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「それでは本日のご来賓が席についたところで、早速始めさせていただきたいと思います。 題して!」

「我が家のヒーロー、リュートくん歓迎パーティーの!」

「開催を宣言致しますなのですわ」

 オークレイ家の親子三人が宣言した瞬間、一人の為に用意したと思えない規模のパーティー会場を埋め尽くす使用人達が、一斉に拍手喝采を浴びせてきた。
 目の前に掲げられている横断幕には「リュート様大歓迎祭」と書かれており、どこぞの謎祭りに参加してしまった感が強いが、これは紛れもなく俺の歓迎会パーティー。
 本人が全く許可してないパーティーである。
 食事会じゃなかったのか。
 何故にパーティー。

「リュート様、こちらをどうぞ」

 拡声器マイクを渡すな、マイクを。
 まさかとは思うが、開幕の挨拶をしろとでも言わんだろうな。
 
「景気づけに一発ぶちかましちゃって下さい!」

「おい」

 くっ、なんてこった。
 やるしかないのか……。

「リュート様、お立ち台までお願いします」

 エリーさんに誘導され、俺は泣く泣くお立ち台に立つことになった。
 隣には満面の笑みを浮かべるイケオジが立っている。
 
「今回このようなパーティーを開いたのは他でもない。 こちらの凛々しい少年、リュート=ヴェルエスタ殿。 我が親友にして剣聖の息子である彼の歓迎をする為である! しかし、此度は歓迎をする為のみにこのパーティーを開いた訳ではない。 そう! 何を隠そう、我が家の救世主たるリュート殿に感謝を示す為のものでもあるのだ!」

 オウル様は俺の腕を掴むと、高く掲げた。
 するとその直後、示し合わせたようにまた拍手喝采が……。

「皆も知っての通り、彼の功績はとても素晴らしい。 悪漢に拐われた私の娘を、我が身を省みず救ってくれた! その戦いはまさに一騎当千! 戦の神の如くだったという! そうだね、ローエン、ラセル」

「うむ」

「ほっほっほ」

 あの二人も居たのか。
 憧れの男と子供の頃からお世話になってきた人にこんな所を見られるとか、恥ずかし過ぎるわ。
 殺してくれ。
 
「そのような活躍をした者の言葉を誰もが聞きたい筈。 よって、最後にリュート殿から一言をいただこうと思う。 さあリュートくん、何か一言」

「そんな事言われても何を話せば言いのか……」

「なんでも良いんですよ。 お父様はとりあえず盛り上がりたいだけなので」

 なんだか組の宴会を思い出すな。
 ふむ、要はあんな感じか。
 なら……。

「えー、じゃあ一言だけ。 メリルさんを助けられて本当によかったです。 乾杯」

 なんとか捻り出した無難な言葉を聞いたメイド達が盛大な拍手をする中、オウル様がワインを一気に飲み干した。

「リュート様、私の隣にどうぞ」

「ん」

 メリルに促され横に座ると、ブドウジュースを注いでくれた。
 美味しい……普段飲んでる果汁のジュースとは比べ物にならないくらい美味だ。
 と、幸せそうに笑顔を浮かばせるメリルに見つめられながら唐揚げらしきものを頬張っていたら、ふとしりに違和感を感じた。

「……あ」

 尻ポケットから出てきたのは、メリルの在学証明証。
 色々ありすぎてすっかり渡すのを忘れていたカードだった。

「メリル、これ」

「なんですか、このカード? ……学生証?」

「うちに忘れてたぞ。 意外とおっちょこちょいだよな、お前って」

「…………もしかして、これを渡す為にあそこへ……?」

 頷くとメリルは学生証を胸に抱きしめ、穏やかな笑みを浮かべる。

「ではこの学生証にも感謝しなくてはですね。 これを忘れてなかったら今頃きっと、奴隷のような酷い扱いをされていたでしょうから。 ……ありがとう」

 聖女かな。
 ……そういえばこの世界って魔王が認知されてるわりに、勇者や聖女の話って聞かないよな。
 なんでだろう。
 
「あのー、シルトアウラ様。 一つお尋ねしたいんですけど、この国には聖女って存在しないんですか? 話にも聞いたこと無いんですけど」

「藪から棒にどうしたなのです?」

「いえ、聖典には勇者や聖女の名が書いてあったのに、実際に聞くのは姫騎士様のお話ばかりなので、ちょっと気になってまして」

「おや? もしやリュートくんは、選定の儀を知らないのかい?」

 選定の儀?

「聞いたこと無いですね。 なんなんです、それ?」

「私も知りませんわ、お父様」

「そうか。 魔王の驚異を退けた後の時代に生まれた二人は知らないのだな。 まあ魔王が滅んだ今となっては必要の無い儀式であろうし、知らなくても無理はあるまい」

 額面通りに受け取るとしたら、勇者と魔王の間にはなんらかの因果関係がある、という事なのだろうか。
 
「それで、選定の儀とはどういったものなのですか? 差し支えなければお聞かせ願いたいのですが、後学の為に」

「ふむ……メリルちゃんがそこまで言うなら、教えるとしようか。 隠すような事でもないからね。 選定の儀というのは、つまるところ……」

 オウル様いわく選定の儀というのは、最も清く、光属性の魔法に長けた少女に奇跡を授ける、礼儀的な儀式らしい。
 礼儀的といっても決して形式上のものという訳ではなく、女神の祝福を授かる為に必要不可欠な儀式なのだそうだ。
 その儀式を経て、ようやく女神の力の一端。
 奇跡と呼ばれる回復魔法と、防御魔法の最高到達点、結界魔法を使えるようになる。
 勇者も原理は同じなようで、誰よりも清く、様々な面に秀でた少年だけが勇者の名を与えられ、聖剣を扱うことが出来るようになる、とオウル様は語ってくれた。
 なるほど、なんとなく理解が追い付いてきたぞ。
 つまり、聖女や勇者とは言わば、魔王と戦うための決戦兵器にして最後の城壁。
 だから魔王がこの世から去った今の時代には、聖女と勇者が存在しないのだろう。
 世界がその役目をもう必要としていないから。

「だから勇者と聖女の話を全く聞かないのか。 必要無くなったから」

「いや、そうではない。 話を聞かなくなったのは、両名が既に亡くなっているからだ。 今年であれからもう40年になるか……魔王との戦いで負った傷が原因でな。 息子を一人残して死んでしまったのだよ」

 あ、もう亡くなってるのか。
 それは可哀想に。

「ふーん、世の中ままならないもんですね。 折角魔王を倒して平和になったのに、その平和な世界を堪能する前に死んじゃうなんて不憫というかなんというか」

「まあ、そうだな。 しかし話によると、短い間だったとはいえ、子宝に恵まれた勇者殿と聖女殿は、最後の瞬間まで幸せだったそうだ。 それを思うと、案外悪くない人生だったのかもしれん」

「へえ……じゃあその息子もさぞ幸せだったんでしょうね。 なにしろ親が勇者と聖女ですから、そりゃもうきらびやかな人生を……」

「そう思うだろう? だが実際はそうでもなかったらしい」

 ……?

「なんでも上流貴族の中には平民上がりの勇者殿をやっかむ者が多数居たようでな、当然ながら二人の息子であるアンディにも矛先が向いた」

 息子さんの名前はアンディっていうのか。  
 アンディ……?
 どこかで聞いたような……。

「貴族による度重なる嫌がらせや不当な扱いに嫌気がさしたのだろう。 アンディの面倒をみていた夫婦は彼を孤児院の前に置き去りにし、夜逃げしてしまったのだ」

「そんな……酷い……」

「だが、腐っても勇者と聖女の息子だったアンディは、その後アンドリューと名を変え騎士団に入団」

 ……なんて?
 今なんて!?
 アンドリューって聞こえたんですけど。
 聞こえたんですけど!

「様々な功績を得て、剣聖の名を勝ち取るまで成り上がったのだよ。 スゴい男だろう、君のお父上は。 彼はわたしにとって最も自慢できる親友だよ、はっはっは」

「はっはっは、じゃないんだけど。 え……? 父さんって勇者の息子だったの!?」

 あっ、しらなかったんだ、とでも言いたげな表情に俺は浮かせた腰を椅子に下ろして、項垂れた。
 とんでもねえ家系に生まれちまった……。
 どおりで剣聖や宮廷魔法師の名を持つ両親が、あんな辺境に住んでる訳だ。
 
「メリルは知ってたのか? 妙に落ち着いてるけど」

「いえ……教科書に載るほど有名なお方ですから名のある家系の生まれなんだろうなとは思ってましたけど、まさか勇者様の家系とは……」

 教科書に載ってんのかよ、父さん。
 超有名人じゃないか。 
 学園ではあまり親のこと話さないでおいた方が良さそうだ。
 騒ぎになるのが目に見えてる。

「と、とりあえずこの話はここまでにしましょうか! お父様もまだお話ししたい事がおありのようですし! ですよね、お父様!」

「うむ、そうだな。 そうしようか。 ……こほん、ではリュートくん。 そろそろあの件について詳しく教えて貰っても良いだろうか」

 あの件?

「なんの話ですか?」

「もちろん、娘を襲った山賊の件についてだ」

 ああ、なるほど。
 そりゃ気になるわな、自分の娘を拐った奴らなんだから。

「はぁ、別に構いませんが……あんまり話せることはないですよ。 目的を聞き出す前に殺しちゃったので」

「それは気にしなくても良い。 調べるのはこちらの仕事なのでな、娘が捕らえられていた場所さえ教えてくれたらこちらで調査しよう」

「……わかりました。 じゃあ後で詳しく教えますね」

「すまない、恩に着る。 ちなみに、君から見て奴らはどうだった?」

 どう……質問が抽象的だが、恐らくは規模や強さを知りたいのだろう。

「そう、ですね。 個人的な見解になりますけど、そこらの騎士よりもよっぽど強かったと思います。 なにしろあのラセルさんが押される程でしたから」

「ほう、君から見てもラセルは強いと思うかね?」

 ラセルさんは戦う前に俺が隠していた実力に気付き、模擬戦から身を引いた。
 それが可能な理由はただ一つ。
 相応の実力を身に付けているからに他ならない。
 少なくとも、うちの騎士団で最も強いルーク並みには強いと思う。
 
「強いですよ、かなり。 うちに引き抜きたいくらいです」

「フッ」

「君がそこまで買っているってことは、ラセルの実力は本物のようだな。 では、そのラセルが苦戦する相手はやはり……」

「はい、相当危険だと思います。 一応は殲滅しましたが、まだ背後に控えてないとも限りません。 警戒するに越した事はないかと。 奴らは多分、山賊じゃあない」

 俺の実力をよく知っているオークレイ家の三人とラセルさん、ローエンさんはその言葉に含まれた重みに押し黙る。
 当然だ、敵とはいえ俺がここまで評価することは滅多にないからな。
 誰もが奴らの危険性を認めざるを得ない。

「……承知した。 君からの忠告だ、素直に受け取ろう。 …………それでもし……もしも、私達ではどうにもならない事態になってしまった時なのだが……」

「あなた……」

「お父様……」

 愛娘と妻から冷ややかな視線で見つめられてオウル様たじたじ。
 流石に可哀想だ。
 助け船を出してやるか。

「もちろん、何かあれば協力しますよ。 きっと父さんも、同じことを言う筈です」

「リュートくん……ありがとう。 本当に君は、アンドリューによく似た良い男だ。 彼も跡継ぎが君のような子で鼻が高いだろうな」

「あ、あはは」

 だと良いんだけど。

「……あれ?」

 おっと、もうジュースが空か。
 料理も殆んど無くなったみたいだし、そろそろお開きかな。

「さてと、じゃあ僕はそろそろお暇しますね。 いい加減帰らないと父さんに大目玉くらいそうなんで。 もう遅いかもしれないですけど」

 と、立ち上がろうとした時。
 オウル様が突然こんな事を言ってきた。

「ん……? 泊まっていかないのかい? 泊まっていくものと思って、既にアンドリューに鳩を飛ばしてしまったのだが」

「え? そ、そうなんですか?」

 先にいってくれ、そういう事は。

「えっと、なら…………折角ですので、お世話になります」

「うむ、是非泊まって……」

「はいっ、是非泊まっていってください! この日の為に色々用意してありますから!」

「…………」

 おじさん…………!


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