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遮光カーテンではない私の部屋のカーテンから朝日が差し込んでくる中、朝人と2人で裸になりベッドの上で向き合う。



「何で身体隠してるんだよ?」



「いざその時になると恥ずかしいし緊張してきた。」



「散々俺を誘惑してきて何言ってんだよ?
最近は毎日のようにほぼセックスもしてるだろ。」



「そうだけど・・・。
朝人は初めてじゃないから緊張しないだろうけど、私は最後までするのは初めてだし。」



私の言葉に朝人は意地悪な顔で笑い、私のことをベッドに優しく倒してきた。



「この瞬間にもイきそうになってる俺の下半身、セックスのブランクは約5年あるからな?
お前の中に入れた瞬間イくのは格好悪すぎだからめちゃくちゃ緊張してる。」



全然緊張しているようには見えないけれど、朝人のソレはいつも以上にピクピクと動いていてエッチな液が私のお腹に凄い垂れてきている。



「格好悪いのなんて今さら気にしないよ。
私の前で格好良い姿の時あったっけ?
・・・あ、私が吐きそうになった時に洗面器を持ってきてくれた時はちょっと格好良かった。」



「今度は両手で受け止めてやるよ。」



「それは汚いよ。」



「お前ので汚いものなんてねーから・・・。」



朝人がそう言いながら、私の顔にゆっくりと顔を下ろしてきて・・・



そして・・・



私の唇に、朝人の唇が初めて重なった。



「・・・ンッ」



それから私の唇を朝人の舌が一瞬で割り、私の舌に少しだけ触れた瞬間・・・



私のお腹に生暖かいモノが何度か勢い良く刺激してきたのを感じ、朝人の舌で舌を追われながらも見てみると・・・



「・・・んっ・・・あ、出ちゃったの・・・?」



朝人のソレから出たであろうモノが私のお腹についている。



「それは出るだろ・・・お前、旨すぎ・・・ハァッ・・・ヤバい、キスだけでマジでヤバい・・・。
舌・・・もっと出して・・・」



「・・・ンッ・・・ンッ・・・朝人、おまたの入口に当たってる・・・避妊・・・っ」



「あれだけ毎日のように煽ってきた奴が何の心配だよ・・・?
毎日毎日“このまま入れて”って言ってただろ・・・?」



「そうだけど・・・こうなったからには、ちゃんと順番・・・っ」



「千寿子の親、反対しそう・・・?
俺9歳も年上だしな・・・。」



「お父さんとお母さんはずっと心配してたくらいだから大丈夫・・・。
朝人と3年間毎日会ってて、朝人以上に全力を出せる相手を見付けるのは大変だって、それもあんな芸能人みたいな見た目の人でって・・・。」



「お前、頭も気持ちも強すぎるからな・・・。
俺以外の男にそんなことしたらお前が男のことを虐めてるだけに見えるからな・・・。
俺も“やめろ”って言ってたのによく止めなかったよな、俺じゃなかったらマジで会社に相談してたレベルだぞ?」



そう言って・・・



朝人のソレが少しだけ入ってきて・・・。



「全然慣らしてねーけど、いい?」



「私、初めてだからね?
初めては痛いんじゃないの?」



「毎日のように俺の指を3本も咥え込んでイきまくってた奴が何の心配だよ?
俺、もう無理、これ以上我慢するのは不可能。」



私の顔のすぐ上でそんなことを言ってきて、また少しだけ奥に進んできた。



それに覚悟を決めた時、朝人の動きが止まり・・・



私の目をジッと見詰めてきた。



「なに・・・?」



色っぽく顔を歪めながらも、私の目をジッと見詰め・・・



そして・・・



私の目に右手を伸ばしてきた。



め~ちゃくちゃ意地悪な顔で笑いながら・・・























「セックス中のお前の姿も様子も誰にも見せるつもりねーから。
俺、マジでガキだからな。
ガキの独占欲舐めんなよ?」




そんなことを言って、私の両目を塞いできて・・・




「─────────っっ」




真っ暗な中で私のおまたの中、その奥にまで大きな大きな圧で満たされた。
苦しかったけれど痛くはなくて・・・。
それどころか、めちゃくちゃ気持ち良いとだけは、分かった。



真っ暗な中でとにかくそれだけは、分かった。














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