4 / 28
町に行ってみよう2
しおりを挟む
こんにちは~アリスです!お気に入り登録24ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
~~~~~
現在、私、アリスティアは空を飛んでいます!!
いったいどんな状況なのかって?町に向かっているのですよ~
お屋敷も窓から町が見えているので、絶対に町には辿りつけるはずなのですー
あっ!町が近づいてきました!!
町から少し離れたところで地面におりました。
なんだか、地面が懐かしく感じてしまうのは気のせいでしょうか?
まあそれは置いておいて、私は現在迷子になっておりまーす!
町にはたどり着くことができた、そこまではいいのですがそっから先が、、、、
状況を整理すると、私は町の中で迷子になったようです。
「ここはどこ?私は誰?」(これ言ってみたかったんですよね~)(^-^)
ちょっと現実逃避するのをやめて、辺りを見渡すと薄暗くて、ジメジメした感じの裏路地のようです。
なんか、だんだん不安になってきました。
これくらいでは泣かないはずなのに、精神が肉体の年齢に引っ張られているようで、
涙目になってきました。
「うえ~ん!おとーさま、おかーさま~こわいよぉ」
とうとう、泣いてしまいました。
自分で勝手に家を出てきたのに、、、後悔しました。
もうお家に帰れないのでしょうか?
そのとき、「あなた、だいじょうぶ?」
声を掛けてくれた人がいました。こんなに人通りのない裏路地のようなところに人がいるなんて!
よかった~
ホッとして声のした方を見ると、私と同じくらいの女の子がいました。
孤児なのか、薄汚れていて、ガリガリに痩せていました。
「あのね、迷子になったの。あなたはだあれ?」
「私はアン。表通りならこっちだよ!」
「ありがとう!私はアリスティア。あなたのお母さんとかはどこ?一人でだいじょうぶなの?」
「心配してくれてありがとう。お母さんとお父さんはもういないんだ。」
「そう、、なんだ。ひどいこと聞いてごめんね。」
「いいよ。気にしていないから。」
そういって笑った横顔が、なんだかさみしそうで、消えてしまいそうに、見えた。
こんなに優しい子なのに。ひとりぼっちはさみしいよね。私の前世の両親も早くに亡くなったからな。
ひとりはさみしいよね。子供だけでこんなところにいるなんて。こわいよね。
私が泣くべきではないのに、悲しくて泣いてしまった。
「ど、どうしたの!」
「ごめんねぇ、ヒック、一人は寂しいね。悲しいよね。ひどいこと聞いてごめんね」
「私のために、泣いてくれてありがとう。っふ、ふえ~ん」
そういって、アンちゃんも泣いてしまった。
それから、しばらく二人して泣いてしまった。
「お父さんとお母さんが死んじゃってから、泣くことができなかったから。
あなたが泣いてくれたのがうれしかった。ありがとう」
「そうだ!私のお家においで。使用人としてになると思うけれど、生活の保障はするわ。
ここに一人は寂しいもの。これからは二人よ!」
「ありがとう。でも、私なんかがいってもいいのかな?アリスティアはお貴族様でしょ?場違いよ」
「そんなのことないよ!私とアンはもう家族だもの。」
「そっか。ありがとう。じゃあ、アリスティアのところに行きたい。」
そうして、アンが私の家族になった。
「じゃあ、さっそくおいしいご飯を食べよ!なにがいい?」
「なんでもいいな~」
「なら、さっきおいしそ~だった、串のお肉を食べよっか!」
屋台で買ってきて二人で食べた。
「ところでアンは何歳なの?」
「十歳だよ。アリスは?」
「七歳だよ!」
「そうなんだ。私、やっぱり小さいね」
「これから、一緒においしいもの食べて大きくなるから問題ないよ」
それからたくさんお話しした。
~~~~~
読んでくださりありがとうございます。
お気に入り登録・感想お願いします。
次回もお楽しみに~
これからもよろしくお願いします。
~~~~~
現在、私、アリスティアは空を飛んでいます!!
いったいどんな状況なのかって?町に向かっているのですよ~
お屋敷も窓から町が見えているので、絶対に町には辿りつけるはずなのですー
あっ!町が近づいてきました!!
町から少し離れたところで地面におりました。
なんだか、地面が懐かしく感じてしまうのは気のせいでしょうか?
まあそれは置いておいて、私は現在迷子になっておりまーす!
町にはたどり着くことができた、そこまではいいのですがそっから先が、、、、
状況を整理すると、私は町の中で迷子になったようです。
「ここはどこ?私は誰?」(これ言ってみたかったんですよね~)(^-^)
ちょっと現実逃避するのをやめて、辺りを見渡すと薄暗くて、ジメジメした感じの裏路地のようです。
なんか、だんだん不安になってきました。
これくらいでは泣かないはずなのに、精神が肉体の年齢に引っ張られているようで、
涙目になってきました。
「うえ~ん!おとーさま、おかーさま~こわいよぉ」
とうとう、泣いてしまいました。
自分で勝手に家を出てきたのに、、、後悔しました。
もうお家に帰れないのでしょうか?
そのとき、「あなた、だいじょうぶ?」
声を掛けてくれた人がいました。こんなに人通りのない裏路地のようなところに人がいるなんて!
よかった~
ホッとして声のした方を見ると、私と同じくらいの女の子がいました。
孤児なのか、薄汚れていて、ガリガリに痩せていました。
「あのね、迷子になったの。あなたはだあれ?」
「私はアン。表通りならこっちだよ!」
「ありがとう!私はアリスティア。あなたのお母さんとかはどこ?一人でだいじょうぶなの?」
「心配してくれてありがとう。お母さんとお父さんはもういないんだ。」
「そう、、なんだ。ひどいこと聞いてごめんね。」
「いいよ。気にしていないから。」
そういって笑った横顔が、なんだかさみしそうで、消えてしまいそうに、見えた。
こんなに優しい子なのに。ひとりぼっちはさみしいよね。私の前世の両親も早くに亡くなったからな。
ひとりはさみしいよね。子供だけでこんなところにいるなんて。こわいよね。
私が泣くべきではないのに、悲しくて泣いてしまった。
「ど、どうしたの!」
「ごめんねぇ、ヒック、一人は寂しいね。悲しいよね。ひどいこと聞いてごめんね」
「私のために、泣いてくれてありがとう。っふ、ふえ~ん」
そういって、アンちゃんも泣いてしまった。
それから、しばらく二人して泣いてしまった。
「お父さんとお母さんが死んじゃってから、泣くことができなかったから。
あなたが泣いてくれたのがうれしかった。ありがとう」
「そうだ!私のお家においで。使用人としてになると思うけれど、生活の保障はするわ。
ここに一人は寂しいもの。これからは二人よ!」
「ありがとう。でも、私なんかがいってもいいのかな?アリスティアはお貴族様でしょ?場違いよ」
「そんなのことないよ!私とアンはもう家族だもの。」
「そっか。ありがとう。じゃあ、アリスティアのところに行きたい。」
そうして、アンが私の家族になった。
「じゃあ、さっそくおいしいご飯を食べよ!なにがいい?」
「なんでもいいな~」
「なら、さっきおいしそ~だった、串のお肉を食べよっか!」
屋台で買ってきて二人で食べた。
「ところでアンは何歳なの?」
「十歳だよ。アリスは?」
「七歳だよ!」
「そうなんだ。私、やっぱり小さいね」
「これから、一緒においしいもの食べて大きくなるから問題ないよ」
それからたくさんお話しした。
~~~~~
読んでくださりありがとうございます。
お気に入り登録・感想お願いします。
次回もお楽しみに~
0
お気に入りに追加
1,424
あなたにおすすめの小説
婚約破棄された令嬢、教皇を拾う
朝露ココア
恋愛
「シャンフレック、お前との婚約を破棄する!」
婚約者の王子は唐突に告げた。
王太子妃になるために我慢し続けた日々。
しかし理不尽な理由で婚約破棄され、今までの努力は水の泡に。
シャンフレックは婚約者を忘れることにした。
自分が好きなように仕事をし、趣味に没頭し、日々を生きることを決めた。
だが、彼女は一人の青年と出会う。
記憶喪失の青年アルージエは誠実で、まっすぐな性格をしていて。
そんな彼の正体は──世界最大勢力の教皇だった。
アルージエはシャンフレックにいきなり婚約を申し込む。
これは婚約破棄された令嬢が、本当の愛を見つける物語。
呪われ姫の絶唱
朝露ココア
ファンタジー
――呪われ姫には近づくな。
伯爵令嬢のエレオノーラは、他人を恐怖させてしまう呪いを持っている。
『呪われ姫』と呼ばれて恐れられる彼女は、屋敷の離れでひっそりと人目につかないように暮らしていた。
ある日、エレオノーラのもとに一人の客人が訪れる。
なぜか呪いが効かない公爵令息と出会い、エレオノーラは呪いを抑える方法を発見。
そして彼に導かれ、屋敷の外へ飛び出す。
自らの呪いを解明するため、エレオノーラは貴族が通う学園へと入学するのだった。
悪役令嬢に転生したので落ちこぼれ攻略キャラを育てるつもりが逆に攻略されているのかもしれない
亜瑠真白
恋愛
推しキャラを幸せにしたい転生令嬢×裏アリ優等生攻略キャラ
社畜OLが転生した先は乙女ゲームの悪役令嬢エマ・リーステンだった。ゲーム内の推し攻略キャラ・ルイスと対面を果たしたエマは決心した。「他の攻略キャラを出し抜いて、ルイスを主人公とくっつけてやる!」と。優等生キャラのルイスや、エマの許嫁だった俺様系攻略キャラのジキウスは、ゲームのシナリオと少し様子が違うよう。
エマは無事にルイスと主人公をカップルにすることが出来るのか。それとも……
「エマ、可愛い」
いたずらっぽく笑うルイス。そんな顔、私は知らない。
悪役令嬢に転生したと思ったら悪役令嬢の母親でした~娘は私が責任もって育てて見せます~
平山和人
恋愛
平凡なOLの私は乙女ゲーム『聖と魔と乙女のレガリア』の世界に転生してしまう。
しかも、私が悪役令嬢の母となってしまい、ゲームをめちゃくちゃにする悪役令嬢「エレローラ」が生まれてしまった。
このままでは我が家は破滅だ。私はエレローラをまともに教育することを決心する。
教育方針を巡って夫と対立したり、他の貴族から嫌われたりと辛い日々が続くが、それでも私は母として、頑張ることを諦めない。必ず娘を真っ当な令嬢にしてみせる。これは娘が悪役令嬢になってしまうと知り、奮闘する母親を描いたお話である。
ヤンデレお兄様に殺されたくないので、ブラコンやめます!(長編版)
夕立悠理
恋愛
──だって、好きでいてもしかたないもの。
ヴァイオレットは、思い出した。ここは、ロマンス小説の世界で、ヴァイオレットは義兄の恋人をいじめたあげくにヤンデレな義兄に殺される悪役令嬢だと。
って、むりむりむり。死ぬとかむりですから!
せっかく転生したんだし、魔法とか気ままに楽しみたいよね。ということで、ずっと好きだった恋心は封印し、ブラコンをやめることに。
新たな恋のお相手は、公爵令嬢なんだし、王子様とかどうかなー!?なんてうきうきわくわくしていると。
なんだかお兄様の様子がおかしい……?
※小説になろうさまでも掲載しています
※以前連載していたやつの長編版です
乙女ゲーのモブデブ令嬢に転生したので平和に過ごしたい
ゆの
恋愛
私は日比谷夏那、18歳。特に優れた所もなく平々凡々で、波風立てずに過ごしたかった私は、特に興味のない乙女ゲームを友人に強引に薦められるがままにプレイした。
だが、その乙女ゲームの各ルートをクリアした翌日に事故にあって亡くなってしまった。
気がつくと、乙女ゲームに1度だけ登場したモブデブ令嬢に転生していた!!特にゲームの影響がない人に転生したことに安堵した私は、ヒロインや攻略対象に関わらず平和に過ごしたいと思います。
だけど、肉やお菓子より断然大好きなフルーツばっかりを食べていたらいつの間にか痩せて、絶世の美女に…?!
平和に過ごしたい令嬢とそれを放って置かない攻略対象達の平和だったり平和じゃなかったりする日々が始まる。
【完結】アラサー喪女が転生したら悪役令嬢だった件。断罪からはじまる悪役令嬢は、回避不能なヤンデレ様に溺愛を確約されても困ります!
美杉。節約令嬢、書籍化進行中
恋愛
『ルド様……あなたが愛した人は私ですか? それともこの体のアーシエなのですか?』
そんな風に簡単に聞くことが出来たら、どれだけ良かっただろう。
目が覚めた瞬間、私は今置かれた現状に絶望した。
なにせ牢屋に繋がれた金髪縦ロールの令嬢になっていたのだから。
元々は社畜で喪女。挙句にオタクで、恋をすることもないままの死亡エンドだったようで、この世界に転生をしてきてしあったらしい。
ただまったく転生前のこの令嬢の記憶がなく、ただ状況から断罪シーンと私は推測した。
いきなり生き返って死亡エンドはないでしょう。さすがにこれは神様恨みますとばかりに、私はその場で断罪を行おうとする王太子ルドと対峙する。
なんとしても回避したい。そう思い行動をした私は、なぜか回避するどころか王太子であるルドとのヤンデレルートに突入してしまう。
このままヤンデレルートでの死亡エンドなんて絶対に嫌だ。なんとしても、ヤンデレルートを溺愛ルートへ移行させようと模索する。
悪役令嬢は誰なのか。私は誰なのか。
ルドの溺愛が加速するごとに、彼の愛する人が本当は誰なのかと、だんだん苦しくなっていく――
おデブな悪役令嬢の侍女に転生しましたが、前世の技術で絶世の美女に変身させます
ちゃんゆ
恋愛
男爵家の三女に産まれた私。衝撃的な出来事などもなく、頭を打ったわけでもなく、池で溺れて死にかけたわけでもない。ごくごく自然に前世の記憶があった。
そして前世の私は…
ゴットハンドと呼ばれるほどのエステティシャンだった。
サロン勤めで拘束時間は長く、休みもなかなか取れずに働きに働いた結果。
貯金残高はビックリするほど貯まってたけど、使う時間もないまま転生してた。
そして通勤の電車の中で暇つぶしに、ちょろーっとだけ遊んでいた乙女ゲームの世界に転生したっぽい?
あんまり内容覚えてないけど…
悪役令嬢がムチムチしてたのだけは許せなかった!
さぁ、お嬢様。
私のゴットハンドを堪能してくださいませ?
********************
初投稿です。
転生侍女シリーズ第一弾。
短編全4話で、投稿予約済みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる