91 / 202
6
6-1
しおりを挟む
翌朝
可愛いトップスにショートパンツ、そこに上着を羽織ってからスニーカーを履いた。
髪の毛はゆるく巻いてから可愛くまとめ、可愛いヘアアクセサリーもつけた自分の髪の毛を、2階の玄関で少し触りながら確認した。
それを確認してから扉を開け、まだ薄暗い世界へと勢い良く飛び出した。
そして、目指した先は・・・
「日曜日の朝5時にどうしたんだよ・・・?」
マンションのオートロックを開けてもらい、玄関の扉が開くと朝人からすぐに聞かれた。
ボサボサな頭にスウェット姿、黒縁メガネに昨日よりももっと伸びた髭。
ここまで髭が伸びた顔は初めて見た。
全然イケていない朝人の姿には笑ってしまいながらも言った。
「朝人、おはよう!!」
「おはよ・・・。」
「私をデートに連れていって!!!」
25歳になった私。
でもやっぱり大人っぽい見た目の女にはなれなかった。
朝人からも勿論大人の女として見てもらえることはないので、今日は“普通”に可愛い格好をして朝人の前に立った。
私に似合うであろう可愛い格好をして。
化粧も会社に行く時よりも可愛いめの化粧にしている。
気合い十分の私の姿を朝人が眠そうな顔をしながらも上から下まで見てきた。
何と言われるかドキドキしながら待っていると、朝人はボーッとした顔のまま小さく頷いた。
「はいはい、車な・・・。
車の鍵取ってくる・・・。
どこまで行くんだよ?」
「朝人はどこに行きたい?
今日は朝人の誕生日じゃん!!
だから行き先は朝人が決めてよ!!」
私の言葉に朝人は固まり、少し無言になってからまた口を開いた。
「デートの練習?」
可愛いトップスにショートパンツ、そこに上着を羽織ってからスニーカーを履いた。
髪の毛はゆるく巻いてから可愛くまとめ、可愛いヘアアクセサリーもつけた自分の髪の毛を、2階の玄関で少し触りながら確認した。
それを確認してから扉を開け、まだ薄暗い世界へと勢い良く飛び出した。
そして、目指した先は・・・
「日曜日の朝5時にどうしたんだよ・・・?」
マンションのオートロックを開けてもらい、玄関の扉が開くと朝人からすぐに聞かれた。
ボサボサな頭にスウェット姿、黒縁メガネに昨日よりももっと伸びた髭。
ここまで髭が伸びた顔は初めて見た。
全然イケていない朝人の姿には笑ってしまいながらも言った。
「朝人、おはよう!!」
「おはよ・・・。」
「私をデートに連れていって!!!」
25歳になった私。
でもやっぱり大人っぽい見た目の女にはなれなかった。
朝人からも勿論大人の女として見てもらえることはないので、今日は“普通”に可愛い格好をして朝人の前に立った。
私に似合うであろう可愛い格好をして。
化粧も会社に行く時よりも可愛いめの化粧にしている。
気合い十分の私の姿を朝人が眠そうな顔をしながらも上から下まで見てきた。
何と言われるかドキドキしながら待っていると、朝人はボーッとした顔のまま小さく頷いた。
「はいはい、車な・・・。
車の鍵取ってくる・・・。
どこまで行くんだよ?」
「朝人はどこに行きたい?
今日は朝人の誕生日じゃん!!
だから行き先は朝人が決めてよ!!」
私の言葉に朝人は固まり、少し無言になってからまた口を開いた。
「デートの練習?」
0
お気に入りに追加
18
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
ねえ、私の本性を暴いてよ♡ オナニークラブで働く女子大生
花野りら
恋愛
オナニークラブとは、個室で男性客のオナニーを見てあげたり手コキする風俗店のひとつ。
女子大生がエッチなアルバイトをしているという背徳感!
イケナイことをしている羞恥プレイからの過激なセックスシーンは必読♡
ミックスド★バス~家のお風呂なら誰にも迷惑をかけずにイチャイチャ?~
taki
恋愛
【R18】恋人同士となった入浴剤開発者の温子と営業部の水川。
お互いの部屋のお風呂で、人目も気にせず……♥
えっちめシーンの話には♥マークを付けています。
ミックスド★バスの第5弾です。
【R18】カッコウは夜、羽ばたく 〜従姉と従弟の托卵秘事〜
船橋ひろみ
恋愛
【エロシーンには※印がついています】
お急ぎの方や濃厚なエロシーンが見たい方はタイトルに「※」がついている話をどうぞ。読者の皆様のお気に入りのお楽しみシーンを見つけてくださいね。
表紙、挿絵はAIイラストをベースに私が加工しています。著作権は私に帰属します。
【ストーリー】
見覚えのあるレインコート。鎌ヶ谷翔太の胸が高鳴る。
会社を半休で抜け出した平日午後。雨がそぼ降る駅で待ち合わせたのは、従姉の人妻、藤沢あかねだった。
手をつないで歩きだす二人には、翔太は恋人と、あかねは夫との、それぞれ愛の暮らしと違う『もう一つの愛の暮らし』がある。
親族同士の結ばれないが離れがたい、二人だけのひそやかな関係。そして、会うたびにさらけだす『むき出しの欲望』は、お互いをますます離れがたくする。
いつまで二人だけの関係を続けられるか、という不安と、従姉への抑えきれない愛情を抱えながら、翔太はあかねを抱き寄せる……
托卵人妻と従弟の青年の、抜け出すことができない愛の関係を描いた物語。
◆登場人物
・ 鎌ヶ谷翔太(26) パルサーソリューションズ勤務の営業マン
・ 藤沢あかね(29) 三和ケミカル勤務の経営企画員
・ 八幡栞 (28) パルサーソリューションズ勤務の業務管理部員。翔太の彼女
・ 藤沢茂 (34) シャインメディカル医療機器勤務の経理マン。あかねの夫。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる