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町に行ってみよう2

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こんにちは~アリスです!お気に入り登録24ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。


~~~~~

現在、私、アリスティアは空を飛んでいます!!

いったいどんな状況なのかって?町に向かっているのですよ~

お屋敷も窓から町が見えているので、絶対に町には辿りつけるはずなのですー


あっ!町が近づいてきました!!

町から少し離れたところで地面におりました。

なんだか、地面が懐かしく感じてしまうのは気のせいでしょうか?

まあそれは置いておいて、私は現在迷子になっておりまーす!

町にはたどり着くことができた、そこまではいいのですがそっから先が、、、、

状況を整理すると、私は町の中で迷子になったようです。

「ここはどこ?私は誰?」(これ言ってみたかったんですよね~)(^-^)

ちょっと現実逃避するのをやめて、辺りを見渡すと薄暗くて、ジメジメした感じの裏路地のようです。

なんか、だんだん不安になってきました。

これくらいでは泣かないはずなのに、精神が肉体の年齢に引っ張られているようで、
涙目になってきました。

「うえ~ん!おとーさま、おかーさま~こわいよぉ」

とうとう、泣いてしまいました。

自分で勝手に家を出てきたのに、、、後悔しました。

もうお家に帰れないのでしょうか?

そのとき、「あなた、だいじょうぶ?」

声を掛けてくれた人がいました。こんなに人通りのない裏路地のようなところに人がいるなんて!
よかった~

ホッとして声のした方を見ると、私と同じくらいの女の子がいました。
孤児なのか、薄汚れていて、ガリガリに痩せていました。

「あのね、迷子になったの。あなたはだあれ?」

「私はアン。表通りならこっちだよ!」

「ありがとう!私はアリスティア。あなたのお母さんとかはどこ?一人でだいじょうぶなの?」

「心配してくれてありがとう。お母さんとお父さんはもういないんだ。」

「そう、、なんだ。ひどいこと聞いてごめんね。」

「いいよ。気にしていないから。」

そういって笑った横顔が、なんだかさみしそうで、消えてしまいそうに、見えた。

こんなに優しい子なのに。ひとりぼっちはさみしいよね。私の前世の両親も早くに亡くなったからな。

ひとりはさみしいよね。子供だけでこんなところにいるなんて。こわいよね。

私が泣くべきではないのに、悲しくて泣いてしまった。

「ど、どうしたの!」

「ごめんねぇ、ヒック、一人は寂しいね。悲しいよね。ひどいこと聞いてごめんね」

「私のために、泣いてくれてありがとう。っふ、ふえ~ん」

そういって、アンちゃんも泣いてしまった。


それから、しばらく二人して泣いてしまった。

「お父さんとお母さんが死んじゃってから、泣くことができなかったから。
あなたが泣いてくれたのがうれしかった。ありがとう」


「そうだ!私のお家においで。使用人としてになると思うけれど、生活の保障はするわ。
ここに一人は寂しいもの。これからは二人よ!」

「ありがとう。でも、私なんかがいってもいいのかな?アリスティアはお貴族様でしょ?場違いよ」

「そんなのことないよ!私とアンはもう家族だもの。」

「そっか。ありがとう。じゃあ、アリスティアのところに行きたい。」


そうして、アンが私の家族になった。

「じゃあ、さっそくおいしいご飯を食べよ!なにがいい?」

「なんでもいいな~」

「なら、さっきおいしそ~だった、串のお肉を食べよっか!」

屋台で買ってきて二人で食べた。

「ところでアンは何歳なの?」

「十歳だよ。アリスは?」

「七歳だよ!」

「そうなんだ。私、やっぱり小さいね」

「これから、一緒においしいもの食べて大きくなるから問題ないよ」



それからたくさんお話しした。



~~~~~

読んでくださりありがとうございます。

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次回もお楽しみに~






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