になるのを楽しみにしていなさい。」

アリス    「はーい。」

~~~~~~
今日は更新が遅くなり申し訳ありません。(>_<)
読んでくださりありがとうございます!
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