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胸に下着を着けた上からメイド服を着た姿でフラフラと夜の王宮を歩いていく。
月明かりと壁に所々ある小さな灯り、その中を何かの気配がないか探りながら歩く。
「王族は子作りも仕事だからあんなに何度も出来るのかな・・・。」
身体能力が向上しているという話は何だったのかというくらい、あの後また何度も性行為をされて私の身体はフラフラで力が入らないくらいで。
「今魔獣が襲ってきたら倒せない・・・。」
そう呟きながら、王宮の1番端の塔へ。
1番厳重な作りになっている地下の牢に続く扉の前にいる騎士3人の前に立った。
「こんばんは。お仕事お疲れ様です。」
にこやかに挨拶をすると、3人の騎士はにこやかに返事をしてくれた。
「こんな所に何かご用ですか?」
「魔獣の様子を確認してくるようステル殿下に頼まれました。」
「ステル団ちょ・・・ステル殿下にですか?
我々が報告に参りますとステル殿下にお伝えいただけますか?」
「私は姿絵を描くのが得意ですのでステル殿下に頼まれました。
日が出ている間ですと他の者にも見付かってしまうので、この時間に行くようにステル殿下から頼まれましたので伺いました。」
そう言ってからステル殿下から持たされていた許諾証を3人の騎士に見せる。
「確かに、ステル殿下のサインですね。」
「ですが侍女の方を、それもこんなに可憐な女の子を入れるのも・・・。」
「大丈夫です!私は強いので!」
握り拳を作り笑顔を作ると、騎士3人が楽しそうに笑った。
それから1人の騎士が付き添い牢へと続く階段を一緒に降りていく。
降りても降りても一向に牢には辿り着かない。
騎士が持つ小さな灯りだけを頼りに階段を降り続けていると、やっと階段が終わった。
「あれ、もう交代ですか?
助かった~・・・。
ここにいると頭がおかしくなりそうですよ。」
小さな声を上げ、地下にいた数人の騎士達が安心した顔になってから私の姿を確認し、それから驚きた顔になった。
「何故こんな場所に侍女が・・・?」
「しかもこんなに可愛い女の子が・・・。」
「こんなに美しくて可愛い侍女なんていたか・・・?
名前は?」
「ルルです。
ステル殿下から魔獣の姿絵を描いてくるように頼まれました。
なので皆さんはまだ交代の時間ではありませんね。」
そう伝えたけれど誰もガッカリした様子にはならず、椅子を用意してくれた。
それから灯りを少しだけ強くしてくれ、いくつも並ぶ牢の1番奥を指差してきた。
「あれが魔獣です。
俺達はユンスと呼んでいます。」
他の牢よりも頑丈な造りで出来ている1番奥の牢。
そこには壊れているかのように静かなユンスがいて・・・。
そしてその牢のすぐ目の前には、いた。
「エリー・・・。」
ステル殿下の魔獣、エリーがいた。
月明かりと壁に所々ある小さな灯り、その中を何かの気配がないか探りながら歩く。
「王族は子作りも仕事だからあんなに何度も出来るのかな・・・。」
身体能力が向上しているという話は何だったのかというくらい、あの後また何度も性行為をされて私の身体はフラフラで力が入らないくらいで。
「今魔獣が襲ってきたら倒せない・・・。」
そう呟きながら、王宮の1番端の塔へ。
1番厳重な作りになっている地下の牢に続く扉の前にいる騎士3人の前に立った。
「こんばんは。お仕事お疲れ様です。」
にこやかに挨拶をすると、3人の騎士はにこやかに返事をしてくれた。
「こんな所に何かご用ですか?」
「魔獣の様子を確認してくるようステル殿下に頼まれました。」
「ステル団ちょ・・・ステル殿下にですか?
我々が報告に参りますとステル殿下にお伝えいただけますか?」
「私は姿絵を描くのが得意ですのでステル殿下に頼まれました。
日が出ている間ですと他の者にも見付かってしまうので、この時間に行くようにステル殿下から頼まれましたので伺いました。」
そう言ってからステル殿下から持たされていた許諾証を3人の騎士に見せる。
「確かに、ステル殿下のサインですね。」
「ですが侍女の方を、それもこんなに可憐な女の子を入れるのも・・・。」
「大丈夫です!私は強いので!」
握り拳を作り笑顔を作ると、騎士3人が楽しそうに笑った。
それから1人の騎士が付き添い牢へと続く階段を一緒に降りていく。
降りても降りても一向に牢には辿り着かない。
騎士が持つ小さな灯りだけを頼りに階段を降り続けていると、やっと階段が終わった。
「あれ、もう交代ですか?
助かった~・・・。
ここにいると頭がおかしくなりそうですよ。」
小さな声を上げ、地下にいた数人の騎士達が安心した顔になってから私の姿を確認し、それから驚きた顔になった。
「何故こんな場所に侍女が・・・?」
「しかもこんなに可愛い女の子が・・・。」
「こんなに美しくて可愛い侍女なんていたか・・・?
名前は?」
「ルルです。
ステル殿下から魔獣の姿絵を描いてくるように頼まれました。
なので皆さんはまだ交代の時間ではありませんね。」
そう伝えたけれど誰もガッカリした様子にはならず、椅子を用意してくれた。
それから灯りを少しだけ強くしてくれ、いくつも並ぶ牢の1番奥を指差してきた。
「あれが魔獣です。
俺達はユンスと呼んでいます。」
他の牢よりも頑丈な造りで出来ている1番奥の牢。
そこには壊れているかのように静かなユンスがいて・・・。
そしてその牢のすぐ目の前には、いた。
「エリー・・・。」
ステル殿下の魔獣、エリーがいた。
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